「三国志」「ハリー・ポッター」…読者は小説に魅了された

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「三国志」「ハリー・ポッター」…読者は小説に魅了された

韓国の出版15社の歴代最高ベストセラー…日本の現代小説の威力見せる
 
出版不況時代と言っても、売れる本は売れる。
遠く1960年4・19革命の解放空間で誕生したチェ・インフンの中編小説『広場』から、最近では私たちの感受性に迫ってきた2012年の日本小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』までとベストセラーは常にあった。 

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文学出版社を中心に、売り上げ規模などを考慮して全15社に自社の歴代最高ベストセラーがどんな本なのか尋ねた。
2冊以上のシリーズである場合は最も販売量の多い1冊を基準とした。
15冊のリストをペク・ウォングン「本と社会研究所」代表(49)とチャン・ウンス編集文化実験室代表(48)の2人の出版専門家とともに見渡してみた。
古き良き時代を追憶するためにではなく、成功の背景を確かめてみるためだ。
ベストセラーはどのようにして誕生するのか。
成功の秘訣の探求だ。 

リストを見たチャン代表は「驚くほど小説が多い」と言った。
文学出版社が多く入っていてそうだが金英社のキム・ウジュン著書『世界は広くすべき事は多い』など3冊だけをのぞき残りは全て小説だった。 

最も多く売れた本は小説家イ・ムンニョル氏が評訳した10冊の中国小説『三国志』の1冊。
88年に出版されてこれまでに250万部が売れたと民音社は明らかにした。
チャンビの申京淑(シン・ギョンスク)の小説『ママをお願い』、文学手帳の『ハリー・ポッター』1冊(全7巻)が並んで220万部売れて後に続いた。 

現代文学の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は生きているベストセラーだ。
2012年に出版された後は販売順位の集計上位圏にずっと留まっており今までに50万部以上売れた。
映画にもなった『容疑者Xの献身』など国内に数冊紹介された作家・東野圭吾の小説の中で最も多く売れた。 

ペク代表は「名不虚伝(名声や名誉は理由もなく伝わるものではない)、日本の小説の威力と韓国小説の娯楽的な窮乏を示す作品」と評した。
こうした小説の強勢についてチャン代表は「一定水準を超えれば読者を魅惑し感動させるのは、やはり小説であるということを見せてくれる結果」と分析した。 

15冊の販売部数を合わせれば2021万部だ。
韓国の人々が本を読まないとは言いにくい数値だ。
2人は「成功の秘訣の1つはタイミング」と話した。
ペク代表はその例として1995年に1巻が出版された『ローマ人の話』を挙げた。
グローバル化の話題を前面に出した金泳三(キム・ヨンサム)政権時代に出版されてその影響を受けたという分析だ。
外の世界に対する関心が教養の欲求につながりローマ史への関心に表出されたということだ。
少数の読者らに先に読まれて口コミの拡散を狙った出版社のマーケティング、政府の施策に応じた「公務員部隊」の購入も影響を及ぼした。

チャン代表は「大衆が望むところに一歩先に立ってとらえて手をつけた結果、販売が爆発した本が多数」と言った。
91年に出版された『小説・土亭秘訣(トジョンピギョル)』、96年に出てきた『1冊で読む朝鮮王朝実録』がそうした本だ。
変革の時代だった80年代が去って90年代に入り、人々が面白味と教養を望んでいる時期にぴったり合わせるように出版されたという話だ。 

分からない本の運命、運も影響を及ぼす。
文学ドンネのミリオンセラー『錬金術師』とは93年にコリョウォンから『夢を探して旅立つ羊飼い少年』という題名で出版された本だ。
だが文学ドンネが版権を買って2001年『錬金術師』という題名で出版して3年後の2004年に販売が爆発した。
主人公サンティアゴの自分探しという核心メッセージが当時、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の弾劾など支離滅裂になった現実世界に疲れた大衆の癒しになったという分析だ。 
2001年に出版された小説『オペラ座の怪人』は企画・翻訳段階までやっていても小説を土台にした名品ミュージカル「オペラ座の怪人」の国内公演計画がなかったが、出版直前に実現して本の販売に火がついた。
小説を企画したブックレシピのキム・ヨアン代表は「成功の秘訣は運でしょう、運」と話した。 


◆15の出版社の歴代最高ベストセラー 

-文学と知性社、『広場』/75万部(1976年以後の集計)/1961年 
-民音社、イ・ムンニョル評訳『三国志』 1冊(全10巻)/250万部/1988年 
-金英社『世界は広くすべき事は多い』/150万部/1989年 
-ヘナム、『小説・土亭秘訣』 1冊(全3巻)/120万部/1991年 
-時空社、『マディソン郡の橋』/132万部/1993年 
-ハンギル社、『ローマ人の話』 1冊(全15巻)/80万部/1995年 *塩野七生
-ウンジン、『1冊で読む朝鮮王朝実録』/190万部/1996年 
-文学手帳、『ハリー・ポッター』 1冊(全7巻)/220万部/1999年 
-文学ドンネ、『錬金術師』/150万部/2001年 
-文学世界、『オペラ座の怪人』/120万部/2001年 
-チョンミレ、『なぜ私は君を愛するのか』/50万部/2002年 
-イチョウ、『空中ブランコ』/82万部/2005年 *奥田英朗
-開かれた本、『木』/130万部/2008年 
-チャンビ、『ママをお願い』/220万部/2008年 *三島由紀夫パクリ騒動の著者シン・ギョンスクの本
-現代文学、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』52万部/2012年 *東野圭吾

