挺対協が中心となっている慰安婦問題、何が真実なのか? (3)

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挺対協が中心となっている慰安婦問題、何が真実なのか? (3)

メディアウォッチ編集部


恥と怒り、集団的トラウマとしての処女慰安婦論

古代の歴史を見ると、処女を権力者の副葬品として殉葬、または神殿に生け贄として捧げるという行為が繰り返されてきた。

ただの人間の命ではなくて、処女を犠牲にするという行為の裏側には、種族繁殖に関しての人間の欲望を読むことができる。女性の貞操がかれらにとってどのような意味があったのか、簡単に分かる。
半万年(?)の歴史を誇る韓国の場合も、三国時代からすでに処女を供出して中国に送ってきたという記録がある。

外勢の強圧による処女供出の歴史は、どの民族にとっても痛みでしかなく、恥の歴史だったであろう。
なので、慰安婦で犠牲になった女性たちが処女だったということを強調する理由には、このような集団的な恥の意識を刺激して、固有の歴史的トラウマで同調しようとしているのではないかという疑問がある。

「日本人慰安婦には売春婦出身が多かったが、朝鮮人慰安婦はほとんどが純潔の未婚の処女だった」というふうに論理を展開し、その罪質の軽重を相対化しようとする試みは、売春婦への強姦が否定された19世紀の前近代的な考え方とどこが違うのか分からない。

(*みずき注:そもそもあの国は日本人慰安婦について語らないため、日本人慰安婦がいたことを知らない韓国人のほうが多いです。日本人慰安婦の存在は、基本的に韓国にとって都合が悪い話。で、語らざるをえないときは「日本人慰安婦には売春婦出身が多かったが、朝鮮人慰安婦はほとんどが純潔の未婚の処女だった」という論理で糊塗してるということです。「まずは隠す(語らない)→バレたときの論理を考えておく」という二段階の隠蔽ごまかし戦術を使ってるわけです。)


例えばこのような資料を持って来て、

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『実際、1943年から日本の敗戦まで武昌慰安所慰安係を担当していた山田清吉は、1943年の報告書の中で、日本人130人、朝鮮人150人の娼妓のうち、日本人は前歴が女給などで27,8歳が多かったのに比べ、朝鮮人は前歴もなく年齢も18,9歳の娼妓が多かったと証言している。』

▲挺対協中心の慰安婦問題の考え方に濡れているように見える慰安婦関連の著作物


(*みずき注:山田清吉の報告書を本当にきちんと韓国側が読んでるなら、日本側は朝鮮人慰安婦を平等に扱おうと努力していたということが分かったはずです。さらに慰安婦を非道な扱いをしていたのは朝鮮人の楼主で、日本はむしろ朝鮮人楼主による慰安婦の搾取やら性病の蔓延やらを防ぐために管理の仕事をしていたというのが分かったはずです。)


このような無理な論理の拡張を試みた後、
 
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『そして最後に、日本軍上層部による朝鮮女性の「処女」採用を挙げることができる。特に中日戦争初期の1938年上海駐屯軍軍医の麻生徹男は、女性の性感染症の検査の後、「彼女たち100人のうち80人が朝鮮の女性」とし、彼女たちについて「性病にかかっている者がほとんどいない」という報告書を提出した。この意見は結果的に、軍上層部が朝鮮女性を「理想的な慰安婦」と見て、以後の「従軍慰安婦」の募集で朝鮮を動員地域としてより大きな関心を持つ重要なきっかけとなった。』

▲挺対協中心の慰安婦問題の考え方に濡れているように見える慰安婦関連の著作物2


日本は、性感染症を予防するために、朝鮮の未婚の処女を慰安婦として集中動員したという結論を導き出しているのである。

しかし、軍医の「麻生徹男」の報告書に登場するたった80人前後に過ぎない朝鮮女性が、上海に設置されていた17カ所の慰安所を代表しているわけでもなく、このような限られたサンプルの標本だけで日本の上層部が朝鮮女性の「処女性」と「商品性」を認めたというのははっきりしない。

(*みずき注:「麻生徹男」という軍医は、千田夏光の『従軍慰安婦』という嘘だらけの著書でインタビューに答えてる軍医です。また麻生徹男の作った報告書も引用され、千田がそれに注釈を入れてたりします。
こう書くと、まるで麻生徹男が千田の嘘の共犯だったように思えますが、そうじゃないです。
後に麻生軍医の娘が、「千田夏光は嘘ばかりを書いた!」と抗議し、さらに出版差し止めの裁判まで起こしてます。
出版差し止め裁判に麻生軍医の娘
は負けましたが、千田夏光自身は嘘を書いたことを認めてるし、麻生軍医の娘に謝罪してます。
あと、『帝国の慰安婦』を描いて韓国の裁判で有罪判決を受けて売国奴扱いされてるパクユハ教授は、千田夏光の『従軍慰安婦』という著書を素晴らしい作品だといって誉めてたりもしますね。韓国で売国奴扱いされてるパクユハが、嘘まみれの千田夏光の『従軍慰安婦』を重要視しているという事実。
パクユハの著書を批判してる理由、こういうところからも理解していただけるんじゃないかなと思います。
もうね、あの国においては、どんなふうに認識が歪みきってるか想像もつかないレベル。)


上記の主張が説得力を持つためには、朝鮮人慰安婦が日本人慰安婦よりも花代が高くなければならなかったが、現実はそうではなかったし、天津の陸軍病院では、麻生徹男の報告とは裏腹に、朝鮮人慰安婦の性病があまりにも深刻で、注意を要するという資料も見られる。

