韓国政府が日本政府に公式遺憾表明(謝罪)しなければならない事案
靖国容疑者の性向、簡易分析
靖国事件関連での韓国空港公社の奇妙な釈明

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから井戸の外のバンダービルドさん。

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韓国政府が日本政府に公式遺憾表明(謝罪)しなければならない事案

バンダービルド

仮に、ある外国人が韓国の象徴的施設を毀損して、私製爆弾で爆破を試みて、自分の国へと逃げた状態で、韓国および容疑者の出身国のメディアが容疑者の個人情報を既に公開した状態だったとしよう。
ところでその数日後、その外国人容疑者が、韓国の仁川国際空港を通じて韓国に再入国しようとして韓国警察によって逮捕され、その容疑者が火薬不審物とタイマー、バッテリーなどの発火装置などを再び持参していたとする。
その容疑者を連行して取り調べたところ、「最初の試みが失敗したので、再び試みるためにやってきた」と一時自白した状態だったとしたら、この場合、韓国のマスコミはこの件をどのように報道するのか?
おそらく記事のタイトルは、こういうふうになるだろう。

-「計画的な繰り返しの試み…あまりにも罪質が悪すぎる」

-「容疑者の出身国、空港出国時に盲目の検索…爆薬と疑われる成分と発火装置が無事通過」

-「とんでもない容疑者の出身国!容疑者の個人情報を知らせたのに、身柄確保すらせず、出国事実も知らなかった」

-「私たちの警察が再入国時に摘発できなかったら、人命被害テロが発生していた」

-「安易な容疑者の出身国の行動のせいで、韓国国民の安全に深刻な警告灯」…


今回の場合、日本の警察が容疑者の再入国を認知できず、容疑者が日本内のどこかの場所に爆薬やタイマーなどを改めて設置して、一般的な日本人がたまたま近くに接近していたら、爆発のせいで死傷者まで発生する可能性のある状況だった。
それだけに今回の件は、事案が非常に深刻である。

韓国がもし日本の立場だったら、おそらく韓国政府はすでに相手国(容疑者の出身国)に向かって、不誠実な対処(自由出国、粗末な検索など)を理由にして公式抗議するとともに、強い釈明を要求していただろう。

韓国政府は謝罪まではしなくとも、日本政府に向かって公式遺憾表明するとともに、適切な釈明をすることが、最低限の国際的常識に合致する。
しかし現在、韓国政府がそういうことをする可能性はないように見える。
現政府(特に外交部)の普段からの反日ポピュリズム傾向を勘案すれば、彼らにそういった(国際)常識を期待すること自体が無理なのかもしれない。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=132355&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*これを読むと、「日本政府と韓国政府で犯人を引き渡す密約があった」というような話のおかしさというか、整合性に欠けているというのが、「論理」として分かりやすいですね。


>>韓国がもし日本の立場だったら、おそらく韓国政府はすでに相手国(容疑者の出身国)に向かって、不誠実な対処(自由出国、粗末な検索など)を理由にして公式抗議するとともに、強い釈明を要求していただろう。

これ。
今回の件、日本は韓国に向かってこれをすべきだと思います。



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靖国容疑者の性向、簡易分析

バンダービルド 

9日、日本の警察に逮捕された靖国神社事件の容疑者は、日本の空港で、火薬不審物、タイマーなどが入っていた自分の荷物について、「私の荷物ではない」と言い逃れしていたことが分かった。
これによってまず分かるのは、容疑者には周到さや綿密さがないということである。
自分の荷物ではないといくら言い張っても、搭乗券と荷物にそれぞれついている確認証(シリアル番号)さえ調べれば、すぐにバレるという事実を失念してたか勘違いしていた可能性があるからだ。
容疑者は、シリアル番号を調べられて、やっと自分の荷物だと告白した。

9日に逮捕されてから、日本の記者に向けては、「靖国神社のトイレを確認しにきた」と述べていたが、日本の警察の取り調べ時には、「先月23日の靖国神社爆発に失敗したので、もう一度しようと思った」「靖国神社に個人的な不満がある」と述べていたが、その後この発言を翻意した。
こんなふうに話が行ったり来たりすることから分かるのは、容疑者は、自分が捕まる可能性があるという点についてほとんど考えていなかったということである。

捕まる確率が大きいと考えていたら、捕まったときにどんな陳述をするか、事前に念頭に置いておいたはずだが、話が行ったり来たりする点を勘案すると、容疑者は逮捕される可能性をほとんど考えなかったと見ることができる。
この点は、容疑者が9日当日の午後の時間に帰国する飛行機のチケットを所持していたことからも、ある程度推定が可能である。

一言でいって容疑者は、現実を認識する感覚が、普通の人に比べて相対的に低いと思われる。
普通の人ならこういう場合、韓国を出国して日本に再入国するという意欲すら持たない状況である。
しかし容疑者は「捕まらない」と漠然と確信して、韓国出国、日本へ再入国、韓国帰国について、何の問題もなくできるだろうと判断したようだ。
容疑者の「現実認識」に相当問題があるということだ。(但し、呆れることに、出国は正常に行われた)

併せて容疑者は、「誇示型」の可能性が大きい。
つまり容疑者は、それなりに「偉業」をして帰国したと自負していたが、様々なメディアが「事実上、未遂に終わった」(成功には至らなかった)と報道するので、かなりプライドを傷つけられた可能性が高い。
事件の名称も「靖国爆発事件」ではなくて、それよりも格が低いように見える「靖国爆発音事件」としてマスコミが主に報道していた。 
「誇示型」のスタイルの容疑者にとったら、「致命的な評判」になるわけだ。

