外の世界とかけ離れた朝鮮日報のコラム

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

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外の世界とかけ離れた朝鮮日報のコラム

「日本の極右ナショナリズム政治が危険水位を超えた」こんな断定をしても、根拠の提示は一つもない。


11日の朝鮮日報に掲載された「日本の『平和憲法』、私たちも共に守ろう」というコラムは、現実とあまりにも乖離した感じを受ける。
教授が書いたものだ。

「日本の極右ナショナリズム政治が危険水位を超えた」
このように断定をしても、根拠の提示は一つもない。
自衛隊が独島を強奪するために近くの海域に出没するとか、中国を先制攻撃するために忙しかったり、なにか内容が一つでもあってこそ「危険水位を超えた」という表現が自然である。

「靖国神社参拝と戦争慰安婦の問題が、国際的公憤を買って久しい」
韓国と中国が主に問題化していて、一部の国の少数の政治人や国際市民団体などが呼応する程度だ。
しかも慰安婦の場合は、最近は「韓国側の対日政治攻勢の一環」であるという疑いが持たれる段階に来ている。

「安倍政府は、ものともせずに『平和憲法』まで廃棄するとか言って、国民扇動に出ている」
国際情勢と現実(中国牽制と米国の要求)に合わせて、自国の憲法を改正しようとする自由民主陣営の近隣政府の試みを「扇動」と表現するのは正しいのか?

「(平和憲法は)日本軍国主義の直接の犠牲者だったアジア人民にとって、まさに福音であった」
「人民」という表現は奇妙に聞こえる。
「国民」「市民」「民」など良い表現も多いのに、「人民」という言葉はやや不自然だ。

「心配だ。もしこの条項(不交戦)が破棄されると、どのような結果がもたらされるのだろうか?おおっぴらな日本の再武装、想像するだけでも背筋が寒くなる」
北朝鮮が、その気になればいつでもすぐに核をSLBM(潜水艦ミサイル)で釜山に落とすこともできる状況になったのに、その心配はせ、非現実的(無駄な)心配に時間を費やしている場合なのか?
中国の飛躍的な軍備増強や岩礁の埋め立てなどの露骨な動きについては、なぜきちんと言及しないのか?

「大江健三郎と村上春樹…莫言、余華、錢理群など中国文学の巨星もサポートに乗り出した…ファン・ソギョン、イ・ムニョル、コ・ウン作家も参加するというニュースである。実にありがたいことである」
大江健三郎はひどい左派性向の人物である。
中国の作家たちについては言うまでもない。
韓国の場合も、イ・ムニョルを除くとその傾向が推測できる。

「私たち国民が運動に参加する必要がある」
韓国の安保の鍵を事実上握っている米国が強く望んでいる日本の法整備(憲法改正など)について、韓国の国民が出て反対運動しようと提案しているのか。
負薪入火(*薪を背負って火の真ん中に飛び込む)としか思えない。

コラムの一番最初のスタートは、「朴槿恵政府の外交力に強い疑問が起きている」となっている。
この部分だけを見れば間違った言葉ではない。
さらに、外の世界(情勢)が激しく揺れているのとまったく関係のないこのような暇な抽象的なイデオロギーと道徳論の話で紙面を割く「朝鮮日報の編集力にも強い疑問が起きている」としか思えない。

バンダービルド

http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=61241&C_CC=BC


韓国人のコメント


・良い指摘です。
日本と国際情勢について勉強が不足している教授が、反日感情だけを扇動するような内容ですね。
問題は、そういった扇動があまりにもしっかり食い込んでいる現実です。

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↓朝鮮日報の該当記事

[朝鮮コラムThe Column]日本の「平和憲法」、私たちも一緒に守ろう

敗戦国の反省と約束を込めて69年の間、日本の再武装を防いできた

憲法がノーベル平和賞を受けるなら、「人類の平和象徴の守護」というを意味が大きく、

韓・中・日の文豪も参加した仕事に左・右の区別なく心を集めよう

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アン・ギョンファン ソウル大法学部名誉教授


朴槿恵政府の外交力に強い疑問が起きている。
オバマと安倍日本の蜜月関係が前面に明らかになり、東アジアの政治天気図が複雑になった。
何よりも、日本の極右ナショナリズム政治が危険水位を超えた。
靖国神社参拝と戦争慰安婦の問題が国際的公憤を買って久しい。
それでも安倍政府は、ものともせず「平和憲法」まで廃棄するとして国民扇動に出ている。

1946年11月3日、人類に祝福が下った。
新たに制定された日本国憲法の一節が、残酷な戦争で精神を失った世界の人々に安堵と希望をプレゼントしたものである。
特に、日本軍国主義の直接の被害者だったアジアの人民にとって、まさに福音だった。
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」(第9条第1項)「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」(第9条第2項)

