自己過信しすぎた保守性向の専門家たちの「精神勝利(?)」
憲法裁判所の「弾劾認容」を予測していた人たち

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、お久しぶりのキム・ピルジェさん。

201702061616587844_img_0_99_20170206165502



自己過信しすぎた保守性向の専門家たちの「精神勝利(?)」

キムピルジェ

最近は、多数の保守性向の専門家たちの分析や予測がずっと間違っている。
主な事例をスクラップしておかないと認知することが難しい問題だが、筆者の場合は、いつも記事を作成しつつ、他人の文章を継続的にスクラップしているため、かれら保守性向の専門家たちの分析と予測「パターン(pattern)」を読み取ることができた。

最近は、記事の作成の過程において、保守性向の専門家たちがいくら良い話をしていても、発言を引用しない。
自称 にしろ他称にしろ「専門家」と呼ばれる人々は、分析と予測が間違うならば、社会悪である。
こういったエラーを犯す原因は、▲自分の経験と能力の過大評価▲現職から退いた後に学習を怠った点▲様々な世代との疎通の断絶などで要約できる。

201702061616587844_img_2_99_20170206165502

特に「疎通の断絶」は保守の専門家たちの持病である。
同じような年齢と同じような学歴や経済力(中産階級以上)を持つ人々が会って情報を共有するので、出る結論はいつも同じなのだ。
最近こういった保守性向の専門家(?)がよくしている話がある。
まさに「保守が団結すれば、大統領選挙で勝てる」である。
左派陣営にもこういった類の人物がおびただしいが、これは一種の「精神勝利」である。
ここでいう「精神勝利」とは、悪い状況を良い状況だと考えて、精神的な幸福を得る行為であり、一種の自己合理化といえる。

逆に、老齢だとしても、いつも自分が間違う可能性があることを認めて、時間があれば読書をしつつ、若い世代とコミュニケーションをしてきたごく少数の人たちは、分析と予測能力が非常に優れている。
結局は、自分を孤立させる行動から脱けだしてこそ、世の中が見えるということである。

それぞれの専門分野の壁を崩してこそ

14世紀〜17世紀の期間中、イタリアのフィレンツェで強い影響力があったメディチ家は、学問と芸術への後援を惜しまなかった。
メディチ家の支援に支えられて集まった芸術家、哲学者、科学者たちは、それぞれの専門分野の壁を崩して、お互いの才能を融合し、大きな相乗効果を得た。

これにより、イタリアはルネサンス時代を迎えて、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ダンテのような世界的な芸術家を輩出した。
異なる分野の融合が、大きなシナジーを出した代表的な事例として、建築物がある。
建築家ミック・ピアースは、電気が不足しているアフリカやジンバブエの首都ハラレにエアコンがない建物を建てた。
ピアースは偶然白い蟻の巣の空気循環構造を発見することになって、これにインスピレーションを得て工事を開始した。
白い蟻塚は、床の穴から新鮮な空気が入ってきて、濁った暑い空気は抜けていく構造になっている。

ピアースは摂氏40度を超える地域で、涼しい室内の温度を維持できるイーストゲートショッピングセンターを完成した。
互いに異質だと感じる学問的の生物学と建築学の融合により、省エネの革新的な建築物が誕生したのだ。
今日の経営学 - 経済学では、このような「メディチ効果」を期待して、デザイナーや数学者などさまざまな分野の専門家を一緒に混ぜる制度を設け、より革新的な成果を収めるために力を入れている。

結局は年齢に関係なく、謙虚な心で絶えず勉強(読書)し、様々な世代と対話しようとすることが、精神的に老いない(間違いを犯さない)一つの方法だという結論を導くことができる。


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

憲法裁判所の「弾劾認容」を予測していた人たち

失敗から教訓を得られない保守勢力は、大統領選挙で同じ失敗を繰り返すだろう。
  
201702061616587844_img_0_99_20170206165502

去年の今頃、市民団体の集まりに参加して、参加者と交わした話を思い出す。

当時参加者は「朴大統領の支持率が60%台なので、無事に任期を終えると予想できる」だった。
筆者の場合は違う考えを持っていたが、参加者の年齢層が高かったので反論しなかった。

参加者のうち、年齢がちょっと若い人(Aさん)とは、このような話をした。

▲筆者:「セヌリ党が近いうちに二つに割れる可能性はないだろうか?」
△A氏:「そういうことを言う人々は、勇気のない人々である。心配しないで!」

上記のようなやり取りの後、1年後に朴大統領の支持率は「チェスンシルゲート」で直撃を受けて、5%台に落ちて、後にセヌリ党が二つに分裂し、自由韓国党と正しい政党ができた。
筆者の直観力が優れているから、朴大統領の支持率が落ちることやセヌリ党の分裂の可能性を予測したわけではない。

