日本哨戒機問題の1週間後、中国軍が韓国防空識別圏に入った理由

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日本哨戒機問題の1週間後、中国軍が韓国防空識別圏に入った理由

昨年12月20日、日本海上自衛隊の哨戒機が、東海(トンヘ、日本名・日本海)の排他的経済水域(EEZ)中間区域で遭難した北朝鮮遭難漁船の救助作業を支援する韓国海軍駆逐艦から火器管制レーダーを照射されたと主張し、韓日間に緊張が高まった。
日本はレーダー探知情報を公開せずに照射したと主張している。 

数日後の12月27日、今度は中国軍Y-9偵察機1機が済州(チェジュ)南側を経て江陵(カンヌン)東側海上まで北上した後、引き返した。
この過程で中国偵察機は韓国防空識別圏(KADIZ)を何回か侵犯し、韓国の空軍戦闘機が緊急出動した。 

日本のレーダー照射主張と中国軍偵察機の飛行は特に関係はなさそうだが、2つの事件の間には現代戦の重要な部分がある。
それはSIGINT(Signal Intelligence)と呼ばれる信号情報が関連している。
信号情報にはレーダー、通信、武器を運用する際に出る各種電波がある。
こうした信号を事前に把握して分類し、信号体系に関するあらゆる情報を事前に収集する作戦は、現代戦では必須となる。 

日本がレーダー照射を探知したと主張するP-1海上哨戒機のレーダー警報受信機(RWR)は平常時に収集された敵性国家や友軍の電子装備から出る電波の特性を分析したデータを基盤に作動する。
すなわち、持続的に情報がアップデートされなかったり、誤った情報を持っていれば、誤作動する可能性がある。 

日本の主張は信号情報収集結果を活用したものであり、中国偵察機の飛行は必要な電子情報を収集する偵察活動だ。
今回の日本との事件でレーダーとレーダー警報受信機が言及されたが、信号情報収集は幅広く行われる。 

信号情報は大きく通信情報(COMMINT)と電子情報(ELINT)に分かれる。
通信情報収集は敵性国家の無線通信を傍受して発信元を探知し、通信内容を分析して敵性国家の意図や行動を把握するのが目的だ。
第2次世界大戦当時、ミッドウェイ海戦が始まる前、米国が日本の無線を傍受したのがこれに該当する。 

電子情報収集はレーダー電波などをとらえて発信元を分析し、その特性に関するデータを構築する。
レーダー警報受信機のためのデータ収集がこれにあたる。
こうしたすべての収集活動は電子戦のための事前作業だ。 

一般的に電子戦は敵のレーダーを妨害するが、敵の指揮統制網かく乱、信号情報遮断など多くの活動が含まれる。
北朝鮮のGPS信号妨害も電子戦に属する。
ウクライナ東部で分離主義反乱軍を支援するロシアも電子戦をしている。
ロシア軍はレーダーや通信のかく乱のほか、ウクライナ軍兵士の携帯電話に欺まん情報を伝送するなど、さまざまな電子戦をしている。 

韓国周辺は伝統的な力の対決の場でもあるが、各種情報収集のための激しい角逐場でもある。
このために米国、日本、中国、そしてロシアは多様な先端装備を動員している。 

米国はRC-135偵察機、MC-12QW偵察機、RQ-4グローバルホーク無人偵察機などの資産を日本などに展開している。
日本はEP-3、YS-11電子情報収集機を運営し、最近はEC-2電子情報収集機を開発している。 

中国はロシアから導入したAn-30とTu-154を改造した航空機のほか、Y-8、Y-9輸送機を改造した多様な信号情報収集機を運営している。
昨年12月に韓国の防空識別圏に接近した偵察機もY-9輸送機を改造したY-9B電子情報収集機だった。
ロシアはIL-20とTu-214R信号情報収集機を運用している。

信号情報の収集は海でも行われている。
広く知られているのは海洋調査船で主に海底地形を把握するケースだ。
しかし潜水艦探知のための水中音響情報を収集したりもする。
米国、日本、そして中国が海洋調査船を運用している。 

海洋調査船のほか信号情報を収集するための情報収集艦も運用されている。
ロシアは1980年代からバルザム級情報収集艦を運用したが、太平洋艦隊に配属された2隻は予備艦として保管されている。
中国は1980年代初期から813式情報収集艦を運用した。
1999年からは東調級と呼ばれる815式情報収集艦を主力に運用していて、2018年末まで9隻を運用している。 

