「帰郷」の特別興行…「文化的証拠」

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「帰郷」の特別興行…「文化的証拠」


2月27日の土曜日、一日で30万人近い観客が、映画「帰郷」を見るために劇場を訪れた。
全国でドアを開いたスクリーン数は769個、上映回数3215回、観覧客は29万6千524人だった。
莫大な制作費のマーベルヒーロー映画「デッドプール」を抜いて、ボックスオフィス1位だ。
この映画を公開するスクリーン数は増え続けている。

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3.1節、観客数100万人突破予想

過去24日には15万3783人が映画「帰郷」を見たが、その後の四日間で累積観客数は75万6千人を超えた。 
3.1節には観客100万人を突破する可能性が高い。
映画「帰郷」は14年の製作期間、国民的な後援、あまりにもよく知られている「悲しい歴史」で作られた「特別な」映画だ。
しかし映画的完成度が低ければ観客に冷遇されるという冷たい事実を見たときに、「鬼郷」の興行も「特別」である。

映画の観覧評を圧縮する単語は「悲しみ」である。

「『お姉さん、行こう』という一言に、どれだけ胸が張り裂けそうだったか…」
「明るさのために胸が痛かった」
「数日前に見た余韻が消えないです。また泣くだろうけど、来週もう一度見にいく」
「刺激的な感情過剰な悲しみではなくて、重くて胸が痛い悲しみが最後に上がってくる」
「蝶になって、どうか戻って来てください、涙の懐かしい家に」

このほか、「怒り」「忘れないように」「記憶しよう」という言葉も映画評によく登場する。
「映画を後援できなかったのが後悔として残る」という観客もいる。
映画を見ている力は、「悲しみ」の共感と、自然な「怒り」である。

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映画「鬼郷」への才能寄付で出演した俳優のソン・スクは、「シナリオを読んで泣いたのは初めてである。趙廷来監督に会って、映画の話を聞いたが、あまりにも切実だった」と述べた。


「明るさのために胸が痛かった」

映画の内容は、簡単に要約できる。 
1943年、14歳のチョンミンが、理由もなく日本軍に連行され、戦場で友達と一緒に経験する恐ろしい苦痛と痛みを描いた、日本軍慰安婦に関する作品である。
韓国人なら誰もが知っている日本軍慰安婦の苦痛は、簡単に要約できるが、簡単に描画はできない素材である。
その痛みの世界はおそらく宇宙の大きさほどに大きくて、底を知ることができない深淵の深さかも知れない領域である。
あえて「共感」と「理解」を言うには、あまりにも特別な歴史である。

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そのためか映画は、日本帝国主義と蛮行を赤裸々に表現することに重点を置いていない。
監督の目は、見えない心の世界に行っているようだ。
過去と現在を行き来しながら、白髪になった70代の高齢者の奥深くの痛みを語る。
刺激的な要素を最大限に排除して、慰安婦被害者の霊を慰めるためという演出意図があるようだ。
当時の状況描写よりも、節制の美徳が引き立つ映像美と、悲しい音楽のしらべに目と耳を開かされる。
実際的であるというよりも、芸術的な映画に近い。

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映画「帰郷」を作った趙廷来監督。チョ監督は「証拠がなかった言葉に腹がたったので、文化的な証拠の役割を果たしたくて」映画を作ったと述べた。


映画を作った趙廷来監督は、試写会記者懇談会で、「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)映画のように、文化的証拠の役割にしようという心から出発した」とし「証拠がないという言葉に腹が立った」と述べた。
チョ監督は、「証言集には数多くの虐殺の記録が登場する。もう役に立たないと思われると、山に連れて行かれて殺されたという表現も多い。これらはすべて死の記録だが、また生きている人々の記録でもある」として、生き残った者たちの苦痛と悲しみの「証拠」を作りたかったという。

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イタリアのユダヤ人作家のプリーモ・レーヴィ。アウシュビッツ収容所で生き残った後、証言文学を書いて大きな反響を起こして、1987年に自殺した。


イタリアの「プリーモ・レーヴィ」というユダヤ人の作家がいた。
第二次世界大戦当時の1944年に逮捕されて、11ヶ月間アウシュビッツ収容所に閉じ込められたが、劇的に生き残った人である。
当時収容所の収監者の平均生存期間は3ヶ月だった。 
「プリーモ・レーヴィ」は、解放された後、『これが人間か』『周期律』『休戦』など収容所での経験を本に書いて多くの賞を受賞した作家であり、化学者である。 
「証言の記録物」を書いた「プリーモ・レーヴィ」は、1987年にイタリアの自宅で自殺した。