理由は、経済低迷により、私たちの社会の主要な問題が左派に有利なもので満ちていたからだった。
結局このような状況が、朴槿恵政権とセヌリ党の行方を決定すると見ていたのだ。

もちろん最大の理由は、1980年代以降、韓国社会全般(政治、経済、文化…)に浸透した左派勢力の力を、過去15年間取材しつつよく知っていたからである。

ハインリッヒの法則:1対29対300の法則

私たちのことわざに「『まさか』が人を失敗させる」という言葉があるが、欧米はこれを社会科学的に説明している。
代表として「ハインリッヒの法則」を例に挙げることができる。 
1920年代のアメリカの保険会社の従業員だったハーバート・H・ハインリッヒは、多数の統計を扱いながら、ある法則があるという事実を発見した。

約5千件にも及ぶ労働災害を統計分析して、ハインリッヒは、「大事故が発生する前は、これと関連した小型の事故が29回発生し、小型の事故以前は、同じ原因によるマイナーな兆候が300回現れる」という事実を知ったのだ。
この1対29対300の法則に基づいて、ハインリッヒは「産業災害予防:科学的なアプローチ」という本を執筆した。

ハインリッヒの法則は、大事故(例えば朴槿恵大統領の弾劾)についての理論だが、この法則の「逆の発想」は「安全の法則」になる。
わずかな事故を予告するマイナーな兆候にもっと関心を傾ければ、大事故を事前に遮断できるし、安全性を確保することができるようになる。

だからこれを「逆ハインリッヒの法則」という。
この世界は誰も一度には大きな仕事をこなすことができない。
大きな業績に至るまでに数多くの小さな実績があるものである。
大きな業績を成し遂げた人々は、そのためにすでに29個の小さな実績と、300個のより小さな実績を経験したのだ。

もし何かを推進しつつ、小さな実すら引き出せないのなら、それはその仕事のための企画がそもそも間違っているか、何か間違った方法でやっているということである。
したがって「逆ハインリッヒの法則」は、人間、個人、そして国にそのまま適用できるだろう。

「韓国はもはや法治国家ではない」

筆者は、朴槿恵大統領の弾劾の可能性が非常に高いように見えた。
こうした個人的な懸念のため、1月の大統領弾劾問題と関連し、既存の保守勢力の立場とは異なる取材をしてみた。
ただ「結果を考えずに無条件に懸命に戦ってこそ勝ち残ることができる戦争」だと思っていたので、当時は取材の結果を記事にしなかった。

当時の取材の結果、現職の弁護士として活動している法律家2人、ジャーナリスト3人に、弾劾結果についてどういう予想をするか聞いてみた。
結果は5人とも「大統領が弾劾されると予想」した。
ジャーナリストの一人は、弾劾結果が8対0になる可能性が高いと予測した。

保守性向の彼らはインタビューで、一様に「韓国はもはや法治国家ではない」と言い、「国民情緒法」で審判される可能性が高いため、大統領弾劾の可能性を高く見ていた。
大統領弾劾以降マスコミに報道されたように、4対4での棄却を予想していた大統領弁護団の予測とは全く異なる結果だった。
  
人間の認知的不協和のなかには、「希望的思考偏向(wishful thinking bias)」と「計画エラー(Planning Fallacy)」、そして確証バイアス(Confirmation bias)」がある。

▲「希望的思考偏向」は、何の根拠もなく、単に肯定的な結論を好むので、自分が信じたい肯定的な結論に合わせて考える現象を意味する。

▲「計画エラー」は、任意の課題について、時間の流れに沿って非常にうまく進むという最も肯定的なシナリオに基づいて計画を立てたせいでハマる罠である。
人々は肯定的な結論を好む「希望的思考偏向」を持っていて、最も肯定的なシナリオを真っ先に考えてしまう。

しかし実際の課題では、最悪の予想をしても、それ以上に悪くなることがよくある。
つまり、最悪のシナリオに基づいて計画しても、計画のエラーを防ぐのは難しいということである。
しかし、最高のシナリオだけを念頭に置くよりもマシだという点に注目しなければならない。
計画エラーの背景を知れば、計画エラーから抜け出して考えるのも簡単にできる。
計画を立てるとき、その課題にかかる時間だけを計算してはならない。
またその課題と直接関連のある事件だけを考慮してはならない。
多くの変数を考慮しなければならない。
だから、最初の計画よりも、少なくとも二、三倍の日程(予定)を立てなければならない。

