オバマが公開警告をした理由
オバマの言葉の意味は、「正しいラインに立ちなさい!」

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、ノルゲポジャ氏とチュンイン氏。たぶんどっちもお初だと思います。
オバマの言葉が伝わる前は、韓国メディアはパククネ外交賞賛一色の報道に明け暮れてましたが、その後どんどん雰囲気が変わってきましたね。
趙甲濟ドットコムはもともと超がつくほどの親米サイトなので、その衝撃も大きいようです。(でもこのサイトも、一時期は、一部を除き、二股外交を積極的ではないながらも全体的には支持するムードだったんですよ。)


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オバマが公開警告をした理由

ノルゲポジャ(会員)

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1、パククネ大統領の訪米成果

※パククネ大統領の米国訪問を飾るオバマとの共同記者会見の前に、韓国メディアは大統領の訪米の成果を非常に高く評価していた。
しかしオバマの一言ですべてが崩壊した。

※パククネ大統領はオバマと韓半島と周辺の状況について深い対話を持ち、オバマは中国に対する韓国政府の政策を支持するとした。
これに対してオバマは、韓国が中国と良好な関係を持つことは大丈夫だとしながらも、「韓国は中国が国際ルールを犯した場合、反対意見を明確にすべきだ」と求めた。
これに対してパククネ大統領は、何の言及もしなかった。 

-オバマ大統領が、他国の首脳の前で、このように遠慮なく言及したのは、パククネ大統領との対話の中で、この問題について双方が平行線を歩いていたという可能性が大きい。
だからオバマがこのチャンスに、確実に韓国側が理解するよう公然と警告したと見なければならない。 

-韓米同盟が朝鮮半島と域内安保の中核だといった宣言は、実質的な意味はなく、宣言の意味でしかないということになった。 


2、南シナ海問題 

-今日の朝鮮日報は、南シナ海での米中の衝突について、「クジラの戦いに猫の背骨が飛び出る」と評した。
南シナ海での事態は、単に私たちとは関係のない米中の軍事的対決という意味だけしかないのか? 

-南シナ海は私たちの経済の大動脈である貿易を提供している。
だから、この経済的に重要な海路の安全と、妨害のない航海の保証が重要である。
その意味でこの問題は、私たちにとっても死活問題である。 

-問題の発端は、中国が南シナ海を自分たちの領海化しようとしたことから発生した。
国際海洋法で保証されている自由通行が制約を受けるのが明らかである。

-政策当局は、現実的に非常に厄介な境遇に直面しているが、多分に自業自得の側面が大きい。
パククネ大統領が習近平に六回も会うなど、中国に傾いた政策をとってきたのに、中国の膨張的政策を緩和させたり、その意図を透明化させるような役割を全く果たせなかった。
米国などの隣国が安心できるような、どんな成果も上げられなかったので、逆に選択の圧力を受けることになったのだ。 

-アメリカと日本とインドは、今週インド洋で対潜水艦作戦の訓練を実施するという。
その対象は明らかである。


3、KFX事業探求

-朝鮮日報は、米国の技術移転の拒否を恥辱だといって、安保ラインの大々的な問責を要求した。 

-米国が最新の技術を外国に渡した例がないだけでなく、そもそも米国は対外武器取引法で協力対象国を分類し、制限を定めている。
第1級協力国はNATO加盟国であり、その次の協力国は日本、イスラエル、オーストラリアなどの主要協力国である。
韓国はその次のカテゴリに属する​​。 

-だから、ハン・ミング国防長官が米国に行ったのが理解できない。
他の用事などないのに、この件のために行ったのなら、対国民広報用ではないかと思う。 

-米国は数年前も私たちのミサイル開発を制限しようとしたし、まだ疑惑が完全に解消されたわけではない。 

【韓国の反応】「米国が韓国を裏切った!核心技術の移転を拒否した米国のせいで道に迷った『韓国型戦闘機』」と韓国メディア
【韓国の反応】米国の裏切りと韓国が激怒したKF-X事業、もともと米国は核心技術移転をきっぱり拒絶していたことが判明「韓米同盟関係を考慮して要請していた」と韓国政府


4、英国が中国に拘る理由 

-英国は中国のAIIB登録、原子力発電所の投資許可、および財務省の訪中、習近の英国訪問など、欧州諸国の中で最も親中国政策を使っている。
中国の海外投資額が非常に大きいのは事実だが、英国はもう一つの目的を持っている。 

-英国は中国の人民元が世界通貨になる場合に備え、ロンドンをその取引のハブにしようとしているようだ。
ニューヨークの次に大きい金融市場を持っているロンドンとしては、持っているインフラストラクチャを利用して、中国のような魅力的な顧客を持てば経済の大きな助けになるだろうと計算しているのだ。

ノルゲポジャ(会員)

引用ソース
http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=63854&C_CC=BC






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オバマの言葉の意味は、「正しいラインに立ちなさい!」

チュンイン(会員)

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パククネ大統領がオバマ米大統領との韓米首脳会談を終えて、18日未明に帰国した。
パククネ大統領は、国内外の一角で提起されていた「対中傾斜論」を意識したかのように、「オバマ大統領は『韓米関係と韓中関係は両立可能である』と述べられたし、また我が国政府の対中国政策を支持した」と強調した。
本当にそう信じているのか、国民にそう理解してくれという意味なのかは分からないが、懸念どおり、何らかの滑らかではない雰囲気があったのは明らかである。
オバマの発言の中から、意味を推察してみよう。

