自国の兵士二人を失ったフランス…「旅行禁止無視」に仏批判の世論が殺到
自国の兵士二人を失ったフランス…「旅行禁止無視」に仏批判の世論が殺到
[ソウル新聞]
歓迎の人波はなく、固い表情で救出された国民を迎えたマークロング
仏外相「政府の勧告は必ず守らなければならない」
フランス人SNSに「刑務所に送れ」「罰金を取れ」
国内世論も冷ややか「国家が行くなと言うのに行ったのだから、死んでも何も言えない」
犠牲の仏兵士に対する哀悼の波「フランスの二人の英雄の冥福を…忘れない」
政府が旅行禁止区域に指定していたアフリカの危険地域へ旅行して武装勢力に拉致された後、軍の救出作戦の末に生還したフランス人に対し、現地で批判世論が殺到している。
かれらを救うために極度な危険救出作戦を行った特殊部隊員2人が命を失って、フランス人は無事に帰国した自国民に対して冷ややかな視線を送っている。
エマニュエル・マクロン・フランス大統領は11日(現地時間)、雨が降る中、パリ近郊のヴィラクーブレイク空港の滑走路に直接出かけ、専用機で帰還したフランス人男性2人と韓国人女性1人を迎えた。
外務・国防長官と軍合同参謀議長、外交安保首席秘書官を同行したマクロン大統領は、拉致後に救出された3人と握手したが、表情は固まっていた。
このような場所なら当然あったと思われる花輪の贈呈式や歓迎の人波も全くなかった。
マクロン大統領が重い雰囲気の中でかれらを迎えたのは、最精鋭の特殊部隊「ヒューバート特攻隊」の部隊員2人が救出作戦で戦死したからである。
アラン・ベルトンセルロ(28)上士とセドリック・デ・ピエールフォン(33)上士は、作戦の途中、人質がいる所から10m離れた地点で見つかり、人質の安全を憂慮して発砲せず、テロリストたちに駆け寄り、近接射撃を受けて死亡した。
今回の事故で命を失ったベルトンセルロ上士の父親のジャンリュック・ベルトンセルロは11日、フランスのRTLラジオのインタビューで、「息子はするべきことをした」とし「いつでも準備状態だった息子の人生は、良い終わり方ではなかったが、他の人のための任務を果たした。軍隊の精神を愛していた息子に重要なのは、ただ与えられた任務を果たすことだった」と熱心に心境を明らかにした。
救出されたフランス人二人、ローラン・ラシムイラス(46)氏とパトリック・ピーク(51)氏は、政府が旅行禁止区域に定めたところである西アフリカベナンの北部のブルキナファソ国境地帯に行き、去る1日、武装勢力に拉致された。
ここは自然景観が美しく、ゾウ、ライオン、カバなどの野生動物が生息している西アフリカの有名観光地で、2017年にユネスコの世界遺産に登録された。
しかしこの地域と国境地帯であるブルキナファソ南西はフランス政府が「レッドアラート」地域に設定し、旅行しないよう勧告しているところである。
テロ集団が活発に活動している危険地帯だからだ。
テロ集団が活発に活動している危険地帯だからだ。
フランス軍に一緒に救出された40代の韓国人女性は、どこでどのよう拉致されたのかまだ把握されておらず、速断するのは早いが、私たちの政府が旅行自制や旅行撤退を勧告した地域で武装勢力に拘束された可能性が小さくない。
私たち外交部もブルキナファソ南部を黄色警報(旅行自制)、北部をレッドアラート(撤退勧告)地域に設定している。
ジャン=イヴ・ル・ドリアン・フランス外相は、自国民が帰還する前にラジオ放送で「フランス国民2人がいたのはレッドアラート地域だった」とし「そこに行ってはならないという意味であり、行けば重大な危険を負うという意味」とと述べた。
彼はマクロン大統領の簡単な歓迎式が終わった後、生放送カメラの前に立ち、「国家の義務は、国民がどこにいても安全性を確保すること」としながらも、固い表情で「二人の軍人が死亡した。政府の旅行関連勧告は必ず守られなければならない。旅行会社も外務省勧告を真剣に受け止めなければならない」と強調した。
救出された人々のためにフランス人の批判論も高まっている。
ツイッターなどのソーシャルネットワーク(SNS)は救出されたフランス人を「刑務所に送れ」「罰金刑にしろ」や、彼らが戦死した将兵たちに哀悼の意を表したという報道に「自分たちのせいで命を失った軍人だ。口を閉じてろ」などの非難のコメントが殺到している。
パリ市民のアレクシーナ・リビエラさん(33)も、一部の旅行者たちの行動を批判した。
彼は「亡くなった軍人や家族を考えると心が痛い」とし「人々は航空運賃とホテル代を支払えば旅行する権利があると考え、問題が起きたら『自動的に』自分が助けてもらえるだろうと思っているが、それはまったく違う」と語ったと聯合ニュースは報じた。
続いて「軍隊は国の税金で運営しているもので、軽く考えてはならない」と強調した。
マクロン大統領は救出作戦中に犠牲になった将兵二人をたたえ、14日午前11時パリ市内の複合軍事文化施設のアンヴァリッドで追悼式を直接主宰する予定である。
国内でも韓国人の人質を救うため戦死したフランス軍人の哀悼と、救出された40代の女性に対する非難世論が沸き立っている。
インターネットポータルサイトなどには、「危険だから行くなという地域になぜ行って被害を与えるのか。罰金を払うか戦死者の家族に申し訳ない気持ちで寄付しろ」、「韓国人女性に重い罰金を与えて当然だ。国の勧告を無視して旅行するなと勧告された危険地域に行ったのだから死んでも何も言えない」、「戦士や軍人たちに哀悼の寄付を送りたいが方法がないのか」、「二人の英雄の冥福を祈り、韓国民は決して二人を忘れない」などのコメントが寄せられている。
引用ソース
https://news.v.daum.net/v/20190512061503043?d=y
https://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=081&aid=0002998195&date=20190512&type=1&rankingSeq=4&rankingSectionId=104
日本人が危険地域で人質になると「自己責任論」が浮上し、その「自己責任論」が批判されるけど、
私は「自己責任論」の噴出そのものはきわめてまっとうな世論だと思う。
韓国人のコメント
・私たちはフランスに借金しました。
亡くなったフランスの軍人の方々に感謝の意を表して冥福を祈ります。
共感12722非共感82
・旅行は楽しかったか?