「大韓民国は国際平和の維持に努め、侵襲的な戦争を否定する。」(憲法5条第1項)という極めて標準的な憲法と比較すると、日本の「平和憲法」条項の国際的意味が鮮明に分かる。
勝者が敗者に与えた束縛という評価もある。
それに憤慨する日本国民もいる。
しかし、痛切な過去の反省と厳粛な平和の約束だという称賛のほうがさらに大きい。
ところが、69年前にこの条項の立法を主導した米国が、密かに改正を煽っている印象さえ漂っている。
心配だ。
もしこの条項(不交戦)が破棄されると、どのような結果がもたらされるのだろうか?
おおっぴらな日本の再武装、想像するだけでも背筋が寒くなる

古くから「9条の会」が国際的に注目を浴びている。
平和憲法を守ろうとする日本国民の集まりである。
大江健三郎と村上春樹、日本文学の二人の看板スターが主役である。
莫言、余華、錢理群など中国文学の巨星もサポートに乗り出した。
すべてがノーベル賞受賞者と候補者である。
「偉大な作家は1つの代替政府」という言葉を実感する。

ファン・ソギョン、イ・ムニョル、コ・ウン、私たちの作家も参加するというニュースである。
実にありがたいことである。
コウンは、国際社会が注目する韓国の詩壇の象徴である。
ファン・ソギョンとイ・ムニョルは韓国小説の二大巨木である。
政治がしばらくの間、双方を分離させたが、文学の世界は統合を指向している。
近年、ファン・ソギョンが発行した「韓国人の短編101」の解題101編を読みながら、改めて巨匠のバランス感覚を確認した。
青臭い若者たちの「デジタルお喋り文体」「小説モドキ」を誠意をもって読んで、学んで、称える姿が美しい。
「右派作家のイ・ムニョルの切ない愛の告白も胸を濡らす。当初から二人は敵ではなく、優しい同伴だった。二人と正反対だったのは、政治・言論と分別のない読者だった。」

「進歩」知識人の座長であるペク・ナクチョン教授が対​​談集を出した。 「大転換の道を問う」だ。
長い間、回答だけしていた人が、まず問いかける形式である。
ソクラテスの産婆術を連想させる。
選挙と政治よりも、日常の生活とそれぞれの分野で内面性を高めなければならない。
そうしてこそ世の中が澄んで明るく見える。
改めて、元老の役割が何なのかを悟らせてくれる。
昨年の「セウォル号惨事」は、見た目だけ虚飾で光っていた建設共和国、大韓民国の民の顔だった。
パククネ大統領の言葉通り、長年にわたって積みあげられた私たちの社会の「積弊」の典型だった。
ところが野党が、目前に迫った選挙のために騒動を浮上させる過程で、事件の本質が曖昧になって、意味が縮小した。
積弊を解消するどころか、多数の国民にとって、早く忘れたい不幸になってしまった感じである。
性急な政争が呼んだ災いである。

「日本憲法9条」と「9条の会」をノーベル平和賞候補に推薦しようとする動きが感知されている。
ノーベル賞の中でも、平和賞と文学賞は政治性が強い。
それほど発想と基準が柔軟である。
政治家のウィンストン・チャーチルに文学賞が授与されたりもした。
韓国も唯一の受賞者を輩出した平和賞は、団体に授与されることもある。
国際赤十字、国際労働機関、国際斜面機構、国境なき医師団など、多様である。
しかし「憲法」という制度的な文書を受賞者に推薦するという発想は、文学ほどに創造的である。
日本国憲法第9条は、平和を念願する全人類の文化遺産である。
その遺産を再三確認し、称える意識が必要である。
国際公認のノーベル賞ほど、有益で効果的な手段もないだろう。
「平和憲法に平和賞を!」
私たち国民が運動に参加する必要がある。
左右も、進歩・保守も、選挙と政争に振り回されず、誰もが心を集めよう。
そうやって人類の平和の象徴たる日本憲法9条を一緒に守ろう。

アン・ギョンファン ソウル大法学部名誉教授

引用ソース
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/05/10/2015051002285.html


*確認しておきたいのは、バンダービルドさんのコラムのような意見とアン・ギョンファン教授のような意見、二つの意見が韓国で対立して喧々諤々、意見がバラバラに分かれて韓国が二分してるわけじゃないということ。
アン・ギョンファン教授の意見が韓国人の圧倒的多数の持ってる意見or聞いて納得する意見であり、
バンダービルドさんの意見は韓国人には受け入れがたい意見だということ。
↓これだからね。

【韓国の反応】142人の韓国議員が、日本の平和憲法を「ノーベル平和賞」にノミネートしたと発表


韓国人は、「法」より「名分」を優先します。


サヨクさんはまだ韓国と連携しようというのでしょうか。
憲法を変えるにしろ守るにしろ新たに作るにしろ、日本国憲法は日本国民が決めることだ。




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