(ユーモア)青瓦台発表内容の行間を読む
韓国が直面する可能性のある最悪の分かれ目

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから井戸の外のバンダービルドさん。

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(ユーモア)青瓦台発表内容の行間を読む

バンダービルド


<11日、大統領府公式発表>

「パククネ大統領が25日から来月1日まで、エチオピア、ウガンダ、ケニアなどのアフリカ3カ国をそれぞれ国賓訪問する。3カ国の歴訪を介して、私たちの企業の進出基盤を用意し、北朝鮮の核関連についての協力の確保も期待される。来月1日から4日までのフランス訪問を通して、両国間の経済、文化、教育、観光など様々な分野での協力を高める方法や、北朝鮮の核問題協調や国際的な懸案などについて、詳細な協議をすることになるだろう」


<行間の展開>

「来る26日から27日まで、日本で開催される主要国首脳会議(G7)は、北朝鮮の核開発に対する強い警告が声明に含まれるものと予想されるなど、韓国の安保と直接関連ある比重の高い国際行事で、韓国側の参加が当然で、日本側はパククネ大統領が招待に応じるかを事前に打診してくるなど関心を見せていたが、パククネ大統領がそのイベントの主人公となれないようなので、参加しないことにした。近い距離にありながらも、自分の仕事(北朝鮮の核)を扱う友好国の重要なイベントに韓国大統領が出席せず、韓国にとどまっていると見栄えが良くないと思って、アフリカ歴訪など日程を、その期間に合わせて実現することにした」


☞上記<行間の展開>は仮想


バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=135148&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*アフリカ3カ国とフランスへの歴訪、がんばってくださいませ。

ところでパククネさん、今こそ告げ口外交してはいかがでしょうか?

「日本の歴史認識のせいで東アジアの安保が脅かされているニダ!!」を期待してます。
「一貫した姿勢」を見せてくださいね~




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韓国が直面する可能性のある最悪の分かれ目

バンダービルド

 
米国大統領がベトナムを訪問した。
今後米国は、ベトナムに軍事兵器をほぼ制限なく輸出し、ベトナムは米国側に軍事基地を提供するという協力関係に本格的に出る形である。
両国間の協力の理由は、軍事的拡張を図る中国牽制のためである。

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域内のフィリピンもまた、ベトナムと共に対中国強硬派に属する。
フィリピンは日本から巡視船などの提供を受けて、中国牽制を本格化している。
マレーシアの場合は、昨年から米国側に軍事基地を本格的に提供している。
中国に融和的だったマレーシアだが、人工島の埋め立てなどを通じた中国の拡張主義攻勢に対して、これ以上は押されないという意志を表出したものである。
インドネシアはまた、中国艦艇の近くの海域への出没に対抗し、米軍との合同軍事訓練を推進し、中国牽制に乗り出している状況である。

このようにアセアン諸国が徐々に中国牽制に乗り出して、それなりに中国との関係が良好な国は、カンボジア、ラオス、タイ程度に過ぎない状況になった。
一言でいって、アジア圏は現在、米国と日本を中心に、オーストラリア、インド、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどのいくつかの国(ほとんどの国)が、中国牽制に乗り出している状況だと見ることができる。
もちろん根本的な原因は中国にある。
中国さえじっとしていれば何も問題がない状況なのに、一方的な膨張主義(防空識別区域の設定、人工島の埋め立てや軍事基地化など)性向を継続的に表わして、事態を悪化させてきたのだ。

ここで韓国の悩みは大きくなるしかない。
韓国はこのような域内の各国の共通の悩み(中国の脅威)を「見ていない」(「感じていない」?)というユニークなケースに分類される。
中国との関係だけを見れば、韓国は簡単に言うと、アジアにおいてカンボジア、ラオス、タイなどの部類(中国に好意的)に属する。

親中の韓国にとって最も有利な状況は、「中国がじっとしていてくれる状況」である。
しかし韓国のこのような期待にもかかわらず、中国は膨張主義性向を追求し続けているところだ。
もしそうなら、状況がこのまま続く限り、最悪の場合、韓国はもう一つの岐路に立つことになる。
今まで韓国は岐路において徹底的に中国寄りの決断をしてきた前歴がある(AIIB、サード、戦勝節、日本の集団的自衛権への拒否感など)。
しかし、もう一つの分かれ目は、以前のものとは比較にならないほど深刻な問題になる可能性がある。

もし中国が今のような軍事的膨張主義の歩みを継続した場合、アジア域内には、共通の悩み(ソ連の膨張主義)を有する西ヨーロッパ諸国がNATOを創設したように、共通の悩み(中国の拡張主義)を持つ国が集まって、軍事的協力を結成する可能性が排除できなくなる。 
「アジア版NATO」である。
現在、アジア各国の悩み(利害関係)は、「中国の脅威」だということを最大の共通分母に持っている状態なので、このような協力結成の可能性は徐々に大きくなっていると見ることができる。
今回の米国とベトナム間の戦略的関係の構築は、一つの前兆になるかもしれない。

一方で、「北朝鮮の核の脅威」を共通分母に持つ国は、域内では事実上韓国と日本だけである。
オーストラリアやインドをはじめとする他のアジア諸国は、事実上の利害関係が大きくない。
しかし、北朝鮮の核の脅威をめぐって、韓日間は、韓国側の抵抗感のせいで、韓日間の軍事的協力のようなものが消極的にしか行われていないので、米国が中間で介入して調整している状況である。
このように明らかな脅威の前でも、基本的な韓米日の共助でさえまと​​もにしない可能性のある状況なので、アジア域内で「北朝鮮の核の脅威」を共通分母とする広範な軍事的協力結成の可能性は、現実的に希薄であると見ることができる。

それでは有力な「中国膨脹主義に対抗するアジアの軍事結成体」がもし胎動するようになったら、そのような状況で、韓国は果たしてどちらの側に立つことになるのだろうか?
戦勝節の行事は一回限りで終わったが、軍事的協力会議(「アジア版NATO」)はほぼ恒久的に持続されるという属性を持つ。
韓国はこのような重大な岐路で、米国、日本、オーストラリア、インド、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどのほとんどの国が加わる「アジア版NATO」を無視し、もう一度中国の顔色を見て、「登録を留保(事実上の拒否)」する態度をとるだろうか?

韓国が中国の顔色を伺い、こういった協力への参加をしない場合、韓国は最悪の場合、アジアで孤立国と同様の道を歩む可能性が大きくなる。
このような悲劇がないことを望んでいるが、日本で開催される先進主要国会議(G7)で、中国の拡張主義を懸念する議題が取り上げられることにも負担を感じて、他国への歴訪に上がったのではないかという誤解(疑問)さえ受けかねない状況を見ていると、今日の韓国政府の過度な中国傾斜の歩みを勘案すれば、不安な気持ちにならざるを得ない。

韓国は賢明に行動しなければならない。
小貪大失(*小を得ようとして、かえって大を失うこと)してはならない。
今後の「小(中国)貪大(米国などの友好国)失」は、韓国の国家安全保障に不可逆的な損傷を与える可能性が高い。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=135156&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


韓国人のコメント


イムジョンムテ(ハンドルネーム)
良い文です。
しかし私たちは世界最大国との2000年以上の戦争で、私たちの固有の文化を守り、生存した民族です。
地政学的問題として、私たちは日本のように明確な立場をとることが困難です。
日本は日本の立場があるでしょうが…
私たちには私たちの立場があるのです…
核武装を通じた方法で自分自身を守るべきだと思います。


バンダービルドさんのコラム(一部)