東調級情報収集艦は東シナ海と南シナ海の近隣で主に活動するが、活動領域をしだいに拡大している。
2014年に中国は米国の招請を受け、ハワイ近隣で行われる環太平洋軍事訓練「リムパック2014」に参加していた。
しかし訓練海域の外側に東調級情報収集艦を派遣し、訓練状況を監視しながら情報を収集した。
中国はリムパック訓練に招請されなかった2018年にも情報収集艦を派遣して訓練を監視した。 

中国はロシアに対しても情報収集をしている。
2018年9月、シベリア東部沿海州一帯でロシア、中国、モンゴルが参加した「ボストーク2018」訓練が行われた。
中国は訓練地域近隣海域に東調級情報収集艦を派遣し、ロシア軍の情報を収集した。 

海での中国の情報収集活動は水中でも行われている。
中国は東シナ海と南シナ海の一帯で領有権を主張する人工島を中心に水中音響情報を収集している。
中国のこうした活動はこの海域で作戦をする米海軍潜水艦に大きな脅威となる。 

友邦かどうかを問わない中国の信号情報収集は世界的に行われている。
2018年1月にシンガポールで開かれたADECS2018カンファレンスで中国の信号情報収集能力に関する発表があった。
ロンドン大学シティ校のデビッド・ステュプルス教授は中国信号情報関連人員は約20万人、推定予算は最大150億ドルにのぼると発表した。
当時の中国の国防予算は1500億ドルと推定され、中国が信号情報分野にいかに多くの投資をしているかが分かる。 

ステュプルス教授は中国が世界全域で数十の信号情報収集施設を運営中で、宇宙でも信号情報収集のためにさまざまな人工衛星を地球の軌道に乗せていると説明した。
中国は人工衛星が収集した情報を伝送されるため世界各地に衛星基地局も建設している。
経済的に厳しい国は中国が軍事的目的で運用することを知りながらもこれを認めている。 

信号情報収集領域を広げる周辺国とは違い、韓国の信号情報収集は主に北朝鮮を相手に行われてきた。
金剛偵察機、地上の傍受施設、情報艦が信号情報収集活動に使われているが、周辺国と比べるとかなり不足している。
今月発表された国防白書から主敵という表現が抜けた。
主敵という表現が抜けたからといって脅威がなくなったわけではない。
周囲の脅威はむしろ強まっている。
我々は北朝鮮を対象にしてきた信号情報収集活動を周辺の脅威に対応するレベルに拡大する必要がある。

