緑内障の症状に見える大韓民国
趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

緑内障の症状に見える大韓民国使命感を失った右派政権が、剣を抜くことができず放置した「(音のない)左傾化」のせいで、大韓民国という国が今、危険に陥っている。眼球内の側面に分布している視神経が、高い眼内圧力のせいで少しずつ壊れ、視力を失う疾患が緑内障である。壊れた部分だけ視野が損傷していく。適切な措置がなければ、視神経はさらに破壊されて、視野は急激に狭くなる。視神経は一度壊れると、永遠に再生不能である。放置すると最終的には失明する。緑内障が怖い理由は、自覚症状がなく、片方の目がほとんど失明寸前の段階にまできて初めて自覚できる場合が多いからである。普段両目で生きているので、片方の目の異常をよく分かっていなかったが、後になって初めて分かる場合があるのだ。緑内障が「音のない視力泥棒」と呼ばれる理由だ。左派政権10年、右派政権の10年をほぼ過ごしてきた大韓民国は、似たような疾患を患っている。左傾化したまま、政権が変わっても右傾化しなくなっている。左派勢力は、政権を取ると、左傾化が当然のことだと考えて、国全分野を左傾化させるために必死でプッシュし続けるが、右派政権は、右傾化させてほしいと愛国有権者が選んでやっても、いざ政権を握ればどういうことか、切迫はすべて消えて、「現状維持」のみに汲々とした状態になる。最良の防御が攻撃(右傾化)だということをすべて忘れてしまう。そうするうちに経験することになったのが「狂牛病」「コメント」「セウォル号」などの事態だ。
*「コメント」というのは、大統領選挙の不正問題のこと。パククネ政権誕生時、国家情報院がネット世論操作チームを作って、大量にインターネットに書き込むお仕事をしてたことが判明してます。
狂牛病デモ
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首都の真ん中が無政府状態同様になっている時に、ある指導者が「朝露」という歌を歌っていたこともあった。すべきことと、すべきではないことを混同している場合もあった。*「朝露」というのは、韓国でかつて禁止曲になり、のちに北朝鮮でも禁止曲になった奇特な歌。韓国は1975年に緊急措置9号により禁止曲に。ゆえに韓国の左派が、デモのたびに歌ってたりするようです。ちなみに問題視されそうなのは「太陽が墓地の上に赤く浮かびあがり」という部分らしいですが、全体的には「悲しくてつらいけど、がんばるニダ」という、どうにでも解釈できそうな歌ですね。
↓「朝露」を歌うデモ隊
大韓民国はひどい緑内障の症状に苦しんでいる。左派政権で左傾化したものの、右派政権に入っても不動である。政権が無能なのか、最低限の手(元の位置まで右傾化)も打てずにいる。これによって、もし次に左派政権になると、その左派政権は、ゼロベースから再び左傾化を始めなければならないという面倒な手間をかけるまでもない。10年前に止まった左傾化への歩みだが、最近10年の右派政権でどこも損害を受けていないので、そのままの状態を引きうけて、追加の歩みをしていけるようになっている状態だ。大韓民国はまるで、片方の目をほぼ失明した緑内障疾患保有者が、まだそれほど深刻ではないもう一方の目のおかげで、今すぐ前を見るだけなら不具合がないが、自分がどれだけ深刻なレベルに来ているのかということを全く悟ることができない状態に置かれたのと、まったく同じ状況に陥っている。「音のない視力泥棒」のため、個人が失明の危機を迎えるように、使命感を失った右派政権が、刃物を抜くことができずに放置している「(音のない)左傾化」のため、大韓民国という国は今、危険に陥っている。疾患がほぼ末期レベルに迫っているのか、コメント、イ・ソッキ、セウォル号など、時間が経てば経つほど「症状」の頻度はさらにひどくなっている。ぐずぐずしていたり、後退するなど、これ以上安易に対処していたら、結局、国家としてのあり方を完全に喪失する「失明」になるしかない。
*イソッキは統合進歩党議員で、内乱を扇動したという理由で起訴され、さらに党じたいが解散させられました。バンダービルド引用ソースhttp://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=60921&C_CC=BC
*私は、韓国の左派を応援する気持ちがどんどん強くなってきております。応援と言っても左派の完全勝利を望む応援ではなくて、混乱しまくれ♪という次元での応援ですけどね。
バンダービルドさんには申し訳ないですが。
