過去にこだわる民族に未来はない

前回記事(【韓国の反応】韓国大発狂!米国国務次官「歴史を政治利用するな」「過去の歴史は覆って進もう」「韓中日すべてに責任がある」実質的に日本の味方をする発言だと韓国メディア)と関連するコラムを二つ。
趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトからバンダービルドさんと未来指向さん。


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過去にこだわる民族に未来はない

「歴史を忘れた民族に未来はない」という言葉だが、実際のところ、ここまでくると、私たち自身にとって最も切実な格言かもしれない。「偽善歴史観」はもう脱ぎ捨てる時だ。


特に、キリスト教の観点から往時の苦難や逆境を振り返ってみたとき、それが必ず必要だったために(神によって)与えられたとする場合が多い。
「出エジプト記」でイスラエルの民が目標にしたカナンの地の場合、距離で言えばわずか数日で行くことができる場所だったが、荒野をぐるぐる回って40年苦労した末、ようやく到着することになったのが代表的事件である。
この時の40年の苦労は、イスラエルの民がより発展して成熟するきっかけとされた。
だから「荒野での40年の苦労はむしろ祝福」のような言葉が生まれたのだろう。

極めて現実的な視点(Not民族主義、国粋主義)で私たちの歴史を直視すると、大韓民国が今日の自由民主主義の独立国家の姿で存在しているのは、事実上奇跡である。
私たちは、清やロシア、日本など、どれかの属国になる不幸を避けることができない状況だった。
歴史の中にifはないが、それでも、もし清やロシアの属国にされていたら、韓国人は今は中国の少数辺境民族として生きて行くか、シベリアなどに強制的に移住させられたロシアの少数民族として生きて行くか、二つに一つだった。

【韓国の反応】韓国人「朝鮮滅亡の責任は、日本ではなく私たちにあったのでは…」


韓国人は、日本の支配下で、日本の悪い意図によるものであれ、とにかく正式な教育を受け、先進文物などに多く接する機会を持つことができた。
そして、永遠に日本の属国だったかもしれなかったが、日本は戦争を起こして敗け、米国などの戦勝国が韓国の独立を決定したおかげで、私たちは今日このように存在できることになったのである。
これは、単純計算しても非常にわずかな確率である。

●日露清の中で、必ず日本の属国になる必要がある。
(確率33%)
●日本が必ず戦争を起こさなければならない。
(確率50%=累積確率16.5%)
●日本が必ず戦争で負けなければならない。
(確率50%=累積確率8.25%)
●戦勝国が韓国を独立させなければならない。
(確率50%=累積確率4.1%)

以降、6.25の時に米国などが韓国を救うことまですべて結びつけて確率を計算していくと、今日の自由民主システムとしての大韓民国は、存在そのものだけで十分に奇跡に該当する。
一言でいうと、韓国の往時をミクロの視点でのみ一つ一つ見ると苦難の連続であるといえるが、逆にマクロな視点から見ると、感謝するに値する状況だということを感じるようになるしかない。

ところが、このような事情にもかかわらず、一部の韓国人が今見せている姿は確かに残念だ。
過去の一時の不幸にだけあまりにも執着して、昔のような思考レベルから一歩も抜け出せないまま、過去にのみ執着する姿を示しているからである。

今回の大統領の3・1節記念演説でも示したように、過去の歴史に主に執着して、特定の国に向かう相変わらずの批判的な態度は、まだ韓国社会全般が、過去志向マインドから抜け出せないまま留まっていることを象徴的に示している。
これらの韓国の過度な過去指向性への米国の懸念は、最近は徐々に可視化ないし露骨化されている感じである。

米国のシャーマン国務省次官が27日(米国時間)、あるセミナーで、次のような発言をしたことが分かった。

○「民族感情は相変わらず利用することができるものであって、政治指導者が過去の敵を非難することによって安価な拍手を得るのは簡単なことだ」とし、「しかしこのような挑発には進展がなく、麻痺をもたらす。」
○「過去が今後の協力に及ぼす影響が、残念ながらあまりにも大きい」
○「米国と日本、中国、韓国が、継続的に、同じ方向に向かって正しい目的のために力を合わせれば、さらに繁栄するだろう。これは今後数ヶ月間、オバマ政権が継続的に強化してきたメッセージだ。」



