オタク、「君の名は」アニメの歴史を描いた

昨日の段階で韓国での累積観客動員数が295万4573人。
今日300万人を突破するのは確実な見込みです。
あと小説版「君の名は。」も韓国で売り上げ一位を疾走中。


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オタク、「君の名は」アニメの歴史を描いた

最近オジサンがアニメ映画を見るといいます。
4日に公開された日本のアニメ「君の名は」は、高齢の男性観客のほうが女性観客よりも多いとして話題になりました。
しかし<ハンギョレ>がCGVリサーチセンターに依頼して観客の割合を調べたところ、この噂は事実ではありませんでした。

「君の名は」を最も多く見る人は20代の女性で43.4%です。
これに比べて競争作のディズニーアニメ「モアナと伝説の海」は40代の男性が51.3%の割合を占めていました。 
「オジサンのアニメーション」は、「君の名前は」ではなく「モアナと伝説の海」だったのです。
なのに何故この映画は、男たちのアニメといわれたのでしょうか?
おそらくこれは、男性にとって、この二つの映画を見る理由が異なるためだと思います。

「モアナと伝説の海」を二番目に多く見る観客は40代女性(40.4%)です。
言い換えるとこの映画は、40代の夫婦が子供を連れて見る家族映画です。
このような性別構成は、「カンフーパンダ」や「インサイドヘッド」と非常に似ています。
「君の名は」は20代の男女の観覧客が43.1%を占めていた「ズートピア」に近いです。
「ズートピア」は序盤は40代の割合が高かったけど、後に低くなりました。
子供たちは、映画の中に込められた性、人種、政治風刺が分かりづらいので出た結果だと思います。
「君の名は」は大人の観客が、あえて子供たちを連れて行かない映画だと思います。
この統計を伝えたCGVの劇場担当者は、「『君の名は』は男性が初恋を思い出して見る映画」と言いました。

先日はSNSで「君の名は」について、女性嫌悪作品だという議論がありしました。
「君の名は」では、男性が女性に体が変わるたび、胸を揉むなど胸が何度も強調されているうえ、女性性や女性の役割に対する固定観念が強いという不満が出てきたのです。
この映画が好きなファンは、女性嫌悪議論について、とんでもないとして片付けたが、実際新海誠監督は、日本でのインタビューで、主人公の女の子が自分の唾液で酒を作る場面について語って、「好きな子の唾液で作ったものだというのは、10代の男の子にとってフェティッシュ要素になることもあると考えていた」と言って、監督が10代の男性中心のフェティッシュだけに集中しているという議論を呼び起こしました。
しかしこの男性中心のファンタジーは、「君の名は」という映画がどこから来たのかを考えると、あまりにも当然のことともいえます。

出版企画会社のコミックポップのソンジョンウ代表は、韓国映像資料院のオンラインサイトに寄稿した文で、新海誠監督がセカイ系(柔弱な主人公が破滅した世界と対立する内容)と美少女ゲームというジャンルから出発した作家であることを指摘しました。
セカイ系は、主に10代の少年を主人公にして、10~30代の男オタクが主な読者のサブカルチャージャンルです。
セカイ系の漫画は日本の商業アニメの退行的な側面だといわれる美少女を対象とした男性中心のファンタジーを気兼ねなく活用して膨らませています。
だから新海誠を「宮崎駿の後継者」とか「ポストジブリ」とかいうのは合わないという指摘が多いです。
監督は、大衆的な語法や、政治的・芸術的な世界観で作家世界の完結を目指すスタジオアニメーションとは全く別の道を歩いてきたし、日本でも違う系列に分類されます。

