日本の野党代表が最初に会う対日外交混乱の様相

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、
井戸の外のバンダービルドさん。

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日本の野党代表が最初に会う対日外交混乱の様相
 
バンダービルド


自らの役割を果たさない補佐陣がもたらした対日外交混乱の様相

日本の民主党の岡田克也代表が、2日に韓国に来た。
ユン・ビョンセ長官などに会う。
パククネ大統領とは3日午前に会った。
大統領が外国の野党大表に会えないということはない。
日本の民主党は、歴史観や安保観などにおいて、韓国政府の立場とほぼ一致している政党だからこそ尚更だ。

しかし今回は状況がちょっと違う。
なぜなら、たとえ予訪次元でも、パククネ大統領が日本の野党代表に会ったのは、該当国の政府与党の代表である国家元首(安倍首相)とは、2年半にもなるのに1:1での対面を一度もしていない状態で、代表になってから1年にもならない該当国の野党政治家とは会った形になったためである。
また、岡田代表は、安倍首相とはほぼすべての面で事あるごとに対立している政治家である。

場合によっては、日本の執権党(安倍首相)を圧迫するのための手段として、パククネ大統領が日本の野党代表にだけ会ったという誤解まで、日本政府から受ける可能性のある状況である。
反安倍傾向がはっきりしている岡田代表だという点と、現在安全保障法案をめぐって、日本の与野党が葛藤を仕込んでいる状況だという点を勘案すれば、また違う次元での誤解まで加わる可能性がある。
パククネ大統領と安倍首相の対面(首脳会談)が正式に既にしていたなら、今回の日本の野党代表との対面は、
比較的負担のない対面になる可能性もあったが、そうではなかったので、不必要に様々なところに気になる部分ができてしまった状況である。

岡田代表は数日前、日本での記者会見で、「パククネ大統領の予訪は確定していないが、もし成し遂げられれば条件なしで安倍首相と首脳会談しなければならないと直接申し上げたい」と明らかにした。
おそらく対面の席で、私たちのパククネ大統領が、一介の外国野党大表から「小言」(「首脳会談してください」)まで言われたと思われる。
苦い感じを消すことができない。

任期の半分が過ぎても、隣国の首脳としっかりとした対面を一度も持つことができなかった現状の責任は、全面的に補佐陣にある。
どんな理由(「日本のせい」など)をもってしても、面目が立たない。
安倍首相のほうは、暇さえあれば、「私たちは対話のドアを常に開いている」と対外的に言及してきた。
その結果、日韓首脳会談が一度も行われていない理由は、「パククネ大統領の頑固さのため」というふうに、世界のほとんどに知られているのである。

補佐陣は、「仕える相手(大統領)」を楽にしてあげる責任がある。
パククネ大統領は、任期の半分が経過しても、日本との首脳会談の一度も持てない状況が来るとは考えていなかっただろう。
こんなことになるなら、最初から、「条件付き」(「日本の謝罪」)のようなものには明らかに大統領自身が積極的に反対したであろう。
おそらく当時の大統領は、補佐陣を信じていたのだ。
百歩譲って、当時の補佐陣が反対して、大統領が積極的に「条件つき」(日本の謝罪)に固守したとしても、補佐陣はそういう大統領のためにすべての力を動員して、どんな無理をしてでも、日本に「謝罪」をさせられる可能性が今のところないように見えるという判断をして、適切な名分を作って、自らの出口を見つけて、はやく抜け出すべきであった。

外交ゴールデンタイムをすべて無駄にした補佐陣が、最終的に今日のように、朴槿恵大統領について、「中国とは何度も会談するのに、日本とは拒否する頑固な指導者」という汚名が広く使われるようにしたと見ることができる。
何の措置も取らなかった補佐陣は、むしろ今、パククネ大統領の決断(「条件付きの撤回」)のみを望んでいるの
かもしれない。
自分たちがそもそもやるべきことをマトモにできず、時間だけを無駄にして、そのせいでリーダーが外交的に困ることになったしり、今更収拾もしっかりできず、大統領が直接国民の前で悪役(「無条件の会談」)になってこそやっと収拾が可能な状況になっているのではないかと切ない感じがする。

今のような中途半端が今後も続けば、米国の韓国に向けた不必要な誤解が、ますます大きくなるだろうし、これに伴う圧力(「正しいベットを」(*バイデン米副大統領)「安価な拍手」(*シャーマン国務部政務次官)など)にまた繋がる可能性が大きい。
そうなれば、最悪の場合、安全保障の側面で国益の損失に帰結する可能性も排除できなくなる。

このような状況を知りながら手をこまねいている補佐は、無能どころか、彼らには基本的な思考(国家観、安保観)を正しく持っているのかどうかから、一度検討してみる必要があるかもしれない。
大統領本人の能力も重要だが、国の未来のためには、有能な補佐陣に会うことも重要なことである。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?id=129766&cpage=1&no=113695


韓国人のコメント


・バンダービルドの愚見に過ぎず、さすが安倍のスポークスマンらしい彼の限界を示している文である。
安倍が韓国をどんどん挑発するのは、日本国内の自分の支持勢力を結集し、韓国と対立関係を維持し、米国に対して韓国か日本かの二者択一を迫る状況を作れば作るほど、どんどん日本の地位が上がるからである。
だから、安倍と対面したって答えなど出ない。
我々が間違っているのは対日外交ではなく、対米外交だ。
マーズのせいで訪米をキャンセルしたのは完全に狂っていた。
米国の国益にとって、韓国が絶対に必要だという確信を与える対米外交を継続的に展開しなければならない。
米国さえ捕まえていれば、日本なんてついてくる。
安倍は米国に対しては何もできない。


未来指向(ハンドルネーム)
日本の考え「米国さえ捕まえていれば、韓国なんてついてくる。パククネ大統領は米国に対しては何もできない。」
結局、米国相手に、韓国と日本が競争してロビー外交を繰り広げるということだが、どっちが勝つか。
たとえ韓国が米国を説得して、米国から日本に圧力をかけさせたとしても、日本が韓国に慰安婦への謝罪と賠償をするでしょうか。強制徴用への謝罪と賠償をするでしょうか?
今の米国の対日圧力や影響力は、2007年に米下院で慰安婦決議案を通過させたときよりもない。しかも日本は、決議案が通過した時だって、私たちに謝罪をしなかった。


・安倍の考え「米国だけを捕まえておく。韓国はどうでもいい。」


・慰安婦への謝罪と賠償は、すでにしました。
もう一度しろというのはごり押しです。
すでに金泳三と金大中氏などの大統領が終結宣言をしました。
しかも、当時の事情を覆す新たな事実も出てきません。
国の間でも信用というものを守らなければならないのに、今の大韓民国のレベルはぴったり北朝鮮です。



*岡田さん、産経記者の件ははっきり言うべきでしたし、謝罪を求めるべきでした。
結局のところ、何をしに行ったのよ。
足を引っ張るだけ。許し難い。
岡田さん、冤罪に苦しむ英霊に謝罪してください。


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