また、OECD 1位…最悪の自転車事故死亡率

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また、OECD 1位…最悪の自転車事故死亡率

「自転車道」が「事故道路」になった理由

会社員のイ某（44）氏は昨年、会社がソウル上岩洞に移転して、大きな夢を膨らませていた。
普段自転車で通勤する人々を見て、内心羨ましく、会社と家の距離が近づいて、自転車通勤が可能になったからである。
しかし彼の夢は、自転車通勤が実現された初日に破られた。 
3月末にイ氏は、自転車通勤初日に事故で顔の頬骨の前方と横の両方が骨折して、全治8週間の怪我を負った。

事故の顛末はこうだった。
イ氏は夜勤を終えて、夜12時に自転車に乗っていた。
ヘルメットを使うと髪が乱れるのが嫌で、ゴーグルだけ使った。
カヤン大橋の上で、自転車・歩行者兼用道路に乗った。
街灯は、車だけを照らしていた。
自転車・歩行者兼用道路は、道路の状態が見えないほど暗かった。
彼が兼用道路の上を真ん中まで走った時だった。
強い衝撃に自転車が転覆し、体が宙に浮かんだ。
高く浮かんだ体が、川側の保護手すりに強く打ちつけられた。
もう少しで手すりを越えて、川に落ちるところだった。
体はすぐに床に投げ出された。
鈍い音と共に、顔が先に地面にぶつかった。
つけていたゴーグルが緩衝作用になったが、衝撃によって5分間起きられなかった。
我に返って起きると、つぶれたゴーグルと自転車ヘッドライトが見えた。
痛みが激しい中、何につまずいたのかを確認した。
街灯に電力を供給する電線のプロテクターが出っ張りとなっていた。
右側に設置されるべきだった街灯が、左側の道路に配置されていたので、平らでなければならない兼用道路に先のとがった出っ張りが位置していたのだ。
出っ張りの高さも15㎝と高かった。
しかし、事故の直前まで、彼は出っ張りを全く発見できなかった。
自転車道路だと思って安心して走っていたことが、大きな事故につながった。
担当区役所に電話して抗議をしてみようかとも考えたたが、自分の不注意のせいにすることにした。
その後、彼は自転車通勤の夢を完全にあきらめた。

イ氏のように、自転車での通勤を希望する人には、周辺で難なく会うことができる。
国内の自転車利用者数も1200万人時代だ。
わずか700万人だった3年前と比較すると、素早い増加傾向にある。
ソウル市も自転車を既存の「レジャースポーツ」から通勤などの「生活スポーツ」として定着させるという趣旨で、10月15日から汝矣島、上岩、新村、聖水、四大門の中などの5つの地域で、1200台の公共自転車レンタルシステム「タルンイ」の運営を開始した。

しかし、このような自転車利用者数の増加とは対照的に、自転車の安全対策は不十分な実情である。
韓国はOECD加盟国の中で、自転車事故による人口比死者数が最も多い。
自転車事故で死亡する人が、毎週一人の割合で発生する。 
10万人当たりの死亡者数が4.1人で、OECD加盟国の中で自転車の死亡者数が最も少ないデンマーク（10万人当たり0.6人）と比較すると7倍多い。
何よりも、事故発生頻度数が急激に増加している。 
2010年には1万1259件だった自転車事故の数が、2014年に入ってから1万6664件発生した。 
35％の増加率である。
取材の過程で出会った一人の女性の自転車会の役員が、「周辺に自転車事故で大きく傷ついた知人が増えていて、サイクリングを勧めたのが悔やまれる」と述べた。
なぜ死亡まで至る自転車事故が、唯一韓国で多く発生するのだろうか？

自転車事故のほとんどは、首都圏で発生する。
全事故の発生件数のうち38～44％を占めており、自転車事故による死亡者数の25～35％を占めている。
このうち、ほとんどの事故は、道路上での車と自転車の衝突が原因で発生する。
過去3年間の事故発生数8432件（死亡79人、負傷8238人）と、全体の1万504件のほとんどを占めている。