しかし、まさにこの点で、「君の名は」が語るべき理由のある現象だといいます。
ソンジョンウ代表は、美少女ゲームの話の特性を持っている主人公たちが、社会的存在としての自分を自覚しているこの作品を、「セカイ系の卒業作」と表現しています。
規模で見ると宮崎駿の「ハウルの動く城」の次に成功した作品が「君の名は」であるという事実は、意味を持っています。
「君の名は」は宮崎駿などジャパニメーションの黄金期を愛していた世代には、見慣れなかったり幼稚に見えることがありますが、「ナルト」「ワンピース」「ブリーチ」など2000年代初頭の日本のアニメーションをリアルタイムで見て育った韓国の20代の観客にはお馴染みの手法を駆使しています。
映画評論家のイハクは、「オタクの退行的語法はいくつか残っているが、サブカルチャー出身の監督が、疎通というテーマで、本当に疎通に成功した作品」と評価します。
「君の名は」はオタク世代が足を広げた作品だということです。

引用ソース
http://entertain.naver.com/read?oid=028&aid=0002350673


*韓国ではこの記事で紹介されてる「女性嫌悪映画議論」のほか、韓国映画「イルマーレ」のパクリ議論もおきてますね。あとお決まりの政治をからめての「倭色論議」、さらに「ホンモノ現象論難」(*日本語の「本物」ですが、それをよく使う韓国人オタクがいる一方で、そういうオタクへの嘲笑語として使われ、さらにただ馬鹿なことをする人を嘲笑する言葉にもなっているようで、、ニュアンスの分からない部分もあるんですが、「君の名は。」の大ヒットと共に、この一ヶ月弱ぐらいで「ホンモノ」が韓国のネット流行語としての地位を固めた感じです。ホントによく見かけるようになりました。)

あとたぶん上の翻訳について「マルがない」と指摘されると思います。
以前の記事でもそうだったんだけど、韓国人がマルをつけてないときはつけないです。正式な韓国語タイトルではマルがついてるし、つけてる韓国人もいるので、一応差別化しとこうかなと。
 







韓国人のコメント


・そう確かにこの監督の前作を見ると…オタクでフェチで…自分のマニア的要素が強い…特に、本当に変態的な…奇妙なキャラクターで男主人公を作って…うーん…「君の名は」は本当に感動だが…前作をよく見てみると…ちょっとそんな感じ…
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・↑秒速5センチメートルを見ましたが…オタクフェチの要素は徹底的になくて、初恋は成就しないというテーマで、過去に執着する男主人公と、そんな男主人公に片思いするサブ女主人公、過去にこだわらず自分の道を行く女主人公のストーリーを繊細に表現したのがとても印象的だったけど…

・↑言の葉の庭を見てきましたが…背景だけきれいなゴミだね。
男子学生は、先生が自分に感情を向けてくれないと、あまりにも礼儀がなくなる。
特有の中二病なオタクの感性で飾っているのが本当に…


・ただ普通にアニメを見る感じ…
面白いけど名作といえるほどではない。
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・序盤があまりにも退屈。
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・正直すごい名作なのかはわからない…
ストーリーもオジサンの感性を刺激するほどではないようで、特有のオタクたちが好むもの…ぴったりその程度だ。
絵がきれいなので大人や子供たちが拒否感を感じないレベル。
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・↑名作である。

・↑オタクか…?

・↑ストーリーを適切に把握できてないせいだ。
視点が変わり続けるうえに、「たそがれ」という時間帯を中心にして、前後に行ったり来たりするので、理解できない人もいる。
あまりにも自分の主観がたくさん入った評価。


・米国の女性映画批評家協会では、むしろBEST ANIMATED FEMALE部門として「君の名は」がノミネートされて、定型化された性観念でも、これを迫害せず魅力的だと受け入れる部分だと高く評価している。
むしろ海外では、女性の性的好奇心の表現が若干不足しているという評価があるほどだ。少なくともこの映画を女性嫌悪映画だとレッテルを貼ったりはしない。
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・↑海外の批評家協会は、日本の女性嫌悪や、監督への理解が不足しているように見えます。
新海誠監督がもしフェミニズムや女性嫌悪問題に対する関心が高かったら、批評家の意見にも納得できますが、新海誠監督のインタビューを読んでも、この監督はそれに無知で、日本に存在する女性嫌悪認識を源泉とした演出や表現をしているとしか思えません。
「君の名は」で批判されている女性嫌悪というものは、他の日本アニメと比較して特に女性嫌悪が激しいわけではなくて、日本アニメに見られる慢性的な女性嫌悪のレベルです。