▲「確証バイアス」は、新しい情報について、私たちが持っている従来の理論や世界観、そして確信している情報と矛盾しないと見る傾向である。
簡単に言って「人間は自分が見たいものだけ見る」が、それがまさに確証バイアスである。
確証バイアスは、すべての考えのエラーの父である。

一般的に、確証バイアスにハマると、私たちが知っている既存の知識と矛盾する新しい情報(別名「確認できていない証拠」と呼ぶ)を一切受け付けず、スルーすることになる。
おおむね健康・処世術に関連する書籍が確証バイアスを中心に記述される。

SNSではなく、読書をしなければならない

たとえば「瞑想は幸せの扉を開く鍵」というありふれた理論がある。
もちろんこういった本を書く巧妙な著者は、その理論を証明できる事例を山のように提示する。
しかしその逆の証拠、つまり瞑想しなくても満足できる人のことや、瞑想しても満足できない人がいるということは、一行も書かない。
どれだけ多くの読者がその本の罠にひっかかるのか、悲惨なことである。
より大きな問題は、確証バイアスは、人間の無意識の中に存在しているということである。

人々は、今まで自分たちが信じていたいくつかの信念が弱点を見せるのを極めて嫌う。
まるで自分が確信している信念の前に保護膜を立てているようだ。

最近はSNSが発達し、確証バイアスの程度がますます激しくなっている。
同じ考えを持った人を簡単に見つけることができて、コメントをつけつつ連帯感が増大する。
自分の意見とは反対の話は「いじめ」て接近すらできないようにする。
それと共に、ますます同じ考えを持ったサークル(circle)内でのみ活動することになり、このような傾向が確証バイアスをより強固にしていく。

キムピルジェ

引用ソース
http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=72466&C_CC=BC


*韓国の問題
(もちろんすべて日本にもあります。けど韓国において本当にあまりにも酷いなと感じること。)


・左右関係なく「予想」と「願望」を区別できないこと。
予想は予想、願望は願望でしょっていつも思う。


・韓国の「確証バイアス」が最もひどいのは対日観。
ありすぎて説明するのも面倒くさいほど。


・相手の話を聞かない。
聞くことそのものを「負け」「下位になること」と認識する意識構造がある。儒教的価値観に由来するものだと思う。


・白黒二元論がキツすぎる。



あと、

・読書しろっていうけど、韓国人の書いたものを読んでどうなるのよと思います。
韓国人は日本の「正論」とか「WILL」とかを一年ぶんぐらい読めばいいと思うよ。産経新聞でもいいけど。
中身を鵜呑みにしろと言う意味ではなく、日本の保守が真になにを考えているのかあまりにも知らなすぎるので、きちんと知ってから批判しなさいよと思います。脳内妄想による日本の右翼批判があまりにも多すぎる。


キム・ピルジェ氏のコラム(一部)
【韓国の反応】韓国人「東郷平八郎提督が李舜臣将軍を尊敬していたというのは事実なのだろうか?」
【韓国の反応】反米映画『グエムル』を作る韓国と、親日映画『パシフィックリム』を作るアメリカ
【韓国の反応】韓国人「韓国は詐欺犯罪『世界1位』の国家」
【韓国の反応】巨大な海洋国家、日本の海洋水域
【韓国の反応】韓国人「日本人には覚えておいてもらいたい。韓国の『自由勢力』が戦って、日本の共産化を防いでいるという事実を」
【韓国の反応】韓国人「日本の嫌韓-反韓戦術」
【韓国の反応】東京の韓国特派員が天皇家について悪意報道をしたら、日本のマスコミと政府はどんな対応をしたのか?【産経ソウル特派員の不当起訴事件】
【韓国の反応】韓国人「なぜ我が国は中国に対して歴史問題を提起しないのか?なぜ日本にだけ提起するのか?もしかして・・・」
【韓国の反応】日本の専門家の韓国人「日本が『天皇』と呼んでくれと言うなら、そう呼んでも構わないと私は思う」
【韓国の反応】「韓国の反日は誰のせいか?」
【韓国の反応】韓国人「幕府時代の日本人は70%が文字を読めた。旧韓末の朝鮮は95~99%が文盲だった。」
【韓国の反応】韓国人「和田春樹は『役に立つ馬鹿』かつ『価値のない馬鹿』である」~「日本の良心」として韓国マスコミが報道する東大名誉教授の正体
【韓国の反応】韓国人「韓国は反日を、日本は嫌韓を克服しなければ!」
【韓国の反応】日本のスパイ「本間久介」が伝えた、本当の朝鮮の実状~19世紀朝鮮のイメージは、腐敗、不潔、怠惰…