日本にはいつまで謝罪しろと戯言を言うつもりなのか?

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、今回はイ・ガンホという人。
たぶんこの方のコラムは始めてだと思います。
「知韓」として、すごくいいコラムだと思いました。

120c9227-s



日本にはいつまで謝罪しろと戯言を言うつもりなのか?

救済不可能だと信じてるなら、なぜ謝罪を要求するのか?

仮定してみよう。
​日本が「救済不可能な悪党」だと!
実際は、多くの韓国人たちにとって、これは仮定ではない。そう信じている。
ところで、こんな「救済不可能な悪党」に謝罪を要求するのか?
ここで、二つの問いを提起することができる。

まず、「救済不可能な悪党」が、果たして本気で反省して謝罪する「可能性」があるのか​​ということだ。
もし韓国人が信じているように、日本が「救済不可能な悪党」に間違いないなら、当然ながら、彼らが心から反省して謝罪する可能性は決してない。
ところが韓国は、日本を到底許すことができない悪党として扱いつつ、反省して謝罪するよう求めてきた。
辻褄が合うだろうか?

第二の問いは、「救済不可能な悪党」に反省と謝罪を要求する「目的」が、いったい何なのかというものである。
その悪党が、表面上だとしても、反省して謝罪する姿勢を示せば、それを本気だと信じて、今後はあれやこれやと甘く仲良く過ごすというのだろうか?
本当にそうなら、韓国人は馬鹿としか言えない。

「救済不可能な悪党」なら、心から反省して謝罪をする可能性は絶対にない。
それでこそ、救済不可能なのではないか?
悪党であることが間違いない者が、反省と謝罪のジェスチャーをしたとしても、それは決して信じてはいけない。
それを信じたら、必ず再びやられるのではないか?

韓国人が、そんな純情な愚か者のはずがない(と信じる)。
それでは、本当に悔い改める「可能性もなくて」、決して素直に「信じてはならない」謝罪を、日本に継続して要求しなければならない理由があるのか。

相手を這いつくばらせて謝罪を受ければ、我が国の威信が上がるとでも思っているのか?

韓国はいつも韓日間の「真の友好のためには」、日本が「真正性のある反省と謝罪をしなければならない」と言ってきた。
しかし、相手が「救済不可能な悪党」ではなく、「ごく普通のまっとうな人間」だとしても、無理やり頭を押して謝罪をさせれば、反省をするのではなく、反感を持つようになる。
国家だとしても、同じことではないか?
まして、日本は悪党なんだろう?

そんな悪党を無理やりひざまずかせて謝罪をさせても、「痛惜の念」がさらに深まるはずがない。
「脇腹を刺して礼を求め」ようが、「這いつくばらせて礼を求め」ようが、私たちの威信が高まるわけでもない。
「悪党の日本」が、私たちに何百回頭を下げて額づいたとしても、私たちの力が弱いなら、そんな謝罪は何の役にも立たない見せかけのレトリック以上のものにはならない。

韓国は、日本が「国際社会で認められたいなら、過去の歴史について真正性に満ちた謝罪をしなければならない」と言ってきた。
しかし日本が国際社会で認められることについて、韓国が心配することか?
もし韓国が、わざわざ日本に正しい歴史認識を教えたいと思っているなら、あまりにもロマンチックな発想である。
国の間において教えるというのは、口に出してする説教ではなくて、「実力」によってするものだ。
まして、悪党相手に言葉でどうやって教えるというのか?
韓国が「悪党日本」に教えを施すほどの力があるとでも思っているのか?

国家間の関係は、最終的には力によって左右される。
歴史認識も、最終的には、論争と口喧嘩によってではなく、実力によって決定される。
日本が過去の歴史をどれだけ美化しても、私たちの力が強くなれば、日本の自己満足に終わるだろう。
歴史認識が先行することで、国家間の尊重と善隣が確保されるものではない。
むしろ実力の尊重こそ、逆に共通の歴史認識を持つことに繋がるものだ。


我が国内部の「ソンビ精神(高尚な精神)」の癖の通りにしてはならない

ユン・ビョンセ外交部長官が、日本の安倍晋三首相の米上下院合同演説と関連して、「安倍が自らの正しい歴史認識を証明できる絶好のチャンスを逃したのが残念だ」といった。
二つの点で問題がある。

まずは虚勢だ。
安倍が本当に何かのチャンスを逃したのであれば、それについて最も悔しがらなくてはならないのは日本国民自身である。
なのに、日本がチャンスを逃したからといって、私たちが悔しがるのか?
これは正しい論法ではない。
そして、「残念だ」という表現も似合わない。
そのような用語を、弱い側が比較的強い立場にある方に向かって使うのは正しくない。
むしろ「怒る」というほうがよい。
しかも今、外交的に切ない境遇にさらされているのは、むしろ韓国のほうである。
合わない訓戒調の表現は、むしろ嘲笑の対象となる。

第二に、「オーバー」だ。
米国議会は、韓国のために存在するものではない。
日本の首相が米国議会で演説すれば、韓国に謝罪しなければならないというのは、米国の立場から見ると呆れる話である。
韓国が、米国の頭の上に乗っている米国の主人国ではないだろう?

