[土曜FOCUS]ニッポンウイスキーに世界が惚れた

反応は少ないですが。

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[土曜FOCUS]ニッポンウイスキーに世界が惚れた

■破竹の勢い日本「ウイスキー大国」跳躍の秘訣

匠の精神でできた日本のウイスキーが、破竹の勢いで成長している。
ウイスキー本場のスコットランド以上に伝統的な方法で作られたサントリーとニッカ製品が、国際品評会を席巻しつつ「品薄状態」まで起きている。
サントリーはその勢いに乗って、アメリカのウイスキーメーカー「ビーム」を買収・合併し、世界4位のウイスキーメーカーへと跳躍した。
しかし韓国ウイスキーは「税金の沼」に陥ってもがいている。
両国のウイスキー業界に格差をもたらした根本的な原因が何なのか、診断してみた。

「輸入される物量全量を供給してくだされば、すぐに決済させていただきます。」

最近、国内の主流問屋は、日本のサントリーウイスキーの確保戦争を行っている。
レストランや居酒屋(日本居酒屋)などで需要が急増したのに、供給量が少なくて「品薄状態」が起きているからである。

サントリーウイスキーの輸入会社ソンボ酒類は、「輸入が国内問屋注文量の10%しかない」とし「日本をはじめ、全世界の販売量が急増して、国内への輸入量が減って、物量を確保するのが難しいのが実情だ」と背景を明らかにした。

サントリーウイスキー「山崎2013年産シェリーカスク」は、昨年、英国の権威あるウイスキーガイドブック「ウイスキーバイブル」が選定した世界最高のウイスキーに選ばれて、身代金が高騰した。

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世界的なウイスキー評論家のジム・マーレイは「山崎シングルモルト2013」について「想像できないほど独創的」として100点満点で97.5点を与えた。

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スコットランドの伝統に東洋の味を加味したサントリーは、昨年積極的な買収・合併(M&A)で世界4位のウイスキー大手の隊列に上がった。
ジムビームとメーカーズ マーク、カナディアンクラブなどの有名なウイスキーブランドを保有しているアメリカのウイスキーメーカー「ビーム」を160億ドル(約18兆4608億ウォン)で買収した。
世界1位の英国ディアジオ、2位フランスのペルノ・リカール、3位インドのABDをぴたっと追撃している。

サントリーのライバルの日本のニッカウイスキー「竹鶴17年産ピュアモルト」も、それに劣らず評判を飛ばしている。
最近、英国ロンドンで開催されたウイスキーの国際品評会で、2年連続で最高賞を総なめにした。
たった5年前まで、韓国内では「偽物」として無視されていた日本のウイスキーは、たまたま「高級酒」待遇を受けたのだろうか。そうではない。
その秘訣として、匠の精神、品質第一主義、政府の規制緩和を挙げることができる。

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サントリーとニッカは、スコットランド以上に伝統的な方法でウイスキーを作っている。
スコットランドでさえ放棄しはじめた石炭蒸留方式を固守しており、ウイスキーの香りが更に豊かで、のどごしが柔らかい。

醸造所の立地まで、スコットランドの地形や気候と似ているところを選んだ。
ニッカウイスキーを作った竹鶴政孝(1894~1979)は、北海道に余市蒸留所を作った。

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余市蒸留所


日本のウイスキーの歴史の中心には、竹鶴と、サントリーの創業者の鳥井信治郎(1879~1962)がいる。 
1918年にスコットランドで醸造を勉強した竹鶴は、帰国後サントリー創業者の鳥井と手を組んだ。
二人は1923年に大阪山崎に蒸留所を立てて、ウイスキーの開発に専念した。
当時、近所の住民の間では、この建物の中には大麦だけを食べて生きているモンスター「ウスケ」が住んでいるという噂が広がった。
大麦を運搬する牛車が絶えず入り、建物の屋根からずっと煙を噴出してるのに、数年待っても何も出てくるものがなかったからである。

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そうやって6年間まい進したあげく、1929年、日本初のウイスキーで、サントリーの最初のウイスキーの「白札(サントリーホワイト)」が誕生したが、凄惨な失敗に終わった。
日本人の好みを考慮していない、あまりにもスモーキーな風味が問題だった。

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鳥居は模倣だけでは成功できないことを痛感した。
日本の消費者の食生活と味覚を反映しなければ、絶対にスコッチウイスキーを超えることができないと判断した。

最初の失敗に屈せず、東洋人の好みに合ったまろやかな味のブレンドを研究した結果、1937年に発売した「角瓶」が大成功を収めた。
以後「サントリーオールド」「サントリーロイヤル」「響」、日本初のシングルモルトウイスキーの「山崎」などを発表した。

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日本山崎のサントリーウイスキー蒸留所
 

日本経済の成長とかみ合って常勝疾走したサントリーは現在、自国ウイスキー市場の50%以上を占めている。
東京にクラシック音楽堂「サントリーホール」を建てるなど、社会貢献にも率先して取り組み、大学生が好む職場として挙げられる。
酒類の会社だが、日本人から愛を受けるほどイメージがいい。

