在韓米軍防衛費分担金9千320億…GDP比率で計算すれば最高レベル
在韓米軍防衛費分担金9千320億…GDP比率で計算すれば最高レベル
トランプ、米軍撤収までよどみない発言…「韓米同盟」懸念広まる
トランプ、米軍撤収までよどみない発言…「韓米同盟」懸念広まる
(ソウル=連合ニュース)キム・グィグン記者
米国共和党の大統領候補者に事実上確定したドナルド・トランプの最側近の外交補佐が、トランプの「在韓米軍防衛費100%分担」発言について、「交渉で引き出す最大値」としながら水位調節に出て、トランプ執権時に韓国の在韓米軍防衛費の追加分担を要求することを明確にすることによって、私たちの外交・安保当局関係者が緊張の紐を緩めずにいる。
米国共和党の大統領候補者に事実上確定したドナルド・トランプの最側近の外交補佐が、トランプの「在韓米軍防衛費100%分担」発言について、「交渉で引き出す最大値」としながら水位調節に出て、トランプ執権時に韓国の在韓米軍防衛費の追加分担を要求することを明確にすることによって、私たちの外交・安保当局関係者が緊張の紐を緩めずにいる。
トランプの外交担当補佐的なワリド・パレス(58)米国BAU国際副学長は去る13日(現地時間)、ワシントンDCの自分の執務室で、聯合ニュース・聯合ニュースTVとの単独インタビューで、韓国の防衛費分担金を100%引き上げなければならないというトランプの発言は、「(公平分担の)原則を説明したものであり、交渉のテーブルに載せる最大値を提示したもの」とし「トランプは優れた交渉をするために、まずは最大値を示し、後に現実的な交渉に出ようとするだろう」と説明した。
それと共に彼は「韓国政府がより多く負担しなければならないというのが私たちの基本的な立場」としながら、執権時に韓国政府と交渉するという立場を明らかにした。
トランプが大統領選挙で当選すれば、現在韓国が防衛費分担金50%を負担するレベルを、それ以上に引き上げる議論に着手することを明らかにしたものである。
韓国政府の外交安保関係者の間では、実際にトランプが当選すれば、防衛費引き上げ問題が争点に浮上して、駐韓米軍撤収問題まで取り上げられ、韓米同盟に亀裂が生じるのではないかという懸念が広がっている状況である。
◇韓国、トランプ発言のとおりなら、毎年2兆ウォンの負担…昨年は9千320億ウォン
昨年の韓国は、防衛費分担金9千320億ウォンを負担した。
防衛費分担金を正式に負担した最初の年の1991年は1千73億ウォンだったが、規模が24年で9倍近く増えたのだ。
防衛費分担金を正式に負担した最初の年の1991年は1千73億ウォンだったが、規模が24年で9倍近く増えたのだ。
1991年以前までは、韓国の経済事情を考慮して、米国政府がSOFA(在韓米軍駐留協定)が規定した米軍駐留費用と韓国が提供しなければならないほとんどの施設費まで負担していた。
以降は、在韓米軍の内部補償の重要性と価値、韓国の経済的能力の向上に伴う役割拡大の必要性などを考慮して、防衛費分担特別協定(SMA)を締結し、韓国政府が米軍駐留費用の一部を負担している。
在韓米軍総駐留費用は約2兆ウォンと推算されており、昨年基準で韓国政府は50%を負担している。
もしトランプ発言通りに韓国の負担水準を100%とする場合、韓国政府は毎年2兆ウォンを払わなければならない。
もしトランプ発言通りに韓国の負担水準を100%とする場合、韓国政府は毎年2兆ウォンを払わなければならない。
防衛費分担金は、1998年、韓国の通貨危機を考慮して一時的に縮小されたのと、2005~2006年に在韓米軍1万人削減で凍結されたことを除いて、毎年増加してきた。
2005年には6千804億ウォンだった防衛費分担金は、10年間で約40%増加した。
2005年には6千804億ウォンだった防衛費分担金は、10年間で約40%増加した。
防衛費分担金は、韓半島防衛の中核の在韓米軍駐留に必要な総費用の一部を韓国政府が負担するお金で、韓米間の交渉を通じて金額が決定される。
2014年からは有効期間5年の第9回SMA合意事項が適用されている。
2014年からは有効期間5年の第9回SMA合意事項が適用されている。
2015年から2018年までの年度別分担金は、前年度の総額に前々年度の消費者物価指数を反映して毎年引き上げるものの、上昇率の上限は4%を超えないようにした。
予算編成と決算の透明性を高めるために国会報告を義務付けた。
予算編成と決算の透明性を高めるために国会報告を義務付けた。
