韓国を訪れた「嫌われる勇気」の日本の作家「愛する勇気を持て」
(ソウル=連合ニュース)グォン・ヒェジン記者
「鳥が空を飛ぶとき、空気抵抗にぶつかる。時に空気抵抗があまりにも強くて飛ぶことができない時もある。しかし、空気抵抗がなければ鳥は飛ぶことができない。人間関係の悩みというのは、まるで空気抵抗のようなものだ」
「鳥が空を飛ぶとき、空気抵抗にぶつかる。時に空気抵抗があまりにも強くて飛ぶことができない時もある。しかし、空気抵抗がなければ鳥は飛ぶことができない。人間関係の悩みというのは、まるで空気抵抗のようなものだ」
昨年、韓国内で最も売れた本「嫌われる勇気」を共同執筆した日本の心理学者の岸見一郎と専門家の古賀史健は、「嫌われる勇気2」の意味を紹介しながら、このように述べた。
「嫌われる勇気」の続編の「嫌われる勇気2」の国内出版に合わせて訪韓した彼らは、先月29日、ソウル中区のインプルルエンショル出版社のオフィスで、聯合ニュースと会って、「対人関係なくして幸せになることはできない」とし、「嫌われる勇気2」の出版の背景を説明した。
オーストリアの心理学者アドラーの理論を基に、「幸福論」を説いた前作のメッセージは、「すべての人から愛されることはできないので、あまりにも人間関係に埋没してはいけない」に要約できる。
問題は、このような注文がまるで「人間関係を放棄して、一人で生きろ」というふうに受け入れられる側面もあることだと著者らは指摘した。
問題は、このような注文がまるで「人間関係を放棄して、一人で生きろ」というふうに受け入れられる側面もあることだと著者らは指摘した。
二人の著者は、「アドラーの考えが間違って伝わっているという物足りなさで、2冊目の本を書くことにした」と述べた。
当初は計画になかった2冊目の本は、そういった点で「愛と自立」をキーワードにして「幸せの実践的な方法」に焦点を合わせた。
二人の著者は、この
キーワードを導出するまで長い期間話を交わした。
キーワードを導出するまで長い期間話を交わした。
では、なぜ愛と自立なのだろうか。
アドラーは、人間は生まれながらにして一人では生きられないので、他人に依存したり、愛されたいという欲求に悩まされると解釈した。
また、こういった依存から脱して、自らを愛し、真の自立を成して、主体的に自分の人生を選択することが人生の最終目標だと述べた。
アドラーは、人間は生まれながらにして一人では生きられないので、他人に依存したり、愛されたいという欲求に悩まされると解釈した。
また、こういった依存から脱して、自らを愛し、真の自立を成して、主体的に自分の人生を選択することが人生の最終目標だと述べた。

本はこのようなアドラー心理学に基づいて、「すべての喜びも人間関係から来る」とし「愛する勇気を持て」と注文している。
「人間関係に埋没していてはいけない」という前作のメッセージとは多少矛盾するものではないかという指摘に、著者たちは、「すべての悩みは人間関係から来ているが、かといって人間関係を回避するようでは意味がない」と強調した。
古賀は、「父親に嫌いだと言ったからといって、子供が本当に父親を嫌いということではない。本当の好きではないなら、まったく言葉も交わさずに無視するのではないか」と述べた。
結局は、人間関係にこだわること自体、良い人間関係を結びたいという心が根底に敷かれているというのが彼の説明だ。
結局は、人間関係にこだわること自体、良い人間関係を結びたいという心が根底に敷かれているというのが彼の説明だ。
岸見は、「鳥が空を飛ぶとき、空気抵抗にぶつかる。時に空気抵抗があまりにも強くて飛ぶことができない時もある。しかし、空気抵抗がなければ鳥は飛ぶことができない。」とし「人間関係の悩みというのは、まるで空気抵抗のようなものだ」との見解を明らかにした。

続いて「恋愛を完成した段階からはじめたいといった誰かがいたが、お互いの心を確認しつつ、問題にぶつかったときに二人で力を合わせて乗り越えていく過程がなければ、恋愛が楽しいだろうか」と反問した。
