安倍「心も処罰」共謀罪強行で日本メディア、尹東柱詩人に「関心」
安倍「心も処罰」共謀罪強行で日本メディア、尹東柱詩人に「関心」
(東京=連合ニュース)キムビョンギュ特派員
日本政府と与党が「監視社会」の議論にもかかわらず、「テロ対策法案(組織犯罪処罰法改正案)」の推進を強行している中で、この法案に似ていると指摘されている帝国主義時代の治安維持法で逮捕されて刑務所で死亡した尹東柱(1917〜1945)詩人が注目されている
(東京=連合ニュース)キムビョンギュ特派員
日本政府と与党が「監視社会」の議論にもかかわらず、「テロ対策法案(組織犯罪処罰法改正案)」の推進を強行している中で、この法案に似ていると指摘されている帝国主義時代の治安維持法で逮捕されて刑務所で死亡した尹東柱(1917〜1945)詩人が注目されている
23日、朝日新聞は尹東柱詩人の話を描いた映画で、来る7月に日本で公開される韓国映画「ドンジュ」を紹介して、治安維持法とテロ対策法案の類似性を指摘した。
テロ対策法案は、テロを謀議するだけで処罰する内容を含んでいて「共謀罪法案」とも呼ばれる。
組織的犯罪集団がテロなどの重大犯罪を事前に計画しただけで処罰する内容を盛り込んだ。
処罰対象となる重大犯罪の範囲が過度に広く、日本を監視社会にするという反対世論が多いが、安倍首相と自民党は来月18日までの今回の臨時国会内での法案通過を推進している。
この法案に関しては、Joseph Cannataci国連人権理事会プライバシー権特別報告官が18日、安倍首相に書簡を送り、「プライバシーに関する権利と表現の自由に対する過度な制限につながる可能性がある」と批判した。
去る19日に法案が衆院法務委員会を通過する時には、国会の外で市民1500人余りが法案反対集会を開催した。
去る19日に法案が衆院法務委員会を通過する時には、国会の外で市民1500人余りが法案反対集会を開催した。
テロ対策法案は、過去の帝国主義時代の日本の「治安維持法」と似ているという指摘を受ける。
実際に犯罪を犯さなくても処罰が可能なため、安倍政権がこの法案を通過させて、帝国主義の時代に回帰しようとしているという批判が激しい。
実際に犯罪を犯さなくても処罰が可能なため、安倍政権がこの法案を通過させて、帝国主義の時代に回帰しようとしているという批判が激しい。
この治安維持法は日本が尹東柱詩人を逮捕したときに適用した法律でもある。
1925年に制定された治安維持法は、最初は「国体を変革して私有財産制度を否定することを目的として結社組織した者」を処罰するようにする条項があったが、1928年改正され、これに結社を目的と集まったり話をしても処罰できるようにする「目的遂行罪」条項が追加された。
ユン詩人は植民地時代、日本に留学し、京都同志社大学に在学中、中国で独立運動をしていた子供のころからの友達と、朝鮮文化と民族意識の高揚を図っているという理由で逮捕された。
1944年懲役2年の有罪判決を受け、翌年の1945年2月に福岡刑務所で死亡した。
1944年懲役2年の有罪判決を受け、翌年の1945年2月に福岡刑務所で死亡した。
尹東柱詩人の碑がある同志社大学コリア研究センターの太田修教授は、「治安維持法のような法案(テロ対策法案)が議論されている今、ただ集まって話をしただけで処罰された尹東柱詩人を見て教訓を得るのは意義が大きい」と述べた。
「ドンジュ」は、日本では「空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯〜」というタイトルで7月22日、東京新宿の劇場シネマート新宿で公開される。
朝日新聞は、「尹東柱詩人は日本の軍国主義に非暴力で抵抗した。その価値観や世界観が人類に正しい方向性を示している」というこの映画イ・ジュンイク監督のコメントを紹介した。
引用ソース
