日本、原爆がなかったら金元鳳のために滅びた可能性がある

0H2RbwtAHXkU51a1533368648_1533368988



日本、原爆がなかったら金元鳳のために滅びた可能性がある

1941年12月、日本が真珠湾奇襲で米国に戦いをしかけた。
動機は局面の転換だった。
日本は1937年に始まった日中戦争で、中国軍と韓民族独立軍に劣勢だった。
西側で発生していたこのような難関を打開して雰囲気を刷新しようとして、東でアメリカと新たな戦争をしようとしたものである。

しかし、意のままにならなかった。
韓民族・中国との戦争はもちろん、アメリカとの太平洋戦争も侮れなかった。
日本軍105万の大軍が中国大陸に足止めされた状態で、1945年に米国の原子爆弾投下(8月6日・9日)とソ連の対日宣戦布告(8月8日)がほぼ同時に行われ、日本では白旗を掲げないわけにはいかなくなった。

米国とソ連が東アジア戦争にかかわるこのような状況は、武装した韓民族独立闘士たちにとっては、歓迎できないことだった。
二つの大国を韓民族独立闘士の援軍として得たのは幸いなことだったが、侮れない利害関係者を追加で呼び込むことになるためだった。

米国とソ連のせいで解放が早くなったという事実は、良かったと同時に物足りなさを感じた。
そう感じた代表的な独立闘士として金元鳳(1898〜1958年)を挙げることができる。
米・ソ参戦は、金元鳳が描いていた大きな構想を壊したという側面が大きかったのだ。  
 
金元鳳は最も活発な武装闘争を展開した戦士の一人だ。
慶尚道密陽出身の彼は、3・1運動8ヶ月後の1919年(当時21歳)、11月に義烈団を創立した。
義烈団の成果の中で印象的なのは、以下の通りである。 


1920年9月:パクジェヒョク、釜山警察署長に爆弾投擲。 
1920年11月:チェスボン、密陽警察署長に爆弾投擲。 
1921年9月:キムイクサン、鍾路警察署長に爆弾投擲。 
1922年3月:キムイクサン・イジョンアム・オソンリュン、上海黄浦灘桟橋から日本陸軍大将の田中義一狙撃。 
1925年3月:イインホン・イギファン、北京で日本のスパイのキムダラを処断。 
1926年12月:ナソクジュ、東洋拓殖株式会社と朝鮮殖産銀行に爆弾投擲。


金元鳳と義烈団がどれだけ脅威だったのかは、日本の外務大臣が「金元鳳を逮捕したらすぐに長崎刑務所に移送せよ。所要経費は外務省が直接支払う」と上海総領事館に指示したという事実にも表れている。
キムサムウン元独立記念館長の<金元鳳評伝>では、「日本の軍警と管理者にとって、義烈団員は閻魔大王のような存在として認識されていた」とし「いつどこに義烈団員が現れて爆弾を投げて拳銃を撃つか分からないからだ」と語った。

義烈団の活動だけを見ると、金元鳳はテロリスト団体の首長に見える可能性がある。
このような独立闘争も貴重だが、金元鳳の目標はそれにとどまらなかった。
軍隊を率いて故国を修復するのが目標だった。 
  
2TK89m1zJsM2gGO1513843337_1513843543 (1) (1)
▲  義烈団時代の金元鳳。右端が金元鳳である。


1916年(18歳)、彼が北京の東天津の徳華学堂に入学したのも、ドイツ軍のシステムを学ぶためだった。
ハンサンド建国大教授の「大陸に残した夢、金元鳳の抗日の軌跡と生活」ではこう語られている。 
 
「金元鳳は……何人かの汚職官吏と大地主を暗殺するだけでは到底祖国の解放を望むことができず、強力な武力によって日本の基盤から脱してこそ独立国家になることができるという信念を持って、武力闘争能力を養うため、軍隊を組織することが急務だと自覚する。」 
 
金元鳳は、最終的にその目標にかなり近接している。
1932年には朝鮮革命軍事・政治幹部学校を設立し、3年間で125人の幹部独立軍を排出し、1938年には軍隊組織である朝鮮義勇隊を設立した。
彼が相当な成果を収めたという点は、朝鮮義勇隊の規模にも表れている。
グォンヒョクス中国遼寧大教授の論文「中国の抗日戦争との関連性から見た朝鮮義勇隊抗日業績の歴史的な意味」では、1940年当時の朝鮮義勇隊の規模をこう説明する。 
 
「1938年10月創設当時の朝鮮義勇隊の人員規模はわずか89人に過ぎなかったし、義勇隊隊員の主要メンバーは朝鮮民族革命党(臨時政府内の左派)の党員だったが、1940年に至って朝鮮義勇隊は本部と3つの支隊を含む314人へと発展し、2年前に比べて約4倍の急成長を見せた。」 
-忠南大学忠清文化研究所が2013年に発行した「忠清文化研究」第10号。

