北先制打撃の問題と中国2
果たして「言論の乱」なのか?

「無明」というブログの人

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北先制打撃の問題と中国2

「無明」というブログの人

三流小説のありふれた主人公よりも取るに足りない大衆は、今回も記憶力がないということを告白しているところだ。
中国が北朝鮮との国境地域に大規模な兵力を配置させるのは今回が初めてではない。
韓半島で安全保障問題が発生したり、米国が対応したりすると、中国は将棋の駒でも置くように、兵力を前進配置するなどの軍事行動を、そのたびずっと繰り返してきた。

メディアが今までの中国の軍事行動を報道しなかったということもない。
それでも国民はまるで初めてのことのように、大げさに震えている。
大衆のこのような非常識さは、大衆は刺激的なニュースがあれば大騒ぎするだけであって、実際には安全保障には関心がなく、記憶力もなく、恥も知らずにいる障害児の集団だということを示している。
世論において大衆は消費者であって生産者ではないという点は、それなりに同情すべき部分ではあるが、低劣だという批判を避けることはできない。

戦略は簡単に変わるものではない。
世の中を見る視野が韓半島程度しかないうえ、選挙で安全保障の商売をしている韓国人や、脳の中にお花畑を育てて生きていて、まったく国家戦略というものが不在な日本人たちには、決して理解できない話である。
中国の軍事行動が物語っている意味は、中国は、トランプの外交には関係なく、何も変わっていないということを、行動と言葉で表現しているということだ。
いまだに中国は、北への敵対政策を捨てて対話しろと注文しており、そのために6カ国協議、平和協定を主張している。
北がミサイル発射をしても、中国の外交部は、米中首脳会談と必然的な関係があるものではないとずる賢く言って騒いだりもしていた。

トランプがシリアを爆撃したことの実際の意味程度なら、中国もロシアも知っている。
ロシアは、米国の警告のようなものなど全く気にせずシリアで軍事行動中だし、イランもまったく恐怖を持たなかった。
中国も同様である。
米国の警告が中国に食い込んだという兆候は、いまのところ何もない。
中国がなぜ東風シリーズを開発したのか、まずはそれを考慮することだ。

以下は4月初めの中国環球時報の社説である。
欺瞞が混ざってはいるが、中国の本音をよく表している。


http://opinion.huanqiu.com/editorial/2017-04/10424774.html
社评:美国切不可选错突破朝核困局的方向_评论_环球网
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「中国は朝鮮の核問題が迅速に解決されることを強く望んでいる。しかし、何があろうとも、中国はこれに対してのマジノ線を有している。どんな犠牲を払ってもそれは守護する。

それはまさに東北地域の安全保障と安定である。これに関連し、朝鮮の核活動が絶対に中国東北部にどのような汚染も造成してはならない。このほかにも、朝鮮が大量の難民を流出するような不安定な状況にしてもいけないし、鴨緑江を渡ったところに中国と敵対的な政権が出現してもいけないし、米軍が鴨緑江川沿いまでやってくるのは、絶対にならない。

ワシントンがもし北京との協力を強化し、朝鮮の核問題を解決したいのなら、採用する政策が、前述した中国側の懸念に当然ながら抵触してはならない。」

中国非常希望朝核问题早日破解、但无论发生什么、中国都有一条底线、会不惜代价去守护、那就是东北的安全与稳定。与此相关、朝鲜的核活动决不可对中国东北造成任何污染。此外、朝鲜不能走向大量输出难民的那种动荡、鸭绿江对岸也不能出现一个与中国敌对的政权、美国军队更不可推至鸭绿江边。

华盛顿如果希望与北京加强合作解决朝核问题、它所制定的政策就不应抵触中方的上述关切。

总之、朝核问题的复杂性是客观的、快刀斩乱麻解决它的愿望可以理解、但好的愿望只有脚踏实地、才能形成好的效果。把朝鲜拉回谈判桌、这仍不失为最现实的一条路。
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この社説は、50年代から、中国が継続して維持してきた戦略を述べた文でもある。
韓半島周辺国の日本を除くすべての国は、国家戦略を持って安全を維持してきた。
中国が重要視する安保の価値は、
 
1、中国と隣接する国は親中にすること。
2、中国の安全保障を脅かす国は、小国大国関係なくすべて敵。
3、西側の軍事システムが中国の国境地帯まで入ってくるのは決して認められない。

