見えない手、摂理者

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、井戸の外のバンダービルドさん。

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見えない手、摂理者

*このコラムを読む前の予備知識として「韓国はキリスト教徒がめちゃくちゃ多い」という事実は必要かなと思います。近代化の際、韓国の指導者はキリスト教を巧みに利用したという事実。


時空を超える絶対的な真理のことは、通常は意識しないで暮らしている。
なぜなら、(「絶対的」なので)それ以外の状態を経験することができないからだ。
それを「当然のこと」と感じるだけで、「真理」とは感じることができないのである。
男と女が出会い、家庭を​​築いて、代を継いでいく現象が代表的である。
これを、「当然のこと」と感じやすいが、実際には神が(意図的に)作った法則である。
時空を超えた法則(絶対的な真理)なので、これ以外の現象を体験することができなくなる。
世界が神の摂理の下にあるという話だ。
結局のところ、神は摂理者なのだ。

韓半島は、100年以上前にキリスト教が入ってきて、1907年、平壌を中心に本格的に復興する。
当時は「東洋のエルサレム」とまで呼ばれた。
1970年代半ば以降、韓国は第2次復興をなす。
これによって、海外宣教を熱心にする国として、韓国が指折りのレベルまで上がってきた。

ところで、第1次キリスト教復興は、朝鮮半島の近代化の時期と概ね一致しているし、第2次復興は韓国の高度成長期と概ね一致する。
李承晩や朴正煕のような優れた指導者も、「摂理」という垣根に含まれる。
ロシアや清ではなく、(後に敗戦によって朝鮮半島から退く)日本が韓半島を支配するようになり、日本の意図がどうであろうが、結果的にこれによって韓半島の近代化が行われたという「摂理」を理解すれば、「(日本の韓半島支配は)神の意志」という信仰の告白が自然だと思われる。



こういった点から、以前のムン・チャングク候補者の件は、本質的に「摂理」を理解する人々と、理解していない人々の間の葛藤だと見ることができる。
この点において、最近の韓国の状況は憂慮される状況である。
第1次復興(「韓半島の近代化」)と第2次復興(「韓国の高度成長」)に続いて、「先進国入り」の動力となる第3次復興を模索すべきなのが重要な時点で、初心を失っていく兆しがはっきり見えているからである。

奇跡のような「近代化」と「高度成長」という「摂理」が、韓国人によく発現されたのは、逆説的に、反対の場合でもよく適用されることを物語っている。
間違ったときの代償(懲戒)も、よく発現されるということだ。
パク・ウォンスン市長が同性愛を支持する中で、同性愛祭りが開かれる。
国内だけでなく、各国の同性愛者が集まってくると見られる。
国連総長が世界に向けて、同性愛擁護の立場を発信する中で、国連職員の同性結婚を許すと公表した。
摂理者たる神の同性愛についての規定は断固としている。「忌むべきこと」である。
なのに、首都ソウルの首長と、世界的組織、国連の韓国人首長が、「忌まわしい仕事」に出ている状態なのだ。

少なくない韓国の企業が、イスラム食品(ハラール)関連事業に関心を持ち始めた。
一部のイスラム組織が、罪なき人(クリスチャンなど)を残酷に殺しているのが日常茶飯事なのにだ。
併せて多くの韓国人が、色々な名分を持ってきて、隣国(日本)を執拗に憎んでいる。
しかも、クリスチャンですら例外ではない。
摂理者が「敵を愛しなさい」と命令をしておいた状態なのにだ。

お手本(先進国入り=第3次復興)に向けて熱心に走らなくてはならない時点で、一部が「忌まわしい仕事」を試みて、多くの人々が「嫌うこと」に熱心な韓国の最近の状況が懸念される。
このような時点で出てきた中東発の「MERS」事態は、悪い感じがする。
「MERS」が摂理次元で表示された懲戒の一環かどうかは、今の段階では分からない。(少なくとも神の懲戒ならば、はるかに致命的だっただろう)
しかし「MERS」自体の危険性よりも、これによる波及(内需と観光不振などの景気低迷)のほうがはるかに懸念されるという現実は、「MERS」が最低限の摂理次元の警告シグナルに該当する可能性が、ある程度はあるようだ。
MERSという病菌が「中東発」という点と、韓国だけの独特の理由(一般の方も病室の出入りが自由だという環境など)で、他の国とは違って唯一大きく拡散している現象が、これらの可能性を高めてくれる。

明らかなことは、他の国ではなく、摂理の恩恵を受けてここまで来た我が国が、より一層上手にするのではなく、忌まわしい仕事(同性愛)をして、いつも謀略のレベルで隣国(日本)を嫌うことに没頭する状態なら、おそらく摂理者がこれ以上は放置しておかない可能性が高いという点である。
一度始まった摂理者の意図(こだわり)は、誰にも折ることができない。
韓国が「忌まわしい仕事」と「憎むこと」をはやく終わらせなければならない理由だ。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?idx=&id=128906&table=TNTRCGJ&sub_table=TNTR01CGJ&cPage=1

*バンダーさん、大丈夫なんでしょうか…




韓国人のコメント


・神を知るには、神に執着しないでください。
摂理は似合った生き方をすることだ。
外で見つけずに、内で努力するのです。
確認できる信仰は、真実なのです。


・確認できる信仰が真実であるという言葉に賛成です。
私は、不確実なことを盲目的に信じられるような純粋さは持たない人間だから。



*今まで読んだバンダービルドさんのコラムのなかで一番納得しづらかったです。
どうやら「キリスト教的価値観」の中で語ってるようですが…
MERSが同性愛祭りに怒った神からの懲戒とか、本気で言ってるならちょっとアレだ…