引用ソース
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=025&aid=0002882789





韓国人のコメント


・日本にはあれだけ角を立てて抗議しているのに、中国には、江陵の前まで出入りされたのに、なぜ声をあげることもできないのか?
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・日本に殴られ、中国に殴られ。
そのような状況なのに、国防力増強の必要性を切実に感じていない大韓民国。
対策として発表したのはせいぜい5年後、10年後の補強次元。ふふふ
日本と中国はその間遊んでいると思っているのか。
自分の国の国防力の強化に惜しむお金はどこにいくのか。
大韓民国が滅びたら、そんなお金は必要なくなる。
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・私たちが強くならなければならない理由だ。
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・米国には領土欲がない。
米国との同盟を血盟レベルで続けてこそ、この地政学的限界を乗り越えて大韓民国が繁栄することができる。
中国ではなく、米国が助けてくれたら、南北の自由統一も可能である。
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・中国や日本が問題ではなく、左派が一番の問題だ。
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・韓国もスイスのように強力な防衛力を持たなければならない。
特に国防不正は強力な処罰しなければならない。
不良な隣国がいるので、近接防止力を育ててください。
お願いだ、政治家は党派の戦いをするだけではなく、大韓民国のために精神を使え!!!
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・女性部を廃止して一日も早くステルス機を導入しろ。
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・米国と英国は、今後開発される第6世代ステルス戦闘機事業に日本を引き込んだ。
日本は現在、第5世代戦闘機のセルフテスト飛行可能な国の一つだ。
韓国は第4.5世代も始まっていない。
日本は最新型の哨戒機を作ることができる一方で、韓国は技術が不足して西側から購入している。
それだけではなく、金と同じ安全資産が円である。
またノーベル賞受賞者の多くが科学分野だ。
韓国は残念ながら一人もいない。
唯一日本を上回るのは、勝たなければならないという「考え」だけである。
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・臆病な犬が吠えているだけ。
中国には声をあげられず、日本には反日情緒で扇動。
日本の36年の征服は悪いが、数百年間上納朝貢を受けていた国、6.25の時、中共軍の参戦で後退させられた中国は善良な国か?
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・心配だ。
このような状況なのに、軍隊での携帯電話を許可するなんて。
世界中どの軍隊が、携帯電話を持って戦争しているのか。
非常識人間…
本当にムンジェインを選んだことを後悔中…
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・何も知らずに済州海軍基地反対した勢力は誰?
総選挙で国民の国防意志を見せなければならない。
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・本当に駐韓米軍が撤収すれば、韓国がどのような状況にさらされるか、火を見るように明らかですね。
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・日本大使館の前では長蛇の列を作って抗議デモしてるのに、なぜ中国大使館の前ではデモしないのだろう?
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・だからアメリカが必要なんだ。
韓半島に米国がいてこそ日本、中国、ロシア、北朝鮮が挑発してこない。
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・日本に抗議するように、中国にも抗議してください。
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・朝鮮時代と同じだ。
精神を引き締めろ、政治してる馬鹿ども。
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・常識的に、国際関係では自分の立場だけを考えると歪んでいくのが真理だ。
朴槿恵政府は慰安婦合意を間違ってしたと言うが、本当にそうか。
日本の安倍から土下座謝罪を受けたいが、そうならないのは明らかだ。
なのにそこにしがみついて歳月を送って何を得られるのか。
今の結果を見ると、実益がないことが証明されている。
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・ところで、率直に言って、中国には声をあげられないのに、日本には噛み付いているのを見ると、ちょっと変だ。
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・日本は潜在的な侵略国だが、中国も2000年前の漢の時から韓国を侵略して植民地にした。
日本は嫌いだが中国はいいという人は歴史意識が不足しているバカと社会主義者だけである。
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・現政府の無能が国を破滅に連れて行っている。
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・ムン災害が確実に台無しにした2つ…経済、国防…
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・これだから私たちも核を持たなければならない。
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・他の国は国土防衛と情報収集に集中。
私たちは軍将兵が平日外泊できるように努力中。
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・中国、北朝鮮にはなぜこのように無気力な対応なのか?
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・丈夫な韓米関係が重要な理由。
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・国が力がないからだ。
日本植民地時代に私たちがやられたことを感情的に解決はできない。
国が富強なら周辺国も韓国をおもてなしする。
今の私たちの現実である。
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・これがムン政府の外交だ。
中国、日本にパッシング、いじめ!
愚かなムン災害。
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・日本に無視され中国に無視され…今回の政府は馬鹿か?
北朝鮮に行って冷麺を食べたら統一できるのか?
お前が食べた冷麺は国民の血と汗の税金で作られたものだ。
冷麺代を国庫に返せ。もったいない。
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・米国の助けがいかに重要であるか、左派は知るべきである。
反米する人間は売国奴というのが自然の理である。
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・大統領が病身だから国際的に袋叩きの境遇。
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・日本は過去も未来も私たち統一韓国の主敵である。
南北の平和ムードも国防力を強化する理由となる。
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・ムン「一度も経験したことのない国を作る。」
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・韓国の戦力は周辺国に比べて劣悪なのに、「日本を砲撃しよう」「中国を蹴飛ばしてしまおう」と騒ぐ世間知らずどもが嘆かわしい。
いくら私たちが国防力を強化しようとジタバタしても、日本と中国の国防力には絶対に追いつけない。
日本の7分の1であり、中国での10分の1の国防力は、毎年ギャップが大きくなっている。
私たち自身で国を守ることは不可能。
米国の戦力が必要である。
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・中国の軍隊入ってきたことについては報道制御するんだな。涙
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・私たちが武装を解除すると、他の国も私たちを攻撃しないと思う無知さが国の安全保障を危険にする原因である。
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・小中華思想を持つ奴らが青瓦台に座っているのでチャンゲには声をあげることもできません。ふふふ
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・反米主体思想派政権であるムンジェイン政権なので、より周辺国が見下してくるんだ。
韓半島の平和は、韓米同盟が割れたら、その瞬間に終わる。
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