日本の自民党の圧勝が意味するもの

趙甲濟（チョ・ガプジェ）の超少数派サイトからバンダービルドさん。

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日本の自民党の圧勝が意味するもの

今回の圧勝で日本は、いくつか副作用があっても、円安政策を今後も持続推進する可能性が大きいと見ることができる。


自民党が290議席を得る圧勝を収めた。
パートナーである公明党35と合わせると、与党は325席で、全議席（475席）の3分の2を超えたため、憲法改正まで推進することができようになった。
自民党の大勝で、アベノミクスは少なくとも4年間は持続する見通しであり、これに伴う円安傾向は続くと思われる。
円は今後1年の間で、130円になる可能性が高いという見通しが多い。
さらに、後には1ドル＝200円という超円安状態まで行く可能性があるという一部の見解もある。
とんでもないように思えても、為替レートの行方については誰も分からない。
1985年に、1ドル＝250円だった円が、わずか3年で120円レベルの超円高になった過去の事例を見れば、逆の場合もまた、可能性はあるだろう。
また、今の120円レベルは、わずか3年前の2011年に75円レベルからスタートしたことを勘案すれば、その傾向がそのまま続くと仮定したとき、3年後の2017年には、200円のレベルに到達することになる。
もちろん、算術的に計算したらそうなるということであって、実際のところどうなるのかは、誰も知らない。
円安による輸入価格上昇という副作用のため、追加の円安にためらった安倍政権だが、最近の意外な国際原油価格の暴落で、これらの副作用リスクもかなり除去された状態だ。
さらに、いくつかの信用評価機関による日本の格下げは、円安をさらに加速化する要因として作用している。
今回の圧勝で日本は、いくつかの副作用があっても、円安政策を今後も持続推進する可能性が大きいと見ることができる。

韓国、中国はもちろん米国政府と世界の主要メディアなどが、過去の歴史問題と関連して、安倍首相をほぼ一方的に追い詰めて、鋭い批判を展開してきたにもかかわらず、安倍首相が選挙で圧勝する結果を得ることになったのは、普通の日本国民がもう、根本から思考の変化を図り始めたという信号であると言える。
以前なら、外部から批判があれば、日本内で自省の声（「他国への配慮が必要」など）が形成されて、国民の間でも賛否が大きく分かれる場合が多かった。
しかし、そういう態度（他国への配慮や謝罪表明など）をしてきたにもかかわらず、自分たちに向けた非難がむしろ時間が経つにつれて高まっていくという理解しがたい逆説的な状況がずっと続くと、最終的に、普通の日本国民も、もう本格的なかんしゃくと疲労感を感じるようになった状況が著しいように見える。

衆院解散後、韓国外交部の安倍首相攻撃（「国家がお金を使いながら、自分の罪を広報している」）や、ニューヨーク・タイムズなど国際マスコミの対日非難、そして選挙日の二日前に知らされた「オバマ」と「習近平」の対日発言（「韓国と関係改善せよ」「日本軍南京虐殺」）などは、こういった点で、日本国民たちに一種の反発を呼び起こした側面があったし、これは安倍首相に向かう支持へとそのままにつながった可能性が大きいように見える。
韓国の外交部をはじめとするいくつかの国際的なメディア、オバマ、習近平などが見せた「安倍バッシング」が、むしろ安倍首相の得票を支援する選挙運動になったわけである。