朝鮮義勇隊は1942年に何人かが光復軍に編入されて中国国民党と連合し、何人かは朝鮮義勇軍として独立して中国共産党と連合した。1940年時点の「朝鮮義勇隊314人」は、この組織が分離される前の規模を示す。

1940年当時、金元鳳が300人の兵力を保有しているという事実を、平和時に一般的な将校が300人を指揮するのと同じライン上に並べて比較することはできない。
独立軍の司令官は、兵力を指揮するだけにとどまらず、直接募集して養ったりもした。
一般的な将軍は、直接兵力を集めたり、兵士を養うことはない。
一般的な将軍や将校がそのようなことをしようとしたり、そのような能力を持つことが明らかになれば、軍事安全保障支援司令部(旧DSC法)要員の監視を受けやすい。
金元鳳のような革命家型将軍のリーダーシップと一般的な将軍のリーダーシップを同じライン上に置いて比較することはできない。

金元鳳のような革命家型の将軍が300人を保有していたら、ゼロを少なくとも一、二個さらに付けたしてこそ、この人物の位相を適切に評価することができる。
つまり、3000人や30000人程度の兵力を率いる能力を保有していたと評価しなければならないだろう。
そんな人物が養成した独立軍は、一般的な兵士ではなくて幹部だったので、このような部隊が国内に入って山岳地帯に拠点を持った場合、300人が3000人や30000人に増えるのは、あまり困難なことではなかっただろう。

1956年11月25日、カストロとチェ・ゲバラがキューバ革命のために、メキシコの港から出発する時、かれらが率いる部隊の規模は、本人を含めて82人だった。
吐き気や暴風と飢餓に加えて政府軍の攻撃で兵力が消失し、上陸直後は部隊の規模が12人に減った。
この12人を「元手」に勢力を伸ばして革命戦争を遂行した末、カストロとチェ・ゲバラは1959年1月1日、キューバ政権を握ることができるようになった。

このような事例を勘案すれば、金元鳳の部隊規模は、独立戦争をするのに決して不足していなかった。
朝鮮の地に進入して山を根拠に勢力を拡張しつつ日本軍と戦ったら、かれらの能力は独立争奪に決定的原動力になっただろう。 

しかし金元鳳は能力を発揮する機会を持たなかった。
1942年に金九と提携することになり、朝鮮義勇隊の一部兵力を率いて光復軍第1地帯に入ったが、日本と独自で勝負する機会は確保できなかった。
日本の真珠湾奇襲で戦争の範囲が広くなったせいで、彼は、中国共産党軍、中国国民党軍、米軍、ソ連軍、日本軍の隙間で独自の地位を確立することに失敗した。
戦争局面の拡大は、金元鳳の祖国解放の構想を壊すことに貢献した。
光復軍の一員として連合軍と一緒に抗日戦争に参加するにはしたが、この世界戦争で明確な地位を確保することには失敗した。
彼の遠大な夢は、そのようにして倒れてしまった。

結局金元鳳は1945年12月2日、将軍ではなく個人の資格で帰国するしかなかった。
軍隊を率いて故国を解放させようとしていた長い計画が水の泡になったのだ。
その後彼は、ソ連軍の支援を受けた金日成と、米軍の支援を受けた李承晩の間で以前の能力を発揮するのが難しかった。

そんな中、彼は露骨に分断を画策する李承晩と米軍政を避けて北朝鮮に行った。
しかしそこでも力を正しく発揮できなかった。
北朝鮮で彼は兵士ではなく、政治家である必要があった。
武器を捨てたまま活動しなければならなかったのだ。

2TK89m1zJsM2gGO1513843337_1513843543 (1)
▲朝鮮民主主義人民共和国初期内閣


1948年月、北朝鮮に行った金元鳳は、最高人民会議代議員を経て国家検閲大臣および労働大臣を務めた後、国会副議長級最高人民会議常任委員会の副委員長を務めたが、金日成が権力を強固にする過程で1958年に粛清されて人生を終えた。
抗日闘争で最も輝く武装闘争の成果を残した人物の一人だが、人生の最後はそのように寂しかった。
大韓民国政府は彼を独立有功者として認めていない。

引用ソース
https://news.v.daum.net/v/20190316193900787


*いやー、すごく面白い「お話」でした。





韓国人のコメント


・李承晩のような奴ではなくて、金九や金元鳳先生が政権を握る必要があった…
私たちの歴史の大きな汚点である…
共感13126非共感468

・↑そうなっていたら、今の韓国は北朝鮮だった!