記者は首都圏市内で行われている危険サイクリングを体験してみるために、去る10月9日と16日、二日にかけて漢江の自転車道路と「タルンイ」を施行するソウル上岩洞一帯を自転車に乗って走ってみた。
道路交通法に基づいて、最も右側の車道を利用して自転車に乗った。
多くのドライバーが知らない事実の一つが、道路上での自転車は、道路交通法に基づいて「車」に分類されるということである。
歩道の歩行者も、ほとんどがこの事実を知らない。
歩道の上に自転車の形が描かれている自転車兼用道路や自転車専用道路がないなら、車道で自転車に乗らなければならない。
車道で自転車に乗るのは合法である。
この時、歩道で自転車に乗るのは違法である。
歩道では自転車に乗らず、押して歩かなければならない。


歓迎されない道路上の自転車

車道で自転車に乗ることは法的に何の問題もない。
問題は、怖くて乗るのが難しいという点である。
自転車だけが利用できる専用車道ではないため、通過車両と自転車の間隔が狭すぎるのだ。
特にバスが横からぴったりついて通り過ぎるとき、自転車がひどく揺れた。
安全のために歩道にさらに寄って走ったが、違法駐車された車両が頻繁に前を遮って、これも容易ではなかった。
乗客を乗せようとして歩道にアクセスするタクシーも脅威に感じられた。
速度が遅い記者の自転車を追い越す車両とクラクションを鳴らす車両によって、最終的に車の走行を中断しないわけにはいかなかった。

自転車同好会を通じて自転車のライディングを楽しんでいるカン某氏は、50代の主婦だ。
彼女は普段から車道を走っているが、「なぜ自転車が車の道を走ってるのか」と叫ぶ運転者に頻繁に遭遇する。
一人でライディングをするときはもちろん、大勢でライディングをする時も、乱暴にせまるバスが常に大きな脅威に感じられた。 
5年前に事故が発生した日、Aさんは植物園に行くために自転車に乗った。 
2車線車道には、Aさんとバスが並んで停止信号を待っていた。
信号が変わっていない状態だったが、バスは右車線で待機していたAさんのことを気にせずに右折して、バスの胴がAさんを倒した。
衝突が発生した後、バスが止まったので2次事故は発生しなかった。
幸いなことに、Aさんは、わずかなアザだけで、病院に行かなければならないほどの怪我はしなかった。
しかし、ややもすると、バスの後輪に轢かれたり、倒れて脳震盪を起こす可能性のあった危険な状況だった。

カン氏と同じグループにいたチョ某（53）さんも、車との衝突によって大きな事故に遭った。
彼は自転車専用道路を走っていた。
自転車専用道路には、歩行者や車は入ってはならない。
車道と歩道を区分する棒が設置されているところもあるし、ないところもある。
チョさんの場合、保護帯まで自転車専用道路だった。
しかし、乗客を降ろすため、自転車専用道路にぴたっと寄せたタクシーが問題だった。
単なる駐車されている車だと思っていたチョさんが、タクシーを追い越そうとした時だった。
保護帯の間で突然車のドアが開き、自転車道にいたチョさんと衝突した。
チョさんは脊椎骨折して3ヶ月以上も病院に入院しなければならない重傷を負った。 
3年前に発生した事故だが、チョさんはまだ自転車に乗れずにいる。

