無能なリーダー(官僚)による穴を、税金で埋める韓国
生きて5年、死んで10年(?)統治する元大統領

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

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無能なリーダー(官僚)による穴を、税金で埋める韓国

バンダービルド


F35の購入に伴う折衝交易で、米国の軍事技術を以前は受けることにしていたが、米国政府によってコア技術4種類が除外されて、韓国型戦闘機開発事業(KFX)への支障が不可避になった。
比較的高価なF35を導入したのに、コア技術の移転が受け継げなくなるという場合があるという点は、既に周知された。
ロッキード・マーチン側が、米国政府の技術移転承認を保証できないという意思を当初から明らかにしていたからである。
機種選定当時、競争関係にあったF-15(ボーイング社)は、コア技術を迂回的(ヨーロッパ方式)に移転して与えることができると提示したことが分かった。
しかしF-15を選択することはできなかった。
2013年に行われたFX(次世代戦闘機)選定の経過を見れば、F-15を選択すべきだったというのにだ。

当時、F35(ロッキード・マーティン)、F15(ボーイング)、ユーロファイター(欧​​州)などの3つの機種が、入札に参加して、その中でまず第一に高い価格を提示したF35が脱落した。
次に、書類と事業費過多などの理由で、ユーロファイターが脱落した。
結局、F15が次世代戦闘機として決定された状況だったわけだが、ステルス機能が脆弱であるという世論が形成されて、それまでのすべての評価が「リセット」されて、最終的にステルス機能を持つF35に決定した。

結果論だが、決められた手順どおりにF15を最終選定していれば、4大核心技術を移転されるのも、表向きは可能な状況になっていただろう。
最終的な現在の状況は、4大技術を独自で時間をかけて開発したり、ヨーロッパなどの他の場所から別にお金を出して持ってこなければならない状況である。
あるいはKFX事業自体を完全に放棄するか、だ。

ところが、似たような試行錯誤は他にもある。
外信などによれば、2012年の韓国空軍は、KF16約130機のレーダーを、最新型のAESAレーダーと交換する計画を立てた。
そして、主管社の選定のために、その年の7月、KF16を製造した「ロッキード・マーチン社」と、英国系の「BAE社」という二つの会社を入札に参加させて、10億5000万ドルを提示したBAEに最終選定した。
ところが、2年が過ぎた2014年11月に、契約が突然崩れた。
韓国メディアなどは、「米国政府が事業リスク管理費として4億7000万ドルを、そして主管社のBAEが、事業遅延
などを理由にして2億8200万ドルを追加要求したからだ」と報道した。
合わせれば7億5000万ドルである。
入札当時、BAEが提示した10億ドル程度で終わると思っていた韓国政府は、これに反発して契約破棄を宣言し、すでに事業推進に入っていた約4300万ドルを賠償することを、BAE側に要求した。
しかしBAEは、契約破棄自体が不当であるとして、米国ボルチモア裁判所に訴訟を提起した。

これに関連して、いくつかの外信は、韓国側が米国政府のFMS(対外有償軍事援助)方式を正しく理解していないのではないかという疑惑まで提起した。 
FMS方式というのは、米国内のメーカーが製造した武器を、米国政府が単一の窓口となって他国に販売する方式である。
改良事業(KF16アップグレード)も同様に適用される。
つまり、米国政府が自国内企業から武器(あるいは改良事業サービス)を購入して外国に販売し、代金は、外国→米国政府→事業体へと流れていく。 
KF16改良事業も、しっかりとした手順でしていたなら、韓国が米国に改良事業を要求して、米国が「BAEシステムズ」に改良事業の発注を出して、改良が完了した機体(KF16)をBAEから米国政府が買い受けて、米国政府がこれを最終的に韓国に引き渡すという流れになる。
韓国のマスコミなどは、改良事業をBAEが落札したと報道したが、現実的には韓国とBAEが直接取引するのではなく、韓米両国政府間の取引となるのである。 
BAEが韓国の入札に参加して、10億5000万ドルで落札したのは、その程度の価格で改良事業を担うことができ
るというBAE側の意思表示だと理解すればよい。
実際は、米国政府が中間に入り、正式に見積もり金額を算出し、後に最終的な金額を確定することになる。
なので、価格が途中で上がるということがしばしば起きる。