選挙の圧勝で政権基盤が強固になった安倍首相は、自信と余裕をもとにして、韓国に一種の譲歩を見せる柔軟な態度で出てくる可能性もある。
しかし、このような柔軟な態度を持ってしても、これはあくまでも「ギブ・アンド・テイク（Give＆Take）」を前提とするようになる可能性が大きい。
柔軟な態度をまず見せても、韓国がまだ対日強硬路線を堅持するならば、日本はすぐに応戦次元で、強硬路線に切り替える可能性が濃厚だという話だ。
韓国は、過去の歴史問題と関連して、「被害者（韓国）vs加害者（日本）」という図式を前面に出して、第3者（国際社会など）を引き込んで、日本に圧力をかけるという従来の方式から、早急に抜け出す必要がある。
なぜなら日本は、韓国が同じように日本の恥を晒す式の攻勢に対して、もうこれ以上なす術がないわけではなく、本格的な攻勢を広げることができる雰囲気と能力を既に内部的に造成した状態だからである。
まず変わったのは、日本内の嫌韓感情の範囲拡大を挙げることができる。
現在、日本内の嫌韓状況は、引火性の強い状態で存在していると見ることができる。
きっかけさえ与えられれば、一瞬のうちに広まる準備ができている状態であり、ますますひどくなる韓国の反日が、日本国民に続けて刻印され、米国などの国際社会が最近展開している「日本（安倍）バッシング」が事実上、韓国政府と民間団体の反日活動が原因だと見れいる日本国民が多くなってきていて、これに対する反発が、今回自民党（安倍）の支持として示された側面があることを考慮すると、日本内の嫌韓が抱える引火性はだいたいの推測が可能である。
このような状況で、韓国が昔ながらの方法の、国際社会と連携した対日圧迫を持続すれば、このような日本内の嫌韓は、次の手順に飛び火する確率が高い。
韓国が日本に、対決的な姿勢をずっと堅持していけば、最悪の場合、日本内の嫌韓は近いうちに、韓国の反日レベルにまで上がる可能性（対称化）もあることを、もう留意すべき状況になった。
一言でいって、韓日間の「ゲームのルール」が新たな様相に変わっていくプロセスが、今進行中だと見ることができる。

ここでの問題は、私たちが日本に向かって駆使することのできる効果的な圧力手段が、事実上ないのに対して、日本は韓国に向けた強力な武器を備えているという点である。
日本の武器は、まさに「円安政策」である。
現在の120円レベルでも、すでに輸出企業の被害が可視化されている韓国としては、今後130円、150円以上の円安が続く場合、困難な状況に直面する可能性しかなくなる。
韓国の圧力という次元で、円安攻勢を繰り広げるというようなことを、日本がはっきりと言うはずはないが、場合によってはこの武器（円安）が、日本が韓国だけをターゲットにして使用することになる可能性を全く排除できないというのが現実である。
ところが韓国は、これへの対応策が容易ではない状況である。
円安にウォン安で対抗するのも難しい。
韓国がウォン安（ウォンドル為替レート上昇）で対抗した場合、外国人投資比率が高い韓国の株式市場の特性上、ドルをウォンに両替して投資してきた外国人が、為替レートの上昇による損失を減らすため、韓国株式の本格売りをはじめるようになれば、その時は、もっと大きな金融市場の混乱の原因となる恐れが出てくる。
最終的には、いろいろな理由で韓国の方が不利な状況に置かれるものである。
このような事情を背景にして、韓日関係の「良し悪し」は、特定の時点（岐路）で大きな波及をもたらす可能性が大きいと見ることができる。
言い換えると、円安が進む中で日本内に、「輸出業者は良くても、輸入業者の苦痛が大きい」という式の世論が形成されて、円安政策を持続するかどうかをめぐってきっ抗した賛否の状況が進行すると、日本政府がこのときに下す意思決定に、「韓日関係の状況」が決定的なキャスティングボートとして機能する可能性があるということである。
もしこのとき韓国との間の良好な状態なら、なるべく日本政府は「輸入業者の苦痛が大きいので、円安政策は中止」という意思決定を、韓国に配慮した上でするのが簡単になる。
一方、このとき韓国との間が悪い状態なら、なるべく日本政府は「輸入業者の苦痛は理解するが、日本全体でみると円安は利益」という意思決定をして、韓国を続けて圧迫していく可能性が排除できなくなる。
日本の意図（円安の悪用）に心穏やかじゃなくても、具体的な証拠もなく、仲が悪い状態だと、我々の方からこのようなことを、きちんと問い詰めることが、現実的に非常に厳しい状況になってしまう。
避けることもできる韓国側の被害を、悪化させた韓日関係のたせいで、避けられずに困難を経験しなければならなくなる状況が、現実的にありえるかもしれないのである。
円安を媒介とした相対的関係で脆弱になるしかないこのような現実は、韓国をして日本との関係改善に積極的に出なければならないという正当性を持たせる主な理由の一つになっている。