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=104&oid=001&aid=0009285905
*私は治安維持法が単なる悪法だったという一面的な見方には反対です。
ものごとは多角的に見る必要がある。
運用面で問題があったことは否定しませんが、「赤化」の脅威が迫っていた当時の時代背景を考えると、治安維持法に類する法律が必要なかったとはどうしても思えないからです。肯定的な側面も含めて多角的に語ることが許されない空気があることのほうがオカシイと思います。治安維持法を肯定的に語る言論の自由がないのはオカシイ。
たとえるなら痴漢冤罪があることと、痴漢を取り締まる法律の是非は、本来なら別々に考える必要があるものなのに、今の治安維持法叩きって「痴漢冤罪があった!だから痴漢を取り締まる法律は悪法だった!」と言ってるように思えて仕方ないんです。世の言論人の治安維持法批判からは、治安維持法の本質的な部分がさっぱり見えてこない。今のサヨクによる共謀罪(テロ防止法)批判と同じですね。テロの脅威についての言及など一切せずに「国家権力に都合の悪いことを話すだけで逮捕される悪法!」みたく言ってるのと同じ。
また、戦後の治安維持法叩きについては、共産主義者の言論人による感情論も相当あったんだろうなと思います。
誤解なきよう改めて言いますが、私は治安維持法を肯定してマンセーしてるわけじゃなく、戦後の一面的な見方、肯定的な側面の紹介を一切許さないような硬直した議論を批判してるだけです。
韓国人のコメント
・日本が帝国主義に戻っている…
共感909 非共感13
・↑日本人たちが尹東柱詩人をとても尊敬して作った会もある…
意外にも日本人たちのほうが私たちよりも尹東柱詩人をさらに尊敬している。
・↑これだから日本のような議院内閣制は絶対にダメなんだ!
独裁の障害物は除去して独裁するという下心だ!
・↑日本を警戒しろ。
北朝鮮は力がないので赤化統一は不可能だが、日本が韓国を侵略するのは可能だ。
国の命運がかかっている。
独裁の障害物は除去して独裁するという下心だ!
・↑日本を警戒しろ。
北朝鮮は力がないので赤化統一は不可能だが、日本が韓国を侵略するのは可能だ。
国の命運がかかっている。
・↑涙…我が校の先輩の尹東柱先輩の精神を追って、私も同志社大学に在学中です…!
どうか空で安らかにお眠りください…
共感711 非共感40
・↑北朝鮮は?
・↑北朝鮮も倭寇も、どっちも滅ぼそう。
・↑このような嫌悪性の文を書かないでください。
頭に怒りのたまった思春期少年でもあるまいし、理性というものがないのか?
数多くの罪のない人々の死を願うような話をどうしてできるのか?
・↑同感。このような文を見たくない。共感数にも鳥肌が立つ。
こういうコメントに共感する奴らは、酷い言い方をすれば、ISと同じだ。
・時間が逆向きに進んでいる~~
共感583 非共感11
・↑私たちも去る朴槿恵の4年間、逆向きに進んでいたけど。ふふ
・日本はますます後退するんだな。
共感573 非共感9
・↑日本は経済が後退して、他の部分も後退したようです。
・↑韓国よりはマシ。ふふ
・↑お前のような猿が生きるなら日本のほうがマシだろうね~
・安倍が進行している法案を一つ一つ見ると、とんでもない帝国主義的思考で一つに団結して第3次世界大戦を起こそうと準備しているナチスのようなものです。
共感68 非共感1
・幼い時は日本が先進国だと思っていたが、今見ると、少なくとも民主主義と自由においては先進国ではないようだ。
共感68 非共感2
・日本も間違った首相と党を選択するとどうなるのか、国民が知ることになるだろう…
共感58 非共感1
・テロに毎日悩まされている欧州にもあんな法案はないのに、テロもあまりない国があんな法案を作るのが滑稽だ!
共感58 非共感1
・ふふふ、日本国民にあれを防ぐことができるか?
