レベルが低くて幼稚な連合ニュースの「反日時事評論」

趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトから、おなじみバンダービルドさんのコラムです。

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レベルが低くて幼稚な連合ニュースの「反日時事評論」
 
連合の記事が示しているのは、人をあまりにも嫌いになると、最終的に、自分の思考体系が自分も知らない間にごちゃごちゃになってしまってしまう現象が発生する可能性があるということである。


聯合ニュースが21日午後に、「日韓関係を策略で解決できると思うのは誤算である」というタイトルで「時事評論」を書いた。
韓日関係を、善悪という枠組みだけで見る井の中の蛙式のコラムの典型だった。
反日に洗脳されているのは、記者などのジャーナリストも例外ではないことをよく示している記事であった​​。

見てみよう。
聯合ニュースは、「最大の懸案である韓日首脳会議を成功させる為である」と書いているが、今回の谷内局長の訪韓の主目的は、首脳会談成功のためのものではなく、日本が集団的自衛権を反映させた新しい米日防衛協力(ガイドライン)についての理解を求めることにある。
すでに米日の当局者が韓国側に事前説明をしたが、既存の頑固さを捨てない韓国の態度が、韓米日軍事情報交流などにも支障をきたすほどになって、これを少しでも緩和させる努力の一環として、今回やってきたというのが事実だ。
もちろん韓日首脳会談のためという目的もあるだろうが、これは付随的である。
特使や親書、安倍首相の直接言及など、すでに会談に向けた日本側のレトリックは多かったので、会談のための努力のみというなら、今回の谷内局長の訪韓の意味は「One of Them」程度しかない。
韓日関係を域内安全保障などの大きな枠組みのなかで眺めることができず、ただ二国間の単純な好き嫌いの次元でしか見られない、韓国人の井の中の蛙式の思考が、こんなふうに「会談」という限られたことにだけ執着させているのだ。

あわせて連合は、「朝日新聞が20年以上前の慰安婦報道誤報を認めた後、『日本軍慰安婦強制動員はなかった』という国内外の宣伝戦を強化している。日本外務省の佐藤地人権インド大使が14日、慰安婦強制動員と関連して、日本の責任を問う国連のレポートを作成したスリランカの法律家のクマラスワミ元国連特別報告官に会って、レポートの変更を要求したことが代表的な例だ。日本が過去の問題について逆行した行為をしながら、厚かましくも日韓首脳会議を要求している…」と書いた。
日本政府の宣伝活動や、クマラスワミさんへの誤報に関する修正要求は、新聞社の明確な誤報認定にともなう妥当な措置と見られる。
地球上のどこの国でも、このような状況(国の立場)であれば、その場で取るべき措置だということができる。
フォローアップもせずにじっとしているとすれば、むしろ奇妙なことではないか?
明らかな誤報なのに「他の国なら構わないが、日本だからいけない。日本はそのまま誤解を受け続けて生きていかなければならない」というような韓国側の態度は、非常識的なものと見られる。

連合はまた、「慰安婦などの過去の問題で、国内の支持層の結束を図りながら…軍事力の増強に拍車をかける日本…大陸進出に向けた島国国民の隠れた本性を一つにまとめ、北東アジア盟主に浮上したいのが安倍の日本…」と書いた。
慰安婦などの過去の問題は、すでに終わった問題なので、未来を目指そうというのが日本の立場である。
「慰安婦などの過去の問題で国内の支持層の結束を図りながら」という部分は、率直に言って、私たち韓国について言える話ではないかという思いもする。
また、中国の飛躍的な軍備増強については何も言えないのに、これに備えようとする側(日本)を非難するのは、最低限のバランス感覚も備えていないという証拠である。
「大陸進出に向けた島国国民の隠れた本性」という表現は、普段からの日本に向けた憎悪(国籍差別)がよく反映されている表現であり、「ヘイトスピーチ」のようなものと見られる。
「島国」「国民」「本性」などの表現は、偏見に満ちた一般化のエラーをもたらしやすい。 

連合は、「谷内局長は、人を悪知恵で騙そうとすれば、自分がその悪知恵に騙されるという平凡な真理から悟らなければならない。隣国を蔑視して、相手の弱点を利用しても、強制的に友好国を作ることはできない」という強硬な表現を動員して書いているが、谷内局長の「人を騙そうとする悪知恵」がどのようなものか、簡単に予想できるような事例を一つも提示できずにいる。
「悪い奴」と断定しているのに、その正当な理由を一つも述べていない。
「日本は悪い」という固定観念がもたらした感想文の一部である。

「日本が韓国を敵国にしたいと考えていないなら、二重外交戦略を放棄しなければならない。」とも書いている。
ところが、相手を敵国だと考えているのは、日本ではなく韓国の方がはるかにひどい。
現実的に、一部の韓国人は、日本を敵国にしたいという考えを持っているようである。
なお、「二重外交戦略を放棄しなければならない」といったが、この言葉は北韓と交渉している日本のことだろうが、米国と中国との間で、国家安全保障を担保にして非常に危険な賭けをしている韓国にこそもっと必要なアドバイスではないかという気がする。

「韓国民の反日感情がさらに高まり、両国の関係は回復不可能の状態に駆け上がる可能性もある。」という部分は、実際はこういうふうに書き替えてこそ妥当だろう。
「韓国人の反日感情は常に過剰な状態なので、大きな変数にはならないが、日本国民の嫌韓感情が本格化すれば、両国関係は回復不可能の状態に駆け上がる可能性がある。」