このため、すでに中国と米国は戦争をした間柄だ。
それがまさに第1次中米戦争の6.25である。
さらに中国は今、アジアで中華覇権を確立するために、拡張政策までしている局面であり、南シナ海で継続して米国を刺激して挑発行為をしている。
メディアは主に北朝鮮の核とミサイルばかりを扱っているが、果たして米国にとって本当に脅威となる国は、中国だろうか?北朝鮮だろうか?


http://www.huffingtonpost.kr/2017/02/05/-icbm_n_14623650.html
中国が米国に届くICBMの発射実験に成功した
中国の国防部が最近、米国に到達できる最新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験に成功したと発表した。5日、中国新京によると…
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中国や米国は、口では北朝鮮について騒いでいるが、実際には、互いに相手国に直接は言及できないので、北朝鮮を名分にして遠まわしに言っているというのが真実に最も近い解釈ではないか?

北朝鮮問題のキーワードは、中国の安全保障問題だ。
米国が要求しても中国が受け入れないのは、米国の解決策というものが、中国の安全保障を脅かすものだからであり、実際にそのような意味であるうえ、さらに中国の覇権政策と反するからである。
南シナ海での中国の行動は、米国との衝突を前提とするものであり、中国の過去20年間の軍備増強は、すべて米国を狙ったものとしか説明できない。
ますます中国の脅威が露骨になって、中国との経済戦が現実化するに伴って、米国はすでに牽制に入った。

オバマ政権当時から少しずつ牽制に入っていたが、今トランプが執権することによって、より迅速に、中国との経済戦が顕在化しており、今では安全保障問題でも衝突する様子がさらに顕在化した。
それがまさに北の問題だ。
トランプとしては、北を名分にして中国を牽制するのが、大国間の緊張を避ける良い解決方法だと思っており、北朝鮮の核はもちろん、これを通じて中国の覇権政策を挫折させるのが最良である。
習近平が第2のフルシチョフ(Nikita Sergeyevich Khrushchev)となり、自らの地位を崩壊させ、強大国としての顔を台無しにするのがトランプの成功になるが、今のところ何の明るい見通しもない。

中国と米国の冷戦は始まってから久しいのに、でたらめばかりを言っている大衆はいったい何なのか?
どうやら大衆は、南シナ海の問題も忘れてしまったようで、中朝の相互援助条約(中朝友好合作互助条約)も忘れたようで、米国と中国の核戦力と、ずっと繰り返されていた朝鮮半島での米中の軍事行動もすべて忘れてしまったようだ。
記憶力がないだけならむしろ幸いだ。
大衆という存在は、理性がなくて、ただ刺激に反応する獣と同じだ。

「無明」というブログの人

引用ソース
http://blog.naver.com/zero53/220980979358


*北爆はないだろうと私、何度かここで書きました。
今回の騒動中も、ずっとないだろうと思っていました。
でも、あるあると言って緊張感を高めることは悪いことじゃないって思ってました。
で、いずれにせよ軍事衝突はあるという前提で日本は対策を立てておくべきだと思ってます。
それが安全保障だと思います。







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果たして「言論の乱」なのか?

「無明」というブログの人

朴槿恵派と呼ばれる者たちは、朴槿恵弾劾についてメディアを攻撃し、「言論の乱」という表現まで使いながら、まだ怒っている。
特に朝鮮日報、中央日報、東亜日報に送っている視線は、背信と見ていて、保守新聞が何故これほどまでになったのかと熱心に糾弾している。

ところで、果たしてそうだろうか?
まず知っておくべきことは、朝鮮日報、中央日報、東亜日報は、左派系メディアを牽制する存在として意味があっただけであり、大衆が考えていたような信頼できる保守新聞でも何でもなくて、こいつらはただ社主の利益を代弁する役割だけをしてきた日和見主義の集団である。
メディアだけではない。
韓国で右派や保守と呼ばれる勢力は、その世界観の固守にそれほど関心を示してこなかった。
最も関心を見せたのは、単なる貪欲、既得権である。

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-3党合同

韓国の保守という人たちは、最初から党を民主化の詐欺師に売り渡した前例がある。
そして、これは今も続いている。
「次善」などという卑怯な言い訳をしているが、後に明らかになったように、金泳三は次善でもなんでもなかった。
金泳三の当選は、金大中になるための飛び石であり、無理やり維持していた国民的合意が総体的に崩壊するきっかけとなった。

さらに、党だけのことか?