・↑ロリアニメが好きな人は、この映画から女性嫌悪を読み取ることができません。
韓国男らしくて話にならない。

・↑日本のアニメ市場の主な消費層が誰なのか、またどうなっているかを見るべきです。
日本アニメ文化が狙いとする消費者は、ほとんどが男性です。
したがって、ほとんどのアニメーションは、「男性向け」アニメといえると知っておくべきです。
そしてしばしば日本は「性進国」と呼ばれるほど、日本は性の商品化が非常によく発達しています。(実際に成功した日本のアニメーションの中には、19禁ギャルゲーゲームやライトノベルをもとにして作られたアニメーションもあります。)
しかし、これを、日本社会に広がっている女性嫌悪から始まったと見るには無理があります。

・↑本当に嫌だ。
どこをどう見たら「君の名は」が女性嫌悪に見えるのか。
私には本当にわからない。

・↑このようなアニメーションとは対照的に、男性に定型化された性観念を持つ女性をターゲットにした「ぼくのぴこ」のような「女性向け」のアニメーションもあります。
つまり、資本主義社会では、決して嫌悪主義などを中心に市場は動かないということです。
ただ女性よりも男性のほうがアニメーションをたくさん見てグッズをたくさん買うので、男性向けアニメーションがさらに発展したのであって、女性だけを差別して性商品化させているわけではありません。

・↑「差別を感じていない人は、差別をしてきた可能性が高い」
あまりにも慣れて感じることができないようだ。


・ただの馬鹿オタク映画。
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・歌はすばらしかった。
しかしそれ以外のすべての面が、「時をかける少女」よりも不足。
参考までに「時をかける少女」は10年前の作品である。
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・率直に言ってバブルがひどい…
どうしてこんなに持ち上げられるのか…
確かに「時をかける少女」のほうがいい。
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・↑両方とも良い作品です。
このようなコメントを見ると悲しくなります。

・↑どこがバブル?
大衆を引き込む(劇的要素)印象を与える作品だからこそ、国内で封切られる前に、アジア5カ国でボックスオフィス1位、日本では昨年8月から公開1800万突破の興行記録だ。


・胸が震えるほど美しい映画。
余韻の長さは、初恋の物足りなさのせいかも。
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・↑ただお前がホンモノ(*上の緑文字参照)だから。


・外国は全く女性差別だと見ないのに。
韓国にだけ、女性嫌悪だといって唾をはいて泣き叫んでいる奴らがいる。
ガラスの天井を自分で作ったり、そこには見えないガラスの天井があるとフィクションを主張している。
共感24 非共感20

・↑自分の目に見えないものはないと信じているレベル!
本当に素晴らしいです!やはり韓国男は低レベル!


・最初からアニメに興味を持っていた人は見なければならない映画…そしてそのような人たちには絶賛される映画だと思います…
ただアニメに馴染みのない人は、日本アニメの特性上、モヤモヤする面があると思います。
しかしアニメに馴染みのない人が劇場に行ってるので、個人的にはアニメの大きな進展があった映画だと見なしてます。
いくらオタクたちの力を受けたと言っても、これだけ成功するのは簡単ではありませんから…
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・韓国男性がこの映画に女性嫌悪を感じない理由→いつもしてることだから。
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・率直に言って、これまでも「君の名は」レベルの映画は多かったが、これだけ韓国でマーケティングをたくさんした映画がなかっただけだ。
みんなが見てるのに私も見ないと流行に遅れると認識する韓国人の概念が一役買った。
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・枯れ菊女たちが女性嫌悪だと叫んでいる理由→自信ゼロ、性質ゼロ、自尊心ゼロ、能力ゼロだから…
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・「女性嫌悪のつもりなんかない」と言って、女性嫌悪問題を提起する女性を迷惑なやつ扱いする韓国男。
お前らは自分が女性嫌悪してるかもしれないということを、考えもしないのか?
共感15 非共感22

・↑何をしようが女性嫌悪だといわれるのに、考えられると思うか?