天津陸軍病院特設分院、杭州陸軍病院、蘇州陸軍病院が共同で、性病に感染した将兵を調べた結果、朝鮮女性から性感染症が感染したケースは4403人で、日本女性から感染したケースは2418人で、中国女性から感染したケースは3050人で、朝鮮女性から性病が感染したケースが最も多かった。

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▲天津陸軍病院特設分院、杭州陸軍病院、蘇州陸軍病院が共同で、性病に感染した将兵を調べた結果


この調査の備考欄には、「朝鮮女たちの活躍が他の地域出身の女たちを圧倒しているので、将来の戦地は参考にするべし」という見方が添付されている。
この見解が、朝鮮人慰安婦たちの活躍を賞賛しているのか、それとも性病の感染に対する注意せよという話なのか判断するのは難しいが、少なくとも朝鮮人慰安婦が日本人慰安婦に比べて純潔な処女で構成されていたというような主張には説得力がないというべきである。

同様の調査報告書の、歩兵第224連隊本部医務室の「1939〜1942年度衛生関係参考ファイルホルダー(1/3)」の中で、1940年に作られた性感染症に関する統計表がある。
それによると、性感染症者は、日本人慰安婦が1427人、朝鮮人慰安婦が2455人、中国人慰安婦が1535人で、朝鮮人慰安婦の性病感染率が他の出身地の慰安婦を圧倒しているのだ。
この調査報告書にも、「今回の事変においては、半島の婦女の進出が活発だが、病気を持っている者が多い」と記録されている。

一部の材料の記録だけ持ってきて、「上層部が朝鮮の未婚の処女たちに目をつけた」というような分析をする研究者の驚くべき創造力には頭が下がる。


朝鮮人慰安婦20万人の実体

ハンソンジュ博士が発掘した日本軍暗号電報文によると、慰安婦募集に関連し、少なくないお金が行き来したという事実を知ることができる。
慰安婦の募集費用は、慰安婦に与える前借金として使われた費用が最も大きかったものであり、その他運賃費、食費、宿泊費が含まれているものとみられる。 

1945年3月14日、張家口から日本の東京へと送った秘密電報の内容を見ると、およそ一人当たりの募集費用を計算することができるが、具体的な内容は省略し、コストの部分だけ取りまとめて紹介すると次の通りである。
 
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▲張家口から日本の東京へ送った秘密電報の内容


送金された金額を慰安婦の人数で割ると、少なくとも5000円、多くみると15000円がかかっているという事実を知ることができる。
慰安婦を輸入した現地部隊から直接募集費用や所定の手数料を業者に送金しているが、郵便為替の取引キャンセルや偽造の問題を防止するため、現地の銀行に3倍程度の保証金を預けるよう規定している。

次に、朝鮮や中国やその他海外などに慰安婦を送った場合、業者に入る送金額があったものであり、この送金額はそのまま銀行郵便為替の記録に残っている。
したがって、これを追跡すれば、国内の学者が推定しいる最大20万人の慰安婦説は、「将軍様が嘘をつかれた」レベルだとみてもよいだろう。

1910年から1943年まで、朝鮮の各銀行にある記録を見ると、海外から国内に送金されたお金をある程度把握することができる。
慰安婦20万人が10年に渡って海外に送り出したというとんでもない仮定してみると、日中戦争以降、慰安婦の需要が増加し、送り出される人員も比例して急激に増加したことになる。

それでは、上記の秘密暗号分から推定される1人当たりの募集費用を5000円〜15000円として計算した場合、郵便為替の収入額が急激に増加するか、ある程度の影響を受けていなければならない。
しかし下の表からもわかるように、日中戦争期以降、海外からの収入の増加率は、それ以前に比べて顕著な変化がない。
かりに海外からの収入の増加分の全額が慰安婦募集費用と関連していたと無理な仮定をしても、慰安婦20万人などありえない主張だと考えることができる。
 
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▲1910年から1943年までの朝鮮の各銀行にある収入の記録


なぜこのような間違いが発生したのか。
兵士数人について慰安婦何人がいたという非常に単純な算数をして慰安婦の規模を推定した初歩的なミスである。
日本が運営していた慰安所は、中国から南太平洋に至るすべての部隊に設置されていたものではなく、拠点部隊中心にのみ設置されていたもので、これを考慮すれば20万人という無理が数字など出てこない。

そもそも20万人の慰安婦を雇うことができる天文学的なお金に、いったいどうすれば日本政府が耐えることができるのか。
20万人説は常識的に話にならない話である。
まさかそれだけ多くの人員を、お金も与えず、拉致や誘拐で連れてきたというのか。


メディアウォッチ編集部

引用ソース
http://www.mediawatch.kr/news/article.html?no=249564







挺対協が中心となっている慰安婦問題、何が真実なのか?
【韓国の反応】韓国人「慰安婦に反論した学者が一瞬にして埋葬されてしまう韓国という国…恐ろしい国だ」
【韓国の反応】韓国人「日本軍陸軍大将の1年分の給与に相当する収入を上げている慰安婦がいたという驚き」(この記事)
③【韓国の反応】韓国人「『朝鮮人慰安婦の性病感染率が圧倒的に高かった』という記録と、『性感染症予防のため日本は朝鮮の未婚の処女を動員した』という韓国側の主張の矛盾」(この記事)