米国政府関係者のこのような発言は、過去の歴史関連で、これまで一方的に韓国側に立ってくれていた米国の、韓国に対する疲労感が、最終的には限界に達するという一種のシグナルだと見ることができる。
過去の問題を理由に、露骨に中国と手をつないで対日共闘をするような韓国の態度を、米国がもはや尋常ではないという目で見始めたという話である。

しかし、より根本的な問題は、米国が私たちを尋常ではないように見ることではなく、私たち自身の過度な過去指向態度だ。
この辺で私たちは、私たちの過去指向態度というものが、もしかしたら未来に果敢に立ち向かう自信がなくてずっと執着しているのではないのか、あるいは日本が今後、物理的に韓国を侵略することに対する懸念のために継続して執着するのかなどをめぐって、もっと自分に正直になり、根本的な原因を自ら究明する必要がある。
根本的な原因を知ってこそ、これに伴う改善策が導き出される可能性があるからである。

韓国が今示している態度は、なんの代替案も対策もない、無条件な過去指向態度といっても過言ではない。
酷い言い方をすれば、相手が変わらないなら自分たちもそのまま壊れてしまうというようなものである。

私たちの大きな問題点は、自由民主体制として、今日の大韓民国が作られた歴史について、マクロの視点から感謝したり、幸いだと思う、肯定的なマインドをあまり持っていないという点である。
「感謝する心」が普段からないから、社会全体に不平不満が積もっていく。
その代わり、日本のせいで、あるいは米国のせいで、など、すべて間違っていたことを他人のせいにする習性が広がっている(奇妙なのは、「中国のせい」がマレである点である)。
過去の私たち自身の取るに足りなかった能力は全く考えず、民族主義ないし国粋主義的歴史観に立って、「あの時日本さえなかったら」という想像の翼のようなものを広げて、周りに向かって不平不満と憎悪を発するのは、正直いって「偽善的歴史観」に過ぎない。

私たちが特定の国に向かってよく突きつける「歴史を忘れた民族に未来はない」という言葉は、実際のところ、ここまでくれば私たち自身にとって最も切実な格言かもしれない。
より正確にいうなら、「過去に執着する民族に未来はない」であろう。
過去の歴史の中から教訓を得られない者は、不幸な過去の歴史を繰り返す確率が高い。
そして、明らかなことは、過去にのみ執着して未来をないがしろにする態度は、「教訓を得た者」が取る態度では絶対にないという点である。

バンダービルド

引用ソース
 http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=60118&C_CC=BC



韓国人のコメント


・良い文をよく読みました。
個人的には、民族性の一つだと見ます。
本当に異常なほど。韓半島の人々は、それは必ずしも反日に限った話ではないが…嫌悪や嫉妬のような感情があまりにも強い。
だから韓国では、矢野志保のような爽やかな人を見ることがありません。
みんなどこかが陰気で、落ち込んでいて、変化を嫌って、常に怒っているように見えます。
個人的には、韓国の反日感情を本物の反日感情だと見ません。
ただ、良い暮らしをしている隣の友人に対する嫉妬や劣等感と同様の感情だと見ています。
韓国人の考え方があまりにも偏狭的なので、歴史を正しく評価できないようです。
あえて日帝時代までさかのぼらなくても、朴正煕時代についても、韓国人は功績と過ちについて適切に評価する方法を知りません。
何でも極端です。
ただし、朴正煕や盧武鉉などについては、お互いに庇う集団が存在しているので、無条件に一方向に向かうことはないけど…日本に対しては、親日が力を持つことがないので、韓国は、常識外のことをすることに夢中になっていて(産経支局長対馬仏像自衛隊の弾薬など)、ブレーキを踏むことを誰も考えてないですね。
韓国の性格の一つが気まぐれ屋です。
日本は積み重ねを重要視する。
だから、日本の立場では、韓国との外交関係を着実に積み重ねていって、さらに発展させようというのが無意味なことかもしれません。
また、自分が被害者の位置にいると思ったら、何をしてもかなわないと勘違いしているようです。
一部のあまりにも酷いセウォル号遺族の姿が、日本にとっての韓国の姿でしょう。
歴史を捏造する民族には未来がないという言葉が正しい。

