錯誤と憶測に満ちたコラム

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

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阿部信行


錯誤と憶測に満ちたコラム

28日の韓国経済「メルケルの懺悔と安倍の歴史歪曲」というコラムは、タイトルから分かるように、明白な内容である。
「ドイツは良くやってるが、日本はそうじゃない」という内容である。
しかしドイツは多くの国を植民地支配したが、今までまともに謝罪をしたことがない。
コラムは錯誤と憶測が目立つ。


「日本の安倍晋三首相は、首脳会談を要求しながらも、過去の歴史歪曲に誰よりも積極的である。」
断定しているが、具体的に過去のどの部分の歪曲に積極的なのかを書いていない。
私たちの望み通りの追加謝罪をしないからといって、歴史歪曲をしていると断定することはできない。


「安倍首相など多くの日本人は、日本の敗戦を、反省すべき過去の歴史ではなくて、力が足りなくて負けた悔しい屈辱として受け入れている。」
村山談話などの多くの謝罪談話は、それでは何なのだろうか。
安倍首相は村山談話などを継承すると明らかにしている。
多くの日本人が敗戦を、反省ではなくて屈辱的だと受け入れているという根拠(例)を何か提示してこそ、コラムの内容が正しいといえる。
ただの印象だけで断定しているなら、「憶測」にすぎない。


「安倍首相の父方の祖父は最後の朝鮮総督だった」
この部分は、巷に広がっている偽の事実を勘違いして間違ってしまったようだ。
安倍首相の祖父と、朝鮮総督(阿部信行)は、名前が似ているだけで全くの別人である。


「敗戦の屈辱を徹底的に味わった彼らの悔しい感情が、そのまま後代に伝達されて、現在の日本では、学校教育でも過去の歴史を歪曲している。
その結果、現世代の日本人は、日帝が韓国と中国で行った残虐行為を知らず、韓国人と中国人が「ありもしなかったことを捏造して国際社会で謀略している」と憎悪するに至った。」
Fact提示が一つもなく、主張があるだけだ。
日本が学校教育で歪曲している過去の歴史というもの何なのか、それがなぜ歪曲なのか、事例の提示でもしなければならない。
日本人が過去の蛮行を知らないと断定したことに対する根拠提示もない。
「日本人は、日帝が韓国と中国で行った残虐行為を知らず、韓国人と中国人が「ありもしなかったことを捏造して国際社会で謀略している」と憎悪するに至った。」と書いたが、こういった日本​人の態度がなぜ不当なのかを教えてくれない。
日本人だからそうしているだろうと思うのか、意味もなくそうしていると思うのか、気になる。


「日本の指導部が戦犯を合祀した靖国神社を参拝する理由は、自分自身の戦争犯罪を認めていないからである。
靖国参拝は、韓国と中国を侵略し、日帝が犯した凶悪な罪が誇張捏造されたものとして正当化するものである。
安倍首相などの日本人は、靖国参拝の目的を「平和祈願」と明らかにしている。
それなら、このような日​​本人の主張がなぜ偽りなのかを論理的に明らかにしてこそコラムの内容が正しいといえるが、コラムはただ感情に偏って憶測しているだけだ。


「日本と対照的なのがドイツである。」
言及する必要もなく、比較対象を誤って選んだケースに該当する。


「日本は先祖の過ちを美化するために、彼らの将来の世代を大きく誤らせている。」
私たちだけの憶測であり、一方的な主張である。(日本国内の左派の主張でもある)


「安倍首相の満足した米国議会演説が、最終的に世界の歴史学者たちの集団的懸念を引き起こしたし、日本の歴史学者たちまで大挙参加した。」
世界情勢を左右する米国政府は、安倍首相の演説に満足を示した。
世界を変化させる存在とは程遠い一部の学者だけが意見を出した。
しかも韓国人だけが関心を持っただけで、世界がかれらに関心さえないのが現実である。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?id=128712&cpage=1&no=112730

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(参照)
 
…「安倍晋三」首相の祖父が「阿部信行」というものである。
「阿部信行」は日本陸軍大将出身で、首相を務めた後、最後の朝鮮総督となった人物である。
しかし「阿部信行」は安倍首相の祖父ではない。
「アベノブユキ」の漢字は「阿部信行」であり、安倍首相は「安倍晋三」である。
姓の発音がアベで同じというだけで、漢字は「阿部」と「安倍」で完全に異なっている。
韓日関係史を専攻したチョン・ジェジョン ソウル市立大教授は、「全く関係のない人であり、(祖父と孫の間という言葉は)完全な嘘」とした。
安倍総理の祖父は、衆議院議員を務めた「安倍寛」、父親は外相だった「安倍晋太郎」だ。
さらに、最後の総督「阿部信行」が残した予言がある。
「私たち大日本帝国は敗れたが、朝鮮は勝利したのではない…私たち日本は朝鮮人に銃と大砲よりも恐ろしい植民教育を植えつけた。最終的に朝鮮人はお互いに仲違いして、奴隷的な生活をすることになる。そして私阿部信行は必ず戻ってくる。」
この言葉は最近、新しい政治民主連合の元老政治家までもが、ある総合紙とのインタービューで引用していた。
しかしチョン教授は「光復時から噂は飛び交っていたが、証明できない」とした。
日本に非常に批判的な民族問題研究所も、「阿部信行」がそう言ったという明確な根拠がないので、論文には引用できないとした。
 