防衛費分担金は在韓米軍司令部に勤務する韓国人労働者の人件費、駐韓米軍が使用している兵舎や環境施設など軍事建設費、米軍の弾薬保存や航空機の整備、輸送・物資支援などの軍需支援費などの3つの項目で構成されている。
昨年は人件費3千490億ウォン(37%)、軍事建設費4千148億ウォン(45%)、軍需支援費1千682億ウォン(18%)が投入された。
昨年は人件費3千490億ウォン(37%)、軍事建設費4千148億ウォン(45%)、軍需支援費1千682億ウォン(18%)が投入された。
◇分担金、GDP比で計算すれば韓国が最高レベル
国会予算政策処が2013年に出した「韓国・日本・ドイツの防衛費分担金の比較」用役研究報告書を見ると、2012年基準で韓国は8千361億ウォン、日本4兆4000億ウォン(38億1千735万ドル)、ドイツ6千億ウォン(5億2千495万ドル)のレベルである。
日本は私たちより5倍多いが、ドイツは67%水準に過ぎない。
日本は私たちより5倍多いが、ドイツは67%水準に過ぎない。
この期間、国防費で防衛費分担金が占める割合は、韓国2.7%、日本6.4%、ドイツ1.3%水準だが、国内総生産(GDP)を基準にすると負担金の割合は変わってくる。
GDPを基準に計算すると、韓国は0.068%、日本0.064%、ドイツ0.016%水準である。
GDPベースでみると、韓国は日本と対等か、少し高くて、世界で最も多いレベルである。
GDPベースでみると、韓国は日本と対等か、少し高くて、世界で最も多いレベルである。
一部では、防衛費分担金とは別に提供される間接的な支援のメリットを含めると、実際の分担の割合は60%に近いという主張もある。
米国内では、ヨーロッパ諸国がアメリカの圧力にも関わらず、防衛費を縮小し続けていて、米国だけが過度に多くの負担を出していることについての不満があることが分かった。
韓国に対しても、「米国に無料で背負われていけると考えてはいけない」という認識が出ていると伝えられた。
韓国に対しても、「米国に無料で背負われていけると考えてはいけない」という認識が出ていると伝えられた。
国内の一部でも、現行の防衛費分担金レベルが適正なのかという議論はある。
ますます高度化されている北朝鮮の核・ミサイル能力を阻害する米国の「核の傘」が絶対的に必要な状況で、防衛費分担金の拡大にケチをつける時期は過ぎたという主張もある。
一方で、在韓米軍の役割と任務が、韓国の防衛のみにとどまるものではなく、米国の対アジア戦略などかみ合っているので、駐留費用全額を一方的に韓国に負担させるのは不合理だという指摘も出ている。
政府のある関係者は16日、「米国の特定の大統領候補の発言に対し、非常に注目している」とし「防衛費分担の根拠は、韓米同盟の中核になる。あらゆる問題も、韓米同盟の基本的な原則を損なわないラインで扱わなければならない」と述べた。
引用ソース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=001&aid=0008403451&date=20160516&type=1&rankingSectionId=100&rankingSeq=4
引用ソース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=001&aid=0008403451&date=20160516&type=1&rankingSectionId=100&rankingSeq=4
韓国人のコメント
・トランプになったら核武装しよう…
共感164非共感17
・自主国防はイスラエル、不正腐敗はシンガポールのようにしさえすれば、我が国が先進国になることも可能だ!!!!
共感130非共感15
・毎年1兆なら、核を作っても余る…
共感114非共感14
・韓国も核武装しよう。
そうすれば防衛費が少なくて済むだろう。
共感81非共感15
・米軍が去ることを決定したら、その瞬間に、私たちには核武装をする名分ができる。
失うだけではない。
この際、核武装しよう。
2~3ヶ月あれば開発できるだろう?
共感69非共感12
・トランプと交渉するなら「米軍撤収するならしろ」というマインドが必要だ。
それでこそ正常な交渉が可能だろう。
共感40非共感7
・日本のgdpが私たちの5倍を超えるというのがより衝撃的である。
共感2非共感0
・トランプになると、地球全体が途方にくれる。
共感2非共感0
・トランプに欲が多いのか…アメリカ国民が望んでいるのか…
大統領選挙を控えてあんなことを言ったのなら、目的は支持を得るためだということだし。
米国世論が激しく気になります…
共感1非共感0
・トランプ候補は非好感!!
