「子に墓の管理で迷惑をかけたくない」…日本で「墓じまい」が拡散

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「子に墓の管理で迷惑をかけたくない」…日本で「墓じまい」が拡散

【ソウル=ニューシス】キム・ヘギョン記者

日本では、最近祖先の墓を処分する「墓じまい」が広がっている。
墓じまいしなくても、雑草が成長して墓を覆ってしまう「荒廃墓」、持ち主が不明な「無縁墓」なども増加する傾向にある。

日本の厚生労働省の調査によると、日本で「墓じまい」を含めて墓を放棄する件数は、2010年度には約7万2180件だったが、2015年度は9万1567件で、5年で約2万件急増した。
最近日本のヤフーニュースが、最近広がっている墓じまいと荒廃墓、無縁墓などについて取材・報道した。

昨年12月、埼玉県さいたま市の墓地で墓じまいが行われた。
そのプロセスは簡単だった。
墓石をクレーンを用いて除去した後、その下に埋葬された遺骨壷を取り出してすべてだ。
その後、瓶の中に保存されていた遺骨は乾燥・粉砕し、海に分散した。
墓じまいを依頼した80代の男性は、「私の世代で墓をなくしてしまいたかった」「墓の管理で子に迷惑をかけたくないし、無縁墓地にするのも嫌だったので、墓じまいをすることにした」と述べた。
彼は続いて「墓じまいして墓が空っぽになったのを見て安心した」と述べた。

墓じまい後、遺骨は主に複数の人の遺骨が一緒に保管されている合葬墓や納骨堂に移したり、先の80代の男性の場合のように、粉砕した後で海や山に撒いたりする。
墓じまいコーディネーターの小西正道（38）は、「一日に3回墓じまいを進行する場合もある」として「墓じまい希望者が、最近の1、2年で増加が目立つ」と述べた。

世話する人がいなくて荒廃した「荒廃墓」も増加している。
熊本県人吉市に位置する共同墓地は、長い年月をかけて茂みに覆われた。
今は人が斧で茂みをかき分けてやっと墓石がかすかに見えるほどだ。 
2013年、人吉市当局の調査によると、当該市にある墓地には、合計1万5128基の墓があるが、そのうち42.7％が「無縁故の墓地」だと明らかになった。
世話する人がいない墓地が半分近くに達したのだ。

荒廃墓と無縁墓地の解決方法はないだろうか。
宮崎市は、この問題の妙案をすばやく用意した。
宮崎市は2年に渡って無縁故墓地防止のためのシステムを構想した。
その対策はまだ実行に移されてはいないが、構想は以下の通りである。

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無縁墓地と見なされる墓の前に看板を設置し、一定期間内に市当局に連絡がない場合、墓じまいする方法がまさにそれである。
その代わり「合葬墓」を設け、無縁墓地だと判明した墓の遺骨を単体で安置することで、当局による墓じまいをするわけだ。
また市営墓地では、墓1基当たり年間2000円（約2万ウォン）前後の管理費を徴収することにした。
市当局の墓地の草刈りや水道料金、ゴミ処理などの最低限のコストを分担するためだ。
宮崎市当局は、「管理費をいただかなければ、いつか運営が困難になる」とし「墓を使っている人を正確に把握するのにも有用である」と述べた。

第一生命経済研究所の小谷みどり（47）首席研究員は、葬儀や墓の問題を20年以上研究してきた。
彼女は今後、日本で無縁墓地は急増すると予想した。
小谷研究員は、「現在の60〜70代の方の場合、墓には両親や一緒に住んだことがある祖父母が安置されている」とし「それによる親密さでよく墓参りをしているが、核家族で育った子供たちの世代は、年間1〜2回程度しか祖父母に会わないなど親しみが落ちる」と指摘した。
これにより、今後墓参りする人が減少し、無縁墓地が増加するものであり、このような現象は一気に急増するだろうと予測した。
彼女は少子化が急速に進行する中で、従来のように墓を維持するのは難しいだろうと見通した。

日本の無縁故の墓地の急増を予想できるデータもある。
日本全国の男女600人を対象に、第一生命経済研究所が2009年に実施した調査によると、回答者の13.9％だけが、自分の将来の墓が「無縁墓地にならない」と予想した。
半分以上の50.3％の回答者が、自分の将来の墓地について、「いつか無縁墓地になるだろう」と予測した。

無縁墓地や荒廃墓を防止するためにはどうすればいいだろうか。
これに対して小谷研究員は、「友達同士や老人ホームの仲間たちと一緒に、血縁ではない人と一緒に合葬する方法がある」としながら、合葬した後、お寺や非営利法人、学校、施設、企業などが管理する方法があると説明した。

事実、このような動きは日本各地で広がっている。
鹿児島県姶良市の社会福祉協議会は、今から20年前の1998年、代わりに墓の世話をする「墓守サービス」を開始したが、墓守代行サービスの日本全国の先駆的存在だ。

墓守サービスを実施している市当局の担当職員によると、かれらは定期的に墓地を訪問して墓石を磨いて献花するなど、墓地を世話するという。
そして年1回程度、墓地の姿を撮影して顧客に送る。
市当局に墓守サービスを申請する顧客は、70％以上が鹿児島県外に居住していて、墓参りに来るのが難しい場合が大部分だということが分かった。