韓国が、改良事業パートナーとしてヨーロッパ系(BAE)を選定したのも問題だ。 
KF16はロッキード・マーチン社が製造したので、改良事業もロッキード・マーチンに任せるのが、実際には最も自然である。
F16は、28カ国に4500機以上売れたベストセラーで、ほとんどの保有国は、改良事業をロッキード・マーチンに希望している状態だ。
なので、普段は苦戦していたBAEが、韓国のKF16改良事業に対して「低コスト」を打ち出して、最終的に落札された状況と思われる。
単に「低コスト」という理由でBAEと契約したのに、結果的には異常進行とコストの増加をもたらしたのだ。

併せて、製造した会社(ロッキード・マーチン)が別にあって、これを改良する会社(BAE)が別になったら、色々な面で苦労が発生する。
改良事業が推進されると、両社(ロッキードとBAE)の両方に機体関連情報を与えなければならいわけで、軍需会社としてライバル関係にある会社同士が、それについての協力を正しくしてくれるだろうと期待するのは、当初から無理のあることだといえる。

結果的に、BAEと韓国側は訴訟まで行ったものであり、改良事業は事実上、支障が出ている状態だ。
今、韓国のKF16改良事業は、ロッキード・マーチン以外に選ぶところがなくなってしまった。
お金を意味のない場所で使い、時間を使い果たし、原点から新たに開始する必要がある状況になったのだ。


このような深刻な試行錯誤、ないし狼狽がもたらす弊害の一つは、国民が納めた血税が無駄になる現象である。
韓国のリーダー(官僚)は、「安物買いの銭失い」という田舎の女性でさえ知っていることわざの意味から振り返って業務に臨むことをお勧めしたい。
併せて、手順どおりに熱心に進行していたというのに、反対の世論が形成されると、すぐに「リセット」してしまう習慣も捨てるのをお勧めしたい。
これらの弊害は、韓国のリーダー(官僚)に主人意識が欠落しているために現れる現象だと見ることができる。
主人意識がないから、悪口を言われたとしても、国民(世論)を熱心に説得しようという意志も生じないのであり、税金を自分のお金のように大切に使うという態度のようなものも生じないのである。
たとえば、場合によっては、なぜ高価な金額を提示した業者を選定するのが、最終的にはコスト(改良事業)を削減することになるのか、なぜ当初の決定に従ってF15を導入することが、後のKFX事業にとって有利なものになるのかなど、悪口を言われながらでもしっかりと説得しようとするリーダー(官僚)が韓国にはないのである。
いや、対国民説得というよりも、まず最終的にどうすれば韓国にとって有利なのかに気付く基本レベルの目の肥えたリーダー(官僚)が、果たして一人でもこの地に存在するのかわからない。

国に有能なリーダー(官僚)が不在だと、その空白は理屈なく税金で埋めるしかなくなる。
有能なリーダー(官僚)がいないせいで、血税が無駄になるのを見守らなければならない大韓民国国民は、本当に運もない。

バンダービルド

引用ソース
 https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=130907&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*知らない軍事話で勉強になりました。
KF16の改良事業の話、アホすぎて面白かったです。
で、前も書きましたが、やっぱバンダーさんは、4つの核心技術の移転がダメになった?件に相当こだわってるし、へこんでますね。


