日本人の子供との喧嘩
今は、日本が大きな間違いをしたという気もする

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから太極党さん。この方はお初かな。

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日本人の子供との喧嘩

太極党

10歳の時だった。
近所のお兄さんたちと野球をした。
私は年齢的に一番子供で、野球も上手ではなくて、試合に何の寄与もできなかった。
ただ、私は野球の道具をいくつか持っていて、それを借りたい13〜14歳のお兄さんたちが、無理やり私を仲間に入れた形だった。
そこには1歳年上の「サカヨシ」という子供がいたが、彼が私に「見物だけしてろ」と言い出して喧嘩になった。

私は野球の道具を近所のお兄さんたちに貸した見返りに、正当にチームのメンバーに入ったのだ。
なのに、私はサカヨシに役立たずといわれて排除されそうになって、悔しく思った。
私とサカヨシは口論し、私はサカヨシを殴った。
その様子を、サカヨシよりも10歳ほど年上のサカヨシの実兄が見ていた。
結局私はサカヨシを一方的に殴ったのだが、サカヨシの実兄はその喧嘩が自然におさまるまでじっと見守っていた。
実兄なのに、殴られた弟の肩を持たなかったのだ。
幼い年齢だったが、そのとき私は内心で、感動に似た気持ちを持った。
なんというか、公正なものを感じたのだ。

その後も私は同じ年齢の子供たちから不当なことをされたら躊躇せずに対抗して戦った。
しかし、兄のいる韓国の子供たちは、喧嘩になると兄を連れて来て私を攻撃することが多かった。
幼い年齢だったが、私はそれを卑怯なことだと思った。

だから私は、私の弟が不当な理由で殴られた場合を除いては、同級生同士の意見の争いで掴み合いをしていても、絶対に介入しなかった。
弟が少し叩かれるとイライラする気持ちにはなったが、暴力は止めつつも、ひたすら見守ることにしていた。
幼い年齢だったが、私には一種の信念のようなものがあった。
血縁という理由で不当に弟の肩を持つのは、自分自身に恥ずかしいことだというようなことを考えていたのだ。

私はずっとそういう気持ちだった。我執でもあった。
歳月が流れて、同じようなことをまた経験した。
息子が友人から不当なことをされたと言ってきたのだ。
しかし私は無条件に息子の肩を持たず、いろいろな角度から息子に話を聞いた。
親が介入せず、息子たちの方法で解決するよう見守るのも問題解決の方法だと考えた。

息子には正々堂々と解決しなさいと言った。
どうやって解決するのか心配になって、離れて隠れて見守っていたら、遊び場で友達と掴み合いになった。
息子が殴られる姿を見たが、最後まで介入はしなかった。
誰でも同じだろうが、子供が殴られるのを見るのは本当に耐えがたい。
しかし、とにかく息子は、今ではその喧嘩した友人とはもちろん、他の子供たちとも本当に仲良くやっている。

生きていると、感情が介入するしかないことを多くの経験する。
弟と妻の葛藤、弟と私の共同経営者との葛藤など…
人は誰でも肉親と他人の間に葛藤が生じた場合、肉親に心が傾く。
しかしそのたびに、いつも公平であろうと私は努力した。
だからといって、自分のそういった潔癖さのために、家族にあえて冷たくすることもなかった。

私なりに、そのような姿勢で生きてきたが、これは私だけの考えで、そういう葛藤のたびに私の相手をしていた人たちは全く別の評価をするかもしれない。
ちょうど今日、幼いころの記憶をふと思い出して、こういう文を書いた。
言いたかったのは、そういう私の姿勢に大きな影響を及ぼしたのが、子供の頃、日本人の子供と喧嘩したときに彼の実兄が見せた態度だったという点だ。
春は来るが憂鬱な日々である。
つまらない話だが、なんとなく書いてみた。

太極党

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=156581&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1



*韓国の文化を知らないと、なんでもない話かもですが。
身内を庇うのは当然だよね、
同時に公平であろうとするのも当然だよね、っていう話ですが。

韓国の「情」の文化からすると、上の太極党さんの行為は間違った行動なのですよ。
で、韓国においてこの文化が強烈すぎることが、日韓の歴史問題を韓国人がファクトで見ることができないという大きな要因になっている。





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今は、日本が大きな間違いをしたという気もする

太極党

韓国に対する日本の過ちは、過去の問題について謝罪をあまりにもしすぎたという点である。
どんどん謝罪をしたせいで、韓国は、主流メディアさえ日本の謝罪を当然視するようになったのである。
日本がそのようにしていたのは、自国の政治的な問題のためにやむを得ない面もあっただろう。
しかし日本が、普遍的なレベルを超えて韓国に配慮したのは、韓日両国の自由右派陣営にとってあまり良くない結果を作ったと思う。

