日本の談話の内容に口出しするのは好ましくない

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトからバンダービルドさん。

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日本の談話の内容に口出しするのは好ましくない
 
もうやめよう。もはや「民族の自尊心の問題」となっている。謝罪を受ければ「過去の傷」が治癒されて、受けられなければ自ら治癒もできないほど壊れやすい状態に、私たちが置かれているのか?


安倍首相は過去の歴史謝罪を盛り込んだ日本歴代談話を継承すると何度も言った。
日本を代表する人の発言なので、すなわち日本政府の公式の立場である。
内心では正反対の考えを安倍首相が持っているのかもしれないが、それは気にすることではない。
以前の談話を取り消すと日本の首相が公然と発言すれば、その時に考えればよいことだ。これは常識の話だ。
問題は、多くの韓国人たちが、相手が日本だからという理由で、このような常識的な話を無視するということである。
だから「真正性」のようなものを問い詰める。
謝罪したかどうかではなく、「真正性」という条件が追加されたのである。
ただ謝罪するだけでは駄目で、真正性のある謝罪をすべきだということである。
しかし「真正性」という言葉は、主観的解釈の余地が無限にある観念論的な表現である。
「真正性ある謝罪」「そうではない」をめぐって、無限に葛藤するしかない理由だ。
「真正性」という言葉を持ち出すのは、事実上「難癖」である。

さて、ここで終わるわけではない。
相手が日本なので、「繰り返し」が追加される。
「真正性」ある謝罪を、それもずっと継続して「リピート」することで初めて満足のである。
このような韓国の態度が、一種の談話シリーズを生み出す背景となったと見ることができる。

●1982年、宮沢談話(日本の教科書で韓国に配慮しなかったことに謝罪)
●1993年、細川談話(植民地支配などの痛みを与えたことに謝罪)
●1993年、河野談話(慰安婦問題の謝罪)
●1995年、村山談話(植民地支配などの痛みを与えたことに謝罪)
●1998年、小渕談話(植民地支配などの痛みを与えたことに謝罪)
●2005年、小泉談話(植民地支配などの痛みを与えたことに謝罪)
●2010年、菅談話(植民地支配などの痛みを与えたことに謝罪)
※天皇謝罪(1984、1990)別途。

安倍首相は25日、NHKの番組で再度、歴代談話を継承すると言いつつ、今年の談話では、現政権の立場をふまえた内容を入れる方針だと明らかにした。
日本が談話の内容をどうしようが、他の国が口出しすべきではない。
謝罪表現を入れようが入れなかろうが、完全に日本の自由だ。
日本国内で談話の内容をめぐって与党と野党が戦おうが戦うまいが、他の国が関与すべきではない。
もし野党が勝てば談話に謝罪表現が入ったり、あるいは入らなかったりするということだ。
これもやはり常識ラインの話である。
さて、今日私たちの外交部はこのような立場を明らかにした。

「安倍晋三首相の談話が歴代内閣の歴史認識を本当に継承するなら、過去の歴史に起因する傷を癒すために周辺国との関係を改善し、国際社会の信頼を得ることができる真正性ある内容を盛り込まなければならない。終戦50周年の村山談話、60周年の小泉談話などの歴代談話に染みこんでいる一節一節がどのような歴史的軌道の下でどのような意味で出たかは、日本政府が誰よりもよく知っているだろう」

「植民地支配と侵略」「アジア人の損害と苦痛」「歴史の事実を謙虚に受け入れて」「心からの謝罪」「痛切な反省」のような歴代の表現を盛りこめという要求だ。
日本に向けた韓国のこれらの要求は、ある意味では内政干渉性の口出しである。
ただ、このような「日本に対するパターン」があまりにも当たり前に繰り返されてきたせいで、私たちの行動が酷いという自覚が希薄になった状態というだけだ。

今日、中国外交部も、私たちの外交部と同様の内容を日本に対して求めた。
日本と自由民主体制を共有し、韓米日協調のメンバーでもある大韓民国の外交部が、共産国であり、敵陣営に属している中国外交部が発表したものと同じ内容を同じ日に、日本に向けて発表したわけである。
しかし、こういう韓中協力が継続されれば、最悪の場合、後に安保危機のような状況に直面する可能性があることを明確に知っておく必要がある。

嫌いだという日本に向けてこんなふうに要求して、謝罪表現のようなものが一つでも談話に盛り込まれれば、いつも私たちが問題にする「過去の傷」というものが癒されるのだろうか?
過去に日本が足発表した七回の談話でも治癒せずに残っている「過去の傷」なら、10年、20年後の80周年や90周年の談話のときも同じになるのではないか?
もしそうなら、その時の私たちの外交部はまた、「過去の傷を癒すために、真正性のある内容を盛り込まなければならない」と要求するのか?

もうやめよう。
もはや「民族の自尊心の問題」となっている。
いつまで近隣国に向かって謝罪要求をするのか?
謝罪を受ければ「過去の傷」が治癒されて、受けられなければ自ら治癒もできないほど壊れやすい状態に、私たちが置かれているのか?
結局、治癒するかどうかは完全に日本次第なのか?
それでは、日帝36年当時に比べて良くなったもはどうなるのか。
これは被害意識や劣等感の発露ではないのか?
もしかしたら憎しみや呪いの次元なのか。
70年も経っていて、しかも国レベルでの補償も受け、経済発展のために多くの恩恵をも貰ったし、いろいろな謝罪もたくさん受けたではないか。
今になってもずっとこのような行動をしていくのは適切ではない。
「教養と品位」を備えた韓国人として生きていくことを諦めたのではないなら、もうやめなくてはならない。

バンダービルド

引用ソース
http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=59577&C_CC=BC

*日本側も慣れたら駄目だよ。
「韓国がイチャモンつけてくるのは当然」という状況に。

謝罪して関係は改善しません。まず韓国人は納得しませんので。
で、これで終わったりもしません。
韓国は「真正性のある謝罪を」とふたたび言ってくるし、そうなればさらに嫌韓日本人は増えることになる。今までの経緯がそれを証明している。
韓国に対しては、今までの告げ口外交や慰安婦像設置などという反日外交が正しかったんだという間違ったメッセージを与えることになるし、謝罪はさらなる反日外交に走らせる呼び水になるでしょう。
日本の外交担当者はこういった日本人の国民感情を韓国側に説明すべきです。
日韓友好を望む人こそ、日本政府に謝罪するなと呼びかけるべきです。
それとも朝日新聞をはじめとするサヨクさんたちは、嫌韓日本人をもっともっと増やしたいんでしょうか。



韓国人のコメント

・自己反省せずに先進国にはなれません。
「自分のせいで」運動でも展開しなければなりません。


・バンドビルダーよ、まずあなたからやめて、その後に他の人にやめるように声をかけるのが正しい行動です。
あなたの言うことを聞き入れる韓国なんて誰もいませんので。


・その国はそんなふうにしているんだな程度として理解すればよいといつも考えています。
日本だけでなく、他の国の話についても。
また北朝鮮の場合も同じことでしょう。
相手に必ずこうすべきだとか、必ずこう話せとか、そういうことを叫ぶ政治家や宗教人は別として。
単にその国の人々は、そんなふうにして暮らしているというだけの話だ。
会話して、お互いに同意できないなら、それはそれでそういうことなんだろうというふうに理解するべきだ。


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