[取材ファイルX]日本産水産物の開放が悩みとなる理由

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[ヘラルド経済=キム・サンス記者]

2011年のことです。
会社の急な連絡を受けて行ってみると、日本の大地震の現地取材に行かなければならないという話を聞きました。

世界が注目する現場に行くという震えと、万が一の不安の中で飛行機に乗りました。
現地取材を終えた後、帰国で放射能検査を受けました。
義務でした。
何も異常がないという判定を受けました。

あえて過去の経験を再び持ち出すのは、そのあとの話のためです。
何も異常がないという判定を受けましたが、それにも関わらず、しばらくの間、周辺の知人から「握手するのが気になる」という冗談半分の挨拶を聞かなければなりませんでした。
一度や二度なら冗談ですが、冗談が積もってみると、本当の話になってしまう。
それでも私が知人を恨むことができますか?
立場を変えると、私も同じことをしたでしょう。

恐怖とはそのようなものです。
論理で説明することはできない、科学的に証明することができない、そのようなものです。
フォビア(phobia、恐怖症)という単語を実感した経験でもあります。


日本産水産物があります。
ここには「放射能」という修飾語がついてまわります。
そして、ここにも「フォビア」があります。
最近、日本産水産物について、「政府が開放を検討する」「決定されてはいない」という正反対の記事が、わずか数時間で次々と上がってきたことがあります。

政府当局者は記者たちの集まった席で「輸入禁止を解く方向に行かなければならないのではなのか」という趣旨の発言をしましたが、論争が起きたので、決定されてはいないとして鎮火に出ました。
単純なハプニングと思いますか?
そんなふうに片付けられない複雑な理由があります。

今年の日本との関係は、これまで以上に「困難」です。
他の国であれば、国交正常化50周年は楽しいだけだろうが、日本との関係を担当する当局者にとったら、むしろ荷物のように感じられるそうです。
国交正常化50周年だから、何か韓日両国が発展する姿を見せなければならないでしょうが、あまりにも障害物が多いです。
政府当局者も、このような苦情をよく表現しています。
進展は必要ですが、方法はふさわしくありません。

また、日本産水産物の話に戻ると、日本は要求条件として一番最初に日本産水産物の開放を要求しています。
これは単に水産物禁止に伴う経済的損失の問題ではありません。
水産物の輸出が禁止されて以来、日本国内で漁民の反発がかなり激しい状況です。
政府の立場では、このような漁民の大規模な反発が政治的にも大きな負担となります。

日本政府は世界貿易機関(WTO)を介して、重ねて国際社会の規制解除を要求しています。
それに応じて、周辺国も規制を緩和する傾向にあります。
ただ韓国は、2013年9月から現在まで、日本の8つの県の水産物の輸入禁止を維持しています。

ここで、政府の深い悩みが始まります。
日本産水産物がまだ危険であるという科学的な根拠があるなら、いとまず禁止措置を維持する名分になります。
現在政府は、民間の専門家で構成された派遣団を日本現地に送って、水産物の安全実態を把握する現地調査活動を行っているところです。

成果が出たなら(*日本産水産物がまだ危険であるという科学的な根拠が出たなら)とりあえずは幸い、日本に対する説得はその時から始まります。
既に規制を緩和した国も、日本産水産物が放射能の危険にさらされているという結果を聞けば、困った立場になりますよね。
各国民が反発するのは火を見るよりも明らかです。
日本は科学的根拠を再び問い詰めようとしてくるだろうし、日本産水産物をめぐって一大混乱が起きるでしょう。
これと突破してこそ輸入規制を維持することができます。

もし日本産水産物が危険であるという科学的根拠が出てこなかった場合は?
そうなれば、説得する対象が日本政府から私たち国民に変わります。
開放をしてもいいほどに安全だから、安心しても良いといって、おそらくまた政府の、あるいは国会の誰かが、カメラの前で日本産水産物を食べるシーンを演出する可能性があります。

どちらがより容易でしょうか?
我が国政府の立場では、日本産水産物がまだ危険であるという科学的根拠が出てくるほうがよいでしょうか、それとも出ないほうがよいでしょうか?