著者たちはそれと共に、人間関係から来る困難を解消するためには、「相手の興味が何であるかを調べることから始めれば良い」と助言した。
例えば、会社の上司が好きではないなら、その人が好きなスポーツを調べることから出発するように。
そのスポーツをなぜ好きなのかを調べて、一度直接やってみたりすれば、その中から良い点を見つけることもあるという意味だ。
例えば、会社の上司が好きではないなら、その人が好きなスポーツを調べることから出発するように。
そのスポーツをなぜ好きなのかを調べて、一度直接やってみたりすれば、その中から良い点を見つけることもあるという意味だ。
さらに前作とは異なり、今回の本は韓国の読者たちの悩みも反映されている。
岸見が読者講演などを通じて韓国の読者と出会って、日本とはまた違う方向で本を読んでいるという事実を悟ったと述べた。
日本の読者は、会社での人間関係の処世術を習得するという用途でこの本を読んでいるとするなら、韓国の読者は親との関係に当てはめて考える傾向が大きいと著者は解釈した。
彼は、「韓国は、子供の頃から親に過度な期待をされて成長しているのではないかという気がする」とし「鳥が空を飛ぶときに受ける空気抵抗で考えた場合、韓国のほうがその抵抗が強いように思う」と話した。
古賀は、「昨年韓国で講演したとき、ある読者の方が『私も両親と上手くやりたい』と言って泣いていた。その記憶が鮮明で、本を書きながら、その方に捧げたい言葉も一部に入れた」と説明した。
彼は、「親との関係が良くない人なら、『私の母が暖かい人だったら、私は楽しく成長できたのに』と考える可能性がある。しかしアドラーは、このような場合は、『母親ではなく、あなた自身を変えなさい』と言う。この部分が韓国人の共感を引き出したようだ」と前作の成功の秘訣を分析した。

本は2月に日本で最初に出版された。
日本でも1カ月で30万部以上売れて高い人気を享受した。
日本でも1カ月で30万部以上売れて高い人気を享受した。
出版社は、国内では異例の地上波TV広告もする予定の中、続編が前作の人気を継続するのか注目される。
書店でのお取り寄せ注文は10万部を既に超えていることが分かった。
次に、「嫌われる勇気3」は出るだろうか。
二人の著者は、「今は予定にない」とし、「誰も分からないこと」と付け加えた。
二人の著者は、「今は予定にない」とし、「誰も分からないこと」と付け加えた。
著者らは、「この本が100年間ずっと読まれてほしいという気持ちで書いた。私たちがこの世を去った後も、新たな読者との出会いが続けばと思う」と希望を伝えた。
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引用ソース
http://media.daum.net/culture/book/newsview?newsid=20160501080106330
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=001&aid=0008371143&date=20160501&type=1&rankingSeq=4&rankingSectionId=103
*自己啓発本かー。
韓国人のコメント
・「嫌われる勇気」この本を一度は読んでみてください。お勧めします。
もちろん一度読んだからといって、他人の視線から自由になれるわけではないけど、それでも少なくとも読む間だけは、自分があまりにも他人の視線を意識しながら生きているのではないかという考えを持てます。
そして、もっと自分の生活に集中できる力を持った感じを受けました。
2はまだ読んでいないので何とも言えませんが、「愛する勇気を持て」はたぶんもっと難しいことだと思う。
誰かを愛したら、一定部分は自分自身を犠牲にする必要がありますから。
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・我が国では毎年このような本がベストセラーになる。
そのこと自体がおかしい。
共感2非共感0
・悪口を言われたほうが長生きするらしいけど?