2015.4.24.東亜日報の記事の中で

引用ソース
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=004&oid=020&aid=0002782728

「安倍首相の祖父が最後の朝鮮総督の阿部信行で、
阿部信行が「私たち大日本帝国は敗れたが、朝鮮は勝利したのではない…私たち日本は朝鮮人に銃と大砲よりも恐ろしい植民教育を植えつけた。最終的に朝鮮人はお互いに仲違いして、奴隷的な生活をすることになる。そして私阿部信行は必ず戻ってくる。」という言葉を残した。」


↑この内容、何回も何回もネットコメントで見たし、私も何回かは翻訳しました。
 もちろん完全なる捏造ですね。ソースがどこにもない。
さらにどう見ても日本人の発想じゃない。明らかに「韓国的な発想」であり、韓国人が自国の不甲斐なさを日本のせいにするために作り出した嘘だということ、両国を知っているなら簡単に想像がつく。
ちなみに阿部信行の言葉は前から言い伝えられてきたものだけど、「安倍首相の祖父が阿部信行」という部分は最近になってからいつからか付け加わったものです。

ネットコメントだけじゃない。
↓政治家もこんなアホらしいものを信じきってるし、

 
>>この言葉は最近、新しい政治民主連合の元老政治家までもが、ある総合紙とのインタービューで引用していた。

さらにバンダービルドさんが批判しているコラムを書いたのはソウル大の名誉教授です。
漢字を知ってれば間違いようがないのにね。まさにアホです。
↓これが全文ね。



メルケルの懺悔と安倍の歴史歪曲

戦争犯罪を反省せず、歴史歪曲する日本
戦後70年、謝罪を続けてきたドイツのように、
将来世代が誤らない道を探せ

韓日両国は経済的にも安全保障でも、緊密に協力しなければならない隣人である。
敏感で柔軟な今の朝鮮半島情勢を、安定的に解放していくためにもだ。
ところが、韓日関係がますますこじれている。
日本の安倍晋三首相は、首脳会談を要求しながらも、過去の歴史歪曲に誰よりも積極的である。
言葉では会おうと言いながらも、行動がない。
パククネ大統領が出なかったため、最終的に日本政府は公式に韓日関係の格を下げたし、これ巻き込まれて両国の国民も敵意を育てていっているので、本当に心配だ。

問題の根源は、慰安婦問題をはじめとする過去の歴史だ。
安倍首相など多くの日本人は、日本の敗戦を、反省すべき過去の歴史ではなくて、力が足りなくて負けた悔しい屈辱として受け入れている。
広島平和公園の原爆記念館は、原爆への恐れとともに、日本だけが原爆を落とされた唯一の国であることを浮き彫りにさせている。
日本は平和を破壊した戦犯ではなくて、敗戦で戦犯という烙印を押された被害者でしかないというメッセージがいたるところから検出されている。

広島に投下された原爆は、一瞬にして10万人の人命を全滅させた。
ところがその直前の沖縄戦では、日本軍の玉砕強要で10万人の民間人が死亡して、米軍戦死者も3ヶ月間で1万2000人余りに達した。
日本本土の抵抗は、これよりはるかに加熱することが明らかだったので、米国としては、ちょうど開発を終えた原爆を投下することに決めたのだ。


安倍首相の父方の祖父は最後の朝鮮総督だったし、母方の祖父は戦犯として調査を受けた岸信介元首相だ。
敗戦の屈辱を徹底的に味わった彼らの悔しい感情が、そのまま後代に伝達されて、現在の日本では、学校教育でも過去の歴史を歪曲している。
その結果、現世代の日本人は、日帝が韓国と中国で行った残虐行為を知らず、韓国人と中国人が「ありもしなかったことを捏造して国際社会で謀略している」と憎悪するに至った。

日本の指導部が戦犯を合祀した靖国神社を参拝する理由は、自分自身の戦争犯罪を認めていないからである。
靖国参拝は、韓国と中国を侵略し、日帝が犯した凶悪な罪が誇張捏造されたものとして正当化するものである。
ところが、日本が自らの明白な戦争犯罪を虚偽捏造だと否定するほど、日本の一方的侵略によって蹂躙された韓国人と中国人の悔しさはより大きくなる。

日本と対照的なのがドイツである。
ドイツは戦後70年間、頻繁にユダヤ人大虐殺の戦争犯罪について謝罪している。
安倍首相の日本を見かねたドイツのメルケル首相は、日本を訪問した席で、「真の謝罪がなければ周辺国と和解と協力するのは難しい」と忠告した。