歩道と共にある自転車兼用道路も危険については同じだ。
自転車が歩行者とぶつかった場合、交通事故に分類される。
なので、記者が体験のため自転車・歩行者兼用道路を走ったが、兼用道路上にいある歩行者に特に注意する必要があった。
兼用道路を占領した歩行者のため、5～10m程度走るごとに停止を繰り返した。
自転車兼用道路の上を歩く歩行者のほうが、一般歩道を歩く歩行者よりも多かった。
自転車兼用道路の歩行者の中で、自分が歩いているところが自転車も走れる兼用道路だということを認識している人はほとんどいなかった。 
3歳の女の子を抱いていたソウル市恩平区の住民Bさんは、「子供を抱いて歩いている途中、自転車とぶつかって子供が怪我をすればどうするんですか。なぜ兼用道路を歩くのですか」という質問に対して、「自転車道だということも知らなかった。標識でも必要なのではないか」と反問した。
自転車兼用道路を表す標識は、道路上の自転車の形の白い絵が唯一だった。

車道と完全に分離された漢江自転車道路はサイクリングが容易だったが、やはり安全でないという感じがした。
蚕室地区から盤浦地区まで約15㎞を走行した。
約3m幅の2車線の自転車道路はやや狭い感じがした。
ソウル市は自転車専用道路の幅を「1.5m以上」と規定しているが、場合によっては「1.2m以上」で設備することを許可している。
ここの場合、全体の自転車道路の幅は3m以下に過ぎない。さらに、このような自転車道を走れる自転車の規格として幅0.7m、長さ1.9m以下、高さ1.0mを適用しているが、自転車の規格に違反したからといって、処罰できる規定が存在するわけではない。
なので、規格を超える大きな自転車が、狭い自転車道を走ると衝突事故を起こす可能性がある。

狭い道路だけではない。
ヘルメットとサイクル服装を備えた自転車利用者の高速走行も、やはりかなりの脅威である。
漢江の自転車道路の制限時速は20㎞だ。
しかし多くの自転車が、これよりはるかに速く走っているという感じがした。
天気が暗くなると、ヘッドライトをつけた自転車とつけてない自転車が、混雑して走っていた。
ヘッドライトのない自転車が前に来ると、視界の確保が難しく、ドキッとした。
さらに、歩行者道路とも隣接しており、漢江の散歩道に近づこうとする歩行者が、自転車専用道路を横切る場合もあった。
踏切でも、何の標識もない状況で、突然飛び出す歩行者と走る自転車が衝突するおそれがあった。


自転車の安全関連の責任部署がない

問題は、自転車の利用者は増えているのに、自転車利用者の安全と直結される専用道路や設備、歩行者と自動車運転者に対する教育など、何ひとつまともに準備されていない点である。
これを執行できるコントロールタワー自体がないのも問題として指摘されている。
記者は、道路建設や管理などの交通に関する国会の意思決定機能を実質的に実行する国土交通委員会に連絡した。
道路上の自転車道の担当者との接続をお願いしてみると、二輪自動車の担当者のカン・デフン副理事官が電話を受けた。
彼は「道路交通法上、自転車は道路の上を走れるが、国内の道路は車を基準に設計している」と述べた。 
「自動車だけを考慮して作られた道路の上を、自転車が走るのは危険ではないか」という記者の質問に「そうだ」という回答が帰ってきた。
また彼は「自動車安全管理法と自動車安全基準に自転車は含まれていない」とし「自転車の安全に関する問題は、よく分からない」と話した。
国土交通省、国民安全処、行政自治部のそれぞれの部門（先端道路環境と、生活安全改善と、住民生活環境と）と連絡を取ったが、「自転車の安全事故に関連する問題は扱っていない」という回答が帰ってきた。
自転車の活性化を担当する行政自治部や道路交通関連の立法を担当する国土交通委員会なのに、自転車の安全のための対策や専門知識が何もないように見えた。

