不幸な過去の露出にエネルギーを使うのをやめよう
国内審査も通過できなかった「ユネスコ登載目的の反日資料」

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから井戸の外のバンダービルドさん。

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不幸な過去の露出にエネルギーを使うのをやめよう

バンダービルド

国史編纂委員会が約50億ウォンかけて、2017年から2025年までに、毎年3~4冊ずつ、合計30冊に達する「慰安婦資料集」を編纂することにした。
編纂されたデータは、全国の大学や公共図書館などに備えつけるという。
残念な現実である。
良かった過去のことでもなく、事実上、韓日間の外交問題が上手く解決できないので、腹いせとして推進する雰囲気がありありと見えるからだ。

このようにして編纂された「慰安婦資料集」を見て、韓国人はどのような感情を持つようになるだろうか?
おそらく、隣国への憎しみと復讐の誓いのような感情を持つようになるだろう。
そうでなくても現在「過度な反日」状態なのに、このままでは今後「さらなる過度の反日」になる可能性が高い。
さらに懸念されるのは、自由民主国家に所属する大韓民国が、共産国家や左傾勢力がいつも使っている「憎悪誘発」手段にこんなふうに頼っているという現実である。

いくら相手(日本)が気に入らなくても、事案に応じて慎重に行動する必要がある。
韓国は被害者の立場だが、「国を奪われて、若い女性が性的苦痛を受けた」という事案は、その性格上、民族の誇りとも繋がっている。
いくら相手を非難する材料として良いものであっても、自らの自尊心に傷がつく事案は、なるべく避けるのが常識的理性である。
しかし残念ながら、慰安婦の件と関連して韓国が示す姿は、「常識」と「理性」からは距離がある状態だ。

この事案(慰安婦)は、いくら上手くアプローチをしても、大きな賭けに出ても、私たち韓国が最終的に得ることができるものは、「日本が悪い」ということを広く広報する「否定的なもの」以外何もない。
一方でこの事案の発生に比例して発生する「韓国人の自尊心の毀損」と、日本での「嫌韓拡散」と「本格的な反論の提起」などの副作用は、非常に大きいのが現実である。

世の中には、現在と未来を生きる人々の自尊心について考えて、なるべく埋めておく(隠しておく)べき部分が存在する。
いくら悔しくて恨めしくても、「自尊心」と、より良い「未来」について考えて、むしろ被害者側が自ら望んで隠し、そのまま時間が過ぎるのを待つ場合が、現実的には結構存在するのである。

しかし率直にいって、韓国はあまりにも特殊だ。 
「自尊心」もないのか、過去に被害にあったことを、しかもきまりの悪い「性的事案」を、羞恥心もなく、自分で広く大々的に報じている。 
「自尊心」や「羞恥」のようなものを当初から知らない民族なのか、「自尊心」や「羞恥」のようなものが基本的にはあるのに、相手(日本)に向けた憎悪がひどすぎて、こういったもの(「自尊心」「羞恥」)を振り返る余裕が全くない状態なのか、このどちらかに該当しそうだ。

大の大人(OECD世界11位の経済大国)が、幼かった時に、自分に力がなくて殴られた不幸な出来事を、今だにあちこちを歩き回って言いふらして回る姿を見れば、人々は最初は同情して呼応してくれるだろうが、最終的には完全に飽きてしまうだろう。
過去の不幸なことを露出することにエネルギーを使うのではなく、未来を心配することにエネルギーを使わなければならない。
これは、国格とも関連する問題である。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=131987&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1

*慰安婦問題は現状、「一歩も譲らず、事実を訴えつつ、長期化させること」が日本としては最も望ましい展開だと思います。
はやく解決させようとするのは愚策。


韓国人のコメント


・必要に応じて研究して、本も作っていかなければならないと思います。
ただし、慰安婦像を他人の家の前に置く行為はやめなければ。


未来指向(ハンドルネーム)
資料集ができれば、次はユネスコ記録遺産登載を試みるのでしょう。
何だか言葉が出てきません。

【韓国の反応】韓国人「米国は韓国を信用しない」「韓国KF-X、米国は核心的な4技術だけでなく、残り21以上の技術移転も未定だと判明」






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国内審査も通過できなかった「ユネスコ登載目的の反日資料」