※出版社、図書名/販売部数/出版年度、版権を移した場合、現在の出版社基準


引用ソース
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=103&oid=025&aid=0002608507
http://media.daum.net/culture/others/newsview?newsId=20160401014404612&rMode=list&allComment=T



韓国人のコメント


・テレビ放送の中で一度でも取り上げられたら、snsで認証ショットを撮るためにめちゃくちゃ買いに行く。
数日経つと、中古市場に本があふれる。
そうすると、安価に本を購入することができる。
共感81非共感3

・↑賢いです…

・↑数日経ったら全部読んだから、もう積んでおく必要がなくなったのでは

・↑誰かの精液が付着した安価な本。

・↑数日で…


・最近は面白い本があまりない。
他の人が面白いと言っている本は、自分では面白くなかったりする。
自分の好みに合わせて読むのが一番良い。
共感57非共感2


・出版社がどのように広告を打つがが重要@
共感23非共感1


・韓国の主流文壇の問題は、娯楽小説(大衆文学)を蔑視して弾圧すれば、自分たちのレベルが自動的に上がるという虚偽意識を持っていることだ。
しかし現在の韓国の文壇のレベルと位相は、まさにウンコである。
基本的に韓国文壇が大衆文学界、ジャンル文学界を嫌う理由は、商業競争関係のためである。
韓国文壇こそ、娯楽小説より商業的にやつれていて、文学的にも無意味である。
共感20非共感0

・↑ジャンル小説家志望なのか?ふふふ
何というでたらめだ。ふふふ
いくらジャンルの小説が上手に書かれていたとしても、お前の言うその文壇の文学小説のゴミ小説以下の本がほとんどだ。
違う?私が現実を教えてあげようか?
遠くを見る必要もない、とにかく韓国小説の話だから、韓国の本同士で比較してみよう​​。
韓国で現在、良く売れているジャンル小説がどこにあるのか?チョアラやムンピアというサイトにある。そこで売上で上位の小説をいくつか購入してみろ。
そして、今年の新春文芸で当選した小説を何冊か買って読んでみろ。
そうやって読み比べれば、すぐに答えが出る。

・↑それはさておき、純文学が過度に娯楽性を批判してます。
逆にチョアラやムンピアの小説は、過度に娯楽性に重点を置いている。
しかし実際に売れる本は、娯楽性と作品性の組み合わせが適当にある作品です。
今は双方が互いに罵りあうのに忙しい。
折衝するつもりがあまりない。

・↑図書館司書です。
新春文芸当選作は毎年購入しているが、そのすべてを合わせた20年分の貸し出し量よりも、ハリー・ポッターの貸し出し量のほうが多くて、20倍を超えてる。
知っていた?

・↑かといって、文壇が芸術性を捨てたらヒットできるか?
専業作家として生き残るためには、むしろ純粋文学では生き残れない。
名高いイ・ウェスやシン・ギョンスクのような作家たちなら、出せばいくらかは必ず売れるから問題ないけど、毎年あふれ出る作家は?
作家が生きられなくて、餓死する作家も出てるのに、純粋に文学性だけを問い詰めることができるか?
お互いに折衷案を出して妥協しなければならない。

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・出版されてから30年前の本も定価で販売する方法が情けない。
図書定価制は、世界中で大韓民国にしかない。
英米、カナダ、スウェーデンは図書定価制がないし、それなりの制度がある国も、出版して1年過ぎた本の値段になると割引率の規制をしない。
流通市場での価格決定も国が決めて、供給率まで国が法律で定めるなんて、こんな話は北朝鮮市場のようだ。
出版記念会で国会議員に賄賂を渡して図書定価制を無理に押し付けた出版社と参考書会社の社長の奴らの悪だくみのせいで、親と受験生、国民の背筋だけが炸裂する。
図書定価制の廃止だけが正解である。
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・写真の中の本、10冊が本棚にある…ふふふ
共感16非共感4


・今後の国会議員選挙で「図書定価制廃止」の公約を掲げる候補がいれば、与党だろうが野党だろうが、私はその人を選ぶ。
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・電子書籍でも読もう。
共感9非共感2


