冷戦だろうが新冷戦だろうが
ファシズムの要件

「無明」というブログの人

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冷戦だろうが新冷戦だろうが

「無明」というブログの人

朝鮮半島をめぐる勢力構図は、冷戦以降、大きく変わったものなど何もない。
勢力の弱体化に応じて、一時的に平和の姿が見えていただけであって、本質は相変わらずであり、今後も変わることなどない。

誰もが知っているように、冷戦が生じた理由は、第1次大戦と第2次大戦が、強大国ですら体制崩壊するというのを証明したうえに、兵器の発展によって犠牲があまりにも大きくなって、核の登場によって共倒れも簡単に予測が可能になったということが背景にある。
6.25は、冷戦後のまさにこのような大国の態度を朝鮮半島で見せた代表的な事例である。

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あくまでも中国と米国が主人公の戦争であって、最初の数ヶ月を除いては、北朝鮮と韓国は弾丸受けに過ぎない脇役だったというのが6.25の本質である。
この偉くて自称優秀な(?)韓民族と美しい山河(HAHA)の韓半島は、強大国にとっては単なる良い銃弾受けであり、代理戦場だったというだけのことだった。

自ら素晴らしくて優秀な民族だと自慢して見栄と虚勢をはっているが、今になっても冷戦の意味すら把握できない口先だけ偉い自称優秀民族だったので、6.25とその後の冷戦による欺瞞を見ることもできないのだ。

戦争の主人公だった中国と米国はもちろんのこと、他の大国も、韓国戦争が第3次世界大戦に拡大することを望まなかった。
厳然として戦争の性格は、中国と米国が主人公の中米戦争だったのだ。
中国と米国の対立が拡大すると、戦場は韓半島だけではなくなり、北東アジア全域に広がる形になり、それはまさに第3次世界大戦なので、中国と米国の両方ともが、あくまでも援軍的な性格だということを公式の名分にして、これを介して戦争を遂行したのだ。
戦争は朝鮮半島だけで限定的に行われなければならなかったのだ。
なぜなら第3次世界大戦を避けるためにだ。

中国と米国だけだったのか?
ソ連と日本も韓国戦争に参加した。
ソ連はすでに事前サポートしていたのはもちろんのこと、空軍を派遣して、米国の制空権に打撃を与えた。その戦闘機のマークとして北朝鮮のマークをつけていたので、ソ連空軍ではなくて北朝鮮空軍だとして、戦争に積極的に参加していたくせにしていないふりをするという外交詐欺を行っていた。
日本も、機雷除去を目的とした海軍戦力を派遣していたが、今だに非公式戦力という扱いである。

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すべてが遠慮なく嘘を言っていたのだ。
外​​交的詐欺は、冷戦後のほうが重要だった。
なぜ重要だったのか?
もし正式に強大国間の戦争だということを認めれば、第3次世界大戦となり、それはまさに核戦争へとつながる可能性があったからだ。 
6.25は実際には強大国間の戦争だったが、名分上、韓国と北朝鮮の間の戦争としてパッケージされてきたのだ。
このような外交的欺瞞の上に成立したのが冷戦後の北東アジアの姿である。
実際には米国は中国を、中国は米国を、互いに牽制しているのだが、いつも言い訳は北朝鮮牽制だった。今この瞬間もそうである。

北東アジアという碁盤において、中国にとっての最大の脅威は米国の戦力であり、米国にとっても中国が最大の脅威である。
しかし本格的な対立はひとまず避けて、緊張の緩和をしようとする外交努力が、主に北朝鮮を名分にするという形で出てくるのだ。
もちろん日本もこれをよく理解している。
日本の再武装だって、中国ではなくて、北朝鮮を名分にして進めている状況である。

サード配置をめぐり、米国と中国が神経戦をすることなど、最初から分かっていたことである。
名分は北朝鮮だが、実際の目的は中国牽制だからだ。
名分は見せ掛け用で、名分に踊らされる大衆どもにたいして使う手段であり、実際の外交に当てはまるわけではない。