次期米国大統領に当選したらダメ!
共感1非共感0
・核武装だけが道であり、真理であり、命である。
共感1非共感0
・税金が9倍以上に上がりそうだ。
共感3非共感1
・油出ガスのあるロシアですら、経済制裁されてグラグラしてるのに、韓国が核兵器を作って経済制裁されれば、北朝鮮が攻めて来る必要もありません。ただ空き地に北の国旗が突き刺さる。
共感3非共感1
・トランプが米国の政権を握って、野党が韓国の政権を握ると、100%南北戦争になる。
南北戦争になったら、日本とアメリカと中国が数十兆ウォンを稼ぐことができるようになる。
米国の介入なく南北戦争すれば、韓国が勝つ可能性は5%台だ。
野党とトランプが、この機会を渡すわけないだろ。
韓国は戦術型兵器の開発をすればいいというが、アカの手先は扇動するのをちょっとやめなさい。
核、ミサイルより怖いのが細菌兵器で、他の国は細菌兵器保有の開発が禁止されているが、北朝鮮が現在保有している破壊細菌兵器は韓半島の全人口を7回殺すことができる量を有しているという事実を忘れてはならない。
共感3非共感1
・トランプが執権すれば、どこに跳ねるか誰にも分からない。
核武装しなければならないか?
共感0非共感0
・トランプはおそらくアチソンラインを復活させるという考えを持っているのだと思う。
米国の利益を最優先する方針を打ち出すのが明らかである。
そうなった場合、韓国を放棄することが米国の利益の最大化となるため、実際にはトランプの判断は非常に正確だと見るべきだ。
とにかくトランプになると、駐韓米軍撤収は現実のものとなると思う。
我が国が核開発をしようがしまいが、米国は気にしないだろう。
しかし、日本とロシア、中国はじっとしていないはず。
共感0非共感0
・公開的な甲の横暴である。
大韓民国としては屈辱感を感じるほどだ。
米国よりも、私たちが韓米関係を再検討する必要がある段階にきたと見る…
韓米同盟は互恵平等と相互理解に基づかなくてはならない。
トランプのように、覇権主義的降圧をすれば、同盟も何もない。
それぞれの利益に基づいて行動するしかなくなる。
共感0非共感0
・日本の諜報力は、北朝鮮のミサイル発射試験を一介の新聞社の記者が現場を直接取材することができることからも分かるが、その諜報力は、韓国の国家情報院を凌駕している。
新聞社の諜報力が韓国の諜報機関を凌駕するということです。
実際、北朝鮮にイランの核技術者が入ったという情報も、日本の公安調査庁が把握して、イスラエルのモサドに伝わって、モサドがイランの核技術者が乗った列車を爆発させました。
つまり、韓国大統領の暗殺は、犬を捕まえるよりも容易だということです。
そんな状況で、韓国が核開発して、周辺国がそのまま黙ってると思いますか?
無条件に殺されるだろう。
共感0非共感0
・日本やドイツは、米軍が出て行けば、むしろ感謝するだろう。
米国を脅かすレベルの軍事武装を実現させることができる国だからだ。
韓国だけが苦しいんだ。
言葉では2兆だが、実際は4兆5兆を韓国政府が負担するようにさせられる。
共感0非共感0
・gdp比防衛分担金の数値は意味がない。
これはまるで、同じ食べ物を食べても、貧しい家はお金をあまり出さなくていいという話と同じである。
レストランもそんなことはしい。
安全に対する不安感が大きいほど、よりたくさんサービスを利用して、サービスぶんのお金を払うのが公正である。
韓国人たちは、あまりにも安保自立度が低いので、gdpに比べてより多くのお金を払うのが当然のことだ。
共感0非共感0
・結論として、天文学的な国民の血税で、米国のやつらを訓練させてやって養ってあげているということでしょう。
さらに、各種の戦闘機や武器を売りつけた金額を加えると、想像するのが難しいほどのお金を米国のやつらが持っていってるんです。
それなのに、韓国は戦時に勝手に私たちの大韓民国軍を指揮する権限もないんです。
卑劣にも日本軍が私たちを侵略しても、米国の奴らは、自分たちの利益のために、私たちの軍隊をカカシにする可能性もあるという話です。
共感0非共感0
・軍にいる泥棒を反逆罪で銃殺させてしまえば、自主国防も可能である。
共感0非共感0
・防衛産業不正さえなければ、大韓民国も国防大国になれるのに…
北朝鮮と比較してみろ、答えが出るだろう…
共感0非共感0
・米国はいつでも去る可能性がある。
トランプで証明された。
核だろうがなんだろうが、自主国防に拍車をかけなければならない。
防衛産業不正は清算しないと。
共感5非共感2
・米軍が明日出て行くと、すぐに戦争になると思ってるのか?ふふふ
中国もロシアもアメリカも日本も、私たちが戦争して一方に統一されることを望まないのに。それなのに、北朝鮮が戦争を起こして体制崩壊するのを望むと思うのか?ふふふふふ
とにかくこの国は、他国の属国になるのが何故こんなに好きなのか分からない。
朝鮮時代の明への事大を見て、何か感じないか?
