ワグ・ザ・ドッグ(Wag The Dog)現象に腐っていく大韓民国

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

120c9227-s




ワグ・ザ・ドッグ(Wag The Dog)現象に腐っていく大韓民国


韓日関係の悪化のコア原因、慰安婦問題の主要な経過。

¶1993年
-韓国政府「金銭賠償は要求しない」(キム・ヨンサム大統領)
-日本政府、河野談話を発表
-韓国政府「(これで慰安婦問題は)韓日間の外交懸案としては一段落した」

¶1997年
-アジア女性基金、元慰安婦に支援金支給を開始

¶1998年
-韓国政府「二度と慰安婦問題は取り上げない」(金大中大統領)

¶2011年
-挺対協が主導した慰安婦関連憲法訴訟判決
(憲法裁判所:「政府が慰安婦問題の解決に努力しないのは違憲」)
-韓国政府、判決をきっかけにして対日慰安婦関連攻勢を開始


左派の盧武鉉政府でさえ、前の政府(金泳三、金大中)の対日合意を勘案して、慰安婦問題を発生させなかったが、李明博政府のときに憲法裁判所が国家間の合意に反した一介の市民団体(挺対協)に同調する判決を下したことをきっかけにして、慰安婦問題が本格的に再点火して、今日の韓日関係の悪化の中心に位置している状態。

下のような時系列で要約が可能。

-挺対協の介入で、慰安婦問題が本格再点火
-韓日関係の悪化(首脳会談STOPなど)
-親中反日が加速
-韓米日協調が亀裂
-韓国の頑固な過去指向に米国が失望
-米国、日本を重要パートナーとして好む
-米日、韓国を敬遠する傾向
-友邦から軽視されている韓国を、中国も軽視する傾向
(例、サードの未配置を露骨に要求)
-韓国、困難な状況が展開中

反日市民団体の主張に、国家機関の憲法裁判所が同調し、これに政府が引きずられ、国民が扇動されて、最後に現在のような国家的困難な状況をもたらした。

北韓もできなかった大きな仕事(韓米日協調亀裂、韓米同盟に傷を作る)を、特定の市民団体が果たした段階。


¶一介の市民団体の不純な活動
¶引きずられる政府(リーダー)
¶扇動される国民

以上の3つの三位一体が調和を成し遂げたたケース。
正常な国家なら、上記の3つのうち、少なくともどこか一つ程度は不満を覚えていたし、そうすれば今のような困難な状況にはならなかったのに、韓国は不純な意図を持つ団体に騙される「簡単な」国。

韓日関係や韓米同盟の行方が気になるなら、外交部や国防部に連絡するよりも、この市民団体に問い合わせ
るほうが、はるかに効果的で正確な可能性もある。

典型的案な「ワグ・ザ・ドッグ(Wag The Dog)」現象。
※ワグ・ザ・ドッグ:尾が胴を揺さぶる。

*「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」って映画のウィキペディアの説明が分かりやすいです。

Why does a dog wag its tail?Because a dog is smarter than its tail.If the tail were smarter,the tail would wag the dog.(なぜ犬は尻尾を振るのか?それは尻尾より犬が賢いから。尻尾のほうが賢けりゃ尻尾が犬を振る)
 

※P.S.
河野談話を発表した翌日('93.8.5)の朝鮮日報の社説の一部

過去に縛られて、今、未来に向かう足取りを一歩も踏み出せないならば、近代的な外交とはいえない。
問題があれば、並行して議論しようとする姿勢が必要である。
慰安婦問題は、その性格上から見ても愉快なものではない。
日本政府の謝罪をきっかけにして、補償は我が国で世話をして、今は恥ずかしい過去の章は閉じるべきだろう。


バンダービルド

引用ソース
 https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?id=128788&cpage=3&no=112765

>>韓国政府「金銭賠償は要求しない」(キム・ヨンサム大統領)
>>韓国政府「二度と慰安婦問題は取り上げない」(金大中大統領)


これねー、
日本に対して「村山談話」「河野談話」を守るよう毎度つきつけてくる韓国に対して、なぜ日本は「キム・ヨンサム談話」「金大中談話」を守るようにと、返す刀で言い返すような外交をしてこなかったんでしょうね。
過去の言質をぜんぜん生かせない日本。




韓国人のコメント


・現在の韓国において、慰安婦被害おばあさんは、いわば一種の「聖女化」「最高尊厳化」されていて、この方に対してだけは、どんな媒体のどんな指摘も反論も許されません。
おばあさんを少しでも批判する本を書けば、その本は禁書となって、本の著者は巨額の損害賠償訴訟を払わされます。
慰安婦が自分たちの名誉をめぐって国内の裁判所で訴訟戦をした場合、百戦百勝です。
これはオカシイと思います。
半世紀以上経過したのに、被害の事実を前面に出して、国の重要な外交事務に影響力を行使しようとする慰安婦団体や、朝変夕改する世論の行方に過度に気を使う「選挙の女王」、本当にオカシイ。
そして、過去の韓国指導者の善意の発言をあまりにも信じて、慰安婦問題についての合意署名が入った文書を形として残しておかなかった日本も大きなミスをしたと思っています。
口頭での合意はいつでもひっくり返されると思います。
今になって確実な解決をしようとしても、韓国は慰安婦問題を永遠の日本の足かせとするために、どんどんゴールを移動させるでしょう。

*「選挙の女王」というのはパククネのこと。
*慰安婦が「聖女化」されていると指摘したのは、『帝国の慰安婦』の著者である朴裕河です。で、この方は慰安婦を売春婦だったとも書きました。
それゆえに朴裕河の本は裁判で↓こうなりました。


【韓国の反応】 慰安婦を「自発的売春婦」と表現した朴裕河『帝国の慰安婦』、韓国で事実上の発禁処分となる裁判所決定

ちなみに私は朴裕河さんのことは認めてますが、正直彼女の掲げる論理は好きじゃないです。
で、その「私が好きじゃない
朴裕河ライン」ですら、「韓国にとっては絶対に歩みよれないライン」だということに、埋められない溝と絶望を感じます。




【韓国の反応】「韓国人は全宇宙が韓国を中心に回っていると勘違いしている」
【韓国の反応】ある韓国人の悩み「いつからか韓国の歴史教科書の記述が主観的で偏向していると思うようになり、信じられなくなってしまいました」
【韓国の反応】韓国人「もうやめよう。いつまで日本に謝罪を求めるのか?これは被害意識や劣等感ではないか?」
【韓国の反応】韓国人「韓国の執拗な反日攻勢に、日本国民が我慢の限界に達している。嫌韓の原因は韓国の反日である」
【韓国の反応】韓国人「私たちが日本を憎むのはいいが、日本が私たちを憎むのは駄目だというのは『私がすればロマンス、他人がすれば不倫』の論理だ」