結論として、今回の自民党の圧勝で、日本の「円安政策」は、場合によっては韓国を狙った武器に変わる可能性があるリスク要因であり、それが当分の間は存在することになったため、韓国はこれに対応して、韓日間が未来志向で双方にとって好都合（WIN-WIN）になる関係を先制的に模索する必要性が大きくなった状況だと見ることができる。
併せて、普通の日本国民が安倍首相を大きく支持している事実が確認されただけに、既存の反日方式（日本の恥を晒す）を定期的にしていけば、最悪の場合、嫌韓感情が日本国民の「国民情緒」として定着される深刻な状況までもたらす可能性があることも、また明らかに知っておく必要がある。

最近の日本政府と日本国民が変わっていっている姿は、ひどい表現をすれば、一日ごとに違うほどだ。
甘い日本には、もはや期待するのも難しくなっているという意味だ。
それでも国内のマスコミは、こういう日本の姿を冷静に見ずに、今回の選挙結果でも「安倍、右傾化加速」などの井戸の中の蛙式の表現を中心に報道している。
併せて、ほとんどの韓国人たちも、安倍首相を支持する日本国民に対して、「間違った道を行く日本人たち」「洗脳（勘違い）された日本人たち」という式の、現実感のない認識をしているのは相変わらずだ。
洗脳（勘違い）に陥って、国際情勢に鈍感になっているのは、日本人ではなくて韓国人だという事実を、いまや韓国人自身だけがわからないという逆説的な状況が展開されているのである。
他の分野では、あれだけ頭がよくて状況判断の速い韓国人が、日本のことになると判断力が薄れて、最終的に深刻な試行錯誤などの後遺症に苦しむという現実が残念なだけだ。

今、ほとんどの韓国人は、安倍首相さえいなくなれば、すべてがうまく解決できるというふうに考えているので、安倍首相よりはるかに韓国とって気に入らない日本の指導者が、後に出てくる可能性については、少しも念頭に置かないようにしているようである。
さらに、米国（民主党）など、国際社会が今見せてくれている過去の歴史に関連しての一方的な「韓国の味方」（日本叩き）が今後も永遠に続くとも考えているようだ。
このような現象は、一種の「韓国中心天動説」の思想に傾倒している韓国人によく見られる一種の錯覚現象と
いうことができる。
古今東西、周辺の情勢に鈍感な国で、繁栄した国はなかった。
まさに百年前の韓国と日本は、このような面で対照的だった。
もう、このような間違いは、その時一回だけで終わらせなければならない。
そのためには、現在の日本が追求する変化の動き（普通の国化）を冷徹に受け入れて、もっと冷静に対処していく知恵が必要である。
こういった面で、中国の軍事膨張などの脅威に対処する友好国日本の変化の動きについて、同じ陣営に所属する私たち韓国が、中国の共産党政権が口にする「軍国主義」「右傾化」「過去への回帰」などという言葉をその
まま使いながら、旧韓末レベルの退行的思考だけで日本を眺める偏狭性を見せている現実は、全く残念だ。
今は、冷徹な認識に基づいて、日本を正しく見て、韓国の利益を最大化する方策を見つける知恵が何よりも急がれる時点である。

バンダービルド

引用ソース
 http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=58880&C_CC=BC

韓国人のコメント


・日本が滅びるための基礎工事を始めましたね。
今日の朝鮮日報は、新たに油を補充した安倍号と書いた。
しかし、不沈空母と自慢する安倍が乗った日本号はもう、東京の北の放射能汚染の問題、頻繁な地震と地殻変動と地球温暖化などによって、この世紀が過ぎ去る前に、太平洋の海の下に沈むというのが事実で、その事実を良心ある科学者や古老の政治家はみんな知っているので、オセアニア、オーストラリアに日本全体で引越しをしようとしている状態である。
今回の選挙で安倍は、ヒトラーのようなナチス主義総統となった。未来には死が待つだけだ。
昨日、日本の女性と結婚している友人夫婦とお茶を共にして、新聞で報道された南京虐殺の話をすると、その日本女性は「それは嘘ですよ」と言った。
夫のほうは、「日本は恥ずかしいとも思っていないのに、韓国人だけが公然と性奴隷とか何とか不要な難癖をつける」といって、私は言葉を失った。