2位は竹鶴政孝が1934年に独立して作ったニッカウイスキーだ。
鳥井とはウイスキーの哲学が合わないと思った竹鶴は、スコットランドで学んだ醸造方法をもとにして、独創的なウイスキーを作った。
今はアサヒに買収されたが、彼のウイスキーの精神は、最近になって再び脚光を浴びている。
酒を作る家に生まれて、スコットランド女性のリタと結婚につながった個人史を盛り込んだNHK朝ドラマ「マッサン」(2014年9月~2015年3月放映)が大きな人気を集め、ウイスキーブームを起こした。
日本国内でも供給量が足りなくなって、輸出するのが難しいほどだ。

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日本のウイスキーが世界の舞台を制覇した背景には、飲酒文化と政府の支援も後押しした。 
5年前から、長いグラスにカクテル氷とソーダを入れて飲む「ハイボールプロモーション」が追い風となって、ウイスキー販売量が急増した。
水に入れれば度数が低くなって、少量で簡単に飲める食文化が位置づけられて、需要が増え始めた。
強固な内需をベースにして、世界の舞台に跳躍することができた。

政府の支援もウイスキーに翼をつけた。
第二次世界大戦の敗北後、醸造産業が大きな打撃を受けると、すぐに製造・流通免許条件を緩和した。
基本的に日本の酒類政策は、酒類産業の育成と租税確保の次元で作られている。
酒類行政のほとんどが、主流メーカー団体の組合を通じて自律的に行​​われている。

日本の国税庁の酒類政策担当者は、特別な事由がない限り、長期勤務して専門性を積みあげる。
だから、頻繁に政策担当者が変わる韓国とは違って、現実的な政策が出てくるのだ。

引用ソース

http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=009&aid=000
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?no=1173393&year=20153642164&date=20151212&type=1&rankingSectionId=101&rankingSeq=15



韓国人のコメント


・韓国の官僚は、専門性よりも賄賂にしか関心がないので…
共感14非共感0

・↑日本の匠の精神は、私たちが学ばなければならない。
士農工商のせいで、農工商すべてが下品な職業で、みんなソンビ(*高尚な人)なことだけをしようとして、そのせいで朝鮮という国が滅びたのをみても、まだこの国には士農工商の考えが生きている。
大企業が政府と癒着して害を与えてるのに、これで職人が生き残ることができますか。
この国でウイスキーを作ったって、ロッテのような企業が公務員と癒着して、流通網で横暴を働いて、職人が作った製品の流通自体がダメになるだろう。
そういう面で、日本人の道徳こそが、日本の最大の資産だ。


・粘り強さと一貫性、家業文化を通じた職人技の定着…
私たちが日本に学ぶべき点である。
特に、日本には世界的な中小企業が多い。
これは、まさにこういう文化が日本の根底に敷かれているからである。
私たち政策当局の準備と姿勢が、これまで以上に必要な時点である。
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・韓国ウイスキーは、偽物ばかり。
これでどうしようというんだ~
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*韓国産ブランドのウイスキーは「スコッチブルー」と「ゴールデンブルー」の二つだけのようです。

ダウンロード (1) (5)


・この国で民間があんなことしようとしても、公務員虫どもが駆除するせいで不可能である。
この国は、素晴らしい公務員虫を持つ国である。
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・こういうところだけか?
研究したって、常に成果の評価だけして、成果がなければ研究費を削るだけで何も与えない韓国。
我が国がノーベ​​ル賞を望んだって不可能。
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【韓国の反応】パククネ「ノーベル賞を取るため、研究者の養成をすることにしました」【ノーベル症】
【韓国の反応】「ノーベル科学賞『韓国0人vs日本21人』…なぜ?」と韓国メディア【ノーベル症】


・韓国人たちが絶対に、永遠に、ついていけない日本人の精神…
共感5非共感1


・政府の支援に寄りかかろうと思わないで、努力しろ。
企業は、青年には情熱で働くことを強要しつつ、インターン人材を安値にこきつかい、政府支援がないと泣き言を言い、税金を削ってくれと泣き言を言い…
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・あれは放射能ウイスキーではないでしょうか…
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・こいつはまだ、中国酒を飲んだことがないようだな。
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・韓国人は、あまりにも外国製だけが好きです。
我が国がウイスキーで成功するのは簡単ではないだろう!
共感1非共感0


*日本でマッコリブームがしゅるしゅるっと縮んだ最大の理由って、嫌韓というよりも、根本的に日本人はお酒に対して舌が肥えてるからじゃないかなと思いました。
こんなすごい人たちが、人生かけて魂こめて作ってきた日本のお酒をさしおいて、マッコリとかアレだもん。


といっても、
私はお酒の味とかぜんぜん分かんない馬鹿舌だけどね~(^_^;)
お酒にちょっと酔ってホワホワする感じは大好きなんだけど、お酒強くないしね。
もし私がお酒に強かったら、ミーハー精神発揮して、すぐに山崎と竹鶴を買ってると思う。笑
 

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