真剣に中国に傾倒したパククネ政府
多くの韓国人が嫌っているが、安全保障観の確実な人物

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

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真剣に中国に傾倒したパククネ政府

バンダービルド


パククネ政府の中国傾斜(親中反日、反米)は、予想をはるかに超えるレベルに見える。
パククネ大統領は4日付の中国共産党機関紙の人民日報の報道を介して、「歴史は悠久に流れて永遠に残るものなので、それを認めないというのは、手のひらで空を覆うのと同じであり、自分の能力を過大評価することだ」という発言で日本を非難した。
ここで、「自分の能力を過大評価することだ」というような表現は、ほとんど露骨な攻撃(事実上の「暴言」レベル)で、友好国に向かって使えるフレーズでは決してない。

米国と日本が当初、パククネ大統領の訪中を懸念していた最も大きな理由は、韓国が、中国と手をつないで反日共闘に立つことに対してだった。
こういうものは、韓米日の協力に亀裂を入れるものだからである。
ところが人民日報の報道にパククネ大統領は、米国と日本が当初懸念した通り、結果的に中国と手をつないで反日共闘に出た姿を見せてしまった。

習近平は閲兵式直後のレセプションで、「侵略戦争以降に生まれた人であっても、正しい歴史観を持って、教訓を胸に刻むべきだ」と安倍首相談話を直接非難した。
そして、「侵略戦争を否定するのは、歴史を弄ぶことであり、人類への屈辱である」などの発言で、日本を強いトーンで続けて非難した。
一緒にいたプーチン大統領は、すでに前日に、「アジアのある国が、第二次大戦の歴史を意図的にやり直して曲解しようとしている」と日本を強く非難している。
最終的に、「韓中反日共闘」を超えて、今は「韓中露反日共闘」となっている雰囲気だ。

4日に報道された人民日報とのインタビューは、パククネ大統領が訪中の道に上がる直前に実施したと知られている。
もしそうなら、このような強硬な(露骨な)日本非難が出てくる背景には、おそらく、8月31日の産経新聞電子版の「朝鮮事大主義」(「閔妃」)関連記事に刺激された側面がある可能性が高いと推測することができる。
もしこのような推測が事実なら、パククネ政府は、理性より主に感情に偏って、重要な外交の分野が決定的に振り回されてしまう典型的なポピュリズム政府に該当するという結論が出てくる。
また、産経の報道は日本政府の立場とは何の関係もないものである。
さらに、もしパククネ大統領の強硬発言が、日本メディアの報道に全く影響を受けたものではなかったとすれば、同じく問題である。
なぜならこの場合、発足以来、いくつかの外交政策上の判断ミスが原因で、日本との関係がこのように悪化したというのに、まったく教訓を得られず、同じパターン(「千年が経っても」式強硬)だけをずっと繰り返す状態から一歩も抜け出せないわけだからである。

もちろんパククネ大統領の今回の対日強硬発言が、日中韓首脳会談や、あるいは米国政府の基本的立場にすぐに大きな悪影響を与える可能性は大きくない。
しかし、今後引き続いて、こういう機会があるたびに、パククネ政府が外部(中国or中露)と手を握って反日共闘に乗り出すという印象を示せば、同盟米国の懸念は、徐々に大きくなるしかない。
また、継続してこうならば、日本の韓国に向かう反発もまた本格化する可能性が高い。
結局、後になれば最悪の場合、韓米日協調亀裂次元を超えて、韓米同盟の根幹まで直接揺るがす結果がもたらされる可能性を排除できなくなる。

パククネ大統領の就任以降の対日メッセージ(「千年の歳月」など)を見てみると、確かに残念な思いだけがする。
外交的次元での悩みも見えないようだし、節制も断固さも全く感じられない。
その時その時の高騰した感情に従っているだけという感じを消すことができない。
大統領が直接メッセージを作っているのか、それとも誰か補佐が助けているのかは分からないが、大統領はどうか、もっとバランス感覚を持った他の補佐陣からのアドバイスを受けて欲しい。
今のような「386大学街壁新聞」レベルのメッセージを発信し続けたら、少なくともパククネ大統領の任期中は、友邦との外交関係が良くなる可能性がほどんどないように見える。

暮らしに忙しい一般国民が、ついに大統領が出す1つのメッセージについて「事故を起こすかと思って」ハラハラしなければならないなら、普通なら国民が全くしなくてもよいこんな心配までしなければならない状況なら、これは正しい政府ではない。
貧しい国なら違うのかもしれない。
しかし、OECD加盟までしている大韓民国の国民が、大統領の口(メッセージ)による友邦との関係悪化まで
心配しなければならず、さらに、それに伴う安保への悪影響と経済(貿易など)分野への波及を心配までしなければならない状態なら、これは、あまりにも酷い間違いだとしかいえない。
今のように、小雨で服が濡れていく状態(ますますの中国傾斜)が持続していけば、ある瞬間、大韓民国が危機を迎える可能性を排除できなくなる。


バンダービルド

引用ソース
 https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=130411&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1



韓国人のコメント


・朴大統領の周辺に、韓米日の協力を破壊しようとする共産主義者か、日本の右傾化を支援するために反日感情をあおる悪質な親日派か、あるいは上記の両方を兼ねる者が存在することは明らかだと思います。
もしかしたら、朴槿恵自体がそうなのかもしれません。
朴正煕大統領逝去以降の行跡は、よく知られていませんし。


・ 天地の自然は妥当であり、遺伝の法則は正確で、非常に残酷である。
犬畜生は犬畜生を生み、ガンギエイはガンギエイを生み、親日は親日を生む。
「生物学的特性は、親のDNAを介して遺伝し、文化的特性は、自分が育ったその地域の環境の文化因子であるミーム(Meme)を介して遺伝する。-リチャードもキンスン-」
「確信は嘘より危険な真理の敵である。確信というのは監獄である。-ニーチェ-」 


・無視することはできない。
すぐ隣の大国中国への賢明な対応法をよく知っている人々がすべて集まって、中国を相手にする正しい方法を提示してください。


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多くの韓国人が嫌っているが、安全保障観の確実な人物

バンダービルド


「アメリカは日本を守っているけど、日本が何もしないなら、日米同盟は終わるだろう。」

-安倍晋三首相- 

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→4日読売TVに出演し、集団的自衛権行使のための安全保障法案の必要性を強調している発言の中より。


バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=130411&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*私が一番よく分からない問いかけがこれ↓

「米国が日本を守ってくれると思ってるのか?」

答えは「日本しだい」であり「米国しだい」であり「世界情勢しだい」だろうと思うので、この質問の意図がいまいち昔から分からないんだよね。

私は日米同盟を強く支持してますが、「米国がいついかなるときでも、どんな状況でも、日本を守ってくれる」なんてこれっぽっちも思ってない。


韓国人のコメント


・他人の土地を自分の領土だと言い張らなければ、憎む理由はない。


未来指向(ハンドルネーム)
↑それなら、独島問題に限定して日本を非難すべきだ。
なぜ慰安婦や過去の歴史まで反日攻勢を拡張するのですか。


・米国よりも中国に安保で傾くパククネ大統領は、現在、米国よりも中国をもっと信頼する状況にまで至った。
サードよりも習近平のリップサービスをもっと信頼している。


・上の安倍の言葉は正しいです。


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