「中国を重視、同盟国は疎か」に見えるパククネ政府の外交
歴史関連、韓日間の対話

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから
井戸の外のバンダービルドさん。

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「中国を重視、同盟国は疎か」に見えるパククネ政府の外交

バンダービルド

個人でも国家でも信義がなければならない。
ところが、北朝鮮の核に脅かされている韓国の安全保障のかなりの部分をカバーしている同盟の米国に向けたパククネ政府の外交の歩みは危なく見える。
パククネ政府の対米外交は、一言でいうと「無理」と「欠礼」が目立つ。 
2014年パククネ政府は、当時は訪韓計画のなかった米国側に要請し、最終的にオバマ大統領の訪韓を成功させた。

¶2014.2.3 文化日報
<政府関係者は「訪問を要請しているが、今回の訪問は東南アジア中心」と述べた。リチャード・アーミテージ元国務副長官などは、「オバマ大統領のアジア歴訪は、日本、フィリピン、マレーシアの3カ国…」>

¶2014.2.3. NEWS1
<大統領府と政府が神経を尖らせているのは、4月のオバマ大統領のアジア歴訪に、日本が含まれていることが確実視されているからだと知られた。オバマ大統領の訪日が実現し、訪韓が失敗に終わった場合、予想される国内世論の叱責と冷ややかな視線も負担である。また、ユン・ビョンセ長官が、オバマ大統領の訪韓を要請したが確答を受けられず、さらに苦労している状況である。政府はオバマ大統領の訪韓にすべての外交力を集中する方針だ…>

併せて、2015年のパククネ大統領の訪米は、米国の当初の計画にはなかったものだが、パククネ政府が米国側(オバマ大統領)に強く要請して実現したものである。

¶2015.4.10 東亜日報
<パククネ大統領の6月の米国訪問は、当初は米政府の今年の外交スケジュールにはなかった。安倍首相と習近平主席の訪米が現実化したので、韓国政府が外交力を動員して、パククネ大統領の訪米スケジュールを成功させたものである…>

しかし、このようにして米国の了解を得て成功させた訪米(2015.6.14~)を、ほんの数日前にパククネ政府は、国内事情(マーズ)を理由に電撃延期してしまった。
結局パククネ大統領の訪米は、米国政府のスケジュールに少なくない支障と手間をかけて、10月になって初めて行われた。

しかし最近は、パククネ政府はまた理解が難しい外交の動きを見せている。
参考として、大くて挑発的な北朝鮮の4回目の核実験前に報道された韓国マスコミの内容は、当時こうだった。

¶2016.1.4 聯合ニュース
<オバマ大統領は5月26~27日、伊勢志摩で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議出席のため日本を訪問する…G7とアジア諸国の歴訪は、中国浮上を牽制する政策を重ねて確認する歩みである。去る2014年4月25日、日本訪問に続いてすぐに訪韓したオバマ大統領が、アジア歴訪の際に韓国訪問も検討しているかどうかについて、ニューヨーク・タイムズ紙は明らかにしなかった。しかし2年ぶりにオバマ大統領が再び訪韓することになるとすれば、今回のG7首脳会議が開かれる時期になる公算が大きい…>

今では、北朝鮮の4回目の核実験に続き、弾​​道ミサイル、SLBM実験などが相次いでいる中で、5回目の核実験の可能性まで予測されている緊迫した状況である。
そのため、日本で開かれる今回のG7首脳会談は、北朝鮮に対する国際社会への強力な警告メッセージが核心として扱われる。

このような状況なら、常識的に、最大の当事者の韓国の大統領は、万事を後にして、この場に参加すべきだと見ることができる。
李明博大統領の場合も、当時日本が主催するG7に招待されて参加したりもした。
せめて午前に出国して、G7会議に出席し、声明(対北メッセージ)の発表に参加して、午後に帰国してもかまわないほど至近(韓日間)である。

ところが、核心の当事者(北朝鮮の核被害者)の韓国が、せっかくのこのような重要な場に乗り出すのを、事実上固辞した。
G7主催国の日本側がパククネ大統領を招待したが、韓国側は「日程が合わない」という理由で受け入れていないのだ。
北朝鮮の核の最優先当事者の韓国の首脳が、良い機会(G7)を介し、北朝鮮に向けて強力な警告の声を出すことよりも重要で緊急のスケジュールがあるというなら、一体それが何なのか分からない。
パククネ大統領は、そのころ、アフリカとフランスを訪問するために韓国を空けることが分かった。
私たちの大統領がその時に韓国を空けるので、オバマ大統領がもしG7に際して韓国訪問をしたい場合でも、事実上不可能になった。

常識的に見たとき理解できない部分である。
北朝鮮の核問題の当事者として、他の外国歴訪をしていたとしても、急いで帰ってきて、オバマなどの同盟国首脳をはじめとする主要国のリーダーたちと一緒に対北警告を発すると同時に、友好国との結束を誇示する姿を見せるのが、現在最も緊急な韓国大統領としての責務ではないか?