国民情緒を思うなら、日本産水産物を「安全であっても、安全でなくても」防いでおくのが答えですが、両国の外交利益を考えるなら、永久に禁止したままにしておくことはできないです。

さらに食べ物は、最も破壊力が大きい問題だということを、我々はすでに米国産牛肉のときに大きな教訓を得たました。
政府も、誰よりもよく知っているでしょう。
だからいち早く解明に出たわけです。
しばらく前にもたらされた件には、このような事情があります。

政府の賢明な知恵が必要になります。
国民の冷静な判断も必要になります。
フォビアは無視できない国民感情ですが、また克服しなければならない感情でもあります。
ただし、フォビアを克服するためには王道がないというのが私の個人的な経験です。

放射能に汚染されていなかったという説明を休むことなく繰り返し知らせて、状況に応じて時には笑い、また時には開き直って話をして、そういうふうにして時間が流れると、自然とフォビアは消えていきます。

政府が運営術を上手く発揮してくれることを期待します。
もちろんこれは、日本産水産物が安全であるという科学的根拠が出てきてからの話です。

引用ソース
 http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=016&aid=0000616479


韓国人のコメント

・開放するって、政府のやつらは本当に人間なのか?
共感254非共感23

・↑国民を守れない政府…日本の奴らよりも先に立って、日本製品は問題ないという政府…乙巳五賊と何が違うのか?
これは、国民を売って食べる行為だ。
本当に憂鬱だ。大韓民国に生まれたことが。

・↑最近では、政府がなぜあるのかもわからない。


・韓国のように、輸入した商品がどこを流通してどのような商品に入るか、国民が正しく確認できない未開な国では、基本的に輸入を禁じなければならない。
共感192非共感8


・安倍から食べさせてみよう。
共感147非共感11


・ただ食べないだけ!
共感135非共感13

・↑区別ができない。


・私たちは8県からの輸入だけを禁止しているが、すぐ隣の国の中国やその他の東南アジアの国々は、日本全体からの輸入を禁止しています。
ところが日本は韓国だけをせきたています。
何が問題なのかまだ理解していないのか、記者両班よ?
共感84非共感3


・これ、悩むような話か?
チョッパリは毎日「朝鮮人を殴り殺そう!」と叫びまくってるのに、こっちは「あなたがたの放射能に汚染されたかもしれない魚を高いお金を払って買わせていただきます」って?
担当公務員たちよ、もしかして馬鹿か?
共感68非共感3


・放射能廃棄物を輸入するだけでも足りず、直接魚介類まで輸入しようというのか?
記者よ、お前が食べろ。
共感60非共感3


・フォビアが消える?
以前日本で「食べて応援しよう!」というプログラムがあった。経済的に廃墟となった福島地方の農作物を消費することで、その地域に力を吹きこもうという趣旨の狂気の放送だった。ふふふ
結局は、司会者が食道癌で死亡し、パネリストにも癌ができて、自然にそのプログラムは滅びた。ふふふ
お金がそんなに好きか?日本からどのくらいお金を貰ったんだ?記者野郎が。
共感53非共感3


・国民が放射能水産物を食べようが興味がないということだね。
自分たちはどうせ食べないし、どうでもいいんだろう。
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・日本の自国民ですら食べない魚を韓国に輸出するとは、呆れる。
ちなみに日本人は韓国産を輸入して食べていて、自国のゴミ魚を韓国に輸出するために、不当な話をしてるんだ…腐ったやつら。
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・放射能が机の上にスタンドのようにon/offがきくと思うのか?
記者両班、私は生命工学専攻だけど、勉強をしてから記事を書け。
チェルノブイリという明確な例があります。当然輸入してはいけない。
浦項工科大学の化学教授たちも言ったが、日本から輸入してはいけない。
精神を整えて、ちょっと勉強してから記事を書け。
共感28非共感2