・他の国の誤ちを願って、嫌って、憎めば、その悪い毒の心が熟して、自分や子孫に跳ね返ってくることになる。 
また中国の孔子も、そういう人を禽獣以下だと言いました。


（ハンネ：mib1）
・ドイツは第二次世界大戦末期、ソ連に占領されて、自国民に対する無差別的な強姦と虐殺が行われたにも関わらず、ユダヤ人虐殺を本当に反省した。
しかし日本は自分たちの蛮行よりも、原爆被災したこと悔しくて、かえって自分たちが被害者であるといって、被害者コスプレをしている。
私をはじめとする韓国のほとんどの人々は、日本の現政権が無条件に嫌いではありません。
しかし過去の歴史に対して目を閉じている日本が憎いだけだ。
韓国と日本は韓半島の自由統一と中国の軍備増強に対抗するため、互いに協力する必要があります。
なのに何故、日本はきちんと認めて新時代に進もうとしないのか、息苦しいだけだ。
韓国の自称メディアが極右と非難されている日本の安倍政権は、経済政策と国防政策は上手くやっているということができる。
だが、過去の歴史に対する反省は必ず必要だ。


・↑日本は何度も謝罪をしました。
韓国のメディアが「謝罪もしない」と度々騒ぐが、そういう嘘にだまされないよう願います。
謝罪をしたし、賠償までも完了したのに、謝罪をしてもしてもしても「真正性がない」と言って、度々けちをつけているのが私たちです。
まだ真正性があるとかないとか騒いで、賠償までなぜ受けようとする？
一度貰うと楽しくて、ずっと貰おうとしているんだ。
違うでしょうか？
交通事故がおきて人が死にました。賠償も受けました。
それなのに真正性がないと言ってずっと被害者が騒げば、どのようにするのですか？ 
死んだ人を生かすことはできないのに、加害者がこれ以上どうやって真正性を示すことができるでしょうか？
あなたはどんな方法があるのか、言えますか…


・↑不合理で、理不尽で、異常で、反人倫的で、反社会的で、極端な反日による日本への呪い、中傷、人種差別妄言ではなくて、mib1のような合理的で、理性的で、まともな日本批判は本当にうれしいです。
mib1のような方々が多くなれば、韓国は先進大国になれます。


・自民党が国際的非難にもかかわらず圧勝を収めたのは、日本戦後世代が、彼らの先祖が第二次大戦以前にやったことを知らず、米国の圧力から抜け出すふさわしい軍事力を持つ日本を夢見ていることと、日本列島の地球物理な未来についての解決を同時に模索しているという意味がある。
したがって、かれらは、大国日本の今後の歩みを、過去の否定と攻撃型への転換を期待していると見られる。
私たちにとっては、同族で理念だけが違う北朝鮮よりも、このような動きを見せる日本のほうが一様危険な相手になる。
2千年の間、私たちの主人役をしていた中国は、それでも私たちを併合はしなかったが、日本は力さえあれば、併合しようとする。それが中国と日本の違いである。
その理由は2つあるが、ここですべてを明らかにすることはできないので省略する。
しかし私たちには、高句麗の気質と新羅の知恵と精巧さがある。それが私たちの血液の中を流れているので、日本などは恐れるような存在ではない。
問題は、日本の文化を掘り下げれば百済の文化だということだ。
今、韓国で親日をしようとする連中もも百済人の子孫で見て間違いないだろう。
また、今の大韓民国を揺さぶる人々も、百済人の子孫に属している。
今後を見ているがいい。
これから百年以内に日本は、この地球上で、跡形残らず消えるし、日本に従おうとする者も同じ運命をたどるだろう。


・コメントを見ると、日本が何度も謝罪をしたし、賠償もしたという馬鹿がいるね。
日本の死んだ天皇というやつが、韓国を侵略したことについて「痛惜の念」と言ったことならある。
これを謝罪というなら、カボチャをスイカだというようなものだ。
日本を代表するのは天皇なのに、謝罪をしたことなど全くない。
日本が発行した国語辞典を探して、で「痛惜の念」の意味を調べてみろ。
春の端境期を超えるために、祈ってお願いをして、ほんのわずかのお金を貯めて、そのお金で日本製の機械と設備だけを買ったものだが、それが侵略の賠償か？
それを謝罪と賠償だというやつは、日本人か？韓国人か？答えてみろ。
どれだけ考えが足りなかったら、そんな話ができるんだ？


・↑その天皇陛下の「痛惜の念」を聞いた盧泰愚大統領は、「私も国民も、日韓の不幸な歴史にこれで一応結末を見たと確信している」と、最大評価しています。
韓国の大統領が当時このように評価したのに、最近になって評価を変更した理由は何ですか？


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