韓国の左傾化の原因は、「従北スパイのせい」なんかよりも、「韓国の保守がきちんと問題に向き合ってこなかったせい」だし、「今も問題に向き合おうとしないせい」だと思いますよ。
それは日本の嫌韓が、「安倍政権が扇動してるせい」ではなく、「韓国の反日が原因」であり「サヨクが自らの嘘に誠実に向き合わないのが原因」であるのと、非常によく似てると思います。
韓国の保守層は、過去に韓国の保守政権がやってきた様々な問題について、ひたすら目をふさいで賛美してるだけという場合が多い。それは、趙甲濟ドットコムの論者ほぼすべてに共通すると言ってもいい。
保導連盟事件、ライダイハン、米軍慰安婦…嫌韓日本人がしょっちゅう話題にしているこれらの事件も、韓国が保守政権だった時代に引き起こされた事件であり、保守層が向き合うべき問題です。
左派のハンギョレなどが告発してますが、「反日に都合が悪いという韓国人の共通理解」が問題のしっかりした表面化をさまたげているという側面がある。
そしてこのことは、「韓国のサヨクや北朝鮮スパイが反日を煽っている」という意見に対して、「韓国の保守こそ最大の反日扇動者だ!」という私個人の見解に、論理的繋がりを提供してくれる部分でもある。
韓国国内の問題から目をそらすため、日本に非難の矛先を向けようと必死になってきたのは、韓国のサヨクよりも保守だったということです。
ものすごく単純化すれば、
韓国の保守は「韓国国内の問題から目をそらすため」に反日をし(そういう意味でも用日ですね)、
韓国のサヨクは「韓日離間」を目論んで反日をするパターンが多いということ。
保導連盟事件、ライダイハン、米軍慰安婦などの問題の表面化を望む私たちとしては、果たしてどちらを応援すべきでしょうか。
そんな韓国の保守層とずっと手を結んできたのが日本の自民党でした。
日本の保守言論人も、「パクチョンヒ(保守)を賞賛し、金大中(左派)を批判する」ことを軸にして、「韓国の保守層」を応援してました。(もちろんそれには時代的な背景がありますが)
もちろん韓国は「溺れた犬を棒で叩く」「こっちが譲歩しても、向こうは更に詰め寄るだけで譲歩しない」という国民性なので、韓国保守は懸命にふんばるんだろうけど。
ふんばりきれず、譲歩してしまえば、「被害者様の側」がどんどん増長して、慰安婦バアサンや、セウォル号遺族のようになるからね。
韓国人のコメント
・非常に明確で分かりやすく指摘していただきました。
・緑内障について知らない人は、緑内障になってから事態の深刻さを知ることになる。
それが悲劇の始まりだ。
いつも権力に反する左派従北勢力は、まるで緑内障疾患のように、治癒することができない病気である。
・全体的に正しい言葉です。
しかし、「左派政権は政権を握ったら左傾化させるが、右派政権が右傾化させられずにいる。」については、大統領や指導者が右翼ではないからです。
日本の保守言論人も、「パクチョンヒ(保守)を賞賛し、金大中(左派)を批判する」ことを軸にして、「韓国の保守層」を応援してました。(もちろんそれには時代的な背景がありますが)
もちろん韓国は「溺れた犬を棒で叩く」「こっちが譲歩しても、向こうは更に詰め寄るだけで譲歩しない」という国民性なので、韓国保守は懸命にふんばるんだろうけど。
ふんばりきれず、譲歩してしまえば、「被害者様の側」がどんどん増長して、慰安婦バアサンや、セウォル号遺族のようになるからね。
韓国人のコメント
・非常に明確で分かりやすく指摘していただきました。
多分この指摘こそ、韓国が直面している当面の問題の中で、最も重要なのではないかと考えます。
私は李明博政権に失望して、朴槿恵政権に期待をかけたのも、まさにこの点です。
この記事を朴大統領やセヌリ党が見て、悟って、気づいてくれたら良いのですが…
・緑内障について知らない人は、緑内障になってから事態の深刻さを知ることになる。
それが悲劇の始まりだ。
いつも権力に反する左派従北勢力は、まるで緑内障疾患のように、治癒することができない病気である。
・全体的に正しい言葉です。
しかし、「左派政権は政権を握ったら左傾化させるが、右派政権が右傾化させられずにいる。」については、大統領や指導者が右翼ではないからです。
パククネ様や李明博様を右翼だと思っている右翼や右翼団体が間違っています。
右翼的思考や右翼的な政策がないのに、どうやって右傾化させられますか?
・左派理念に染まっているくせに、自分は左派ではないと考えている人が相当数いる。
進歩や左派という話が出るだけで票を落とすと思っているセヌリ議員は多いですよね?
・左派理念に染まっているくせに、自分は左派ではないと考えている人が相当数いる。
進歩や左派という話が出るだけで票を落とすと思っているセヌリ議員は多いですよね?