・率直に言ってあまりにも期待を大きくして見ると、失望する可能性もある。
しかしサントラは最高。
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・「君の名は」は絵柄だけ見れば、映画を見るまでもなくオタク作品だと明らか。
このオタクアニメが宮崎駿の作品に比肩できるのか。
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・↑共感。


・オタクオタクオタクオタク。
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・私の人生の最高のアニメだった…涙
私はこの映画を3回見にいきました。
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・↑よう!ホンモノ!


・みんなこれに女性嫌悪を感じないの?
女性がこれは女性嫌悪だといえば女性嫌悪なんですが。
共感9 非共感15

・↑どんな論理だ。どんな脳をしてるんだ。


・確かに女性嫌悪が激しかった…
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・「君の名は」のどこに女性嫌悪思想があるのか。
全く感じなかったが、一体どの部分が?
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・私は最初、この映画が公開されるとき、ホンモノたちが大暴れするかと思って心配していたが、実際は思ったより静かだった。一般の人々の反応も良かった。
それよりも、自称フェミニストと主張しているフェミナチどもが、この映画は女性嫌悪だと主張して、その根拠ソースは自分の脳だという信頼性0の言葉ばかり言って暴れているほうが問題だ。
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・この映画がセカイ系の卒業作?
何だこのデタラメ記事は。
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・ホンモノ?オタク?
なぜ人々を卑下するのか。
映画が好きで2回見た。
オジサンはアニメーションを劇場で見てはいけないのか?
最近は趣味にまで是非をかけて卑下する人が多くてイライラする。
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・男女が入れ替わったと仮定したとき、男が一番最初にするのは胸を揉むことだろう。
これをもって女性嫌悪だと議論になるなんて、世界中で韓国だけだ。
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・↑それなら女性も唐辛子(*男性器)を揉む場面を入れるべき。
それがないから女性嫌悪だと言われるんだ。ふふふ
ちょっとは考えろ。

・↑そういう場面もあります。


・はい、次の盗作アニメ。ふふふ
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・うん。韓国映画の盗作作品。
共感10 非共感7


・イルマーレより面白かったけど。
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・イルマーレの盗作だというタワゴトを言っている奴らがいるが、タイムスリップ素材はすでに外国や日本で大量にある素材だ。
陰湿な攻撃もほどほどにしろ。
イルマーレのような馬鹿愛国映画なんか見ない!
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・snsで、あれもこれも女性嫌悪だといわれているけど。
もし「君の名は」が女性嫌悪なら、映画や漫画にある男性器を蹴る場面は、すべて男性嫌悪なのか?
また、男性が上着を脱ぐのは男性性を明らかにする映画だから男性嫌悪映画か…?
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・↑そのとおり!
あれも女性嫌悪、これも女性嫌悪で、指摘がちょっとあまりにも極端だと思う。

・↑お前らはフェミニズム本を一冊でも買って勉強しなければならない。


・新海誠の他の作品を見ていたら、絶対こんな記事は書けない。ふふふふ
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・そもそも性の商品化に何の問題があるのか?
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・不快なのはこの国のゴミフェミだけ。ゴミである。
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・同意します。
絵があまりにもきれいなので反感は大きくはなかったが、あまり愉快な演出ではありませんでした。
女性の胸を揉むシーンがあるなら、男性の体になった女の子が自分の性器に触れる場面も必要で、それでこそバランスがとれるし、笑えると思います。
共感2 非共感5

・↑そういうシーンもありました。

・↑序盤、タキと体が変わったミツハが股間部分に手を持っていくシーンがありますよ。


・女性嫌悪という概念自体、韓国女にだけ存在する精神病であり、被害妄想である。
そんなにこの映画が不満なら、日本に行ってデモでもしてこい。どんな扱いを受けるか。
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