自転車道は、自転車専用道路、自転車・歩行者兼用道路、自転車専用車路に分けられる。
しかし、落ち着いた自転車のためだけの「自転車専用道路」は、首都圏で見当たらない。
首都圏で簡単に見ることができる「自転車専用車路」の場合、車道に自転車を運べるようにはしているが、いつも車の脅威を受ける。
スペースが許せば自転車専用車路の仕切りを設置しているが、ごく少数だ。
また、歩行者が歩く歩道に引かれた「自転車・歩行者兼用道路」は、事実上歩行者が占領しており、歩行者も自転車利用者も両方が不快な作りだった。
自治体は、自転車政策を担当するコントロールタワーも、専門知識もないように見える。
道路設計は自動車のためだけに作られ、道路交通法の担当者も自転車に対しては「とぼけ」で一貫している。
ここに「自転車生活化」という矛盾する政策がかぶさって、市民の安全を脅かしているのである。

国内の実情上、自転車安全教育や問題提起は、自転車利用者自らが作った非営利団体や自転車トレーニング会社が引き受けていると見ても過言ではない。
自転車初心者のための10年以上の自転車トレーニングを実施している釜山MTBランド代表のキム・ジンホン氏は、自転車安全教育の緊急性と自転車政策の準備の重要性について次のように述べた。 
「韓国の自転車利用者数は増えているのに、政策を作る人々が正しく対応していない。自転車道を作ったてから10年過ぎたが、これを適切に管理さえしてない。作った自転車道路が老朽化し、路面が割れてでこぼこしていて、自転車道かどうかを確認することもできない場合もあります。少なくとも自転車道という表示だけでもしてこそ、人々が分かるのではないでしょうか？」

彼は「市民の自転車の安全に対する意識教育が非常に不足している状態」とし「子供の頃から自転車の市民意識を育てて、安全教育を着実にする必要があるし、それでこそ自転車生活化を達成することができる」と述べた。
また彼は、「ほとんどの自転車交通事故は、自動車との衝突で発生する」とし「安全のため、車と自転車が道路を確実に分けて使わなければならない」と主張した。
最初から自転車だけが走れるところが確保されてこそ、根本的に安全な自転車利用が可能だという説明だ。

引用ソース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=053&aid=0000020966&date=20151102&type=1&rankingSeq=3&rankingSectionId=103



韓国人のコメント


・ただOECD脱退しよう。
そこにいるレベルじゃないね。
共感5069非共感135

・↑いたずらではなくて、本当に悪いものでほとんど1、2位。
韓国がoecd平均を削り下げてる。

・↑OECDで韓国よりも大引けの国はあるよ。
トルコとメキシコもOECD加盟国だから。ふふふ

・↑OECDから韓国が除外されると、腐敗天国のイタリア、景気後退の甲日本とギリシャ、議論する価値もないメキシコやトルコが困る。ふふふ

【韓国の反応】トルコ野党代表が韓国を侮辱、韓国炎上「兄弟国トルコはもう兄弟国じゃない！」

 
・何でもいいので良いもので一つぐらい1位はないのか？エヒュ
共感1769非共感70

・↑医療サービスと治安？

・↑インターネットの速度だけ。

・↑チキン屋の数。

・↑大学進学率とインターネットの速度。

【韓国の反応】韓国が超高速インターネット普及率ランキングで続落、日本にも負ける


・チョン・モンジュン・ジュニアの勝利…
共感1654非共感291

・↑すでに百勝以上だね。

・↑チョン・モンジュン・ジュニアは勝利したが、父親は敗北した。

【韓国の反応】FIFA名誉副会長チョン・モンジュン、資格停止6年の懲戒処分！「サッカー大統領の夢が挫折」と韓国メディア

・↑自国民を未開扱いするのはやめましょう。
それは、日本の植民地時代のとき、日本人が朝鮮人に注入した思想です。
すでに国定教科書で学んだのか？


・自転車に乗るマナーからして最悪。
そもそもヘルメット必須で、横断歩道では乗ってはならないルールだけど、現実は？
共感283非共感39


・私たちはOECDにいる国じゃなさそう。
第三世界の国々との競争しなければならないレベル。
共感187非共感8


・先進国で自転車利用率が高いのは、それだけ施設がよくて、市民意識が高いからである。
我が国はこの二つがあまりにも不足している。
共感165非共感2


・自転車道路交通法を正しく作れ。
自転車道路交通法を知らない人が自転車に乗っている。
警察も取り締まってください。
共感24非共感1


・日本も自転車にたくさん乗っているのに、韓国はすべてが過度に自動車利用中心で展開。
鼻くそほどの陸地に、たくさんの人が集まっているのに、車がなければ生きられない馬鹿民族。
環境意識と時間効率の観念が、目くそほどもない。
共感26非共感3