朝鮮両班(ヤンバン)は、国の中で民に向かって警告を並べたてる「ソンビ精神(高尚な精神)」で威信を立てて、内部での言い争いに没頭していた。
もちろん外部では、つまり中国相手には、そういう「ソンビ精神(高尚な精神)」を発揮する意欲を出せず、ぺたっと這いつくばっていた。
しかし、日本、後金-清のことは甘く見て、「国の中でのソンビ精神(高尚な精神)」の癖を出して、虚勢を張って、結果的には国が続けざまに殴られる原因を作った。
昔もそうだが現代も、そういった「国の中でのソンビ精神」は、国際政治の舞台では通用しない。

韓国は、日本に対して植民地支配に対する謝罪をするよう、絶えず要求している。
善悪の是非を離れて、それが果たして賢明なことか?
今の西欧先進国のほとんどが、過去はいわゆる「帝国主義列強」たちだった。
世界各地で植民地支配をしていた国々だということだ。
それらのうちのいずれの国も、過去、自分の植民地だった国に植民地支配を謝罪したことはない。

韓国が国際外交の舞台で、日本の植民地支配の不当性を指摘したとき、彼ら西欧諸国は、一度は共感をするふりをする。
しかし、彼らが果たして振り返った後も、そういった共感をし続けてくれるのか、考えてみて欲しい!

もし植民地支配というものが、必ず謝罪すべきものなら、イギリスはインドに、米国はフィリピンに、フランスはベトナムに、オランダはインドネシアに、西欧列強のすべてが次々と謝罪をしなければならない。
かつての帝国主義列強であった欧米諸国が、韓国の「植民地支配への謝罪論」について快く共感するだろうか、または不快に思うだろうか?

声だけを高めれば、すべての国が私たちに頷いてくれると考えるのは誤算だ。
足を伸ばすときも、布団を敷きながらにしろという話があるだろう。
前後を推し量って考えることができなくてはならないし、違うと思えば我慢することも覚えなくてはならない。
悔しさを四方八方に撒き散らして歩き回る行為は、個人であれ国家であれ、品格と威信だけを落とすというのが常だ。

臥薪嘗胆(*復讐や成功のために耐え忍ぶこと)、捲土重來(*一度失敗したものが非常な意気込みでやり直すこと)という言葉があるではないか?
どうしても日本を許せないなら、いつか報復できるよう、静かに力を養うのが適切ではないか?
一体いつまで日本を捕まえて、謝罪しろと戯言を言うつもりなのか?
それで日本が折れると思っているのか?

イ・ガンホ

引用ソース
http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=61208&C_CC=BC

*こないだ私もちょっとだけ語った「ソンビ精神」ですが…
(ここね→
韓国人「残念ながら『反日祭り』は終わった」

韓国人の口で語られる「日本に対して発揮するソンビ精神」が興味深く、
そして「ウゼーな韓国」と改めて深く強く思いました。
韓国の対日姿勢を分析するとき、この「ソンビ精神」をおおまかにでも知っておかないと何も分からない。
今現在の話だけじゃなくて、歴史的にもそうです。


たとえば明治政府ができたとき、日本は朝鮮にそれを知らせる書簡を渡そうとしました。
しかし朝鮮は、「文中に『皇』と『勅』の文字があったこと」を理由に受け取りを拒否しました。
その後も頑強に朝鮮はそれだけにこだわり続け、日本に上から目線でソンビな説教をし続け、日本側は困り果て、数年間も交渉が進展せず…みたいなことがありました。
何かと似てませんか?





韓国人のコメント


・大人が子供に勧告されているようです。
国の指導層が一様に分別のない子供みたいでもどかしい。
民族全体が、あまりにも分別がなくて、先生がまた悪口をたくさん言われるのではないかと心配になります。


・実際は謝られようという心もありません。
他の人々がそう言ってるから従っている者も多くて、孤立するかと思って怖くて、共産主義者たちが「反日」という大きなものを担ぎ上げて、大韓民国を弄んでるんです。
政治家が腐っているんだから、民が賢明なる必要があるのに…
昔も今も…そいつらの体面を取り繕いたいがために…


jibong(ハンドルネーム)
謝罪する国ならば、謝罪を要求する前にあらかじめ謝罪をしていただろう。
それでも謝罪をしないから、謝罪を求めるんじゃないのか?
では、謝罪要求もせずに賞賛をしてあげなさいとでもいうのか?
侵略して植民地支配を36年もしていただいたのに、その恩恵に報いることもできないから、再び360年ほど統治してくださいとでも言えということですね?
イ・ガンホさん。東京に行く飛行機代がなくて行けないのですか?
募金させていただくので、まずは東京に行って、安倍に会って、明日にでも「侵略して360年ほど植民地支配してください」と懇願して、もし言うことを聞かないなら皇居を爆破でもしてきてください。
そうすれば、あなただけでなく子供たちも皆、参院の終身顧問に間違いなくなれるでしょう。
偉大なイ・ガンホ万歳!
安重根のような奴が二度と韓国から出ないようにするのが私の責任である。(「日本に謝罪を要求する韓国人がいるなんて、恥を知らない無知蒙昧な韓国人たちを、すべて日本刀で打ち倒してください。私一人でも、あいつらすべてを殺害するつもりである。」←イ・ガンホが大日本天皇陛下に慎んで申し上げる)


・jibongよ、分からないなら10回でも100回でも読みなさい。
韓国人の標準らしいといえばらしいが、ちょっとはマトモな考えを持て。


・正しい文。
なぜなら奴らは、ただ実力と​​力の論理でのみ歴史を生きていくからだ。
でも私たち一国だけは、道義を問い詰めて、名分を考えてて、真実性のある謝罪のことを考えて、結局は殴られる。
静かに実力を育て優越を見せるのが最良の薬だ。
核実験で民間人数十万人を皆殺しにした米国の機嫌をとるのを見れば、あいつらの本質的属性が分かるだろう。