 
「韓国が米国との良好な関係を持っているからといって、中国と良好な関係を維持するなという決まりなどない」

→韓国が中国と良好な関係を維持するなという決まりはないが、慎重でなければならない。
米中が互いに負担になる関係だというのは、天下が知っている。
米国との同盟関係と自任する韓国が、米国と中国で二股をかけるというのがどういう意味を持つのか、冷静な判断をしなければならない。
良好な関係という用語の意味や範囲も振り返る必要がある。

 
「パククネ大統領が習近平・中国国家主席と会うことが、米国にとって問題になると考えている人がいるが、韓国が中国との良好な関係を持つことを米国は望んでいる。」

→周辺に、韓国が中国に傾いていることについて警戒する雰囲気があるのは事実である。(私も同じである)
でも、あまり気を使うことはない。
ただ、我々は同盟関係だが、我が国は韓国との軍事情報の共有や技術移転などは避けるしかないし、そうなった責任は米国側にはない。

 
「パククネ大統領に唯一要求したいのは、中国が国際規範と法を遵守することを望むということだ。中国がそのような面で失敗した場合、韓国は声を出さなければならない」

→ぐずぐずせず、正しいラインに立て。
米国が韓国に施すものに比べ、得ているものが多いと(韓国が)考えているなら、それは大きな誤算である。
韓国が言わなければならないことを言わないなら、米国が得られるものは他にあるのか。



■私たちはアメリカに対して、幻想を持っているようだ。
米国はいかなる場合でも韓国の味方だと思っていたことなどだ。
だから時々、「韓国か日本か、米国は選択してください」というとんでもない度胸(?)を示すこともあった。
また、北朝鮮が核兵器を開発し、ミサイルを開発しても、まるで他人事のように平気である。何故なら米国が防いでくれるだろうという依頼心が、その感情の根底にあるからだ。
さらに大統領(金大中)ともあろう者が、「北朝鮮の核問題は米国と北朝鮮の責任」と騒いでまわっていた。
同盟国に不必要なストレスを加えるのは、金大中と盧武鉉だけで十分だ。
もういい加減正しいラインに立とう。
国際社会で信頼を失えば、すべてを失う。
私たちはスイスやスウェーデンのようになれないことを、みんな知るべきだ!

チュンイン(会員)

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?id=131264&cpage=1&no=115054
http://www.chogabje.com/board/view.asp?C_IDX=63836&C_CC=BB


韓国人のコメント


・両側に媚びてきた。
三流レベルの外交首長の戦略不在によって、大韓民国は名分と実利の両方ともを逃した。
行き過ぎた名分で進めば、逆に名分と実利のすべてを失うことになるのに、その情けない愚を犯すとは。
外交安保ラインの要人を、そっくり入れ替えろ。
日本とは最後まで名分で戦おうとしている外交の門外漢は、中国とはなぜ最後まで名分で戦おうとしないのか。
中国は、6.25戦争への介入をしたので、民族分断の最大の責任があるのに、事大主義と慕華思想のDNAのせいでできないのか。
名分もある程度の線でやめておいて、実利を取ることに切り替えることができない外交の門外漢が、外交の戦略家の相手になるだろうか。
このバカ外交は国運を左右する。
すでにロシアは、MDの韓国への導入について是非をかけ始めた。
いまだにロシアと中国の共産党を知らないのか。
国共内戦の勉強をち​​ょっとはしろ。
北京事変後のロシアの行動と、日露戦争も、ちょっとはまともに勉強しなさい。
ロシアと中国の共産党がどうして友人になれるのか。
国運のかかった外交なのに、過度に名分にとらわれて、孤立しようとしている。
もうかなり孤立が進んでいるようで、深く懸念される。
その被害は国民がすべてかぶるのに。
どうやら盲人に外交を任せているようだ。


・某経済TVで、結構賢い人が、株式のことを話していたときに、突然言った言葉です。「米国と中国が、揃って大韓民国にまっすぐに求愛している。気持ちの良い日である」と。「パククネ大統領を、中国と米国がおもてなしするのを見てみろ。親中とか親米とか心配することはない。ヤキモキしてるのは中国と米国であって、私たちではない」と。
すごいよ、すごい。
大韓民国万歳だ、万歳。
ところで、なぜ会いに行かなければならないんだ。
米中がヤキモキしながら我が国に求愛してるというなら、向こうを呼びつければいいだろう。


・米国と中国を扱う韓国の立場は玄妙でなければならない。
パパが好き?ママが好き?式のアプローチは困難である。
パパも良くてママも良くて私も良いという妙策がなければならない。
愚かな子供は、パパとママの中でどっちが良いか言ってしまう。
賢明な子供は、パパとママのどっちもが良いと言う。
なぜなら、どちらかを選択した瞬間、どちらかを失ってしまうからである。
パパとママが互いに勝とうとして気力の戦いをするのは、子供にとっては非常に疲れる。
これは、軍隊や社会で正しいラインに立つというのとは、カテゴリーが全く違う問題である。


・中国の戦勝節への参加、それで私たちは、「海洋勢力の前衛」から「大陸勢力の尾」に転落してしまったようです。
AIIBやRCEPには尻尾を振って、TPPやTHAADのことは無視するんだから、私でも韓国と共に歩みたいと思えない。
韓米同盟?パククネが同盟を壊してるんです。

【韓国の反応】媚中韓国、中国の抗日記念式典参加でパククネの支持率が急上昇!50パーセントを超える


バンダービルド(ハンドルネーム)
パククネ政府の人々が、アメリカという​​「ライン(Line)」がどれだけ重要なのか、それを少しでも知っているのか、はなはだ疑問です。
もし少しでも知っていたら、ここまで来ることもなかったと思います。
まだ左と右の区別もつかず、彷徨っているレベルに見えます。
よく読みました。


・明快です。


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