・制限速度は20kmである。
漢江の自転車乗りは、あまりにも速い。ほとんどが高速化。
原則なくして安全はない。
共感31非共感​​5


・そもそも韓国は車が過度に多い…
隣の日本を見ても、お母さんが自転車に赤ちゃん二人乗せてたりする。
そんなふうに平和に自転車の乗れるのが羨ましい。
それが可能な理由は、市内に車があまり通ってないからだ。
韓国では無理だ。
共感15非共感0


・OECD不名誉オリンピック不動の1位、大韓民国。
共感15非共感0


・後進国のくせにOECDに登録したせいで、いつもいつもこんな統計を見せられることになったんだ…
共感17非共感1


・我が国は、ドライバーがあまりにもマナーがなくて、さらに自転車に乗る人も運転が下手だ。
日本に旅行したとき、自転車に乗った。
初めは車が多いので心配だったが、運転手が配慮してくれるし、歩道でも人が退けてくれた。
そして最も驚いたのは、日本人は自転車の運転の実力があまりにもあることだ。
女性から高齢のおばさんまで、運転が上手で驚いた。
我が国は本当に、ドライバーの認識も自転車に乗る人の実力も、赤ちゃんレベルである。
共感16非共感1


・oecd脱退しろ。
共感16非共感1


・歩行者は、でこぼこした石畳より、なめらかな自転車道のほうが好きなんだ。
共感11非共感0


・人口密度がヨーロッパとは確実に違うけど…日本とシンガポールのことを考えると…結局は国民性と安全不感症が問題…
共感10非共感0


・oecd脱退しろ。
悪いものはことごとく1等だね…良いことで最下位の戦い…
共感15非共感2


・私たちはOECDになぜ登録したのか。
共感8非共感0


・悪いものはすべて1等。
地獄の火の半島のレベル。
共感5非共感0


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本日はみずきの自転車こぼれ話をば。
私、自転車泥棒の容疑で、衆人監視のなか警察にひっ捕らえられたことがあります。
 

ある暑い日、自転車で家電量販店に行って、扇風機買って出てきて、自転車に扇風機をくくりつけて、「さあ帰ろう！」って漕ぎ出そうとしたら、見知らぬ男性に話しかけられた。
何を言ったのかいまいち聞き取れなかったんだけど、なんかチャラくてニヤケた雰囲気の男だったので、私は即座に「ナンパか」って勘違い思考して、そのまま無視して颯爽と自転車をこいで走り去ろうとした。
そしたら、「こら！待て！」と言われ、その瞬間に2人の男性が周辺からばたばたと走ってきて、私は慌てて自転車を止めた。
なにせ走ってきたのは、制服着た警察官だったもんで。めっちゃびびった。
いわく、私の乗ってる自転車は、盗難届けが出てる自転車だという。
私に話しかけたチャラくてニヤケてる警察の人は私服だったけど、理由はたぶん、犯人に無駄に恥ずかしい思いをさせないよう、そっと事情を聞いて警察に連れてくつもりだったんだろうと思う。わかんないけど、後からそう思った。それとも私服刑事さんだったのかな。
チャラくてニヤケてると思ってスミマセン。人を見かけで判断しちゃいけないってことやね！
でも私が逃げようとした（ように見えた）ため、大声で「こら！待て！」といわれ、家電量販店の駐車場で衆人に大注目されるなか、数人の警察に囲まれて捕まえられるという超こっぱずかしい思いをすることになった。
むしろ最初から警察の制服を着ててくれてれば逃げなかったのにさ～。涙