このままずっと日本国民は首相に振り回されて、すぐに滅びて、歴史の本には「無関心な国民の良い例」として載ることになるだろう。
共感61 非共感3
・日本は真の民主主義国家ではない。
軍国主義の国で、戦争の敗北によって他国から民主主義を入れられた。
韓国のように血の民主化運動を介して得られた民主主義ではない。
だから国民は政府に非常に従順で、安倍スキャンダルが起きても支持率60%に迫るほどだ。
やがて再び軍国化するかと思って懸念されます。
共感48 非共感3
・日本は歴史の中から学ばなければならない。
共感34 非共感2
・おまえらはナチスか?
共感28 非共感1
・戦犯の子孫の安倍が、日本を警察国家にしたいんだ。
いく人かが集まって、冗談で富士山が爆発すると言うと、重大な内乱陰謀罪として処罰を受けることになる。
もちろん韓国人はもっと注意すべきだ。
共感27 非共感1
・日本は変わらない。
これは深刻な問題だ。
共感23 非共感1
・あいつらには本当に未来がないようだ。
共感22 非共感1
・安倍家は戦犯家だ!
再び爆弾を落とされたいのか?
共感22 非共感1
・日本が帝国主義に戻っているという現実。
その日本に最も近いところにある国が韓国だという事実。
共感20 非共感1
・日本人たちよ!
真の自由は不条理な権力に直面するときに持つものである。
あなたたちの世の中は過去指向だ。
これは日本の民族性の限界である。
奴隷を指向する国民にならないことを願うだけだ。
共感16 非共感0
・これで日本がすさまじく滅びたら、私たちが思いっきり日本を痛めつけて、日本が再び立ち上がれないようにすさまじくきつく最後まで締め付けなければならない。
共感18 非共感1
・暴走安倍…日本は自浄機能もないのか?
共感14 非共感0
・日本の未来には希望がない。
共感14 非共感0
・時代を逆行している。
日本は正しい歴史認識を持たないと、発展しないだろう。
共感16 非共感1
・すでに日本は特定秘密保護法が通過している。
だから今の日本は、放射能の話をインターネット上でするだけで懲役10年になる。
共感13 非共感0
・私たちが力を育てなければならない理由…
必ず日本よりも上にいなければならない理由…
共感7 非共感0
・歴史歪曲だけじゃなく、最終的に帝国主義回帰まで…
日本国民が可哀想に見える。
共感7 非共感0
・日本人の特性上、この法案を防ぐほど団結しないだろうと思う。韓国とは民族性が完全に異なる。
1500人?150万人でも足りないのに?
過去の帝国主義への帰還である。
日本は表面だけの民主主義社会だ。
アジア圏でしっかりとした民主主義は韓国しか持っていないのではないか?
共感5 非共感0
・にもかかわらず、日本が私たちの同盟だという自称保守。ふふふ
共感4 非共感0
・韓国人たちがターゲットになる可能性が大きい。
共感4 非共感0
・100年以内に必ず日本が戦争が起こす。またも、日本によって…
共感3 非共感0
・映画が日本で公開されますね。どのような反応になるか。
共感1 非共感0
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*こないだ言ったことの繰り返しになりますが、韓国にはすでに存在している法律です。
韓国における同法案の正式名称は「国民保護と公共の安全のためのテロ防止法」。内容は日本のと同じく実際に犯罪を犯す前の謀議の段階で逮捕できるというものです。
韓国でも野党が大騒ぎした末に成立した法律なので、韓国人も「韓国にはすでに存在していること」ぐらいは知ってると思ってましたが、コメント読んでるとそれを知らないようで…韓国人は本当にアホなんでしょう。
*「尹東柱」の映画はもうすぐ日本で公開されるようですね。
「尹東柱」について考えるべきポイント、そしてもうすぐ日本で公開される映画について、バンダービルドさんの過去記事を改めてここで紹介しておきます。
「尹東柱(ユン・ドンジュ)の紹介内容」レビュー(Review)