「率先半分要求半分のなか、密着構図が形成されれば、日本は北東アジアで孤立の憂き目に転落する可能性もある」という部分は、典型的な井の中の蛙式の思考をよく示している部分である。
韓中間の密着構図が形成されたら日本が孤立するという聞き覚えのある小説は、実に幼稚である。
率直に言って、韓中間の密着構図が完全に形成された瞬間に、韓国は米国からはもちろん、複数の友好国から疎外される可能性を覚悟しなければならないのが正直な現実である。
相手(日本)があまりにも憎くて、相手がいないことを願う心が走りすぎるせいで、自分が完全に滅びてしまう可能性のあるリスクには鈍感になるようだ。

「永続的な韓半島分断の状態を念頭に置いた日本」という部分は、「日本は決して朝鮮半島の統一を望まない」という根拠のない反日認識をあらわしている表現である。
韓半島が平和的に統一され、北韓リスク(核など)から抜け出そうというのが日本の立場である。
これは、日本にとって利益である。
これは常識レベルの話だ。

結論として、このような連合の記事が示しているのは、人をあまりにも嫌いになると、最終的に、自分の思考体系が自分も知らない間にごちゃごちゃになってしまってしまう現象が発生する可能性があるということである。
さらに、過度の反日がもたらすこれらの現象(思考体系ごちゃまぜ)は、結構たくさん学んだと思われる記者のような人も例外ではないということも、如実に示している。

バンダービルド

引用ソース
http://www.chogabje.com/board/column/view.asp?C_IDX=58002&C_CC=BC

*連合ニュースが幼稚というより、韓国メディアの大半が同じような「日本絶対悪」という前提の上で幼稚な記事を書いてます。 
更にこれが韓国のメディアだけの問題かというと、そうではなく、メディア以上に「パククネ政権」が、そういった外交をもくろんでずっと突き進んでいました。 
その証拠は、パククネが最初に掲げた3つの軸からなる外交政策(「ユーラシア・イニシアチブ」「北東アジア平和協力構想」「韓半島信頼プロセス」)と、その後の一連の歩みです。
一連のそれらから、「日本」がすっぽり抜けていました。

■北東アジア平和協力構想
「米中でバランス外交。G2の橋渡し+調整役をして位相を高める韓国。米中には歴史問題で日本に圧力をかけまくってもらい、日本が韓国に頭が上がらないようにさせてやる」
■韓半島信頼プロセス
「私の言うことに北は従いなさい。そうすれば見返りをあげましょう。で、統一へ」
■ユーラシアイニシアチブ
「韓国からロシア、中国、ヨーロッパのほうまで線路繋いだりエネルギー資源のパイプ引いたりしてWIN-WINで仲良く!(日本は除け者)」

↑だいたいこんな感じの構想。
あ、日本の役割は抜けてたんじゃなく、正確にいうと、「歴史問題で世界中から孤立した日本は、韓国に這いつくばって謝罪し、媚を売る」という「役割」を与えてくださってましたね~
で、日本にその「役割」を果たさせるべく、パククネは精力的に世界中で告げ口外交をしてまわってました。米国に次々に慰安婦像が建ってたのも、その一貫です。中国と歴史問題でどんどん協力もしてました。
構想からも、現実の歩みからも、どっちからも、はっきりその「事実」が分かる。

なにが言いたいかというと、この動きはなかなか軌道修正はできないだろうということです。
「一部の韓国人が突発的に異常な発想で外交をした」なら簡単に軌道修正できますが、そういうわけじゃなくて、実務にたずさわる政治家からメディアまで、保守進歩老若男女問わずその「絵」を信じて突き進み、さらに国民の多くもそれを支持し、パククネを「外交上手だ」と誉めたたえていたわけです。
最近ちょっと変化したかに見えますが、実際のところは「米国のご機嫌伺い」をはじめただけであって、「日本の反発がマズイ」という意識はほとんどありません。
その理由は、反日はもはや「手段」ではなく、「目的」になってるから。
米国のご機嫌伺いのためにちょっと日本にすり寄ったとしても、いつでもチャンスさえあれば「目的」を達成できる方向へと進むだろうと思います。



韓国人のコメント


・同感です。ありがとうございます。


・何度言えば分かりますか? 
韓国で最も頭のいい人は貿易など対外国関連事業に、その次は科学技術に、その次に判事や検事や弁護士、その次は医師に、その次はコンピュータ事業に、その次は新しい営農技術に、残りが新聞記者やマスコミ人となるのが韓国の過去30年来の新しい傾向です。 
韓国開花時期のジャーナリストを思い出して、今のマスコミも同じだと考えるなら、そう考る人が間違っています。
昨今の新聞の社説を読んでいると、この社説を書いた人が小学校を正しく出たのかと思うような社説が3分の2を超えています。 
今の韓国から消えなければならないランキングは、1番目が国会で、2番目がマスコミです。
残りは少しずつ修正していくだけでなんとかなるが、両者は修正できません。 
これらを言論と呼び、これらの言論に合致するような政府を置いていては、この国の将来の運命が激しく危険で有害です。 
今の国際状況で中で、不快な面があるとしても、日本との協力は大きな仕事のために不可欠なものなのに、それが分からない国会やマスコミの井戸の中のオタマジャクシ(もはや蛙でもない)の考え方に、もう疲れてしまいました。 
大・中・小を区別することも、緩急も、知らずにいます。 
話が聞き取れるだけでマシなほどです。


・100回同意します。
こういう内容のコラムが新聞に掲載されてほしい。


・韓国のマスコミが北朝鮮を激しく非難するコラムを書けば、一部従北勢力を除いては、多くの共感を得るし、客観性を評価できます。
でも日本を非難するコラムを読んでいると、そのあまりの偏狭性と、私たちだけが優秀で優れているという民族主義的な感情に、眉をひそめる場合が多いです。


さすが少数派サイト。
パククネが現代の閔妃なら、バンダービルドさんは現代の李完用でしょうか。


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