・私は、いくつかの経済的な打撃を甘受しても、日本とはいかなる関係も切って欲しい。
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・率直に言って食べるのが怖い。
共感32非共感8


・記者は直接福島産の魚を一ヶ月間食べて、YouTubeで生放送してください。
怪談として論じずに、そうすればよい…
日本の有名司会者が、福島産を食べて応援して白血病にかかったのを知ってるのか?
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・国民の健康と安全に直結する食べ物で、国益と外交の綱引きをしてはならない。
日本人ですら、日本政府の言葉を信じないのに…
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・国民の健康が何よりも重要である。
水産物を開放すれば、一部のお金バカ商人が国産に変身させて、国民の食卓に上がるようにするだろう。
ある時期までは日本産水産物の輸入を禁止する必要があると思う。
共感20非共感0


・今の政府は一体どこの国の政府で、何をしているのか…
米国から狂牛病の牛肉を輸入したくて必死になり、今度は日本産の放射能汚染された魚を輸入して国民に食べさせようとして必死になっている。
共感20非共感0


・世界中で水産物最多消費国である日本の奴らですら食べない日本産水産物を、私たちがなぜ食べなければならないのですか?
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・輸入しないでください。
国民のための最小限の配慮だ。
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・精神がおかしい…
共感16非共感2


・そういえば福島周辺の海から水揚げされた魚をテレビアナウンサーが問題ないとして食べたら白血病にかかったことがあっただろう?
共感14非共感1


・笑わせる。
お前が食え!
私は死んでも食べない。
そもそも日本のすべての水産物を禁止しなければならいいんじゃないか?
記者両班が大量に食え!
共感14非共感1


・放射能に感染した魚を食べたいか?
共感17非共感4


・どうか輸入しないでください。
悩むまでもなく、日本の水産物を食べてはいけません。
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・笑わせる記事だ。お前が食べろ。
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・調査団が日本から賄賂を貰って懐柔されて、問題ないと発表する可能性があると思います。(昔、壬辰倭乱の時、キム・ソンイルが侵略の可能性はないと否定したときのように)
徹底的な監視が必要です。
輸入されても買わないし食べないと言っていても、原産地を偽って売られたらどうするのか?
今の韓国の流通構造では原産国を偽っていても捕まえられない。
だから最初から輸入できなくするのが正しいと見る…
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【韓国の反応】韓国軍人ら、賄賂をもらって軍事機密を大量に国内外へ流出させる


・日本水産物を輸入して、政府関係者とその家族、国会議員のランチメニューにしろ…
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・科学的根拠なんていくらでも操作できる。
健康のためには世界を信じないのが定説。
したがって、無条件に食べないのが得策。
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・これ、日本産が安全だという前提で記事を書いている…日本人か?
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・パククネ大統領と親戚が、1年間日本産水産物を毎日摂取して、体の状態を公開しろ!
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・絶対絶対反対だ。
全世界が輸入禁止してるのに、なぜ?
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・日本の自動車にも放射性物質が60年以上残っているというのに、日本の輸入車の放射能検査をなぜしないの??
オーストラリアをはじめ世界の先進国は、日本車の輸入時に放射能検査所をしていちいち点検する。
モンゴルとロシア(サハリン)に輸入される日本の自動車から放射能が検出されて全量返品させた。南米でも返品させたし、オーストラリアも返品した。
韓国は精神を整えなければならない。
放射能は3~4年で消えるのではなく、60年~100年以上残っているのが放射能である。
水産物輸入?どうして日本を信じられるのか?
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・数年は輸入禁止しなければならない。
放射能の結果もわからず、国民感情も最悪である。
国交正常化50年だからといって、必ず何かを示さなければならないなんて、話にならない。
ただ通り過ぎるのが望ましい。
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