共感2非共感1
・撤退させて下さい。
そうなると、我々は核を作る名分ができる。
そうなると?
周辺国のあちこちに名分ができる。
日本も核武装し始めて、さらに広がっていって、核戦争の時代が来る。
トランプが当選すれば、地球が滅びる。
共感1非共感1
・日本は私たちの5倍以上だな。
GDP比で我々のほうが多くの出しているというけど、それはあまり関係ない。
5倍以上というのは、米国の安全保障における重要度を示す数値である。
日本に比べて、私たちは重要度が20%にも満たない割合だということだ。
思ったより深刻な数値だ。
共感1非共感1
・自主国防…???
口で言うだけなら簡単だけどね…
共感1非共感1
・日本、ドイツ、韓国の中で、最も戦争の危険が高い国は?
比較すべきものを比較しなさい。
私たちは休戦状態だ。
共感1非共感1
・ただすっきり駐韓米軍を撤収させろ。
共感0非共感1
・現在韓国が負担する在韓米軍駐留費用は過度である。毎年1兆って…話になるか?
日本とドイツの場合は、米国を攻撃した侵略国だけど、韓国は同盟国である。
現在、韓国は経済危機を経験しているのに、韓米FTAも廃棄するといってるし…
それなのに何故、多くのお金を出せというのか?
むしろ駐韓米軍駐留費は削減する必要がある。
共感1非共感2
・韓国は中国と軍事的同盟を発展させなければならない時期だ。
すべては変わる。
流れに柔軟に適応しなければならない。
共感1非共感3
*面白い(興味深い)のが、この話題について色々見てると、韓国人は基本「日本も、ウリナラと同じように米軍撤退について心配してるだろう」「ウリナラも厳しいけど、日本も厳しい立場だな!」みたいなことをほぼ思ってないんだなというのが分かります。「苦しいのはウリナラだけ。日本はそんなに悩まないだろう」という感覚が韓国にはある。(実際は、今米軍が抜けるなんてことがあれば、日本も相当の苦しみを経験することになるんだけど。)
それは何故か?
そもそも韓国では、韓国と日本の米軍駐留について、「韓国と米国は血盟国だから、米軍が駐留してるニダ!」「日本に米軍が駐留してる理由は、戦犯国の日本を監視し、日本の軍事拡大や暴走を押さえつけるためニダ!」という感覚がありました。また、「在日米軍は在韓米軍の付属物で、在韓米軍をいざというときに助けるために在日米軍はある」みたいな感覚があったりもします。
もちろんこういった認識は非常にふわっとしたものですが、このふわっとした感覚が、「日本は米軍が出ていっても心配しないんだろうな」という感覚へと繋がる理由になってるんだろうなと思います。
で、この感覚(日本に米軍が駐留してる理由は、戦犯国の日本を監視し、日本の軍事拡大や暴走を押さえつけるためニダ!」)は、「独島で韓日が戦えば、米国が黙ってないニダ!駐留してる米軍が韓国のために立ち上がり、日本攻撃してくれるから安心ニダ!」みたいな認識にも繋がってました。あくまでもふわっとした認識ね。
ただしこの認識が指導者層にまでふわっと広がっているからこそ、「米中二股+日本孤立」の外交作戦を展開させる深層心理下での動機づけにもなったんだろうと思います。
もちろん最近、この認識がどんどん変化していってますけどね。
こういった認識は、韓国メディアが植えつけてるといってもいいと思います。韓国に都合のいいことばかりせっせと報道しつつ、「日本は孤立する孤立する」とさんざん太鼓を打ち鳴らすのが韓国の報道の基本姿勢でしたからね。