だからバランス外交というデタラメが失敗に終わるしかないのは分かっていた。
それが分からなかったのは、外交のテーブルに座っているのが、中国、ロシアVSアメリカ、日本だという最も基本的な事実でさえ認識できない韓国の幼児的な妄想のためだ。
勢力が対立している秩序の下で、韓国がどんな外交をしようと、サブ的な意味しか持たない。
それぞれの勢力が北朝鮮を名分にしているので、韓国はそれをありのままの姿だと思って、「ウリナラはバランス外交ができる!」と妄想しまくったわけで、こんな妄想の結末が良くなるわけがないだろう。

朴槿恵は肯定的なことなど何もしなかった。
ずっと外交的な失策を繰り返し、失敗に失敗を重ねた後、朴槿恵政府は最終的に慰安婦合意によって「慰安婦反日外交」に白旗を挙げた。そうしてバランス外交も信頼プロセスもすべてが崩壊し、現在は米国の意向のままに流れている状況だ。
それでも朴槿恵派は、政府は外交を上手にしたといえるのか。

HAHAHA

朴槿恵派の奴らは「朴氏狂信者」もしくは「記憶力が幼児」もしくは「意図的に詐欺を働く扇動屋」だ。あるいはそのすべてだ。
あいつらは人間なのか獣なのか。

精神病院に行くことをおすすめする。
新型精神病「自己中心的幼児退行詐欺精神疾患」だ。
朴槿恵派を治療できる薬などどこにもない。

いくら嘘をついても嘘は嘘でしかない。
見栄の嘘に熱狂する大衆の表面的な本性が朴槿恵派という結果なら、解決不可能な悲劇である。

「無明」というブログの人

引用ソース
http://blog.naver.com/zero53/220638219502


*彼らは朴槿恵派じゃなくて朴正煕派なんだろうけど。
まあ、ものすごく親不孝な娘だったということで。








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ファシズムの要件

「無明」というブログの人

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- 自由をむしろ負担に思い、権威に依存する大衆の性格が、ファシズム出現の根本的な原因であるとして、エーリッヒ・フロムはこれを「権威主義的性格」と診断した。

弱い存在で、強い存在の保護を必要としている子どもたちは、家父長的な社会の中で、親の権威によって保護と支配を受けている。
経済的な面でも心理的な面でも、一種の安心感を与えられるこのシステムの中で、子供は始めは低い序列にいるが、親の権威の下で安定した成長をして大人になっていく。

しかし、すべての子供たちが本当の意味で大人になるわけではない。
残念ながら、精神年齢未熟児のほうが社会には多い。

精神年齢が低い多くの大衆には、成人として扱うだけの理性と教養があるのだろうか?
かれらは自ら思考していないし、自ら判断もしていない。
かれらは成長すること自体に大きな負担を感じる人間以下の動物である。
自立しなければならないのに、他人に依存しようとする精神未熟児にとっては、自由は負担でしかなく、年齢を重ねても子供の時のように、権威ある存在を求めるのだ。

親に保護を受けた子供の時のように、親の言葉を、親の権威を、親の力の代わりになる存在を、常に望んでいるのだ。
かれらはメディアや政治家、政治権力にそれを求めて代理満足を得る。
自分の責任を投げ出してしまうおぞましい行為なのだが、むしろ大衆は深い満足感を感じる。
10代の思考で人生全体を眺める自己中心的な精神年齢未熟児は、他人に強制されてそうなったのではなく、自らの薬物中毒になったのだから、救済できる方法はない。

権威主義的な性格を持っている精神未熟児の大衆にとっては、責任が要求される自由はむしろ負担なのだ。
大人になれば心理的な面でも自立しなければならないにもかかわらず、彼らは親の代わりに新しい権威を見つけることで、自分自身の代理にしようとするものである。
年齢を重ねても精神未熟児のままで、一生涯決して自立しようとしない。

両親の懐から離れたというのに、また新しい親を探してさまよう救済できない動物である。
メンタルが非常に弱い群れであり、自由を活用するよりも、むしろ自由に大きな負担を感じて、安心感を得るために、幼い時と同じように権威に服従する道を選ぶというメカニズムが「自由からの逃走」であり、これがまさに「権威主義的性格」である。