バンダービルド
尹東柱(ユン・ドンジュ/1917~1945)は、、日帝時に活動した抵抗詩人として、日本留学時代に抗日運動の疑いで捕まり、2年の刑を宣告されて服役中に獄死したという。
オンラインなどいくつかのメディアで紹介されている尹東柱に関する情報(人物情報)は、大同小異である。
たとえば、あるメディアの尹東柱の紹介内容の一部はこうだ。
「尹東柱が延世専門学校に入学した1938年は、日本が国家総動員法を朝鮮にも適用して、韓民族全体を戦時総動員体制の泥沼に追い詰めた時だった…尹東柱は1942年3月に日本に渡り、東京立教大学文学部英文科に入学した。一緒に留学にしたイトコのソン・モンギュは、京都帝国大学史学科に入学した…1942年10月、尹東柱は京都の同志社大学英文科に転入学する。尹東柱は、同志社大学の自由な学風を呼吸して、ソン・モンギュをはじめとする友人たちと交わって一層安定した留学生活を送ることができた…」
ここには、「日本が国家総動員法を朝鮮にも適用して、韓民族全体を戦時総動員体制の泥沼に追い詰めた時」と書かれている。
それならば、尹東柱のような朝鮮青年は、日本の戦時総動員法に基づいて、戦場または少なくとも徴用によって炭鉱のようなところに連行されていなければならないはずだが、尹東柱は1941年に延世専門学校を卒業して、ソン・モンギュと一緒に留学して、1942年に日本内の大学に入学している。
1942年というと、太平洋戦争の真っ最中だった時代であり、日本の若者たちでさえ戦場などへ出ている状況なのに、植民地支配を受けている朝鮮の若者たちが、どうして留学までして、「同志社大学の自由な学風を呼吸して、ソン・モンギュをはじめとする友人たちと交わって一層安定した留学生活を送ることができた」というふうに過ごすことができたのか。
それについて、今日の多くの韓国人たちが持っている常識では、理解できない部分だと思われる。
併せて、こういった内容もある。
「1938年2月に光明中学を卒業した尹東柱は、医科への進学にこだわる父の引き止めを振り切って、ソン・モンギュと共に延世専門学校の文科に入学した…尹東柱は、延世専門学校で、チェ・ヒョンベ教授の朝鮮語の講義を聞きながら…文学観を確立していった…」
今日、多くの韓国人たちは、「世界で最も悪辣だった日帝植民地支配によって、当時の朝鮮人たちの生活は悲惨だった」という考えを、常識として持っているが、この説明では、植民地支配を受けている朝鮮人の一家庭が、大学進学と関連して、文学科か医科かをめぐって、豊かな家庭の葛藤をしている状況である。
併せて、当時の日本は、朝鮮語を抹殺するために血眼になっていたというふうに知らされているが、ここでは、当時の大学に正式に朝鮮語での授業が存在していて、朝鮮人の教授が講義したというふうに出ている。
こういった部分は、今日の一般的な韓国人の常識とは合致しないようだ。
つまり、今日の韓国人が持っている「常識」(「残虐な日本」)という部分について、歪曲ないし過剰があるというわけであり、「Fact」(1940年代留学など)とのギャップ(Gap)が発生しているのであれば、こういった「常識」(「残虐な日本」)を、より「Fact」と調和した方向に持って行かなければならない。
それでこそ、論理上の矛盾が消えるだろう。
バンダービルド
引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?id=133344&cpage=1&no=116839
*そう、「朝鮮人には、名前も、言葉も、夢も許されなかった」という「歴史上類例のない悪辣な日帝支配の時代」に、尹東柱は日本に留学までして「同志社大学の自由な学風を呼吸して、ソン・モンギュをはじめとする友人たちと交わって一層安定した留学生活を送ることができた」わけです。
韓国人は「矛盾を認知できない」という集団病なのでしょうか。
韓国人は「矛盾を認知できない」という集団病なのでしょうか。