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- 大統領も売った。

韓国の自称保守新聞は、全斗煥大統領と盧泰愚大統領政権当時は、引用という手段を用いながら、あらゆる賛美をしてきた。
新聞は、偉大な指導者、資質、あふれる愛国心などというくすぐったい表現も躊躇しなかった。
テレビは、あまりにも露骨な表現のため、「テンチョンニュース」という軽蔑的な視線も受けていた。(*全斗煥当時、9時のニュース時報「テッ、テッ、テッ、テーン!」と鳴るとすぐ直後に「全斗煥大統領は〜(チョンドファン大統領は~)」で始まるニュースを報道してたので、「テンチョンニュース」と名付けられた。)
ここまでしておきながら、全斗煥大統領が没落すると、メディアはどのような態度を示したか。

簡単に捨てた。
金泳三に言葉を乗り換えて、かれが民主化を叫び、自由民主主義の番人であるかのように行動した。
いきなり民主化闘士でもなったように。いきなり正義感に目覚めたように。


http://news.chosun.com/svc/content_view/content_view.html?contid=1996080570386
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政党を切り売りした朴槿恵とは違い、実質的な権威があった全斗煥ですら売り渡した奴らが、朴正煕の娘であるという点以外は何の背景もないおばさんの朴槿恵を売るぐらい、たいしたことではないだろう。
朴槿恵派は「大統領を裏切った」と声高に騒いでいるが、自称保守という人たちの裏切りは今回が初めてではなく、今後も継続する彼らの習性である。
大衆は記憶力が鶏頭レベルなので、今回が初めてであるかのように勘違いしているというのが今の現象である。

政党も大統領も売ることができる自称保守という人にとって、大統領や政党というものがどんな存在なのか。まさに次の停留所へ行くバスでしかない。
最初からどうでもいい存在なので、バスとしての利用価値がなくなれば捨てる、その程度の存在でしかない。
政治リーダーを表面的に一時的に賛美するのは、日和見主義者たちにとっては、単なる個人栄達のための多数の手段の一つでしかないのに、それを朴槿恵派は分からない。だから今後も騙されるだろう。


朴槿恵を弁護するとして出てきた者たちがとった行動も、朴槿恵を守るどころか、朴槿恵に残った最後のスープまで絞ろうとする自分自身のための宣伝でしかなかった。
レベルの低い嘘や威嚇を、高級な政治手段だと生涯勘違いしてきた愚かな朴槿恵は、人を忠誠度を基準にして選んだとみられるが、そんなものは単なるお世辞であり、個人栄達のための手段だということに、最後まで気付けなかった。
朴槿恵派も朴槿恵も同じ穴のムジナなので同情する必要はない。
かれらは死ぬまで機会主義者たちの良い獲物に過ぎない。

一時的な権力集団に過ぎない上道洞や東橋洞とは異なり、韓国でお金を動かす長期的な権力集団の良才洞にとって、保守というものは、大衆を欺瞞するための良い包み紙でしかない。
かれらは今までと同じように、今後もこのように行動するだろう。
既得権の維持に役立つなら、江南左派と同じこともするし、南労党と同じこともするし、自由主義者を装うこともする。それが日和見主義者というやつだ。

今回は、自称保守という奴らが、第2の金大中になる可能性のあるアン・チョルスを押すという寝言のような妄言を言っているが、驚くことでもない。
金泳三ですら押した奴らがアン・チョルスを押したところでいまさら驚くことか?
盧武鉉の幽霊でしかないムン・ジェインは絶対にならないというのは正しい。
ところが、その代わりが何故アン・チョルスなのか?
あきらめることができない価値がある人間にとって、世界観自体がない卑劣な機会主義者のことなど理解できるはずがない。

すべてが手段でしかない詐欺師たちにとって、大統領や政党の意味というものは、単に次の停留所に行くためのバスの運転手に過ぎないのだ。


http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/03/31/2017033101143.html
[TVバンバン]風刺の神「キム課長」…サイダーパロディBEST4
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- 全斗煥も朴槿恵も嘲笑する朝鮮日報。

言論の乱なんかではない。
もともとそういうマスコミである。

「無明」というブログの人

引用ソース
http://blog.naver.com/zero53/220987354720



*これ、趙甲濟ドットコムの主要執筆陣に対する皮肉ですな。
バンダーさんはそうでもないけど、あのサイトの主要執筆陣、「朝鮮日報、中央日報、東亜日報」のことをせっせと批判しております。「保守メディアなのに裏切った!」みたいな。



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