・↑米国のせいで親日派の粛清ができなかったんだ。


・このような偉大な独立運動家を解放後も苦しめたのが親日警察だった。
その親日警察を反民特委が解体して大韓民国警察に身分を洗濯したのが三流独立運動家の李承晩である。
共感848非共感15


・今からでも親日売国奴を擁護するやつらを処断しよう!
独立運動家を冒涜して色合い論争で蔑視するやつらを強力処罰しよう!
売国連中は6.25の時に国を守ったのではなく、日帝時代に国を売って得た自分のお金を守ったのだ!
売国連中がいなければ、勇敢な光復軍が国をよく守り、より立派に成長させたものである!
共感512非共感14


・この方たちがなぜ建国の礎となれなかったのか…嘆かわしい。
改めて李承晩がうらめしい。
共感463非共感18


・金元鳳は日帝時代が生んだ李舜臣である。
共感350非共感27


・原爆で戦争は終わってしまった。
参戦もしなかった私たちは戦勝国の地位も得られず、解放政局で親日の整理もできず、分断までされてしまった。
共感304非共感3


・金元鳳将軍の懸賞金は数百億でした。
それほど日本が恐れていたんです。
共感212非共感5


・解放されて帰ってきたのに親日警察が拷問した。
どのぐらい呆れただろうか。
共感200非共感1


・金元鳳先生がなぜ北に追い出されなければならなかったか知らない馬鹿だらけだ。
金元鳳先生は共産主義者ではなかった。
ただ、李承晩のせいで北に追い出された。
しかし金日成と理念が違ったので粛清された不運な独立運動家である。
歴史の勉強をちょっとはしましょう。
共感149非共感8


・金元鳳がまだ独立有功者として認められていないのも、北に行ったのも、親日派政権のせいだ。
今からでもすぐに選定しなければならない。
共感143非共感8


・越北したという理由で朝鮮最高の独立軍について教えないなら、日本の歴史歪曲と同じになる。
共感103非共感5


・金元鳳義士は叙勲しなければならない。
李承晩と盧徳述は顕忠院から引きずり出さなければならない。
共感85非共感5


・こんな人物を北に蹴りだした日本の手先ども…どれだけ悔しくて悲痛だったか!
命を捧げて国を救おうと、あらゆる努力をしたのに!!
日本が退いて故郷に帰ってみると、日本の手先どもが…売国奴が国を占領していたので!
どれだけ不合理で悔しかっただろうか…
共感41非共感1


・いまだに親日売国奴だらけのこの地を見たらどれだけ心痛いだろうか?
共感35非共感1


・このような方が韓国を解放させる必要があった。
そうすれば南北分断もなくて、金九が政権を握って、日帝残滓と親日派を完全に粛清することができていた。
共感28非共感0


・オーマイゴッドニュース…ふふふ
日米戦争は、米国が石油を切ったから起きたというのが事実だ。
米国との戦争は反対派が多かった。
「日本は1937年に始まった日中戦争で、中国軍と韓民族独立軍に劣勢だった。西側で発生していたこのような難関を打開して雰囲気を刷新しようとして、東でアメリカと新たな戦争をしようとした」
日本が局面転換用のために米国と戦争??
日中戦争で日本が押されてた?
中国東部はことごとく日本が掌握していたし、独立軍も、だから中国の中に入ることができたんだ。
韓国の独立運動史は、実際には上海臨時政府がすべてだ。残りの勢力は規模が小さかった。
これがファクトだ。
歴史歪曲しないでください。
共感23非共感5


・安倍にとってはこのような方もテロリスト。
共感14非共感0


・しかし彼は現在の自由大韓民国を転覆しようとする試みをした。
韓国戦争を起こし、数百万の国民を殺したという事実。
彼の独立運動は認めても、自由大韓民国のお金で彼を持ち上げることはできない。
共感15非共感8


・アカの民族相討ちの元凶を、こうやって持ち上げるのか?
いっそ金日成を国家有功者とでもいえ。
狂ってる!
共感7非共感0


・小説を書いてる。
300人の兵士が、3〜4万の軍人と戦闘機と空母まで保有していた日本に勝ったという話か?
その精神は高く評価するが、絶対に日本に勝てなかった。
それよりも国民啓蒙運動に力を使って民族意識を呼び起こすことのほうがはるかに効果的だった。
共感12非共感6


・ふふふふふふ、グクポン(*国+ヒロポン/愛国中毒)のでたらめ記事だ。
当時の独立軍の能力では、日本軍1個師団にも耐えられなかっただろう。
歴史で小説を書くな。
自分を過大評価し、精神勝利していたら、何の教訓も得られない。
同じ不幸な歴史を繰り返すことになる。
共感12非共感6