ところが結果的に、第3者(G7)は北朝鮮の核を強力に糾弾するが、すぐ至近の重要な当事者(韓国)は、その後時に他の場所に行くので参加できない形となった。
このような状況は、国家安全保障(核関連)を国際社会などにそのまま任せておいて、肝心の当事者(韓国)は他の場所(どうでもいいこと)を気にしている状況とは何が違うのか。

もしかしたらパククネ政府は、今回のG7で、「中国の海洋進出(人工島など)への懸念」が重要な問題の一つとして扱われることを意識したのではないか。
「中国への懸念」が含まれるG7声明が、オバマ大統領と安倍首相などと共にパク​​クネ大統領が並んで位置する状態で発表されることを、中国の顔色を見て、私たちの政府としては何とか避けたいと思ったのではないか?
さらに、広島(原爆)関連の問題も浮き彫りになっているので、最終的に親中反日性向が顕著なパククネ政府が、非常識(奇妙に見える)な選択(G7招待固辞、別のところを歴訪)をしたのではないか?
そうでなければ、常識的に考えて、どうしてこのようなことになるのか?

しばらく前に知られていたG7の日程にもかかわらず、偶然アフリカなどと歴訪日程が重なったというのは、誰が見ても話にならない。
仮に偶然そうなったとしても、わずか数日の日程を調整できず、ぴったりG7日程の間に韓国を空にすることを余儀なくされた状況を、誰が正しく理解できるだろうか?
米国などの友好国は内心で、韓国政府の「故意」(中国を意識した苦肉の策?)を疑う可能性がありそうだ。

杞憂だということを望むが、もしこのような推測が正しいなら、パククネ政府の中国傾斜現象は、想像をはるかに超えるレベルだと推測できる。
今まで明らかになったもの(AIIB、サード、戦勝節…)だけをみても、パククネ政府の中国傾斜は深刻な状況なのに、もしこのような推測まで正しいのなら、一言でいってパククネ政府の外交というものは、深刻な中国傾斜による「中国を重視、同盟国は疎か」だと簡単に定義することができるようだ。
分かりやすく表現するなら、「中国の機嫌を伺って、同盟の米国を軽く見る外交」だ。

現在北朝鮮の核も深刻な問題だが、パククネ政府で深化した中国傾斜(中国事大)問題は、韓国の安保まで危険にさらすレベルにまで到達したようだ。
これにより韓国は、北朝鮮の核だけでなく、中国事大から抜け出すのも大きな課題となったようだ。
北朝鮮と親北左派を警戒するだけでも普通のことではないのに、ついにパククネ政府をきっかけに中国傾斜(中国事大)現象まで本格的に注意すべきだなんて、この地の愛国市民がますます疲れることになった。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=134799&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*面白いです。
パククネ外交の前半は「日本を孤立にもっていくニダ!」「ウリナラは米中両国と親しくなるニダ!」と、韓国ががんばってたのがよく分かります。
等距離に走ることで日米が親しくなるのは韓国としては避けたいところだったので、同時に日米離間工作もやってたんですね。慰安婦を道具にして米国に日本攻撃させようとがんばっていたのもそれが理由。


>>もしかしたらパククネ政府は、今回のG7で、「中国の海洋進出(人工島など)への懸念」が重要な問題の一つとして扱われることを意識したのではないか。
「中国への懸念」が含まれるG7声明が、オバマ大統領と安倍首相などと共にパク​​クネ大統領が並んで位置する状態で発表されることを、中国の顔色を見て、私たちの政府としては何とか避けたいと思ったのではないか?
さらに、広島(原爆)関連の問題も浮き彫りになっているので、最終的に親中反日性向が顕著なパククネ政府が、非常識(奇妙に見える)な選択(G7招待固辞、別のところを歴訪)をしたのではないか?

これはまさにその通りだと思います。 


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歴史関連、韓日間の対話

バンダービルド

 
韓国
「日本は『歴史歪曲』を中断しろ!」

日本
「韓国が言う『歴史歪曲』の基準は?」

韓国
「私たちの気に食わないなら『歴史歪曲』!」

日本
「歪曲のない資料が存在する!」

韓国
「その資料は捏造されたものだ!」

日本
「捏造という根拠は?」

韓国
「私たちに不利なものだから!」

日本
「韓国は、気に食わないなら『歴史歪曲』で、不利な資料なら『捏造されたもの』なのか」


バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=134780&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


韓国人のコメント


イムジョンムテ(ハンドルネーム)
鬱陵島から目に見える島を、朝鮮人が利用していないからという理由で、持ち主のない島だと主張する日本です。
これこそ歪曲の極地でしょう。
釜山から見える対馬を、自分たちの島だと呼んでいます。
そんなわけがないでしょう?
やはり歪曲の極地です。
なんでも自分のものだという島国根性が、日本を東北アジアの悩みの種にしています。安っぽい鶏のようです。
台湾
中国
大韓民国
北朝鮮
ロシア
日本と問題のない国がどこにありますか?


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