これは一種の変態性である。
自分自身の存在しない一種の透明人間と見てもよい。
かれらは、特定の政治家に対する正当な批判でさえも、不愉快に思って怒って脅迫したり告訴までする傾向にある。これはかれらにとってはむしろ当然のことであり、自分自身というと動物的な貪欲しかないかれらは、特定の政治家と自分を同一化することで、足りない部分を埋めあわせて代理満足をする変態なのだ。
政治家と自分を同一化していて、特定の政治家への攻撃を自分自身への攻撃として認識する動物たちなので、なにを言おうが無駄である。
主人を攻撃すると主人が飼っていた犬のほうが暴れる現象と類似しているといえる。

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愚かな子供にとっては、親の権威による言葉が絶対であるように、権威に従う年齢を重ねた馬鹿どもにとって、真理というものは、普遍性や合理性や世界観を意味するものではない。
権威こそが真理なのである。
権威主義的性格を満たしてくれる存在を常に探してさまよっている。
自らを合理化する嘘つきな獣たちにとっては、権威主義的な欲求を満たしてくれる存在こそが真理なのである。
だから獣にとっては、権威主義的傾向が濃厚なファシズムは魅力的に見えるのだ。

ファシズムは大衆の支持と要求があるので成立する。
その逆ではない。
ファシズム体制で時代逆行現象を見せるのは必然で、国民が望む権威の存在は、常に過去に存在するからである。
公権力を介して20~30年前の衣服や建築様式、談話を再現することすべて、大衆が必要とする権威主義の実現である。

子供は未来を見ない。
まだ未熟で未​​来を見る視点がないからだ。
年齢を重ねても相変わらず自己中心的な人は、未来を見ず、現実も認識できず、自ら望むこともないので、過去を望んでいる。
その結果が権威主義であり、ファシズムへの道である。

年齢を重ねても第2の親の懐に抱かれて生きることを望む年齢を重ねただけの自我のない自己中心的なガキにとって、ファシズムは祝福である。

「無明」というブログの人

引用ソース
http://blog.naver.com/zero53/220648434154



*日本にはファシズムと軍国主義の区別がついてない人が多いよね。私もそうだったけど。


*エーリッヒ・フロムというと、父の本棚にあった「自由からの逃走」を中学時代か高校時代かに読んだけど、さっぱり意味が分からなかった記憶があるよ。こんな面白くもなくて意味不明で役にも立たないもの(←あくまでも当時の私の感想)を読んでるお父ちんは変人だわと思った。今なら面白いのかしら。



*で、相変わらず無明さんは「大衆」が嫌いですね。
私は理論そのものに反論する気はまったくないんだけど、こういった現象を否定的に見るだけっていうのはどうなのよっていう感覚です。

なぜヒトはそういう生き物なのか?
なぜヒトは権威を求め、権威に依存してしまうのか?
私はこれは、一つの権威のもとで団結して協力することが「種」(「社会」「国」「集団」)の存続そのものに深く関わっているからであり、仮に個人としては愚かな行為でも、実は「種」(「社会」「国」「集団」)としてはとてもとても賢い行為なんじゃないのかな?と思うことがあります。
つきつめていくと、ドーキンスの利己的な遺伝子みたいな話になるんだけどさ。

経済学において「合成の誤謬」という言葉がある。これは、個人個人はすべて正しい経済活動をしてるのに、マクロ的にはマイナスの結果を生むことになって、それが個人にもはねかえってきて個人も結局は損をする、みたいな矛盾現象のことです。「みんな正しいことをしてると経済崩壊!?」みたいなちょっと怖い話。
これと同じことが言えるんじゃないのかなって。
人間すべてが精神的に独立し、どこにも依存しないというのは、「個人」としてはすごく正しくて立派なことだと思います。でもみんながそうなると、経済学における「合成の誤謬」と同じく、全体としては最も愚かな結果が生まれるかもしれない。
分からないけどさ。
「ヒトがそういうものである」というのは、「そうなっている理由がある」と思うんだよね。

煎じ詰めていうと、なにゆえそこまで大衆を憎むのか私には分からないということです。
賢くて偉大な思想家の理論も勿論いいけど、愚かな大衆の集合知のほうが正しいこともたくさんあるだろうと思うタイプのみずきです。




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