プライドに大きな傷を受けた「誇示型」容疑者は、どうどうどんなすべを使っても、すみやかに失墜した「プライド」
を回復しなければならないという強迫観念に襲われ、何の考えもなく(逮捕の可能性を考慮せず)再び日本行きを選択した可能性が高いと思われる。
彼の頭の中にあったのは、「今回はきちんと爆発させて名誉を回復する」という一念があっただけで、もし逮捕されたらどんな話をするかについて悩むことなど全くなかったわけである。

結論として容疑者の性向は、「現実認識に対する感覚があまりにも低いが、誇示型の属性を持つ過度の反日主義者」というふうに簡単に定義することができそうだ。

バンダービルド

引用ソース
 https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=132365&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*うん、私の分析も似た感じです。
あのテロ容疑者は、いろんなパターンの未来予想を網羅するように考えて、それぞれのパターンでの自分の行動をなんとなくでも決めておくことができない人。
自分にとって都合のいい未来予想しかできない人。


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靖国事件関連での韓国空港公社の奇妙な釈明

バンダービルド

『靖国容疑者「黒粉」所持…「火薬成分はなかった」』というタイトルの11日の聯合ニュース記事では、金浦空港を管理・運営する韓国空港公社が、容疑者が9日午前に金浦空港を通じて日本の東京羽田空港へ出国する際のセキュリティスキャンの過程で、ビニールバックに入っていた黒粉を身につけているのを精密検索したが、爆発物ではないことが判明し、正常に出国させたことが明らかになった。
当時の保安要員は、成分確認できない物質を乗客が身につけて飛行機に乗ることはできないという判断に基づいて、その粉を容疑者委託の手荷物に入れて輸送するように措置したと空港公社側は伝えた。
また、「バッテリーやタイマーなどは9日、容疑者が出国する際のセキュリティスキャンで発見されたという事実はない」と空港公社側が強調したことが分かった。


日本のマスコミは、容疑者の荷物から「火薬と疑われる成分」と「タイマー」、「バッテリー」などが発見されたと報じた。
容疑者が所持していた「黒粉」については、金浦空港側と日本のマスコミどちらも一致した見解だと見ることができる。
日本のマスコミは「火薬と疑われる成分」という表現で報道し、「火薬」と完全な断定はしてなかった。
しかしバッテリーやタイマーについては、互いに相容れない。
日本マスコミの報道とは異なり、金浦空港側は「バッテリーやタイマーなどが発見された事実はない」と主張した。
日本マスコミが誤報を出したのか、金浦空港側が面皮性の主張をしたのか、二つのうちどちらかである。
しかし、金浦空港側の「バッテリーやタイマーなどが発見された事実はない」という表現(語法)は、ちょっと巧妙に見える。
この表現は一見、金浦空港から「バッテリーやタイマー」が搬出された事実はないという点を強調しているように見えるが、実際は、バッテリーやタイマーが検出されないままで、金浦空港を通じて搬出された場合にも適用できる巧みな表現である。
なぜなら、「発見されなかったこと」は事実だからである。
したがってこの場合は、「バッテリーやタイマーなどは発見できなかった」という表現を使うのが現実的である。
こう表現して初めて、検索したが発見できなかったという可能性を内包する表現となる。


日本の警察によると、容疑者が再入国する当時に持参した物質(黒粉)は、靖国事件現場で発見されたものと類似しているという。
もしそうなら、容疑者は先月21日の初出国(日本入国)時にも、この物質(黒粉)を持参したという結論が出てくる。
容疑者は現在、タイマーやバッテリーなどを現地調達(日本で購入)した痕跡はないと分かっている。
すべて韓国から持参したという話だ。
もしそうなら事実上、金浦空港は、少なくとも先月21日には、タイマーとバッテリーなどの発火装置を見つけられなかったという話になる。


容疑者は金浦空港から、先月も今月も同じパターンに出国した可能性が非常に高いと思われる。
つまり、黒粉は二度ともセキュリティスキャンでチェックされ、精密検査後に「異常無し」の判定を受けて合格したものであり、タイマーやバッテリーなどの発火装置は、二度も無事に通過(検索疎か)した可能性がある。
もちろんこれは、現在は推測というだけで、詳細は調査の進捗に応じて全貌が明らかになると思われる。


惜しいのは、疑わしい物質(黒粉)を所持していた容疑者が、最初に出国して二日後に靖国神社事件(私製爆弾)が発生し、世間で大きな話題となり、事件当日に容疑者が帰国した状態となったのに、空港のセキュリティ当局がこの容疑者について全く注意を払っていない点である。
疑わしい物質(黒粉)が検出されたら、基本的にその所有者の個人情報を空港側が別にリスト化しておくのが基本だと思う。
つまり、先月の最初の出国時、「疑わしい物質」を通過させるたのに、保有者の基本的な個人情報を把握しておかなかったという話になる。
もし当時、特別に把握していれば、事態がこんな状況までにはならなかっただろう。


今回の連合ニュースの記事中でも、例えば、容疑者が出国時に不審物(黒粉)の用途について言い逃れをしたことなど(「取引先に提供するためのサンプル」「取引先のテスト用」など)を報道してないことから考えるに、空港側が不審な物質を所持した人を特別に別途で管理すべきとは思っていないようだ。
併せて、飛行機搭乗者が「黒粉」のような非常に疑わしい物質を所持していたら、最初から押収措置をするのが、より安全のための措置ではないかと考えてみる。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=132368&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*この件で、「出国時」と「入国時」の検査をまったくの同列で語ってる人が不思議で仕方ないです。
あ、入国時検査がどうでもいいと言ってるわけじゃないので誤解なきよう。「同列」で語ることへの違和感です。



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