・とにかく東野圭吾が書いた本はすべて面白い。
今の私の最高のお気に入りの日本の作家である。
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・↑私も同じコメントを書こうとしてました。共感します。
東野圭吾の本は、何を読んでも面白い。
しかも東野圭吾は単純に娯楽を追求する作家でもなくて、社会の不条理な問題などをテーマに折り込んでいて、考えさせられたりもします。
本当に素晴らしい作家です。

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・最近は、スマートフォンやコンピュータの持ってない人がいない時代なのに、紙の本なんて…
もちろんアナログ的な感性が必要なジャンルはあるし、本も明らかに需要があるけど、以前ほどではないのも事実である。
韓国は言葉だけIT強国で、時代のトレンドにあまりついていけてないようだ。
業界は今すぐ電子書籍に変えて、多方面で工夫するべきなのに、ひたすら紙の本を出版しながら、本が売れないと大騒ぎだ。
いまだに電子書籍市場は体系的で普遍的な普及をしていない。過渡期の時代だ。なのに、これに対する体系的な対策が不足している。
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・アマゾンのベストセラーtop 10の半分がミステリー小説で、韓国の大型書店の一番良い位置にあるのは日本のミステリーコーナーという状況。
なのに、いまだにジャンル文学を見下すような扱いをしながら純小説のたわごとだけを言ってる奴ら…
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・チャンビが恥ずかしい。
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*シン・ギョンスクの三島由紀夫盗作騒動の出版社です。三島由紀夫盗作騒動のニュース、私は最近は翻訳紹介してませんが、韓国では刑事告発されているので、いまだにちょくちょく続報記事が出てます。

【韓国の反応】韓国を代表する人気作家が、三島由紀夫の小説『憂国』のエロ描写を盗作していたことがバレる


・本を読まないと本を読まないと皮肉、本を読めば本のレベルがどうこうと皮肉。
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・世界の人々が熱狂する本は、ほぼ90%が「ジャンル文学」である。
この分野が外国ではメインで、最高の待遇を受けている。
なのに韓国はシプソンビ(*ソンビの卑下表現)文化が残存していて、大学 - 評論家 - 文壇の権力が相伝されていて、彼らがすべての文学を書く。これが「登壇」​​という奇怪な制度構造。
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・韓国文壇を解体せずして、韓国文学の世界性、娯楽性の発展はない。
文章を書く才能のある人材が、「登壇」のため、「文壇の人脈」に良く思われる文学だけを書いているからだ。
これでどうやって海外に挑戦できるのか。
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・図書館でも人々はみんな小説ばかり借りている。
小説の購入費が書籍購入費の60%を超えている。
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・三国志とローマ人の物語、1冊だけベストって…
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・本は図書定価制のせいで高いので買わない。レンタルして読む。
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・聖書ほどの小説は他にないだろう。
どんな小説も、その販売量についていけない。
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・一般的に本の販売量で読書量を推定するが、それは間違っている。
同じ本を20回読んだら、読書量は一冊か二十冊か?
だからこれからは読書量と言わず、本の販売量と言うべきだ。
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・三国志のようなフィクション小説(一部は正しいのかもしれないが)に、なぜこんなに熱狂しているのか。
我が国の歴史小説をどれだけ読んでるんだ。
何が三国志だ。
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・本代をちょっと安くしてください。
大抵の新刊は高すぎて手が伸びません。
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・三国志翻訳ランキング
1等:チョン・ウォンギ三国志
2等:パク・ジョンファ三国志
3等:パク・テウォン三国志
4等:キム・グヨン三国志
5等:コ・オヨウン三国志
6等:ファン・ソギョン三国志
7等:チョン・ソムン三国志
8等:キム・グァンジュ三国志
9等:リ・ドンヒョク三国志
10等:ファン・ビョングク三国志
11等:イ・ヨンホ三国志
12等:チョ・ソンギ三国志
13等:イ・ムンニョル三国志
14等:オ・ヒョンミン三国志
15等:チョン・ビソク三国志
16等:キム・ドンリ三国志
17等:キム・ギョンハン三国志
18等:パン・ギファン三国志
19等:キム・ホンシン三国志
20等:チャン・ジョンイル三国志
ちなみに8、11、14、15、18は吉川英治訳
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・韓国文学作品は深さが不足しています。
普及している人気作品は、時流にうまく乗って書いたものがほとんどです。
広告やテレビが何度か宣伝すると有名作家になるけど、読んでみると粗末です。
韓国を代表する文学作家の本を読んでみると、思考の深さもないです。
良い作品が出てくるはずがありません。
たまに、頑固な部分が目立つし、作家の硬直的な考えのせいで、洞察力を発見するのも困難です。
自ら考える深さと幅を育てて、主体的な思考をする能力を育てることが重要です。
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・紹介されてるほとんどの書籍を読んでない。
何冊か購入して読んでみるるもり。
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・チャンケの三国志より韓国の三国志のほうがずっと面白い。
高句麗、百済、新羅の全盛期の三国志、
その次は、後期新羅と海東盛国、渤海の対立構図が面白い。
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