【韓国の反応】韓国人「朝鮮人は未開だということをアピールしてきたのか?」~日本訪問したセウォル号遺族「安全な社会のため日本と連帯する」


・十数年前から、韓国人の一部が以前の韓国人よりも悪くなったという感じを受けていた。
5.16に不平を言いながら、幼稚な人間が政権を取るという呆れたことがおきていたが、結果的にこうなったんです。
不平不満が溢れ出して、すべてが他人のせい。米国のせい。日本のせい。
不思議なことに、たとえば北京オリンピックの聖火リレーのときに、ソウルの大地の真ん中で、韓国人をボコボコにした中国人に対しては、何一つ言えなかったということだ。
日本もオーストラリアも離れ、ダライ・ラマも来れないようにしておいて、一体なにをしているのか。
丙子胡乱は、壬辰倭乱よりも良かったから構わないとでもいいたいのか。


・考えてみると、「日本の36年の統治時代における抗日運動」と、「朴正煕統治18年における反政府デモ」は、特に違いがないという気がする。
私の経験では、朴正煕大統領生前の反政府暴動は、血なまぐさくなかったように思われる。
九死に一生をえて、自分が生きていると発表しようとして電話をしたが、冗談をいう上司に腹を立てて、電話を切ってしまったという話があったが、後から知ってみると、その上司はその時に泣いていたという話があった。
人々が真実を知らない場合が多いんじゃないか?


・ろくでなしバンダービルド野郎!
お前がクリスチャンなら、聖書を間違って読んだ。
モーセが歩いて二ヶ月あれば到達できるカナンの地に、40年も荒野をさまよってから入ったのは、当時の人々がエジプト式の思考に染まっていたからだ。
エジプト生まれの人々が死んでいなくなるまで荒野をまわって、40年で民族性を変えたのである。
この病身野郎!
その程度も分からないお前に何が言えるのか!!!!


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米国にもたれて(寄り添って)日本を攻撃していた韓国が…

米国の高官が気に入らない発言をしたからといって、米国を糾弾するのは、本当に辻褄が合わないことだ。

政治指導者が過去の敵を非難することによって安価な拍手を得るのは簡単なことだ」と言ったシャーマン次官の言葉は、中国の習近平主席だけでなく、朴槿恵大統領にも該当する発言だ。
韓国メディアは、米国政務次官に対して固い角を生やした。
韓国と中国が、日本との歴史問題について、果敢に覆って行かなければならないという趣旨の発言をしたウェンディ・シャーマン米国政務次官の講演内容について、いくつかの反日韓国メディアが、主観的な論評を躊躇わずに入れながら怒りを表出している。

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シャーマン米国政務次官


どこかの野党国会のように「過去の問題は、米国が口出す問題ではない」とシャーマン次官の発言を切り下げながら、「ドイツのように、日本が過去の歴史問題で真の謝罪をするよう、米国は日本を促さなければならない」とした。

「過去の歴史に対する韓国の態度の問題」は、米国が口出すことではないのに、「日本の過去の歴史対応の態度」については、米国は口出ししなければならないという話だ。
このような利己的な主張が、いったいどこにあるのか。
韓国は米国に慰安婦少女像を設置し、米国内の日本企業を相手にして、米国の裁判所に慰安婦賠償訴訟をし、強制徴用訴訟を提起し、米国の教科書と地図に東海併記表記をさせるなど、米国に依存しながら日本への外交的攻勢を取っている。
こんな韓国が、アメリカ高官が気に入らない発言をしたからといって米国を糾弾するのは、本当に辻褄の合わないことである。

それならば韓国は、日本を相手にするとき、米国に頼らずに自ら行わなければならない。
最後に、「政治指導者が過去の敵を非難することによって安価な拍手を得るのは簡単なことだ」というシャーマン次官の言葉は、中国の習近平主席だけでなく、朴槿恵大統領にも適用される発言だとみられる。

未来指向

引用ソース
 http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=60122&C_CC=BC


韓国人のコメント


・親日派の烙印を押された未来志向にとって、シャーマンは神のような援軍だったようだな。
米国の高官やメディアが、シャーマンだけか?
ほぼ米国全体が日本の反省を促しているなか、シャーマン一人が、「過去の歴史は過去のこと」と言ったわけだが、それがそんなに未来志向にとって福音だったのか。
イエスの再臨よりも嬉しかったのか。
精神のない奴め!
広く大きく深く物事を見る高い見識を身に着けてから、文を書け。
私は病身だと誇示する文を書いて、最高の気分か?