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・個人的に最も敬遠するのが自己啓発の本なんだけど、
この日本の作家が書いた自己啓発の本は気になりますね。
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・これ、図書館に並んでる…ふふ
本を買うか市立図書館で借りて読まなければならないですね。
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・韓国人の法廷偽証の割合は日本の30倍だ。
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・↑虚偽事実です。
日本の857倍です。
30倍どころじゃない。
・↑何なのこれ…
・韓国において自己啓発書は人気のアイテムの一つだ。
そして日本人が書いた本は、特に韓国とぴったり合致する面が強い。
私は韓国人が書いた本は読まないが、日本人の本は読むべき価値がある。
まず、ディテールからして違うからである。
日本人は、人間の外的なものだけを見るのではなくて、内的なものにさらに重点を置くので、人間心理描写が細かくて繊細で、誰でも読んで共感できる。
でも韓国人の本にはそういうものがない。
細かい気配りやディテールでは、日本に追いつけない。
彼らは生まれながらにして観察が重要だと考えている。
いつも心の中に「なぜ?」を抱いて生きる種族である。
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・↑基本的には日本をとても嫌いです。
しかし緻密さは認めなければならないと思う。
歴史的に緻密に韓国に飛びかかってきたが、その他情報収集の面では日本を学ばなければならない。
端的な例がハメル漂流記だ。
ハメル漂流記には、韓国人はハメルに何も聞かず、なぜハメルが日本に行きたがっているのかも知ろうともしなかったという。
逆に日本でハメルは、韓国の事情はどうかなど、その他あれこれ根掘り葉掘り質問されたという。
・↑韓国は外見と容貌だけを見る…
そうして結婚して離婚されて裏切られて。ふふふふふふ
友人関係もそうだ。
日本はノーベル賞24個、韓国はノーベル賞0個。これだけ見ても分かる。
・ 私の考えと類似点がある。
人生の喜怒哀楽は人間関係からくる。
自分自身のことに集中しよう。
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・その人が書いた本、買ったけど良かったよ。
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・普段の考えを整理して、価値観を立てることができた本です。
ありがとうございました。
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・他の慰労中心の本とは違って、この「嫌われる勇気」という本は、何か大きな悟りを与えてくれた本だった。
読めば読むほど気持ちが裏返る感じ?
「あなたはこのために苦しい」「あなたはこのために疲れている」と書かれてるんだけど、退屈さがなくて、驚きがあった。
最近、心理的な慰労本が多すぎて、読んでもあまりにも退屈だが、この本は本当に自分がなぜ社会の主体なのかを分からせてくれる本である。
本当にぜひ読んでみてください。
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・基礎哲学や純粋学問が強い日本なので、シンプルだけど興味深い本だった。
韓国の自己開発本はあまりにも分かりきった内容だけで面白くないんだ。
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・ただイエスを信じなさい。
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・ルックスでどうこう言いたいわけではないが、写真で見るこの作家のイメージは、知性的というよりもいじめられっこのイメージだ。
嫌われる勇気というタイトルが訳もなくでてきたわけじゃなさそう。
共感3非共感4
・間違いを犯した先祖について、子孫が責任を負う必要があるのか?
連座制のある国でもないのに。
日本人に生まれたくて生まれたわけじゃなし。
朝鮮人に生まれたくて生まれたわけじゃなし。
憎む理由なんてない。
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・↑単純だな。
あなたのIQは二桁か?
・↑これが朝鮮人の問題だ。
私は私の考えを述べただけなのに、なぜお前に非難されて嘲笑されなければならないのか?
考えが違うからといって、なぜ馬鹿にするんだ?
・日本の歴史歪曲について、嫌われる勇気…みたいな話なのかと思った…
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・ところで日本信者は男女問わずなぜブサイクか?
同質感を感じるからか?
共感8非共感7
・↑ハル…反論不可だ。
・日本人はひざまずいて謝罪する勇気を持ってください。
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