・その写真にいるゴミたちが作った北朝鮮を見てください。
そこが人が住む国か。
スマートフォンもインターネットも使えない。
世界がどうなっているか数千万の人民は知らず、2019年でも世界に自由にいけず、鉄条網を2重3重に張っている国だ。
共感8非共感2


・反日をいいわけに親北を正当化することはできない。
独立運動を認めたとしても、6.25を正当化させることはできない。
共感6非共感0


・これはちょっと過剰なグクポン(*国+ヒロポン/愛国中毒)が膨らませた憶測だ。
テロで国家が途方に暮れても滅びはしない。
1941年当時、日本帝国陸軍は170万人と推測されるが、300人でどんな勝負するのか。
「ゼロを少なくとも一、二個さらに付けたしてこそ、この人物の位相を適切に評価することができる。つまり、3000人や30000人程度の兵力を率いる能力を保有していた」
話にならない…
共感8非共感3


・本当に素晴らしい方で多大な成果?
それでも300人て。ふふふ
歴史をまるで武侠史を書くように語ったら困る。
共感6非共感1


・日本が金元鳳のために滅びた?
誇大妄想も行き過ぎてる。
ナンセンスで幼稚な内容を記事として書く奴も、このような記事を掲載するゴミも、みんな同じ。
何の意図があるのか。
共感6非共感2


・現実の日本の軍事力を知らないのか?
本当にアメリカがなければ、韓半島だけでなく、中国、ロシア、フィリピンなどがすべて日本の地になりました。
すべての国が日本との戦闘したけど、米国だけが勝利した。
その時から日本が押され始めたんだけど?
そんな日本についての現実を知らず文章を書く人は、子供たちに犬死を強要するパレスチナの現実と何が違う?
あまりにも現実感のない文を見ると、苦しくなります。
中国、ロシアでさえ日本に勝てなかったのに、韓国の義勇軍だけで独立?
共感4非共感0


・抗日武装闘争が再評価受けるべきだが、このようなグクポン記事はあまりにひどい。
共感8非共感5


・それでもこいつはアカではないか?
共感5非共感2


・小説を書くにしもほどほどにしろ。
武器も軍隊もない敗北した国が、近代化した帝国主義の軍隊相手に戦って勝つ?
あまりにひどい小説である。
独立運動した事実を浮き彫りにするのは良いが、これはひどすぎる。
共感4非共感1


・ビンラディン一人のために米国が滅びたかもしれないというようなデタラメ。
共感4非共感1


・愚かなオーマイニュースオーマイゴッド!
大韓民国政府に反対して越北し、金日成と一緒に韓国戦争を起こした人なのに!
大韓民国政府が独立有功者として認めないのは当たり前だ。
李承晩が分断を画策?
李承晩が独裁者なのは事実だが、韓国だけでも資本主義政府を樹立したのは幸いだった。
当時、金九などに引っぱられて、もし南北統一政府を推進していたら、韓国はとっくに金日成共産政権の餌になっていただろう。
共感3非共感0


・タイトルに虚勢がいっぱい詰まっていて失笑を禁じえないですね。
共感3非共感0


・金元鳳先生が活躍していたら大韓民国が共産国家になっていたね。
恐ろしいです。
共感3非共感0


・「日本、原爆がなかったら金元鳳のために滅びた可能性がある?」
愛国心は良いが、飛躍はちょっと…
誇張しなくても金元鳳の活躍は十分素晴らしい。
共感3非共感0


・日本軍が中国軍と韓民族の独立軍に押されていた?
中国の国民軍は、数千回の戦闘で一度も勝てず、重慶まで押されて倒れる直前だったし、
共産軍は戦闘すらせず山に隠れていて、
韓民族独立軍はテロを引き起こすだけの存在感のない集団だったのに?
日本軍が崩れたのは、米軍によってだ。99.9%米軍のためだった。
記者は左派反米主義者か。
共感3非共感1


・独立軍の規模が小さいといって蔑視する勢力がいるが、一人一人が役員級だと思えば、その規模は決して小さくないです。
三国志では劉備や関羽がいると数千人がすぐに集まって軍隊を作れていた。
共感3非共感1


・冷静に言ってそもそも外勢の助けなしではできなかった独立だったが、今になって外勢のせいで光復軍が活躍できなかったというのは因果を覆す不合理である。
共感2非共感0


・共産党を美化する作業が絶えず進行。
共感2非共感0


・ふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
当時、米軍40万人が太平洋戦線で日本軍相手に戦っていたんだけど?
しょぼいアカ一匹で何ができたと?
共感2非共感0


・記者か武侠小説家か。
共感2非共感0