米国が韓国に重要な軍事技術を移転できない理由
半世紀前の中国の悪習を追従するかのような一部の若者たち

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

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米国が韓国に重要な軍事技術を移転できない理由

バンダービルド

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F35の購入と共に、メーカーから関連技術も以前に貰うことにしていたが、米国政府がAESAレーダーなどのいくつかの重要な技術について、韓国に与えることにブレーキをかけた。

これによって、次期「韓国型戦闘機事業(KFX)」は難航を経験するしかなくなった。 
3月にKFX推進事業者として正式に選ばれた「ロッキード・マーティン-韓国航空宇宙産業連合」が、「性能の優れた韓国型戦闘機製作」を指向して活動に乗り出した状態だったが、コア技術の確保が困難になった以上、今後の大きな支障が避けられないことになった。

この状態なら、今後、AESAレーダーとIRST(赤外線追跡検出システム)、電子妨害装置など、KFX事業の重要な分野は、米国ロッキード・マーティン社が生産した完成品を、韓国は丸ごと受けて、戦闘機本体に入れる簡易組立レベルの作業だけになる。
内部の構造も非公開で、分解不可能な「核心装置」を、定められたマニュアルに沿って組み立てる作業のみをすることになるという話だ。
こうなると、KFX事業への費用の投資を検討していたインドネシアは、メリット(中核技術確保)の喪失によって参加を放棄する可能性もでてきた。
つまり、コスト調達に支障が生じる可能性があるという話だ。

代替的に、米国以外の国の技術を導入する方法も検討することができるが、この場合、費用の発生(技術移転料)も問題だが、費用のことは考えずとも、このようなコア技術を容易に移転してくれる国が果たしてあるのかも疑問である。

状況がこうなると、国内メディアなど多くの韓国人は、契約を抜け目なくすることができなかったという理由で、防衛事業庁を大きく批判する雰囲気だ。
さらに、米国側を恨むような雰囲気だ。
韓国は、米国の同盟であるだけでなく、米国の武器をたくさん購入する「大きな顧客」に該当するのに、何故こうなのかという不満である。

しかし、韓国が今まで見せた態度を勘案すると、米国政府が重要な軍事技術を韓国に移転することについて、今回ブレーキをかけた措置がどの程度合点できる側面があるか分かる。
韓国は、F-15Kに採用した核心技術の目標検出センサーの「タイガーアイ」を勝手に分解しているなどという疑惑を昔からアメリカに受けている状態であると、外信などマスコミは報道している。
特に近年、韓国の陸海空軍を網羅した軍事機密流出事件は、深刻な様相を見せている。
次期軍艦と武装ヘリコプター等に関する軍事機密30件以上が、金銭などを対価として、数年に渡って、携帯電話で写真撮影するなどの手法を介し、流出した事実が摘発された。
流出した機密情報の中には、敵陣営の戦闘機の電子妨害装置を無力化させる「アンチジャミングシステム」など、米国から提供されており、韓国がまだ開発できていない最先端の技術も含まれていることが知られている。

いくら「同盟」で、戦闘機を購入している「大きなと顧客」でも、韓国の事情がこの程度なら、米国の立場では、コアな軍事技術を移転することにどうしても躊躇せざるをえないだろう。
併せて、韓国を信じて高度な核心軍事技術を移転してあげたが、その技術がKFX事業に出資参加した第3国(インドネシア)に流れ込む状況を排除することができないという点も、米国には懸念要素となっているようだ。
もしインドネシアが米国の主要な軍事技術を確保すれば、その後、インドネシア発で中国​​やロシアへの技術流出が発生しないという保証は現実的に誰もできなくなる。

昨年11月、米国の軍事技術がいくつか採用された韓国航空機(T50)で、中国の航空ショーに参加しようとした韓国側の試みが、米国政府の強力な反対にぶつかって、失敗に終わった事例がある。
すごい先端戦闘機ではなかったのに、そうだったのだ。
中国への技術流出に非常に敏感な米国の姿をよく見せてくれるケースと見ることができる。

戦勝節、パレード参加など、最近の韓国の中国傾斜の現象は、このように中国に対して敏感な態度を見せる米国にとって、さらに重要な軍事技術の対韓国移転を困難にする要因として作用すると見ることができる。
米国の(仮想)敵に対応する中国に向かって、時に複数の政府高官が、「戦略的パートナー関係」とか「準同盟関係」などと公に親密度を誇示する韓国に、米国から今後も自らのコア軍事技術を移転してもらうの容易ではないことのように見える。
自らが正しく振る舞った後、相手に技術移転を要求するのが、適切な順序であろう。


バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=130787&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


