反日の最大の弊害は「韓国の二流化」

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから井戸の外のバンダービルドさん。

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反日の最大の弊害は「韓国の二流化」

バンダービルド

建国功労者の李承晩元大統領と、国家復興の功労者の朴正煕元大統領の場合は、ある程度の反日基調は避けることができなかったと見ることができる。
当時は日帝からちょうど抜け出した時期(李承晩大統領)であり、反日を適切に活用し、日本側から実利を得ていた時期(朴正煕大統領)だっただけに、それなりの名分や意味は十分にあった。

こういった優れた二人のリーダーを完全に経て、反日は時間の経過とともに、最初の効用(初期の名分、実利)が急激に消滅したと見ることができる。
しかし、二人のリーダーの後、韓国の他のリーダーは、まだまだ反日を追求してきた。
しかし、二人以降の反日は、すでに名分や意味が衰退しただけではなく、「歴史を正す」や「謝罪要求」などの口実が占めるようになった。
名分(李承晩)と実利(パク・チョンヒ)を完全に逸脱した後の反日は、時々暴走の姿を帯びたし、結論的に今日、その結果は惨憺たる状態になった。

OECD加盟国の国民で、世界10位圏の経済大国の国民という格にはふさわしくない性格、つまり韓国人は、「ごり押し」や「不当な理由」、「言い争い」や「被害意識」、「非寛容」と「他人のせいにする習慣」などの悪い国民性を、かなり持つようになった。
こういった悪い国民性は、韓国人の本来の姿では決してない。
韓国人たちはむしろ、暖かい認定と寛大な心、相手への哀れみ、深い同情のような良い国民性が、明らかに目立っていた。

今日このようになった(悪い国民性の構築)には、いくつかの原因があるだろうが、核心的な原因は「反日」にあると見ることができる。 
「ごり押し」や「不当な理由」、「言い争い」や「被害意識」、「非寛容」と「他人のせいにする習慣」などの悪い要素をじっくり確かめると、反日と非常に相性が合うのである。
韓国人たちは熱心に反日をすればするほど「ごり押しシリーズ」の悪い国民性を自然に持つしかない状態になったのだ。
反日が韓国人に完全に常態化しているという証拠は、「自覚の欠如現象」で容易に証明できる。 
「自覚の欠如」が進行すると、明らかに間違いでさえすぐに見返すことができない現象が現れる。

当然返さなければならない盗んできたもの(仏像)についても長く悩む奇現象が生じるし、国際規範に明らかに反する違法な造形物についても正しく判断できないという奇現象が、韓国の地では続出している。
口臭がひどい者は実際のところ自分では口臭を全く感じない。それを考えれば理解しやすい。

李承晩、朴正煕元大統領以来、効用価値の落ちた反日は、すぐに捨ててこそ正しかった。
しかし韓国人たちは、適切なタイミングを過ぎても反日を捨てることがなくて、いまだに執着していて、「ごり押しシリーズ」が常態化して、今日「二流」レベルの国民へとほぼ固定化された。

奇妙な例えだが、人間の成長を例にすれば、初期には粉ミルクである程度成長してから離乳食に移る。
そして後には正式にご飯を食べて、本格的に成長する。
韓国は、初期は反日であることを介し、有効な初期成長をした。
次は、離乳食(日本と未来志向の関係)に進んで、別の次元にジャンプアップをすべきなのに、韓国人はそうできず、いまだに反日(粉ミルク)で主にお腹を満たしていて、今日、栄養不均衡(栄養失調)に陥った状況である。

ここでいう栄養不均衡とは、悪い国民性である「ごり押しシリーズ」のようなものが相対的に発達したが、良い国民性である「認定や人情」のようなものが、比較的退化した状態を意味する。

ひどい言葉だが、韓国人は過度に反日に陥って、他人(日本)を刺そうとして、むしろ自分自身を刺して、今日はそれに対応する報いを受けている状況だと見ることができる。
結論として、反日の最大の弊害は、「韓国の二流化」である。
残念ながら、こういった反日にまだ未練が大きく残っていて、今この瞬間も、国の内外で様々な反日活動に奔走している韓国人の老若男女が少なくないという現実は、知覚している一部の韓国人の胸をさらに苦しくする。

バンダービルド

引用ソース
 https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=133657&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1



*私が何回も何回もしつこく書いてきたことが書かれてました。

>>建国功労者の李承晩元大統領と、国家復興の功労者の朴正煕元大統領の場合は、ある程度の反日基調は避けることができなかったと見ることができる。
当時は日帝からちょうど抜け出した時期(李承晩大統領)であり、反日を適切に活用し、日本側から実利を得た時期(朴正煕大統領)だっただけに、それなりの名分や意味は十分にあった。

韓国の視点から見れば、本当にその通りだと思います。
日本国内において、「李承晩」は昔から反日認定されてますね。保守論壇の間でも。
でも朴正煕のことは、いまだに親日認定してやたら高評価してる人が多い。
これホント、数年ずっと言い続けてきてて、ずっとこのブログを読まれてる方には「またか!」だろうと思いますが、何度でも言わせてください。
あの国の近代史において、最も反日を定着&活用したのは、朴正煕です。なぜなら彼は有能だからです。有能だからこそ日本人に「パクチョンヒは親日」と思わせることができた。有能だからこそ「克日」という言葉で自国の反日をオブラードにくるみ、疑問を持つ保守層をも納得させることができた。
私は朴正煕自身について「反日大統領だった」と書くときがありますが、「反日を活用した大統領だった」を単純化して
書いてるだけで、実際のところは反日だったとは思わないし、反日じゃなかったとも思ってません。親日だったとも思わないし、親日じゃなかったとも思ってません。そもそも彼をそういうふうに区分分けすることそのものがアホらしいと思ってます。反日を利用できるなら利用するし、親日的言動で得する場面でならいくらでも親日するでしょう。根底にあったのは「韓国を発展させたい」という気持ちだったんでしょう。だから彼を「有能な政治家だった」と評価するのは正しいと思います。
韓国における反日は、国家発展の原動力でした。
反日操縦の巧みな韓国の政治家と、日本の愚かな対応、その両者の相乗効果があの国の成長を導きました。
私はシンプルにそれが悔しい。
二度とこういうことを繰り返してほしくない。 

でも当時はまだコントロールされてました。
今は違います。まったくコントロールが効かない。
反日はあの国の宗教であり、麻薬であり、国民統合の象徴であり、道徳的優位性を確保できる手段でもある。無条件に反日は正しい。
反日のやり方や濃淡に差はあります。でもそれは左翼の内ゲバと同じです。「やり方や濃淡」の差異で喧嘩してるだけであって、反日じたいは正しいんです。
誰かが音頭をとって反日してるわけじゃないから、仮に北朝鮮工作員があの国から消えたって、反日は消えません。

 

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