ここのサイトに出入りしている人々なら、日本の池田元首相が韓日国交正常化以前に、米国のケネディ元大統領との会談でいった言葉をよく知っているだろう。
その会談での池田元首相の発言を見ると、これまで日本が韓国に謝罪してきた理由を推測しやすい。

当時池田元首相は、韓国人の慢性的な問題に言及し、韓国との疎通が困難な理由を指摘した。
その一方で、彼は韓国の安全保障問題が日本の国内問題と直結していて、韓国の共産化を防ぐのが日本の安全保障に大きな影響を与えるという点を話した。
これは米国側と同じ考えだった。
すなわち日本とアメリカは、ソ連と中国の共産主義から自由陣営の安全保障をしっかりするという面で理解を共にして、韓国を日米同盟の軸に引き入れようとしたものであり、実はこういった基礎の下で日韓の国交正常化がなされたのだ。
私たちが強かったから国交正常化できたのではない。
もちろん米日両超大国のこういった基調は、大きな枠組みで今まで続いている。

それをしっかり覚えていたのは、むしろ左派の戦略家たちだった。
彼らは、日本と遠ざかることがまさに北朝鮮の言う「冠のひも戦術」を容易にするということも分かっていた。
かれらが「慰安婦問題」云々いうのは、韓米日安保同盟を揺さぶるための基礎戦略の一つだが、こういったものに近年になって韓国の主流メディアも応じたものである。

日本が私たちに過去の問題で謝罪した事例は意外に多い。
ところが、問題は、私たちだって日本に「これ以上の謝罪は必要ない」と言っていた点である。
金大中元大統領は在任中の98年10月の訪日に先立って「もはや慰安婦の賠償責任を問わない」とした。
また両国間の歴史問題を締めくくる意味で「天皇」の存在を認めた。
「日王」の代わりに「天皇」と表現し、慰安婦賠償問題を問いつめないことにしたのは、極めて外交的な表現ではあるが、最終的に過去を流して未来へ行こうという意味である。
これに対して日本の天皇と小渕首相も、適切な外交的修辞で過去の歴史について謝罪した。
小渕首相は「村山談話の精神を受け継ぎ、日本の植民地支配で韓国国民に多大の損害と苦痛を抱かせたという歴史的事実を受け入れて謝罪する」とした。

その後も日本の政治指導者たちは、私たちに数回、過去の歴史について謝罪した。
小泉元首相の場合、金大中政権当時の首脳会談で訪韓した際、西大門独立公園を訪問し、追悼碑に献花して、「日本の植民地支配で韓国民に大きな損害と苦痛を抱かせたことについて、心から反省し、心からの謝罪をする」とした。

左派が絶対に守らなければならないと叫ぶ6.15宣言の主役の金大中も、もはや謝罪は必要ないとし、未来に進まなければならないといい、日本の首相も謝罪したが、一体私たちはいつまで金正恩が喜ぶ日本の過去のタワゴトを言い続けるのか。

このようになったのは、日本の政治指導者たちが「泣く子には餅をもう一つ与えろ」式の外交問題処理方式のせいでもあるというのが私の考えだ。
だからといって韓国人としては、その問題について、自由陣営の安全保障問題を考慮して、「日本よ、韓国に強硬対応せよ!」ともいえない。

事実、多数の国民は、日常において日本への反感は大きくない。
毎日のように「忘れないように」と煽るマスコミと、左派政治家が問題である。
これに踊らされる中途半端な「保守」はさらに問題である。
私たちからの日本に対する過去の主張はいつ消えるのか。
金正恩が赤化統一の目的を達成し、金正恩が支配する「朝鮮半島」と日本が国交正常化して初めて終わるのではないか。
その時、反日の先頭に立っていたジャーナリストは、労働党から粛清されるだろう。
その多くは、日本や米国に亡命申請をするだろう。

このような文を書きながら、私はもう疲れている。
アカたちの目的は、私のような国民を疲れさせることになるのではないか。
そう思うと、どれだけ疲れようとも、どれだけ微弱でも批判の声を出すのを止めてはいけないのだろうと思う。


太極党

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=156623&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1



*その通りだと思います。
まさに「泣く子には餅をもう一つ与えろ」式の外交問題処理方式で謝罪してきた日本がアホです。
バンダービルドさん、無明さん、韓国人でも論理的な思考力のある人ってたいがいそこに気づくんだよね。

ただ、


>>私たちからの日本に対する過去の主張はいつ消えるのか。
金正恩が赤化統一の目的を達成し、金正恩が支配する「朝鮮半島」と日本が国交正常化して初めて終わるのではないか。

これはない。
南主導だろうが北主導だろうが、統一しても「反日」だけは維持されるのは間違いない。