結論として、バンダーさんは同性愛には反対のようです。
理由は神の摂理に反するから??同性愛は忌むべきこと??
イスラム食品(ハラール)関連事業にも肯定的とはいえないし、それらと同じ脈絡で「日本を憎む行為」を挙げている。
 
…うーん。
たとえば私自身は、同性愛への嫌悪はまったくない。
生まれつきのものだし、他人に迷惑をかけるものでもないし、自由でいいでしょ、と思ってる。
でも、同性愛婚を国の制度として認めるべきとも思ってない。認めるべきじゃないとも思わないんだけどさ。
私が嫌いなのは、「同性愛を認める人が同性愛を認めない人を見下すこと」と「同性愛を認めない人が同性愛を認める人を見下すこと」だ。
そういう意味において、どっちの言い分を聞いててもモヤモヤするし、納得できないというのが本音。

経済学の用語に「合成の誤謬(ごびゅう)」という言葉があるのを御存知でしょうか。
「ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語。」とウィキペディアでは説明されてます。

で、たとえば自由や人権の尊重とかフェミニズムのような近代的な価値観は、一種の「合成の誤謬」を生んでるように思う。
自由や人権の尊重とかフェミニズムはミクロの視点では正しい。でも、マクロになると意図しない結果を生んでるように思う。
たとえば先進国における少子化は、一種の「合成の誤謬」じゃないでしょうか。自由や人権の尊重とかフェミニズムは基本的に正しいんだけど、それによって結婚しない人が増えればマクロとして少子化が進む。

で、左派はミクロに目が向く傾向があり、右派はマクロに目が向く傾向があるというのが私の個人的な意見なんですが、みなさまどう思いますか。

この手の左右の綱引きは「合成の誤謬」から始まるし、「合成の誤謬」があるがゆえに終わりなき戦いになるんだと思う。
大事なのは綱引きをし続けること。そもそもどっちも間違っているわけじゃないわけだから。
間違ってるのは綱引きを終わらせる行為であり、左が勝っても右が勝っても悪夢だと思う。
先進各国では最近、右への揺り戻しがおきていて、いろんな国で極右政党が台頭したりしてるけど、これは左ブレしすぎたことの反動であり、正しく綱引きがなされてることの証明だと思う。一部左巻きな人はやたら懸念して極端な話をしてるけど、そういう極端さこそが右への揺り戻しの原因だということね。
同性愛についても、どこかに「合成の誤謬」がある気がするんだけど、、、はっきり自分のなかで筋道のある理論のようなものはできてません。

ちなみに私は、「自分と同じように他人も考えるべきだ」という欲望があんまりない人です。
そのくせ「他人に自分の意見を広めよう」とはっきり意図してブログをやっている。
矛盾のように見えるかもだけど、
「他人に自分の意見を広めよう」と「自分と同じように他人も考えるべきだ」は根本的に違うものだと思う。

韓国は、「自分と同じように他人も考えるべきだ」という欲望が非常に強い国民性の国だと思う。
とくに日本に対してはこれが強くて、「韓国と同じように日本も考えるべきだ」と思ってる。
歴史認識において韓国が日本に求めてるのは、きっぱりそれですね。「韓国と同じ歴史認識を日本も持つべきだ」
これは私には絶対的に受け入れられない考え方で、韓国を嫌悪してしまう理由でもある。
「自分と同じように他人も考えるべきだ」という考えで、日本に向けて国を挙げて「正しい考えかた」をぐいぐいつきつけてくることに、心の底から吐きそうな思いがわいてくる。
米国も押し付けがましいけどそこまでじゃない。中国だってそこまでじゃない。

韓国で内部争いがやたらと多い理由は、「自分と同じように他人も考えるべきだ」という欲望の強さゆえだと思う。
韓国内部で終わりなき戦いを繰り広げ、「みんな同じように考えること」が調和と団結を生むと対立する両陣営ともに考えて、必死で相手の考え方をねじ伏せ、封じ込めようとしている。
韓国でその戦いをはからずも抑止してるのは、一つには「甲が絶対」という儒教的価値観。儒教的価値観は正当性合戦やマウンティング合戦など戦いを生む原因でもあるけど、同時に戦いを抑止もしている。
そしてもう一つの大きな抑止力が、韓国国内では結論の出ている「反日」の旗印への集結と団結。


というわけでバンダーさん、
MERSは、「韓国で同性愛祭りをすること」や「反日」に怒った神様が、韓国に懲戒してるわけじゃないと思いますよ。もちろん神の摂理でもない。
きちんと現実的な対策を一つ一つ積み重ねればいい事案だと思います。

日本においては、韓国のMERS事態をマスコミがまともに報道しないのは異常だと思う。
でも韓国のマスコミは今、狂牛病やセウォル号のときと同じく「扇動」「過剰」に走りまくってて、政府の無能さをフォローするというよりも、むしろ事態を悪化させている傾向が見られる。
なんであの国は、こんなに極から極へ走るんだろ。



ゴールを決めずにつらつら思いつくままに書いたので、まとまりがなくてすみません。
結論は韓国が嫌いということ! 


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