バンダービルド

政府がユネスコ登載を推進する、いわゆる「日帝強制動員記録物」が、国内審査も通過できなかったことが分かった。
文化財庁の関係者は25日、「日帝強制動員被害記録物は、被害者の口述資料が中心な​​ので、この状態で提出したら登載が難しいのではないかという意見が多かった。今年、中国が申請した慰安婦関連資料が脱落したことも影響を及ぼした。今後、中国などの他の被害国と連帯し、共同登載を推進する案も検討する必要がある」と明らかにした。

一言でいうと、客観的な証拠が不足していたので、審査から脱落したという話だ。
これまで「日帝の強制労働」などを非難して実態を暴くことにいつも邁進してきた韓国の現実を勘案すると、まだ客観的証拠を確保していないというこのニュースは意外である。 
26日の朝鮮日報は「ユネスコの敷居も踏めなかった日帝強制動員資料」という「審査脱落」の記事で、これに関連して、以下のように書いた。

「…しかし、世界記録遺産をめぐっては、東アジアの「歴史戦争」がエスカレートする中、政府があまりに安易に対処したのではないかとの指摘もある。
論争は日本側が先に戦いをしかけてきた。
日本は今年7月、朝鮮人強制徴用があった長崎県の端島(軍艦島)など産業施設を世界文化遺産に登録した…」

バランス感覚と事実の追求を優先しなければならないマスコミが、審査で日帝強制動員資料が脱落したことについて、「あまりに安易に対処したのではないか」というふうに不満だけを表出し、日本側が「明治日本の産業革命遺産」を登載したことについて、「論争は日本側が先に戦いをしかけてきた」というふうに結論づけた。
おそらく朝鮮日報は、「証拠不十分」な状態でも、無条件に(ユネスコ登録を)押さなければならないという考えを持っているようだ。
そして、日本が登載した「明治産業革命施設」について、「徴用」の占める意味を客観的に見たとき、副次的な比重でしかない。
日本の近代化に主眼を置いた登載だったのに、朝鮮日報はまるで日本が韓国を念頭に置いて挑発したというふうに書いているのである。

併せて、朝鮮日報が記事と一緒に掲載した写真の「朝鮮総督府が朝鮮人に送った手紙」を見れば、基本常識と理性を備えた人でなら、誰でも当時の実際の状況を推し量ることができる。
朝鮮日報は写真と共に、以下のような説明をつけた。

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「1941年10月1日、朝鮮総督府が強制動員した朝鮮人に送った手紙。『逃亡することなく、故郷の家族のため、産業戦士として働きなさい』という内容である/「小さく割れたその日の記憶」からの抜粋」


これによって分かるのは、当時徴用された朝鮮人たちが、「勤務地を離れて逃亡することが多かったという可能性」である。
逃げる者がいなければ、朝鮮総督府という当時としては「権威ある」機関が、あえて手紙の中で「逃亡」のような表現を使う理由などなかっただろう。
逃亡する朝鮮人が多かったというのは、「しっかりした強制労働」の形ではなかったという可能性をむしろ暗示している。
もししっかり強制労働させていたなら、逃亡なんて夢に見ることもできなかっただろうから。

反日に満ちた韓国内での審査(ユネスコ登載用)でさえ通過できないほど「証拠不十分」な状態だという現実は、これまで多くの韓国人が信じて疑わなかった「日本の蛮行」(「強制労働」「強制連行」など)というものが事実なのか、膨らませたり、必要以上に誇張された側面があるのではないか、それを考えさせる。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=132002&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


>>反日に満ちた韓国内での審査(ユネスコ登載用)でさえ通過できないほど「証拠不十分」な状態だという現実は、これまで多くの韓国人が信じて疑わなかった「日本の蛮行」(「強制労働」「強制連行」など)というものが事実なのか、膨らませたり、必要以上に誇張された側面があるのではないか、それを考えさせる。

残念ながら韓国人はそういう発想をしませんね。
↓こういう発想をします。


【韓国の反応】悔しがる韓国!日帝強制動員資料がユネスコに申請できない!「被害者の口述が主体なので登録が難しい。もっと資料を補完して客観化し、それから申請する」


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