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墓守代行はここ数年で全国に広がっており、施行業者は市当局だけでなく、プライベート機関まで様々である。
大分県佐伯市の墓守代行会社「エバーグリーン」は、障害者を雇用して墓守代行業務をしている。
エバーグリーンは、10〜60代の障害者15人と職員5人が墓守サービスを担当している。
かれらの墓の管理の腕前が口コミに乗って、現在は年間契約件数が300件数を超えた。

しかし最近、日本の若者の中には、自分だけでなく、先祖の墓に無関心な傾向があり、今後日本で本格的に人口減少が進むと、墓荒廃、墓じまいなどの傾向を防ぐのは困難だと思われる。

東京に住んでいる男性（35）は「祖父母が亡くなった後で私が生まれたので、墓参りに行っても私が直接知っている方の墓はない」とし「懸命に墓参りをしていた叔母も亡くなって、両親も墓参りを熱心にしておらず、おそらく今ごろは祖父母の墓は荒廃しただろう」と言う。
彼は続いて「私のための墓も必要ない」として、墓なんかには関心がないと明らかにした。

引用ソース
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=104&oid=003&aid=0007727311







韓国人のコメント


・韓国の土地も狭いのに、その上に墓を作って…
草刈りも祭祀も面倒だし、自然の中で生まれて土で一握りの灰になるのが良いと思う。
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・死んでからどんな栄華を享受しようとして墓に執着するのか…
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・今後の韓国の話。
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・10年～15年後の大韓民国の姿だね。
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・日本は韓国より20年進んでいる国である。
直接来てみると感じる。
人一人一人も、先進国のメンバーにふさわしい。
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・高コストの葬儀、墓、遺骨保管、すべてつまらない。
ただ自然に戻るのが良い。
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・虚式虚礼にまみれた我が国の非合理な文化に示唆するところが大きいですね。
私たちも一日も早く儀式や葬儀をなくしましょう。
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・今、韓国の雰囲気も似ている。
若い人たちが墓の管理をするだろうか…
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・長男に無理やり任せる韓国はあんな姿を見習わなければならない。
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・結婚式も必要ない。
自分たち同士ただ暮らせばいい。
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・私は一握りの土に帰りたい。墓のような空間設置物をなくして、数枚の写真で追悼しても十分だと思う。
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・子孫のお金を奪わずに、すべて火葬して分散させて…
生者よりも死者のほうがより広い土地を占有せずに。
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・地球全体が墓地だ。自然に戻ればいい。こだわる必要がない。
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・とにかく日本は他人に迷惑をかけるのを嫌う国…
なのに韓国には迷惑をかける国…
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・葬儀文化、結婚文化、体面文化、祭祀文化をちょっとなくそう…葬儀も簡素に。火葬にして…結婚式も知っている人が集まって食事だけして…法事も過剰な食べ物の無駄がひどい…
私は儒教文化の中で体面文化が大嫌いだ…
人生も、他人に見せるために生きる人生のようだ…
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・塵になって…痕跡なく…消えるのが正しいと思う…
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・こういうものは日本に学ばなければならない。
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・地中で腐敗するよりも火葬するほうがいいと思う。
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・いいね。韓国もそうしよう。
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・韓国の法事も少し変わってほしい。
あまりにも虚式虚礼がひどい。
食べない食べ物が必要か？
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・高麗時代は仏教国で火葬してたのでお墓がなかったのに、朝鮮時代に入って墓がすごくできた。
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・納骨堂も必要ありません。
家で写真を見ればいい。
骨の粉の瓶にどんな意味があるのか。
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・骨まですべて燃やす火葬技術が必要である。
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・ぴったり20年後の大韓民国。
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・本当に賢い。
韓国も祭祀文化をなくさなければならない。
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・国立墓地から納骨堂に切り替えなければならない。
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・賢明な選択である。
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・私は、私が最も目上の人になったら、世相と合わない旧時代的な慣習と、子孫に迷惑をかける苦しい風習をすべて除去する考えである。
死ぬ前に必ずしなければならない課題だと考える。
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・名節…秋夕…法事…こんなものは時代に合わせてすべて消えなければならない！
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・死んだ人のために生きている人々が苦しむ韓国の祭祀文化も考えてみなければならない…
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・韓国もすでに無縁墓地が多くなっている。
政府は日本のような対策を立てなければならない。
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・役に立たない冠婚葬祭儒教文化をなくしてしまいましょう。
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・死ぬ前に親孝行するべきだ…
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・葬儀もなくせ！
すべてつまらないことだ。
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・このようなことはちょっと学ぼう。
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・もう儒教が真理ではないというのが証明されている。
男尊女卑、祖先崇拝、髪も親から受け継いだものなので毀損してはならないとしていたのが儒教思想である。
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・他人事ではないよ。
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・30年後の韓国の未来…日本は韓国より30年ほど前にいるから。
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・日本は真に賢明だね。
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・手ぶらで生まれて手ぶらで死ぬ。
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