*↓この件についてのコラムです。

【韓国の反応】「米国が韓国を裏切った!核心技術の移転を拒否した米国のせいで道に迷った『韓国型戦闘機』」と韓国メディア
【韓国の反応】米国の裏切りと韓国が激怒したKF-X事業、もともと米国は核心技術移転をきっぱり拒絶していたことが判明「韓米同盟関係を考慮して要請していた」と韓国政府
【韓国の反応】嫉妬と憤懣が爆発中の韓国「日本には技術移転するのに、韓国への技術移転は拒絶する米国!差別だ!」


関連記事
【韓国の反応】米国の外交専門誌「韓国によるアメリカの軍事技術のパクリが深刻」


韓国人のコメント


・おそらく次の政権が左翼になると、米国や日本が提供した最先端の技術が北朝鮮へと渡ります。
アン・チョルスがコンピューター・ワクチン・プログラムのV3をを北に提供して、北が安心してハッキングできるよう助けるぐらいだから、言うに及ばずだ。


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半世紀前の中国の悪習を追従するかのような一部の若者たち


バンダービルド


毛沢東が反対派を削除する目的で、1966年から10年間、中国社会を超硬直社会に追い込んだ事件が、いわゆる「文化大革命」である。
当時、「狂気」が中国社会を支配した。 
「狂気」による副作用が酷かったため、毛沢東死後に文化大革命は、中国当局によって「極左的エラー」として公式評価が下される。

「狂気」の中心には、青少年で構成された「紅衛兵」という組織がいた。
当時、教師や知識人などの位置にいた多くの人々が、「紅衛兵」の腕章をはめた子供のような弟子たちによって、人格がメッタ切りにされ、実際に悲惨に命を失うのが一度や二度ではなかった。

学者的所信に基づく発言を問題視して、共産主義式人民裁判や、紅衛兵式の狂気を連想させる方法で、師匠をメッタ切りにする現象が、21世紀の表現の自由が保証された民主主義国家の大韓民国の地で、今起きている。

「本校の経済学科のイ・ヨンフン教授の妄言について」
「非常識な発言で民族の歴史を歪曲したチョン・アンギ教授を糾弾する」

16日と21日、ソウル大のイ・ヨンフン教授の弟子と、高麗台のチョン・アンギ教授の弟子が、自分たちの師匠を狙って、ソウル大と高麗大にそれぞれ掲げた壁新聞のタイトル(サブタイトル)である。

学生は、イ・ヨンフン教授の「安倍談話は慎重に書かれた素晴らしい文章」という発言を「妄言」と片付けたし、チョン・アンギ教授の「慰安婦は性奴隷ではなく、故国に帰ることができたが、(お金を稼ぐために)残った」という発言を問題視して、「非常識な発言」と片付けた。

【韓国の反応】ソウル大教授イ・ヨンフン、「安倍談話」に隠されたメッセージを発見し、頭を鈍器で殴られる「韓国人、あなたは誰ですか?」
【韓国の反応】高麗大チョン・アンギ教授「慰安婦は多くのお金を儲け、日本が韓国の経済発展の基礎を築いた」→親日妄言糾弾!高麗大学生、激怒の壁新聞発行「講義中止を要求!」


二人の教授の発言は、それぞれが観察した事実や資料に基づいたものであろうと思われる。
何の根拠もなく、国民情緒に合わない発言をするほど、二人の教授は馬鹿ではないだろう。
いつからか、自由民主主義の大韓民国には、奇妙な不文律が存在することになったようだ。
安倍首相と関連するものを肯定的に評価する韓国人は、ほぼ売国奴か親日派の烙印を押される。
慰安婦問題は「超聖域化」され、誰かが少しでも意見を言えば、ほぼ生き埋めにされる雰囲気だ。
韓国の元慰安婦の主張だけが、唯一すべての真実だという式だ。

表現(メディア)の自由と学問の自由は、自由民主主義社会の根幹と見ることができる。
教授の学者的所信に沿った発言が、自分の感情と合わないという理由で立ち上り、師匠をメッタ切りにして生き埋めにしようとする若者たちが存在する社会は、半世紀前の中国の紅衛兵が巻き起こした「狂気に満ちた社会」と根本的に違いがない。
韓国内部のこのようないくつかの「過激な民族主義(ナショナリズム)」跋扈の兆しは、北朝鮮の核と同じぐらい、民主主義大韓民国にとって大きな脅威となる要因だと見ることができる。

弟子が師匠を告発し、子が親を告発するのは、そもそも骨髄からの共産主義者たちが、竹槍を持って人民裁判をしていたように、共産主義者の専売特許の悪に該当する。


バンダービルド


引用ソース
 https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=130738&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1


↓これらの件についてのコラムです。
とくにイ・ヨンフン氏の記事はオススメなので、まだ読まれてない方は絶対に読んでおいてくださいね。


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