ちなみにその自転車は、何ヶ月か前に中古ショップで買ったものだった。
つまり、そもそもその中古ショップ、盗難自転車を売ってたんだよ！(*`Д')
なのでこの件は、警察も私も悪くなくて、いい加減な中古ショップと盗んだ奴が悪い。

私は警察官3人に囲まれて、最寄りの警察署に連れてかれ、事情聴取された。
中古ショップで買ったと言ったはいいけど、中古ショップの店名を思い出せず、さらに場所も説明できなかった。なにせ始めて入った中古ショップで衝動買いした自転車で、「○○のどっかだったと思います・・・店名は分かりません・・・場所・・・はっきり覚えてません・・・」みたいな。私、方向音痴なうえ、中古ショップが大好きで、いつでもどの街でも、見かけるとフラフラッと入る癖があるもんで、いちいち覚えてないんだよね。携帯のナビを取り出して、「ここで買って家に帰ったら、徒歩だと○時間か。それなら自転車だと○分ぐらいで到着できるかな」みたいな計算した記憶はあったんだけど。計算ミスしてたようで、ヒーヒーしながら1時間以上かかって帰った記憶もあったんだけど。算数も苦手なんだよ。
警察が地図を出してきて、「お店のだいたいの場所を教えて」といわれたけども、自慢じゃないけど私は単なる方向音痴じゃなくて、典型的な「地図を読めない女」って奴だ。携帯のナビもいつも「道筋は分かったけど、まずどっち方向に進めばいいか」に悩みまくるタイプ。そして必ず最初の道を間違って、「ピンポーン！ルートを外れてます」みたく携帯に言われるタイプ。
差し出された地図をひっくり返しひっくり返し、首をかしげ、まず自分の家の位置を見つけるのに苦労し、ひっくり返し、トンチンカンな場所を指し示したりしつつ、なんで私は地図を読めないんだ、そもそも読めたって分かる気がしないんだけどと、自分のアホさに半泣きになりながら必死でうんうん悩んでたら、警察は「どうもこの女は犯人じゃなさそうだ」と思ってきたみたいで、「ふとどき者の自転車泥棒」を見る目ではなく、「かわいそうなアホの子」をいたわる優しい態度へと変わっていったよ。笑
で、警察の人が「そういえばレシートはないん？」と言った。
私はパーッと気持ちが明るくなった。レシートは光明だった。地図なんぞ見てても絶対に思い出せないの、自分で分かってたので。
「家に帰ったらあるかもです！ないかもですけど！あるかも！ないかも・・・」

で、警察の人にパトカーでブーンと家まで送ってもらって、大量の紙類が入った箱をひっくり返して探した。（財布やポストに入ってる色んな紙類を適当に入れたり入れなかったりしてた魔窟のような箱で、実際あるかどうか不明だった。怪しいタイトルのBL本のレシートが大量にあるのが恥ずかしかったので、手伝うという警察の人を断固阻止して一人で探した）
何分ぐらい探したかな、時間は覚えてないけど、警察の人にテレビでも見ててくださいと無理やりリモコン握らせて、必死で探して、かなり待たせて、やっと見つかった。
「ありました！ありました！やった！！」って警察の人に大はしゃぎしながら献上して、めでたく容疑は完全に晴れた。
で、警察の人と一緒に紅茶とカントリーマームで祝杯。
警察の人も「よかったなあ（′∀｀）」と喜んでくれたよ。


ちなみに警察に扇風機忘れてきたもんで、もう一回パトカーに往復してもらいました。最後までマヌケでした。
その扇風機今も使ってるので、扇風機見てたらたまに思い出します。
翌日には中古ショップから連絡がきて、購入した自転車代金にちょっと色をつけて返金してもらえたのでラッキーでした。