「記憶の痛みが死へと導く」

「プリーモ・レーヴィは、アウシュビッツの歳月の中で得たすさまじい記憶、その傷に、不屈の精神で勝ってきたが、それにもかかわらず、その記憶は残酷なものだった。私はその記憶が、最終的に彼を死に導いたと思う」とある仲間のユダヤ人作家は書いた。
歴史の蛮行のなかで生まれた「記憶の痛み」が、レヴィを「自殺」へと繋げたということだ。
また、「記憶の痛み」とは無関係に、世界は時間が経つにつれて徐々に大虐殺の記憶を忘れていくし、その慣習が機能している世界を見て絶望したという分析もあった。

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「帰郷」は、日本軍慰安婦被害者の証言をもとに作られた劇映画だ。
製作会社の拒絶で、映画は製作に着手してから14年で、7万5千人を超える国民的後援と、俳優・製作陣の才能寄付によって撮影を終えることができた。
監督は「映画を見て、英霊でも横にいる方でもいいので、被害者の方々を抱きしめてほしい」と話した。

引用ソース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=056&aid=0010290643&date=20160228&type=1&rankingSeq=3&rankingSectionId=103




韓国人のコメント


・韓国国民だけではなく、日本によって同じような蛮行の被害にあった国の国民も、一緒に見たらいいですね。
共感382非共感10


・私も今日の早朝に見に行ったが、満席でした。
安養駅ロッテは一日に7回の上映だけど、満席です。
私たちみんな鬼郷を観ましょう~~~
共感325非共感10

・↑cgv仁川では3月1日、3月2日の両日、最大400席規模の上映館のIMAXで一日中上映している。
ロッテシネマ、仁川でも2月29日~3月1日-4つ以上の上映館で上映します。


・私たちの大統領閣下はなぜこのような映画を観ないのか。
劇場外出もしてるというが、何か不都合なことでもあるのか。
共感374非共感50

・↑高木正雄(*パクチョンヒ)のためでしょう。


・日本奴らにも、同じような歴史的苦痛と痛みを感じさせたいです。
日本の先祖の国際的な歴史的な蛮行と過ちを反省することも知らない日本。
驚異的な自然災害などもっと大きな苦痛を受けてほしいと昨日映画を見ながら思って体が震えました。
共感205非共感11

・↑日本のやつら​​より親日派が憎い。

・↑ふふふふふふふふふふふふふふふ
6.25で同族で相討ちして韓国を2回も殺した韓半島裏切りの左派共産主義者たちが、誰を罵れるのか。
左派はいまだに韓国内で分裂の痛みを与えて、国の足首つかんでいる。
そんな奴らが慰安婦問題で日本を罵れるのか。

・↑6.25では、日本がしたように、「国家が主体となって集団的で体系的性奴隷制度を運営」したり「人体実験」したり「ただ楽しみや銃の練習のため、年齢に関係なく死体の山」を作ったりすることはありませんでした。
日本植民地時代と6.25の比較をする方は、本当に歴史を知らない。
「アカ左派」などと叫ぶ人は、目の前の出来事に扇動されて、目が見えなくなっています。

・↑本当にその通りです。
私は、映画を観て、日本の残酷さに驚愕し、連行されて悪事を受けた少女たちを見て、涙が絶えませんでした。
劇場の中の多くの人が、みんな静まりかえって観ていました。
日本から謝罪を受けなければなりません。
世界中が観ることができるよう、ユーチューブなどで知らせたらいいと思います。
しかし、私たち韓国は、日本人のような真似をするのはやめましょう。
日本軍性奴隷制度は獣以下の行為です。悔いることもないし、人間のすることではありません。
日本が悔いて、ドイツのように数兆ウォンを補償していたら、日本は先進国になれたはずなのに…
日本は弱小国には謝罪せず、かえって被害者を嘲笑して、次世代に偽りを教えています。
日本は許される機会を無駄にしました。


・恥ずかしい3.1節がくる。
親日売国集団よ、日本と慰安婦合意してよかったとですね。
共感59非共感3


・慰安婦という用語を新しい教科書からは削除すると言っていた…そうやって忘れられるのではないか…
共感54非共感2


・世界中の人々が見たら良いだろう!日本の蛮行を!!!!
共感54非共感4


・私はスポンサーをしてチケットを貰ったが、お金を出して見に行くつもりだ~
みんなどうか見に行ってください!
共感46非共感2

・↑今日映画を観ましたよ。
みんなどうか観てください。
事前に知っていたら私も後援したのに…


・次は「独島」映画を作ろう。
興行し、歪曲した日本に叱責のプレゼントをしよう!
共感55非共感6

・↑もうすぐ映画になりそうです。


・表現できない悲しみが胸に流れます。
力のない国が、力がないせいで受けなければならなかった蛮行を忘れないようにしましょう!
再びこういうことをされないよう、さらに強い国になることを祈ります。
共感36非共感1