>>これに関連して、いくつかの外信は、韓国側が米国政府のFMS(対外有償軍事援助)方式を正しく理解していないのではないかという疑惑まで提起した。 

↑これさー、そもそもこんなことあり得るの?あり得ていいの?
まあ、少なくとも韓国メディアの多くはわかってないし、韓国ネット民もわかってない。それは翻訳してて分かる。ゆえに、前から決まってたことを普通に推進しただけのことでも、毎度のように「米国に後頭部を殴られた!!」「契約違反だ!!」「ウリナラは力が弱いから殴られても何もいえない・・・」と同じような大騒ぎしてるんだろうし。
でも、メディアや韓国ネット民がわかってないのは理解できるにしても、担当の政治家とか官僚がわかってないとかあり得るの?…という疑問が消えない。


【韓国の反応】「米国が韓国を裏切った!核心技術の移転を拒否した米国のせいで道に迷った『韓国型戦闘機』」と韓国メディア
【韓国の反応】米国の裏切りと韓国が激怒したKF-X事業、もともと米国は核心技術移転をきっぱり拒絶していたことが判明「韓米同盟関係を考慮して要請していた」と韓国政府
【韓国の反応】嫉妬と憤懣が爆発中の韓国「日本には技術移転するのに、韓国への技術移転は拒絶する米国!差別だ!」
【韓国の反応】韓国人「この安保パズルが解けますか?パズルのピースは6つ・・」

あと韓国人を観察してて思うのは「餅は餅屋」を信じてないということ。
まあ、度重なる不正を見てるせいだと思うけど。
防衛不正もそうだし、南大門の職人の不正とかも酷いもんだったしね~

【韓国の反応】韓国人「日本には金剛組という世界で最も古い建築会社がある。 百済人の子孫だ。彼らに崇礼門(南大門)の復元を任せよう」

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生きて5年、死んで10年(?)統治する元大統領

バンダービルド


親朴(親パククネ)の重鎮の、セヌリ党ホン・ムンジョン議員は1日、次期大統領の選挙走者として挙げられている潘基文国連事務総長について、「国民に好まれているなら、十分に検討し、考慮する可能性のある人物だ」と評価した。
1日、朝鮮日報の記事より。

潘基文氏が次期大統領選挙に出馬するという噂があり、朴大統領が潘氏を後継者にするのではないかという観測がある。
今回の国連イベントで、朴大統領はニューヨークに到着直後の25日、潘氏の公邸で会談して、晩餐会(夕食会)に参加した。
これを含め、朴大統領は4日間のニューヨーク滞在期間中、潘氏と全部で7回同席した。
1日、共同通信の記事より。


「北東アジアバランサー論」の元祖、盧武鉉大統領が生きて5年統治した後、自殺で生を終えたが、在任時代に「盧武鉉-金正日会談」を準備するなど、青瓦台のメンバーとして重要な役割を果たし、盧武鉉の統治を支えていたユン・ビョンセ氏が、5年(イ・ミョンバク政府)休んでカムバックして、盧武鉉の統治思想を「米中間の等距離(朴槿恵政府版北東アジアバランサー論)」という名前で持続して展開中である。

さらに、同じく盧武鉉政権当時、外交部長官として盧武鉉統治を補佐していた親中の潘基文氏が、時期大統領として浮上している最中である。


「北東アジアバランサー論」というものが、盧武鉉大統領の在任5年だけで終わったのではなく、死んでも名前を変えて(米中間等距離)、さらに5年(パククネ政府)展開される情勢であり、今は、次の5年(親中潘基文政権?)も展開されそうな状況である。


「生きて5年、死んで10年(?)統治する盧武鉉大統領」という話になる。
大韓民国は本当に、人材がいない国である。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=130933&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*潘基文が立候補すれば、大統領になる可能性は極めて高いと思います。
韓国は国民投票で大統領を選出する国だし。


↓いまだに「ユンビョンセ」で検索すると、「かつら」「ヅラ」「ハゲ」が出てくる現韓国外相。

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【韓国の反応】韓国人「日本を妨害するためにドイツに行くというユン・ビョンセ外相」【また告げ口外交】

↓潘基文(国連事務総長)
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両者のつながりは、どっちもノムヒョンの側近だったということ。

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【韓国の反応】墓から蘇ったノムヒョン


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