どの国もこれ以上の謝罪を促していない今でも、ドイツが謝罪を繰り返す理由は何だろうか。
ドイツの指導者の絶え間ない謝罪は、自分たちの息子や娘たちを相手にしたものと見られる。
第一次世界大戦後のドイツ人は、今の日本人と同じ種類の悔しさにとらわれていた。
当時軍曹だったアドルフ・ヒトラーは、西部戦線の塹壕で降伏の知らせを聞いて、血の涙を流したという。
ベルサイユ条約はドイツに余裕がないほど無理な戦後賠償を余儀なくさせたし、英国の代表ジョン・メイナード・ケインズが、別の戦争勃発を懸念するほどであった。
ドイツ人の悔しさは、より大きな敵意として燃えて、結局は民主選択的にヒトラーのナチス政府を発足させた。

しかしドイツ人たちの怒りがもたらしたのは、もう一つの敗戦であり、多くの人命と膨大な領土の喪失、ホロコーストの惨劇だった。
今も続くドイツ指導部の謝罪は、彼らの将来の世代が同じ過ちを繰り返さないように望む絶え間ない祈願である。
ところが日本は先祖の過ちを美化するために、彼らの将来の世代を大きく誤らせている。

安倍首相の満足した米国議会演説が、最終的に世界の歴史学者たちの集団的懸念を引き起こしたし、日本の歴史学者たちまで大挙参加した。
もし安倍首相が日本の将来の世代が先代の復讐をしてくれることを望むのだろうか。
日本は明らかに超大国だが、その復讐が可能だろうか。
今、彼の70年談話が、世界的関心事になっている。

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イ・スンフン<ソウル大名誉教授>

引用ソース
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=100&oid=015&aid=0003342592


*異常すぎる記事だけど、このコラム、「ニュースを日々しっかり読んだり見たりしてる知識人の感覚」が見事に書かれたものだと思います。
まだニュースを読まない一般韓国人のほうがマシじゃないかなと思うのはこういうときです。



↓これがメルケル首相の発言。

【韓国の反応】ドイツ政府「メルケルが慰安婦問題の解決を促したという民主党の岡田発言は間違い。そんなこと言ってない」
【韓国の反応】メルケル首相「ドイツは周辺国の寛容があった」→韓国記者「これは過ちを認め謝罪して周辺国と関係改善したという意味で日本に歴史直視を迂回的に促したもの」


↓世界の学者の韓国への苦言。苦言に触れたのはこの記事一本で、すべての韓国の記事はこれを無視しました。



韓国人はまず、「事実」をきちんと知る努力からはじめなさい。
あまりにもレベルが低い。


【韓国の反応】「韓国人は全宇宙が韓国を中心に回っていると勘違いしている」
【韓国の反応】ある韓国人の悩み「いつからか韓国の歴史教科書の記述が主観的で偏向していると思うようになり、信じられなくなってしまいました」
【韓国の反応】韓国人「もうやめよう。いつまで日本に謝罪を求めるのか?これは被害意識や劣等感ではないか?」
【韓国の反応】韓国人「韓国の執拗な反日攻勢に、日本国民が我慢の限界に達している。嫌韓の原因は韓国の反日である」
【韓国の反応】韓国人「私たちが日本を憎むのはいいが、日本が私たちを憎むのは駄目だというのは『私がすればロマンス、他人がすれば不倫』の論理だ」  

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前回記事の「死ね」ですが。
撤回して謝罪しろとうるさくメッセージがきてますが、撤回なんかしませんよ。
そもそも「死ね」なんぞ今回がはじめてじゃないのに、なにゆえ今回だけこんなに盛り上がってるのか分かんないけどさ。どっかの反日サイトで「みずきブログ潰しの大チャンス!」みたいな盛り上がり方でもしたのかなと疑いたくなるレベル。
むしろ日本中、いや、世界中にあの記事を私の「死ね」ごとコピーして読ませてまわりたいぐらいです。
私はセウォル号の犠牲者など事故や災害の犠牲者に死ねといおうとは思わない。
でも、日本の沈没を祈り、災害のたびに狂喜乱舞してる人は死ねと思う。
それの何が問題なのか、心の底から分からない。
むしろ、なぜ私が「死ね」と書いたのか、その理由を日本中、世界中の人に知ってもらいたいぐらいです。
なのでみなさま、↓前回記事を拡散してね~


【韓国の反応】日本の鹿児島の南の島で噴火→韓国メディア&韓国人、狂喜乱舞の大騒ぎ


てかね、
「正当に怒っていい理由」があるときにガッツリ怒れないと、舐められるし信頼もされないよ。
いつも理性理性だと、我慢を強いられるだけの損な役回りを押し付けられることにもなりがち。
これは人間関係における教訓?だけど、国と国の話にも当てはまると思う。