・パククネ大統領!
最近は国会が麻痺していて、何もできないようなので、この映画でも見てきたら???
ユンビュンセ外交部長官も連れて。
共感50非共感6


・家に行こうという言葉、まだ胸が痛いです。
共感43非共感4


・安倍首相は自らの妄言によって、自らに苦痛を作りました。
妄言は聞いた人と発した人の両方を殺す凶器です。
望まないことになります。
共感31非共感​​3


・多くの日本人が見たらいいですね。
共感25非共感1


・映画を上手に作っていました。
海外の映画祭でも良いことがあるのを祈ります。
共感26非共感2


・必ず見に行きます。
もう一度胸に刻みこみます。
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・親日派たち!まっすぐに見てみろ。
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・慰安婦の合意は破棄しましょう。
この政権でできないなら、次の政権で破棄すればいい。
この合意に賛成したあなたは、天罰を受けます。
投票で見せなければなりません。
誰が本当に国民のために政治をしてるのかを感じて投票しましょう。
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・今からでも政治家は精神をきつく整えなければならない。
共感18非共感2


・昨日鬼郷を観てきたが、本当に胸が痛くて悲しかった。
そして、多くの方々がこの映画をどうか観てほしいと思いました。
共感15非共感1


・こういう映画は、3月1日に日本の東京で上映されるべきなのに…
共感17非共感2


・本当に日本軍の残酷さに映画を見ながら終始怒っていた。
クレジットには、映画を後援された市民の方々の名前がす​​べて出てきました。それを観ていたら感動してジーンとなりました。
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・悲しくて、日本に対する怒りが上昇しました。
日本は慰安婦たちに心から謝罪する必要があります!
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・世界中で上映されることを願っています!
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・悲しいのは政府が十億で終わらせたことだ。
自分の親のことだったら絶対にそんなことができなかっただろう。
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・多くの人が見るべき映画です。
時間をかけて作られた方々に感謝します。
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・言葉は必要ないですね。
直接見れば心に届きます。
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・こういう歴史を恥だと思いません。
ただ、こういう歴史を認めない行動が恥です。
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・腐った親日派の奴らが粛清されず、政府の要職に座っていて、そいつらが富と権力を相続して生きている。腐ってる。
いつドイツのようになれるだろうか?涙
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・休日になったら行きます。
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・観る価値がある映画です。
あまりにも恐ろしくて、胸が痛い。
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・悪辣な民族の日本人は、おそらく再び侵略しようとしている。
平和憲法を直して戦争の準備をしている。
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・子供たちと一緒に見たいですね。
映画を作られた皆様、お疲れ様でした。
あきらめずに作られてありがとうございます。
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・私も昨日見ました。
この映画を作ったすべての方に感謝します。
すべての国民と世界の人々が見てほしいです。
この地に再び戦争がないことを願っています。
私たちの悲しい歴史…忘れてはなりません。
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・国を奪われて受けた日本の蛮行に、本当に震えて怒りがこみ上げました。
映画を観ながら、終始とめどなく涙があふれました。
このような蛮行を犯しながら、謝罪もしない日本政府は、一体なんなんだ。
あまりにも腹が立ちます。
若い世代がこの映画をたくさん見てほしいです。
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・鬼郷によって、慰安婦問題に対する政府の関心度が高まって、慰安婦問題がうまく解決されたらいいと思います。
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・「理由もなく日本軍に連行され、戦場で友達と一緒に経験した恐ろしい苦痛と痛みを描いた」
理由がないわけではない。
被害者も加害者を防げなかったからだ。
無力という罪を自ら犯したのである。
韓国が日本よりも強かったら、このようなことが起きただろうか。
事実を見て、他人のせいだけにしてはならない。
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・あまりにも胸が詰って痛くて涙がずっと流れた。
日本でこの映画が上映されることを願います。
歴史を直視して、真の謝罪と反省を日本がしてほしいと思います。
公開的な謝罪を受けなければなりません。手遅れになる前に。
共感3非共感2


・現在作られた映画がどうして文化的「証拠」になるのか?知りたいです。
今証拠を作れば、それは捏造ではありませんか?
共感1非共感2