帰国したら処罰しなければならない。
共感3465非共感138
・行くなと言われたら行くな。
兵士に何の罪があって、お前らのような人間を助けて死ななければならないのか。
私たちもこの際、旅行禁止国に行く者を処罰する法律を作らなければならない。
共感3241非共感4
・この女は生涯、フランスで、あなたのせいで死んだ兵士を墓石や磨いて生きろ。
共感1373非共感17
・危険地域と警告されているのに、自ら行って危険にさらされた国民は、兵士たちの命を担保にして助ける必要はない。
共感1215非共感7
・私たちも帰ってきたらその女性を問い詰めて、国の勧告を無視してこのようなことを起こした女性を処罰しなければならない。
共感1069非共感7
・国の恥さらしだ。
その女の国籍を剥奪し、フランスの刑務所にでも入れてください。
共感598非共感21
・国が行くなと言ってるところにあえて行って、惜しい20歳の青年が犠牲になった。
愚かだ。パスポートを取り上げて追放しろ。
共感469非共感4
・戦死したフランスの特殊部隊員の冥福を祈る。
共感282非共感0
・戦死したフランスの軍人にも申し訳ありませんね。涙
韓国人女性の入国を禁止しろ。
共感130非共感2
・今後、国が指定した禁止区域への旅行者は厳罰にしろ。
国会議員はこの法を立法化しろ。
共感52非共感1
・行くなという場所に必ず行って迷惑かける人間がどこにでもいる。
台風が来てるのに釣りに行って遭難する奴らとか。
本当にこういう奴らは助ける必要がないのではないか?
共感48非共感0
・優しく大事な息子二人を失った。
共感46非共感1
・韓国女の身元を公開しろ。
共感43非共感3
・その概念のない4人の命より、特殊部隊員2人の命のほうが価値があると思う。
共感32非共感2
・拉致された韓国女性の財産を差し押さえて清算して戦死したフランスの遺族にあげろ。
共感26非共感0
・金剛山に観光に行って、北の人民軍の銃によって死んだパクワンジャを思い出す。
パクワンジャの死によって、国は莫大な損害を受けた。
今もその後遺症で南北関係がデッドロック状態で、金剛山観光はもちろん多くの離散家族の面会もできないでいる。
共感32非共感7
・禁止された地域に旅行に行っての事故の場合は国は保護しないでください。
共感17非共感0
・パクワンジャ氏の事件を思い出しますね。
国が行くなという場所には行かないようにしましょう。
個人の逸脱が、国家間の葛藤や負債になる。
胸が痛む事件だ。
共感11非共感3
・その韓国女を拘束捜査しろ。
共感7非共感0
・その韓国人女性のパスポートを永久抹消しろ。
共感7非共感1
・若いフランスの特殊部隊員二人が犠牲になるなんて心が痛む…
考えのない人のせいで、これは何…
共感6非共感0
・日本旅行も禁止にする必要がありますね?ふふふ
共感12非共感7
・このような人は、身元を公開する必要があります。
恥を感じさせなければ、また同じことが繰り返されます。
共感5非共感0
・助ける価値もない。
惜しい命が失われただけ。
共感4非共感0
・40代の女性!
韓国に来れば刑務所に送りましょう。
共感4非共感0
・国が行くなという場所にあえて行って事故に遭った国民は、保護してあげる必要はない。
共感4非共感0
・旅行禁止国に行った人をなぜ救うのか!
死んでもほったらかしにしておけ!
共感4非共感1
・今後、旅行制限区域に行く人は、救出する必要がないと思う。
共感3非共感0